fanbox 豆と虎小说集

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Ya
yangxuexiao@126.com
Re: fanbox 豆と虎小说集
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くの一の淫術③

 早くも雄賀は十人衆のうち、二人の忍を失った。そんなことは露知らず、他の十人衆たちも雌賀へと潜入を果たしていた。
 雄賀玉隠れ十人衆の中で最も遅漏の忍、玄武も標的に狙いを定めていた。
 玄武が踏み出そうとしたその瞬間、玄武は体が動かないことに気付いた。

「なんだ、これは?」
「それは私の淫糸の罠に落ちたからだよ」
「だ、誰だ」

 玄武の背後から声が聞こえた。咄嗟に振り返ろうとした玄武だが首も思うように回らない。

「慌てなくても名乗るよ。ボクはなごみ。雌賀漫湖谷十人衆がひとりだよ」
「ちっ、こっちにも十人衆がおったのか」

 玄武が目を付けていた十人衆と思しき忍の姿は既に消え失せていた。

「あの子は囮だよ。君ら雄賀玉隠れ十人衆を誘き出す為の餌。君はそれにまんまと食いついたってわけ」
「ちっ、ぬかったわ」
「言っておくけどイカセ合いのことは既にボクらは承知しているよ」
「……なんのことだ」
「白を切るのもいいけどね。雌賀漫湖谷十人衆を甘く見たからだね」
「それで、これからどうするつもりだ。言っておくがわしはそう簡単にはイカぬぞ」
「そうだねー。ボクの淫糸で君の体の動きは封じているわけだし、ボクの蜜壺でさっさと搾り取ってあげようかな」

 そう言うとなごみは下を脱ぐと、玄武の前に姿を現した。見た目はかなり幼い。かなりの童顔で、子どもを相手にしている気分になってくる。

「さあ、君のイチモツを見ようかい」

 なごみが舌なめずりをすると、玄武の下着が勝手にずり落ちた。これもなごみの操る淫糸のなせる業なのだろうか。

「情報は既に手に入れている。だから君はここでボクにイカされて終わり。覚悟しなよ」
「ぐっ……」
「挿入れるよ」

 そう言ってなごみは自らの蜜壺の中へ玄武のイチモツを誘っていく。

「んん……」

 小さく喘ぎを漏らしたなごみだが、その蜜壺の中は既に愛液でぐっしょりと濡れていた。
 玄武はと言えば喘ぎを漏らすこともなく、真顔でなごみを見つめている。

「ん……ふ、不愉快だな。表情ひとつ変えないなんて。ボクの中が気持ち良くないのかい?」
「こんな稚児のような蜜壺に、声を上げるほどのことはないわ」
「言ってくれるね……その顔を快感で歪めるのが楽しみだよ……」

 そう言うとなごみは騎乗位で腰を振り始める。確かに淫糸により、玄武の体の動きは封じられている。しかし、それでも玄武には女をイカせることができる手段があった。
 忍法・包亀の棒。イチモツの包皮を伸ばし、弛ませることによって性感帯への刺激を無くす必殺の防御忍法。本来、男がもっとも敏感とされている亀頭部分を伸びきった包皮が包み込み、刺激から守っている。外部からの刺激には無敵状態であり、いくら名器が相手とはいえ、挿入戦で玄武に勝てる相手はいないだろう。

「んんっ……んあっ……こ、こいつ……全然感じてる素振りがない……」
「どうした。この程度でもう感じているのか。雌賀の十人衆は感じやすいのだな」
「お、己……あ、あぁぁぁぁぁん……」

 玄武の自由を封じている為、なごみは自分で腰の動きを調節できるおかげで、まだイカずに堪えることができているが、これが玄武におもいっきり腰を振られていたら今頃達していただろう。

「かくなるうえは」
「む?」

 なごみは挿入戦で玄武をイカせることを諦め、蜜壺からイチモツを引き抜いた。

「どうした、雌賀者。真っ向勝負から逃げるのか?」
「ボクらは忍だよ? 武士じゃない。どんな手を使っても勝てばいいんだ。それが忍の戦い。知ってるだろ?」
「ふん、抜かしおるわ」
「確かに君のイチモツは凄いね。残念ながらボクの蜜壺じゃかなわない。なら、手淫や口でやるやり方もある。どちらにせよ、君が窮地であることにかわりはない」

 確かに、動きを封じられている玄武にできることは限られている。だが、我慢は玄武の最も得意とするところ。持久戦こそ、玄武の本領が発揮できる戦いだ。玄武は生まれてこの方、射精をしたことがない。自慰行為で射精寸前まで追い込み、やめるという地獄のような修行を毎日繰り返してきた。ゆえに、手淫だろうがなんだろうが玄武を射精させることはかなわないだろう。

「じゃあ、手で責めてあげるよ」
「かかってこい」

 なごみは手で玄武のイチモツを扱き始める。玄武は時間を稼ぐことにした。なごみが再び挿入戦に持ち込まない限り、玄武に勝機は訪れない。ここは仲間の助けを待つのが最善の手。なごみに玄武を射精さえる手段はないだろう。そう方針を固めた玄武はひたすら耐える戦法に出た。
 それからしばらく、なごみの手淫による責めが展開されるが、玄武は一向に声を上げないし、イチモツも震えない。それどころか、先走りも漏らすことなく、ただ雄々しく反り返っていた。

「ちっ、なんて我慢強い男だ。これじゃ埒が明かない」
「わかったか。雌賀者ごときにイカされるわしではないわ」
「参った。参ったよ。ここまでとは思わなかった」

 なごみは両手を上げて降参の意を示す。

「ならさっさと拘束を解け。一瞬でイカセてやるぞ」
「いいや、イクのは君だ。……正直、これは疲れるし時間がかかるしでやりたくはなかったが、やむをえまい」
「ん?」

 なごみの姿が玄武の視界から消えた。

「逃げたか」
「いいや、今からとっておきの業で君をイカセてあげる♡」

 不意に背後から耳に声を吹きかけられ、玄武はたまらず体を震わせた。

「君のような我慢強い男もイカせる、とっておきの業を見せてあげるよ」

 なごみが怪しく微笑み、舌なめずりをした。

「……っ⁉」
「イチモツは相当鍛えたようだけど、ここはどうかな?」

 なごみの小さな指が、玄武の胸の突起を弾いた。強烈な快感が体中を駆け巡り、玄武は体を震わせた。

「おっ、いい反応だ。これならそう時間はかからないかもしれないね」

 歓喜の声を上げたなごみは、両手で玄武の胸をまさぐり始める。

「うっ……き、貴様っ……あっ……」
「イチモツに触れていた時よりもいい声で鳴くじゃないか。ここは弱いみたいだね、雄賀のおっさんよ」
「あっ……く、くそが……お、おぅ……」

 カリカリカリカリ……カリ……カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……きゅっ……

 指で胸の突起を弾かれ、時には抓られ、玄武はたまらず声を漏らした。

「ほら、イチモツも震えてるよ。あ♡ 皮の隙間から透明な汁が漏れてきてる」
「ば、馬鹿な……」
「信じられないかい? なら見せてあげるよ。ほら、よく見な。これが君の漏らした先走り汁だ」

 なごみはイチモツの先に光る先走り汁を指で掬うと、見せつけるように玄武の鼻に塗りたくる。

「自分の出した汁の匂いはいかがかな?」
「き、貴様ぁ……」
「あは♡ それにしても驚いたね~。君の漏らした先走りだけど、白いのがちょっと混じってる。精液も少しだけど出てるみたいだね」

 玄武は普段、限界ぎりぎりまで自慰行為を行い、射精を耐える。故に玄武のイチモツには吐き出せなかった精液が先走り汁となって漏れ出てきているのだ。

「ほら、もっとこっちをいじめてあげる。そのうちイチモツに触ってほしいってなると思うけど、絶対触ってあげないよ」
「うぁ……あ、くっ……うあぁぁぁぁ……」
「ピンって上向いてコリコリしてる。ボクに触ってほしくて期待してるのかな? ふふ、イチモツは鍛えることができてもこっちは無理だったかー。そりゃそうだよね、こっちを鍛えたらカ・イ・ハ・ツ、することになるもんねぇ」
「あっ……うぁ……くぅぅ……」

 巧みな指使いで乳首を責め立てるなごみに、玄武はなす術なく感度を高められていく。イチモツの外部からの刺激には滅法強かった玄武だが、乳首を責められることで内部に快感が溜まっていく。疼きだしたイチモツがせつなく震え、快感を訴えかけてくる。玄武にとってその感覚は、初めての経験だった。

「どうする? 射精しないイチモツがもし乳首の責めだけでお射精しちゃったら? きっとすっごく気持ちいいだろうねぇ」
「うあぁ……あっ……んんっ……」
「まあ、射精させなくてもイカせる方法はあるんだけどね」
「……?」
「脳イキ、だよ。射精と違って無限にイケるから、きっと快楽地獄に落ちちゃうね♡」
「や、やめ……」
「イってみよー!」

 カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……あっ……あんぁ……あひぃ……あっ、あっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……♡」
「あっ、イッたね。目の焦点が合ってない。とろんってなってるよ♡ どう、気持ちいい?」
「あぅ……」
「ぼーっとしちゃって。地獄はこれからだよ♡」

 カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……

「あぁぁぁぁぁん……あぅ……も、もう……やめてぇぇぇぇぇ…………」

 びゅるるるるる……びゅくびゅくびゅく……♡
 
「あはははは、すごいすごい、イチモツからびゅくびゅくーって白いのが漏れてくるよ」
「あがっ……あひゃ……♡」

 カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……カリカリカリカリ……

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ……♡ なんかくるぅぅぅぅぅぅ……イッちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ……♡」
「ほらイケ♡ ざぁーーーーーーーーこ♡」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ……♡

「あははははは♡ すっごいね、こんな射精見たことないよ♡ 今まで溜めてた分、最高のお射精できて良かったね♡」
「あが……がはっ……あひっ……♡」
「君はどんな男よりも最高に気持ちいいお射精だったろうね」

 白目を向いて気を失った玄武はもう意識を取り戻すことがないだろう。
 それぐらい溜めに溜めた初めての射精の快感は爆発的で、一気に受けたのだ。脳が焼き切れるほどの強烈な快感だ。もう脳が正常に機能することはない。
 玄武はイチモツを鍛えに鍛え上げ、外部からの刺激では決してイカぬ強靭なイチモツを作り上げたが、内部からの責めにはあっさりと屈してしまった。

「雄賀玉隠れ十人衆がひとり、玄武。討ち取ったり」

 こうしてまた一人、雄賀の忍が命を散らせた。


雄賀
 ・千賀国光(せんがくにみつ)
 ・獅子吼(ししく)
 ・糸師(いとし)
 ・名無(ななし)
 ・九条(くじょう)
 ・王玉(おうぎょく)      ✕
 ・蜂矢六助(はちやろくすけ)
 ・指宿(いぶすき)
 ・玄武(げんぶ)        ✕
 ・蚊沼(かぬま)        ✕

雌賀
 ・お闇(おやみ)
 ・朱音(しゅのん)
 ・なごみ(なごみ)
 ・ジェシカ(じぇしか)
 ・お海(おうみ)
 ・夕霧(ゆうぎり)
 ・雨宮(あまみや)
 ・ゆかり(ゆかり)
 ・笹鳴(ささなき)
 ・お涼(おりょう)
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勇者を誘う罠

魔王討伐を目指して、俺たち勇者一行は旅をしていた。
だが、魔物の群れに襲われ、パーティーはちりじりになってしまった。
もう3日も合流できておらず、この深い森の中をさ迷っていた。
たった1人で野宿を続けている為、体力は限界に達しており、俺は精神的にも疲弊していた。

「一晩でいい。どこか落ち着いて休める場所があれば……」

 夜の森での野宿は魔物に襲われる危険が付きまとう。神経を尖らせている為、まったく心が休まらないのだ。
 森をさ迷っていると、明かりが灯っているのを見つけた。俺は砂漠でオアシスを見つけた心持ちになった。
 明かりの方へ向かうと、一軒の山小屋が立っていた。俺は息を整え、山小屋の扉をノックする。

「はい、どちら様でしょうか」

 扉が開き、現れたのは若いシスターだった。金髪に青い瞳が印象的で、とてつもない美人だ。

「夜分遅くに失礼。俺は魔王討伐を目指して旅をしている勇者のマルスという。魔物に襲われ仲間と逸れてしまって……一晩泊めてくれないだろうか」
「まあ、勇者様ですか。それはご苦労様です。ええ、いいですよ。こんなところで良ければゆっくり休んでいってください」
「助かる」

 山小屋に招き入れられた俺は、暖炉の前に腰を下ろす。

「助かったよ。もうへとへとだったんだ」
「それはそれは……お疲れ様です」
「ところで、シスターさんの名前を聞いても?」
「アリシアと言います」
「ありがとう。アリシアはこんなところで何をしてるんだ?」

 こんな森の深部に若い女性が1人というのは不自然だ。魔物が多くとても危険だし、何か事情があるのだろうか。

「私はこの森にある教会の管理を任されていまして。普段からこの森に常駐しているんです」
「こんな森に教会ですか……」
「ええ。私の仕事は魔物と戦う方々を癒すこと。森で迷われた方を保護して癒してさしあげるのです」
「でも、こんな森に若い女性がたった1人で危険じゃないですか?」
「ご心配ありがとうございます。ですが、私はこれでも高い魔力を持っていまして、魔物の扱いにも心得があるので。この森の危険な場所も把握していますし、危険地帯に足を踏み入れるようなこともしませんので」
「そうですか。この森に詳しいのですか?」
「ええ。勇者様のお役に立てると思いますよ」

 笑顔で頷くアリシアに、俺は安堵の息を漏らした。

「助かります。仲間も探さなくてはならないので。正直一人では心が折れかけていました」
「大変だったのですね。さあ、勇者様。お湯の準備ができています。先に汗を流してはいかがでしょう」
「ありがたい。ではお湯お借りします」
「どうぞ、ふふ」

 アリシアに誘われるまま、浴場へと向かう。防具を外し、衣服を脱ぎ捨てて浴場へと入った。
 お湯で体を流し、体を清める。石鹸まであるのはありがたいな。俺が一息ついていると、背後で扉の開く音がした。

「あ、アリシアさん⁉」
「ふふ、勇者様。私がお背中お流ししますよ」

 思わず顔を背けた俺だが、アリシアが露出させた肌が目に焼き付いてしまった。一応布で大事な部分は隠してはいるが、男の俺には刺激が強い。ましてや旅の途中、女と交わることなど皆無だったのだ。色々と溜まってしまっている状況でこれはきつい。

「さあ、勇者様。リラックスしてくださいね」

 ゆっくりと、優しい手つきでアリシアが手で背中を撫でてくる。石鹼を泡立たせ、滑りのよくなった手が俺の背中に直接触れるたび、俺は思わず体を跳ねさせた。

「申し訳ございません。くすぐったいですか、勇者様」
「すまない。せっかく好意で洗ってくれているのに」
「かまいませんよ。私の仕事は旅人を癒すこと。たっぷり癒されてくださいね、勇者様」

 そう言うと、アリシアは持っていた布を床に落とした。露わになった双乳は、女性を強くアピールしていた。俺には刺激が強すぎる。俺は目をぎゅっと閉じ、アリシアから目を背ける。
 アリシアがそっと背中に胸を押し当ててきた。柔らかな感触が背中に伝わり、俺の股間がむくむくと大きくなっていく。

「あ、アリシア……」
「なんですか、勇者様」
「胸が、当たってるぞ……?」
「勇者様は大きな果実はお嫌いですか?」
「……いや、それは好きだが」
「なら、遠慮なさらず」

 そう言って胸を押し付けながら俺の背中を洗うアリシア。心地よい感触が背中いっぱいに広がり、幸福な気持ちが心を満たしていく。

「さあ、次は前も洗わないといけませんね」
「うおっ……」

 アリシアが俺の前へ体を入れてくる。アリシアの素晴らしい身体が視界いっぱいに広がり、俺はその豊かな乳房に目が釘付けになる。

「勇者様。遠慮なさらず。さぁ……」
「あぁ……」

 アリシアに手を持たれ、おっぱいへと誘われる。

 ふにょん。

 手のひらに伝わってくる極上の感触が、俺の脳内を溶かしていく。
 気付けば、俺は欲望のままにアリシアの胸を揉みしだいていた。

「ふふ、必死な勇者様、かわいいです」

 アリシアは優しく微笑むと、俺の硬く反り返ったちんぽを指で撫でた。

「あっ……!」 
 
 びくん!

 大きく脈打ったちんぽからどくどくと我慢汁が溢れ出す。

「これは、相当溜まっていらっしゃいますね」
「いや、これは……」
「人々のため、必死で戦う勇者様……女と遊んでいる暇などありませんもんね。ですが、私はそういう方々を癒してさしあげるのが仕事です。遠慮なさらずすっきりなさってくださいね」
「アリシア……あっ……」

 天使のような微笑みを浮かべたアリシアが、巧みな手つきで俺のちんぽを扱いてくる。
 き、気持ち良すぎる……
 旅の途中、自分で慰める暇もなく、溜めに溜めていた影響も多少はあるのだろうが、それにしてもアリシアの手つきはプロを思わせる熟練の手つきだった。まるでどう扱けば俺が感じるのかがわかっているかのように、全てを見透かされているかのように絶頂へと導かれていく。この快感には決して抗えない。あまり早いのは男の沽券に関わるので、俺はできるだけ耐えようとするが、アリシアの手がそれを許してはくれない。

「ああ……ダメだ♡ も、もう……♡」
「ふふ、もう、ですか? 早いですね。いいですよ♡ 思いっきりびゅーってしちゃってください。他のお仲間たちとように♡」
「へっ……?」

 おかしな物言いに疑問を抱き、アリシアを見る。アリシアの目が怪しく光り、口の端をいやらしく吊り上げていた。
 わ、罠だ! このまま射精しちゃまずい……!
 俺は咄嗟に射精を我慢しようとするが――

「無駄です♡」

 アリシアの本気の手コキが、男にトドメを刺す手の動きが、俺の我慢を打ち砕いた。

「ああっ、くそっ……♡ あぁぁぁぁぁぁぁ……イクっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡


 栓を抜いたホースのように激しい射精だった。俺は噴き上げる精液を見つめながら、脳が擦り切れそうな快感に耐えていた。
 やがて長い射精が終わり、俺は体に紋様が浮かび上がるのを確認した。

「こ、これは……淫魔の……くそっ、嵌められた!」
「ふふ、イッちゃいましたね、勇者様♡」

 淫魔の淫術。それは淫魔に1度イカされることで発動する術で、術にかかった者はこれ以降淫魔に攻撃することはできなくなる。唯一残された攻撃手段は、淫魔を愛撫すること。淫魔をイカせることができれば術は解けるが、この術に陥った者は魅了状態であり、淫魔に勝つことは困難だ。そしてこの状態でイカされる度にレベルが吸い上げられてしまう。

「さあ、勇者様。私とエッチな勝負ですよ♡ 負けたらお仲間と同じ運命です♡」

 正体を現したアリシアが微笑みかけてくる。
 お尻から尻尾が現れ、目が青く光っている。

「お前が、俺の仲間を……」
「そうですよ。美味しくいただきました♡」

 仲間たちがやられていた。その事実にショックを抑えきれない。
 だが、俺は負けるわけにはいかない。絶対に勝つ。勝って仲間を弔うんだ!

「さあ、始めましょうか勇者様。エッチなゲームを♡」
 
 アリシアがゆっくりと近づいてくる。
 俺は抵抗しようと体を動かそうとするが、物凄く体が重い。

「無駄です。勇者様。魅了状態では思い通りに体は動かせませんよ♡」

 得意げにそう語るアリシアにあっさりと懐に潜り込まれた俺は、尻餅をついた。
 
「敵に塩を送ってあげます。勇者様は私の責めに耐えるんです。魅了の効果が切れれば、勇者様も私にエッチな技で反撃できますよ?」
「絶対に耐えて見せる!」
「ふふ、意気込みはいいですね♡ なら、私も楽しませてもらいますね。はぁむ……れろぉ」

 アリシアは俺のちんぽを咥えこむと、長い舌で竿を舐め上げた。
 それだけで味わったことのない感覚が全身を駆け巡り、俺は体を震わせた。

「ふふ……じゅる……淫魔の舌技、勇者様に通用するでしょうか……はぁむ……じゅぽぽぽぽ……れろぉ……じゅちゅ」
「うっ……はぁぁ……あっ……あぁぁぁ……」

 素晴らしすぎて溜め息が漏れる。まだ亀頭を刺激されていないにも関わらず、俺は射精感がこみ上げてきていた。こんなの人間の娼婦と次元が違う舌使いだ。男の精を搾り取る為にいる魔物。

「あはぁ……んんっ……もう、びくびくーってしてきましたぁ♡ もう無理ですか、勇者様ぁ?」
「くっ……おぅ……あぁぁぁ……まだ……あぁぁぁぁぁ……♡」
「このカリ首の部分を……れろれろれろぉ……」
「あぁぁぁぁぁぁぁっ……!」
「裏筋を、んあぁーん……れろぉ……」
「あっ……や、やばい……」
「トドメです♡ 長い舌でバキュームです♡ あう……じゅっちゅ、じゅっちゅ、じゅっちゅ、じゅっちゅ、じゅっちゅ、……♡」

 淫魔特有の長い舌を活かした舌コキ。長い舌を俺のちんぽの竿に巻き付けて、上下させながら吸い上げる高等テクニック。人間では再現難易度の高い大技に、俺のちんぽはあっさりと屈した。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……く、くっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー……ぴゅる…………ぴゅるるるる……………

「んぐっ……♡ んぐっ……♡ んぐっ……♡ じゅちゅるるるる……ぷはぁ…………美味しい♡」

 俺のちんぽを解放したアリシアの口の端から、精液がつーっと流れていく。それを指で掬うと、長い舌で舐めとった。

「勇者様、弱いですね♡ あっさり私の勝利です。勇者様のレベルを吸い上げちゃいました♡」
「くっ……」
「安心してください。まだ魅了が解けるまでには時間があります。このままどんどん負かせてあげます♡」
「ふざけるな! これ以上レベルは吸わせないぜ……!」
「ふふ、果たしてそれはどうでしょうか。目がとろんってなってますよ♡」

 アリシアの言うとおり、俺の頭はぼーっとしていた。

「次は人間にはできない責めをしてみましょうか♡」

 そう言うとアリシアは尻尾を俺のちんぽに伸ばしてきた。

「くっ……!」
「尻尾で扱かれるのって初体験ですよね♡ 尻尾からぬるぬるの潤滑油が出るんですよ♡」
「うあっ……」

 アリシアの言うとおり、大量の潤滑油が分泌され、俺のちんぽを瞬く間にぬるぬるにした。

「どうですか? 潤滑油のお風呂です♡ 人間のおまんこなんかよりはるかに気持ちいいですよぉ♡」
「あぁぁぁぁぁぁ……♡ なにこれやばい……♡」

 ちんぽが灼熱のどろどろ風呂に入れられたような錯覚を起こした。アリシアの尻尾から分泌される潤滑油が、とても熱い。じゅぽじゅぽと音を立てながら、激しく扱かれる。アリシアの言うとおり、女性器に挿入れた時と非にならないぐらいの気持ちよさだ。

 じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ……

「こ、こんなの無理ぃぃぃぃぃ……♡ 無理無理無理ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ……♡」
「いいんですかー勇者様ぁ。負けたら貯めたレベルぜーんぶ吸われちゃうんですよぉ♡ 勇者様がそんなでいいんですかー?」
「くそっ……♡ だってこんなの、我慢できるわけ……♡」
「ふふ、いいですよぉ。私の尻尾に負けちゃってください♡ 勇者様の大事なレベルぅ、私にたくさん貢いでくださーい♡」
「あぁぁぁぁっ……負けるぅぅぅぅぅぅ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー……ぴゅる…………ぴゅるるるる……………

「はい、また私の勝ちです♡ レベルいただいちゃいますね」
「うあぁ……く、くそっ……」

 尻尾コキ……恐ろしい技だ。次にこれを使われても、俺は我慢できる自信がない。

「勇者様のおちんちん、弱すぎて話にならないです笑 もう次で一気に射精させてレベル全部吸っちゃおうかな」
「ひ、ひぇ……」

 怯える俺を余所にアリシアはその豊満なおっぱいをさらけ出す。そして、そのおっぱいであろうことか俺のちんぽを挟み込んだ。

 むにゅぅぅぅぅぅぅぅぅ……

「あぁぁぁぁぁぁぁ……♡ な、なにこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……♡」
「どうですかぁ、淫魔のおっぱいは? 人間のおっぱいと違って柔らかくて張りがあって、おちんちんに吸い付いてくるでしょう? 男の精を搾りだす為のおっぱいですから、人間の男が耐えられるわけないですよ笑」
「た、耐えてみせ……あぁぁぁぁぁ……無りぃぃぃぃぃぃ♡」

 パンパンパンパン……パンパンパンパン……パンパンパンパン……

「あ、もう出そう♡ ほんと人間のおちんちんはザコですね♡ いいですよ、ぴゅっぴゅしちゃってください♡」
「イクイクイクイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…………♡」 

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ……♡

「あが……がはっ…………」
「ふふ、ぜーんぶ吐き出しちゃいましたね♡ 勇者様の冒険はここで終わりです。お疲れさまでした♡」

 俺は目の前が真っ暗になっていくのを感じる。全てのレベルを吐き出した俺では、最早この淫魔には勝てないだろう。俺は自らの運命を受け入れ瞑目した。

「ふふ、勇者みたいな強い相手はこうやって倒すのが一番です♡ 魔王様、褒めていただけるかしら。これからも有力な勇者たちを狩って魔王様に献上しましょう♡ 所詮は人間の坊や。私の敵じゃないわ♡」
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新入部員の実力診断模擬試合

俺、田中輝一はバトルファック部の部長を務めている。今日は新入部員の実力を計る模擬試合が行われる。
 新入部員たちが部員たちと一斉に試合を行い、その試合内容や対戦結果を記録するイベントで、我が部の恒例行事となっていた。
 当然、部員である俺も参加するし、部長である俺は新入生から指名が殺到したわけだが、抽選の結果、岸本静香という女子との対戦が決まった。

「輝一先輩、今日はよろしくお願いします」

 部活が始まってすぐ、見慣れない女子が挨拶に来た。ウェーブがかった髪に大きなおっぱいと大きなお尻がチャームポイントのむっちり系女子だ。
 恐らく、彼女が今日対戦する岸本だろう。

「ああ、よろしくな。模擬試合だからといって君らの実力を測る目的で行われる試合だ。本気で臨むようにな」
「わかってます! せっかく部長の輝一先輩と対戦できることに決まったんですから、本気を出さないと他の子に怒られちゃいます」
「いい心がけだ。それじゃ準備ができたら第3リングに来い」
「はい!」

 うちの部は学校で一番優遇されている。バトルファック部は全国にも出場している強豪で、プロも排出している名門校だ。練習場所は大型の建物が用意されており、各リングはそれぞれ外からは見えない仕様になっている。おかげでこの新入部員の実力診断模擬試合も、対戦する二人だけの空間ですることができ、新入生の緊張を解すいい環境になっている。

「一応、対戦する岸本についての事前情報に目を通しておくか」

 俺は対戦する岸本のプロフィールに目を通す。

「バトルファック経験は中1からか。大会での成績は全て初戦敗退。推薦枠じゃなく一般入試でうちの高校に入ったのか。しかし、この実績でよくうちの部に入ろうと思ったもんだ。おまけに対戦相手に俺を希望してるし」

 俺は苦笑しながら頭を掻く。このプロフィールを見る限り俺の相手にはならないだろう。まあ俺と対戦が決まって嬉しそうにしていたからな。胸を貸してやるつもりで俺も本気で応えようか。

 それから準備運動を終え、部員たちはそれぞれ各リングに移動する。ちなみにこの模擬試合はセルフジャッジで行われる。一番は新入生がリラックスしてぶつかっていけるようにとの配慮だ。あくまでこの模擬試合は新入部員の真の実力を測るためのもの。俺たち先輩は試合をしながら新入部員の実力を分析する役目もあるのだ。

「あ、輝一先輩! 待ってました! よろしくお願いします!」

 既にリングで俺を待っていた岸本は快活な笑顔で頭を下げた。

「ああ、待たせたな。それじゃあ、さっそくやろうか」

 部屋の鍵を掛け、外から誰も入ってこれないようにする。これでこの空間は俺と岸本の二人きりの空間となった。
 俺と岸本は衣服を脱ぎ捨てリングに上がった。
 岸本と向かい合い、その体を観察する。
 大きなおっぱいは武器になるな。あとお尻が大きいのも使い道がある。手コキやフェラといった技術を必要とするものと違い、はじめから男をイカせることができる武器になる。おっぱいやおしりや膣は、天賦の才で練習ではどうにもならない部分だからな。岸本はその点、おっぱいとお尻はいい物を持っている。うちの練習を積めば、化けるかもしれん。

「うわぁ……やっぱり強豪校の部長だけあって凄い身体です。たくましいしおちんちんもおっきぃ……私が中学で戦っていた男たちとは違いますね」
「一緒にするなよ。岸本はその男たちにも勝ててすらいなかったようだが」
「あは、やっぱり私の経歴見られてました? そうですね。確かに大会じゃ全く勝てませんでした」
「言っとくが、生半可な気持ちじゃうちの部ではやっていけないからな。死ぬ気で練習に励め」
「は、はい! がんばります!」
「それじゃ、早速模擬試合を始める。ルールは高校のバトルファックの公式ルールに基づく。2度の絶頂でKO負け。試合時間は60分。暴力行為は禁止だ。いいな?」
「了解です!」
「それじゃ、試合開始だ」

 俺がタイマーを押して模擬試合が始まる。
 俺はすぐに距離を詰め、岸本の手を掴んだ。

「きゃっ……」
「まずは小手調べからしてやろう」

 俺は逃げようとする岸本を力で引き寄せ、強引に唇を奪った。
 
「んちゅっ……⁉」

 俺は空いた手で岸本のおっぱいを揉みしだきながら、彼女の口内に舌を捻じ込んでいく。

「んんっ……!?」

 ここで防戦一方になるかと思われた岸本だったが、意外にも舌を巧く使い、俺の口撃に応戦してくる。実力の差に混乱せず、すぐに対応できるのは高評価だな。
 そこで、俺は違和感に気付く。岸本の舌の感触が他の女子たちと明らかに違う。

「ちゅぱ……んちゅぅ……」
「んぐっ……⁉」

 とてもザラザラしているのだ。舌がザラザラしている為、俺の性感ポイントへの刺激が通常よりも大きい。俺が責めていたはずなのに、いつの間にやら俺が岸本に責め返されていた。岸本の舌が俺の口内に侵入し、絡み合っている場所も俺の口内だった。まさかこの俺が新入部員相手にキスで後れを取るとは。
 それに岸本のキスは巧い。しっかりとした技術があった。俺が再び岸本の舌を押し返そうと試みるが、彼女は舌で壁を作りそれを阻止してみせた。まるで俺がどう責めてくるかを把握されているかのような対応だった。

「じゅちゅ……んんっ……」
「ぷはぁ……うっ……」

 気付けば、俺の口内は岸本に蹂躙されていた。ザラザラの舌が俺の舌をフェラする。その心地よさは今まで体験したことのない気持ち良さで、俺は軽く脳でイってしまった。

「くっ……」

 押され気味の俺は、慌てて岸本の唇から唇を引き離す。
 とてつもないポテンシャルを秘めた口内だ。あのザラザラの舌でちんぽを舐め回されたら……俺はそれを想像して体を震わせた。

「あっ、逃げられちゃいました。もっと輝一先輩とキスしたかったのに」

 名残惜しそうに岸本が指を舐めた。指に付着した涎が艶めかしく光り、俺の官能を刺激してくる。
 俺は気を引き締めなおし、岸本に対峙することにした。油断しているとやられるかもしれない。俺は最大級の警戒を払いつつ、岸本に向かっていった。

 岸本はおっぱいを強調するポーズをしながら俺を誘う。谷間を強調し、俺に隙を作ろうとしている。
 おっぱいの谷間に視線が吸い寄せられてしまうのは男の悲しい性であり、女子選手はそこを巧みに突いてくる。男が力で有利ならば、女は色仕掛けで有利な立てる。
 ここでの誘惑は効果的だった。なぜなら先ほどのキスの応酬の際、俺は岸本のおっぱいを堪能していたのだから。手に伝わってきた岸本のおっぱいの感触がまだ手に残っており、俺の判断を鈍らせる。

「隙ありです、輝一先輩」
「ちっ……」

 おっぱいの谷間に視線が釘付けになった一瞬の隙を見逃さず、岸本が体勢を低くしてタックルを仕掛けてくる。
 懐に潜り込まれた俺はそのタックルを躱しきることができず、まともにタックルを貰ってしまう。
 尻餅をついた俺を素早く押さえ込みに入る岸本。
 パイズリか……?
 俺がパイズリを警戒する中、岸本は冷静に俺に尻を向けた。その大きな尻に俺が気を取られている間にしっかりと俺の足を掴んで押さえつけた。

「むぐっ……」

 次の瞬間お尻が顔に迫り、俺の顔を圧殺する。そのとてつもない弾力に押しつぶされ、俺は呼吸を支配される。岸本の甘い女の香りが鼻腔を擽り、俺の脳を溶かしていく。

「おっきぃ……咥えられるかな? あむ……」
「っ……⁉」

 フェラだ。先ほど想像したフェラが現実のものとなってしまった。俺の巨根を咥えるのに多少苦労はしているようだが、すぐに俺のちんぽの扱いを心得たようだった。ザラザラの舌で俺のちんぽを扱き上げてくる!

「ぐぅぅぅぅぅ……⁉」

 想像以上にザラザラの舌が与えてくる快感は凄まじく、カリ首のあたりにザラザラが引っかかり、電流が流れたかのような快感が突き抜ける。それに岸本の舌は長いのだ。ちんぽにまとわりつくように包み込むその舌使いに俺は戦慄するほかなかった。その巧みな舌使いに俺はなす術なく、瞬く間に俺は先走りを漏らした。

「ふふ……しょっぱぁい……あん……じゅちゅ……じゅるる……」
「むがぁぁぁぁぁぁ……♡」

 顔は大きいお尻で圧殺され、ちんぽはフェラで扱き上げられる。完璧に押さえ込みが嵌まっていた。呼吸を支配されている為、体に酸素が行きわたらず、思うように力が入らない。弱まっていく俺の抵抗を感じ取った岸本は、仕上げとばかりにちんぽをしゃぶり上げる。

「じゅるるるるる……じゅっちゅ、じゅっちゅ、じゅっちゅ、じゅっちゅ……」
「うぐぅぅぅぅぅぁぁっぁぁうっぁ……♡」

 俺は最後の抵抗とばかりに岸本の尻肉を力任せに鷲掴んだ。その反応で、俺が射精することを悟った岸本がにやりと目を細めた。

 どぴゅるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー……ぴゅる…………ぴゅるるるる……………

「んぐっ……んんっ……んちゅ……んっ、んっ、んっ……じゅちゅ」

 岸本は俺がイっている間、その巨尻を俺の顔面にこれでもかと押し付け、窒息を味合わせてくる。そのあまりの気持ち良さに、俺は脳の絶頂も同時に味わった。予期せぬ岸本の追撃に俺は、心を折られる音を聞いた。

「じゅるるるるる……」
 
 岸本は俺のちんぽに残った精液を吸い上げると、ようやく俺顔面から尻を上げた。そして俺に向き直り、俺を見下ろした。

「れろぉ……ほらぁ……せんぱいららしたせーし……んぐ……こんなにありますひょぉ……」
「くっ……」

 舌で精液を転がしながら、俺にその様子を見せつけてくる岸本。俺が射精してしまった事実をしっかりと俺に植え付けてくる。この煽り方もポイントが高い。俺は岸本に高評価を付けざるを得なかった。フェラは一級品。お尻での窒息責めも効果的だった。極めつけはこの煽り。文句のつけようがない。男に敗北感を植え付けるにはもってこいの煽りだ。

「……れろぉ……ごくん……はぁ~、おいし♡」

 俺はただ茫然とその様子を見守っていた。呆気に取られていた。あまりにもエロすぎて。イッたばかりなのにすぐに俺のちんぽはフル勃起状態になっていた。男が何に興奮するのかを完璧に理解した行動だ。

「あっ、またおっきくなった♡ じゃあ、次はぁ……」

 そして俺が呆然としている間に岸本は次の行動を起こす。俺の股の間に上半身を挿し込み、あっという間にパイズリ固めの準備を整えてしまった。俺の思考能力が完全に奪われてしまっている為、俺は全く対処ができなかった。

「じゃあ挟んじゃいますね♡」

 むにゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……っ!

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……♡」

 俺は瞬く間に嬌声を上げた。絶対に捕まってはならないとわかっていた。それなのに期待してしまった。このおっぱいに捕まることを。心のどこかで期待してしまった。その時点で俺は負けていたのだ……

「輝一先輩にKO勝ちできちゃうなんて思わなかったなぁ」
「ぐっ……ま、まだ終わっては」
「え? 終わりですよ。こうなった男の人が女に勝ったことなんてないですよね笑」
「い、いや……」

 一瞬で論破されてしまった。パイズリ固めを決められた男の射精率は100%。これは公式試合の公的な記録だった。つまりこの体勢から射精を耐えきった男は0なのだ。

「それとも男の輝一先輩にありますか? 女の子のおっぱいに勝つ方法?」
「く、くそっ……」
「ふふ、無駄ですよ、そんなにじたばたしたって。腰に力が入ってませんもん。それにほら、足をバタバタしてるだけで先輩から抵抗を感じませんし。輝一先輩も期待してるんですよね? おっぱいでぶっこ抜かれるの」
「そ、そんなことは……」
「正直になりましょ? おっぱいに負けたいんでしょ……? ちゃんと正直に言わないと、パイズリしてあげませんよ?」
「…………」

 慈愛に満ちた岸本の目に見つめられた俺は、嘘を吐くことに罪悪感を覚えた。その瞬間、俺のタガが外れてしまう。

「おっぱいに負けたいぃぃぃぃぃぃぃ……! 思いっきりぶっこ抜いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……!」
「よく言えました。それぇ……!」

 ぱんぱんぱんぱん……ぱんぱんぱんぱん……ぱんぱんぱんぱん……ぱんぱんぱんぱん……

「あぁぁぁぁぁぁ……♡ 気持ち良すぎるぅぅぅぅぅぅぅぅ……♡ おっぱいに負けちゃうぅぅぅぅぅぅ……♡ イックぅぅぅぅぅぅぅ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ……

「うわ、めっちゃ出てるぅ♡ どんだけ出すんですか先輩♡」
「あっ……あぁ……」
「先輩……? あ、あれ? やりすぎちゃったかな。ちょっと先輩……先輩……」
「………………」

 俺は目の前が真っ暗になり、意識を失った。


「……あぁ……?」
「先輩、大丈夫ですか?」

 気付けば俺は岸本に膝枕されていた。俺はゆっくりと体を起こすと、岸本を見る。

「お前、めちゃくちゃ強いじゃないか。本当に大会で1度も勝てなかったのか?」
「あはは……実は私、極度のあがり症で……大会だと人前だからまったく動けなくなっちゃうんですよ……」

 岸本が苦笑しながら頬を掻く。
 なんてことだ。これほどの才能が大舞台で力を発揮できないなんて。

「なるほど。そういうことか……よし、俺に任せろ。お前が大舞台でも力発揮できるように、俺がコーチングしてやる」
「ほ、本当ですか……⁉」
「ああ、お前の才能は本物だ。俺が全国に連れてってやる」
「輝一先輩……ありがとうございます! お願いします!」

 俺に新しい目標ができた。新入部員に完敗したにも関わらず、俺の心は晴れやかだった。
 悔しい気持ちはある。だが、やり返す機会はまた巡ってくるだろう。できればこいつには大舞台でリベンジしたい。その為にも、まずは大舞台で力を発揮できるようになってもらわないと。

 俺はこれからの未来に想いを馳せ、拳を硬く握った。
伤心的雾子
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有点色,看了点,bf这个题材像那种slg的小游戏啊,就是通过选项与角色互动打架的,但是那种游戏故事比较模板,每个大差不差,分支剧情无比恶俗,小说观感还不错,有没有喜欢这个的,想翻点
Ya
yangxuexiao@126.com
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羽化

体育祭がやってきた。うちの学校の体育祭は、生徒全員が必ず競技に参加する必要がある為、俺もまた競技に参加することになったのだが……

「なんで俺がバトルファックなんか……」

 俺は憂鬱な気分でしかたがなかった。よりによって一番人気のないバトルファックにエントリーさせられた。体育祭の競技のなかで、バトルファックは最も人気がない競技だった。大勢の前で裸になり、イカせ合うのだ。そりゃ、誰もやりたくはないだろう。
 ちなみに、体育祭のバトルファックはバトルファック部の参加は認められていない。公平性を保つ為だ。バトルファック部員たちは他の競技への参加と審判が義務付けられている。
 俺はじゃんけんで負けた結果、バトルファックへの参加となってしまった。

「はぁ……」

 一応、バトルファックは体育の授業でやったことはあるが、それほど経験がある方じゃない。そもそも、俺は彼女がいたことがない。そういう経験自体乏しいのだ。
 勝てればまだいい。だが負ければ悲惨なことになる。大勢の見ている前でイカされる。つまりは射精させられるということだ。想像するだに恐ろしい。

「まあ、俺の対戦相手も地味な子だから、俺にも勝てるチャンスはあるだろうけど」

 対戦相手についても事前に調査済みだった。倉井真知。隣のクラスのいつもひとりでいる地味な女子だ。彼女も俺と同じく、人気のないバトルファックを押し付けられたのだろう。

『バトルファックに出場する選手のみなさんは、入場ゲートに集合してください』
 
 呼び出しの放送が流れ、俺は重い腰を上げて入場ゲートへと向かう。
 既に待機している対戦相手の倉井が目に入った。俺は倉井の横に立つと、話しかける。

「失礼するよ。俺は菊池。今日のあんたの対戦相手だ。まあ、お互いついてねえがよろしくな」
「あ、はい……く、倉井です。よろしくお願いします」
「バトルファックの経験はあるのか?」
「あはは、ないですよ。体育でちょっとかじったぐらいです……」
「だよな。まあ、お互い気楽にやろうぜ」
「はい」

 眼鏡をかけたおさげの地味少女。俯き気味ではっきりと顔が見えない。きっと緊張してるんだろうな。俺だってそうだ。人前でイカせ合いなんて何でしなきゃならねえんだ。
 曲に合わせて入場する。それぞれ用意されたリングに上がる。トップバッターの俺たちは早速リングに上がった。勿論、この時点で俺たちは服を脱ぎ捨てている。
 体育祭のバトルファックは2本先取。暴力行為は禁止。制限時間は30分。単純明快。先に2回イカせた方の勝ちだ。

「それではA組菊池対B組倉井、始め」

 審判のバトルファック部員の女子の合図に従い、俺たちはお互いに顔を真っ赤にしながら抱き合った。

「んちゅ……」

 セックスの基本であるキスを交わし、俺は早速倉井のおっぱいに手を這わせた。
 
 ふにょん。

「おう……」

 手に伝わった感触に思わず声を漏らす。想像していたよりもサイズ感があった。大きい。服を着ている時の倉井は俯き気味で前かがみだったから気付けなかった。これは相当でかいぞ。倉井は明らかに着やせするタイプだった。

「ちゅぱ……」

 倉井の手が俺のちんぽに伸びてくる。竿の部分に指を這わせてくる。ぞくぞくとした感触が伝わり、俺は身震いした。
 倉井の触り方、なんか気持ちいいぞ。
 ちんぽがせつなげに震え、気持ちいいのだと倉井にアピールする。

「あ、菊池くんのおちんちん、すっごくびくびくーって。こうされるの、気持ちいいんだね」
「く、倉井こそ、乳首がぴんって張ってるぞ」
「うん、菊池くんの触り方が気持ち良くて。もっと触ってほしい」
「お望みとあらばもっと揉んでやる」

 俺は気付けば夢中になっておっぱいを揉んでいた。手に伝わってくるどっしりとした確かな重さを感じながら、俺は手を動かしていく。

「んんっ、気持ちいい。菊池くんのおちんちんも気持ち良くしてあげるね」

 そう言って倉井は俺のちんぽを扱き始める。扱くといってもちんぽを包み込むように手を添え、優しく揉みこんでいくような、普通の扱き方ではなかった。だが、それが不思議と心地よく、俺の脳に快感の波を発生させていた。

「うっ……おうふ……」
「やった、菊池くんが声を出してくれた。気持ちいいんだ、これ」
「い、いや、まだまだ耐えられるぞ」
「でも、ほら……透明なおつゆが滲んできちゃってるよ?」
「嘘っ……や、やっべぇ」
「ふふ、いつもはこんなに早くないんだ?」
「あ、ああ。自分でする時は俺はなかなかイカないんだぜ?」
「だとしたら嬉しいな。私の手で気持ち良くなってくれてるんだから」

 そう言って倉井は俺を上目遣いで見てくる。眼鏡の奥のつぶらな瞳が、しっかりと俺の目を捉えて放さない。

「うっ……あぁぁぁ……」
「いいよ。見ててあげる。菊池くんが感じるところ。だからもっと見せて。菊池くんが気持ち良くなっちゃうところ」
「うあぁぁ……」

 倉井は俺が出した先走り汁を亀頭に塗り広げ、滑らかな手の動きで俺を追い詰めていく。
 いつしか俺のおっぱいを揉む手は完全に止まっていた。倉井がまさかここまでの手練れとは思っていなかった。
 倉井の巧みな手コキに俺は――

「うあぁぁ……や、やばい」
「え? もうですか? さすがに早くない? 菊池くんってもしかして早漏」
「そ、早漏じゃねえよ。ただ倉井が上手すぎるんだ……あぁ……」
「それはないよ。だって私バトルファックなんてほとんど未経験だよ?」
「未経験のやつのテクじゃねえよ、こんなの」
「まあ、座学だけはきちんとしてたけど。あとはオリジナルかな。こうやったら気持ちいいんじゃないかなって思う動かし方をしてるだけだよ?」

 捻りを加えたり様々な手の動きが俺を追い詰めていく。倉井は男が感じるポイントを見つける嗅覚が凄いんだ。こんな扱き方、普通の女子はできない。想像だけでこんなに気持ちいい手の動かし方ができるのは、バトルファックの才能ありすぎるだろ。

「ねえ、本当にもう無理? なんかおちんちんすっごくびくびくしてきたんだけど? 我慢汁の量もさっきから多いし」
「あぁぁぁぁ……や、やばい、やばい……もう、無理」
「無理なんだ。じゃあ、見ててあげる。ほら、私の目を見て。菊池くんのイキ顔ちゃんと見ててあげるから。思いっきりイっていいよ♡」
「あぁぁぁぁぁぁ……い、イクぅぅぅぅぅ……」

 どぴゅるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー……ぴゅる…………ぴゅるるるる……………

 倉井に見つめられたまま、俺は派手に射精した。試合が始まってから5分も経っていない射精に、観客席から大歓声が起こった。

「えぇー、すっごい早い! あの女の子すごいわね」
「いや、男子が早漏なだけなんじゃない笑」
「そうかも笑」

 観客席から主に女子の嘲笑が聞こえてくる。俺は大勢の観客の前で、射精を晒してしまったのだ。恥ずかしさで俺は顔が紅潮するのを感じた。だが、同時に人に見られながら射精することへの快感にも目覚めつつあった。これはやばい感覚だ。なんとか一矢報いないと。
 俺は倉井に向き直る。倉井は微笑んでいた。俺をイカせたことで自信を持ったのか、じりじりと俺ににじり寄ってくる。

「くっ……」

 反射的に俺は後ずさる。本来であれば力に勝る男は組み合わなければならない。こうやって逃げ腰では勝てるものも勝てなくなってしまう。

「どうして逃げるの、菊池くん。組み合わないと私をイカせられないよ?」
「あ、いや」

 俺は恐れていた。倉井にちんぽを責められるのを。さっきので痛いほどわかってしまった。倉井にちんぽを責められたら、未知の扉を開いてしまう。次に倉井にイカされたら、俺は間違いなく開いてはいけない扉を押し開けてしまうだろう。

「まあ、あんまり長く肌を晒したくもないし、私は責めるけど」
「なっ……あっ」

 倉井は一気に踏み込み、俺の背後に回り込んだ。倉井がまさかそんなに素早い動きをすると思っていなかった俺は意表を突かれ、あっさりと背後を取られてしまった。俺の腹に腕を回した倉井は俺を座らせようとする。本来であれば、女の力で男の体をどうにかしようなどは無理な話だが、背中に押し付けられるおっぱいの感触に、俺は思わず脱力してしまう。
 あっさりと腰砕けになった俺は、お尻からリングに座り込み、倉井の腕に引かれるまま、頭を彼女のおっぱいに沈めた。
 
 ふにょん

「うわっ……」

 極上の枕になったおっぱいの弾力が、俺から抵抗力を奪っていく。

「ふふ、このままじっとしててね」

 俺の首に腕を回して固定した倉井は、あろうことか足を伸ばして俺のちんぽを挟み込んだ。

「うあ……」

 足コキだ。バトルファックの素人には難易度の高い大技を倉井はしようとしている。操作しにくい足で急所を押えられている為、一気に俺は抵抗を諦めた。下手に抵抗して大事なところを潰されてはかなわない。
 だが、操作しにくいはずの足を巧みに使い、倉井は俺のちんぽを責め始める。

「うあ……こ、これ……やば……」
「私、足を器用に動かせるんですよ。こうやって足の指もくぱぁって開けますし、こうやって指コキもできますよ」
「あぁぁぁぁ……や、やばい。それ、気持ちいい……♡」
「気持ちいいですかこれ? 私、足を器用に動かせてもいいことなんてなかったんですけど、バトルファックで役に立つのなら嬉しいです」

 しこしこしこしこ……しこしこしこしこ……しこしこしこしこ……

「うおっ……や、やばい、き、気持ち良すぎる……あぁぁぁ……♡」
「よっぽど気持ちいいんですね。菊池くんから抵抗を感じません」
「こんなの、抵抗できるわけ……」
「もう我慢汁でぬるぬるですし、そろそろ出そうですね。仕上げますか」

 そう言うと、倉井は両足の裏でちんぽを挟み込んだ。足の裏に亀頭から漏れ出た我慢汁を塗り、滑りを良くした状態で挟み込む。

「それじゃ、仕上げます。覚悟してください、菊池くん♡」
「あ、あぁぁぁ……♡」

 ダメだ。イッちゃダメだ。ここでイカされてしまったら俺は変態の沼へハマって二度と抜け出せなくなってしまう……

「はい、それじゃお射精どうぞ♡」
「耐える……耐え……あぁぁぁぁぁぁぁ……♡ イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……♡」
 
 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ……

 俺の全力の我慢は1秒ともたなかった。仕上げと言った倉井の足の動きにあっさりと屈した俺は、見たこともない量の精を噴き上げた。

「うわ、めっちゃ出ました。そんなに気持ち良かったんですか? 足でここまで感じちゃうなんて、マゾですね菊池くん♡」

 倉井に見下されるが、俺は快感の余韻でそれどろではなかった。倉井の足はまだ俺の亀頭を刺激し続けていたからだ。

「く、倉井。た、頼む。そのまま……」
「いいですよ。みんなに見られながら思いっきりびゅーってしちゃいましょ。マゾですもんね、菊池くんは♡」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ……♡」

 ぶしゃーーーーーーーーーーーーーー! ぶしゃっ! ぶしゃっ! ぶしゃっ! ぶしゃ……!

「ええー、あの男子、潮まで噴いてるよ」
「うわー、きっも」
「恥ずかしくないのかな、あんな負け方して」
「試合時間6分って。流石に早すぎでしょ」

 観客の女子たちの俺を軽蔑する声を聞きながら、俺は最高の絶頂を味わった。
 もう俺は戻れない。こんなにも気持ちいいことを知ってしまったのだから。

「勝者、B組倉井!」

 審判の勝ち名乗りを聞いた倉井は満足そうに微笑んだ……


「菊池くん!」

 体育祭が終わった後、倉井が話しかけてきた。

「お、おう。今日は悪かったな。あんな醜態さらして」
「確かに酷い負け方でしたね」

 くすくすと笑う倉井に俺はたまらず顔を背ける。

「でも、私、ちょっとハマっちゃったんです」
「? 何に?」
「菊池くんをいじめるのにです♡」
「…………」
「もう戻れないかもしれません。こんなに楽しいことを知ってしまったら」

 恍惚とした表情で倉井が詰め寄ってくる。
 ああ。彼女もそうなのだ。俺と同じで開いてはいけない扉を開いてしまったのだと俺は悟った。

「菊池くんさえよかったら、今後も私とバトルファック、してくれませんか?」
「ああ。俺も倉井とバトルファックしたい」

 俺がそう答えた瞬間の倉井の目に、嗜虐的な光が灯ったのを俺は見逃さなかった。その瞳で見つめられ、我慢汁を漏らしたのは内緒だ。バトルファッカー倉井はこの瞬間に誕生した。
 後に倉井がバトルファック高校の部で全国大会優勝することになるのはまた別のお話。
 
【完】
Ya
yangxuexiao@126.com
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淫魔の塔

淫魔の塔。大昔から淫魔が住み着き、誰も踏破できなくなってしまった塔である。
 数多の勇者たちが挑み、精を散らせたこの塔は、最近では冒険者たちの腕試しをする場として存続していた。淫魔たちも冒険者が絶え間なく訪れてくれるこの状況は、餌を自分たちで調達しなくていいことから都合がよく、共存共栄の関係を築いていた。

 そして、俺、マーティンもこの淫魔の塔に腕試しにきた男のひとりだった。

「淫魔は剣や魔法では倒せないんだよな……」

 そう。淫魔は剣や魔法では倒せない。倒す唯一の方法はエッチで絶頂させることだけ。なぜ淫魔の塔を踏破できなかったのか、これが理由だ。淫魔たちはその道のプロ。人間の男には負けないという絶対の自信を持っている。いつからかこの淫魔の塔では、挑戦者が後を絶たないがクリアした者はまだ誰もいない。

 俺は淫魔と戦うのは初めてだが、これでも冒険者アカデミーを首席で卒業した。
 実戦経験はないが、座学でも淫魔の倒し方はトップクラスの成績を収めている。講師に実戦経験は積んでおいた方がいいと言われたので、この淫魔の塔に挑戦することにした。
 外の世界に出たら淫魔と戦わなければならない。もし負けたらレベルと精を搾りつくされるらしいが、この淫魔の塔の淫魔は優しく、負けてもお金と精を少し取られるだけなのだとか。

「よし、行くか」

 俺は意を決して、重い扉を押し開けた。

「ようこそいらっしゃいました」
「うわっ」

 扉を開けるとすぐに若い女性が立っていた。メイド服を着ている。

「私はリファ。この淫魔の塔の試しの門番でございます。淫魔の塔への挑戦資格があるかどうかを試す役目を仰せつかっております」
「試験官ってこと?」
「そうなりますね。私の責めに10分は耐えられる方でないと、この先へ進んでも相手にされないでしょうから」
「あなたの責めを10分か。楽勝だな」
「私は下級淫魔にも満たない底辺淫魔なので、最低限、私の責めは耐えていただかないと」
「わかったよ。じゃあ、その試練を受ける。さっそく始めてくれ」
「では、失礼して……」

 リファは柔和に微笑むと、ゆっくりと俺に近づいてきて下着を脱がせてくる。
 甘い香りが鼻腔を擽り、脳が麻痺したような感覚に陥った俺は、頭を振って煩悩を振り払う。

「では、失礼しますね」

 そう言って、リファはメイド服のボタンをはずしていく。たわわに実ったふたつの膨らみがあらわになる。

「では、このおっぱいで、試させてもらいますね」

 リファは優し気に微笑むと、胸の谷間に俺のちんぽを挿入した。

「うおっ……」
「あら、可愛い声を出されるのですね。おちんちん、ちょっとびっくりしちゃいましたか?」
「な、なにぃ、これぇ……」

 温かい。それでいて心地よい。自分の右手では再現できない柔らかさと肉厚に、俺はたまらず声を漏らした。

「まだ挟んだだけですよ?」

 そうだ。リファはまだおっぱいで俺のちんぽを挟んだだけだ。動かしていない。それなのにこんなに俺は追い詰められているのか……話には聞いていたが淫魔のおっぱい。これほどのものとは。
 俺は射精なんて我慢すればどうとでもなると思っていた。淫魔に負けてしまう男たちは堪え性がないのだと。だが、俺のちんぽは確かに疼きを感じていた。びくびくと脈打ち、射精の準備を始めている。

「最近は私の試しのパイズリに耐えらえる冒険者の方が少なくて、塔の淫魔たちも退屈しておられるのです。あなた様はぜひ耐えきって、上へ進んでくださいね」
「あ、あぁ……」

 俺は既にへっぴり腰になっていた。今にも腰を引き抜いてしまいそうな、そんなギリギリの状態で立っている。こんな状態でおっぱいを動かされたらやばい。

「それじゃ、試しのパイズリ、始めますね♡」
「こ、来い……!」
「えいっ……」

 ずりゅ……ずりゅ……ずりゅ……ずりゅ……

 「うわっ……」

 なんだこれ。こんなの知らない。射精我慢の訓練でいつもやってる手コキとは快感のレベルが違う。ちんぽが熱い。灼熱のマグマにでも突っ込んだみたいに熱くてたまらない。
 カリ首におっぱいの肉が抉ってきて快感を与えてくる。
 や、やばすぎる……とてもじゃないがこんなの。いや、根性だ。我慢すれば射精は堪えられる。俺はそう信じてきた!

「あっ♡ もうおつゆが溢れてきちゃってる……もうおちんちん疼いてきちゃいましたか? 疼いちゃったら最後、もう我慢なんてできないですよ」
「疼いてるけど、耐えて見せる……!」
「まあ、試しのパイズリは動かす速度はゆっくりと決まっているので、私は速度を上げたりしませんが……それでも無理だと思いますよ。こうなったおちんちんが我慢できたところ、見たことないですから」
「くっ……」

 手加減をされている。俺が無理そうなのを察したリファが言い訳を作って手加減をしてくれているのだ。
 本来だったら手加減なんてするなと怒る場面である。だが、こんなに手加減されている状態なのに、俺のちんぽは音を上げそうになっている。

 ずりゅ……ずりゅ……ずりゅ……ずりゅ……

「あっ、おちんちんがびくびくって震えて……たまたまもせりあがってきました。……もう無理ですね。諦めて白いのぴゅっぴゅしちゃってください」
「うおっ……た、耐え……あぁぁぁぁぁっ……♡ くそっ……♡」
「ほら、イケ♡」
「あぁぁぁぁぁ……♡」

 どぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅ……♡ ぴゅるる……♡ ぴゅる……♡ ぴゅる……♡ ぴゅる…………

 止められない。せりあがってくる精液をどう足掻いても止められなかった。どんなに腹筋を使っても、どんなに尻を引き締めても、どんなに煩悩を振り払っても、どうすることもできずに俺は射精した。

「はい、射精してしまいましたのでチャレンジは失敗です。また来てくださいね♡」
 
 おっぱいからちんぽを解放すると、胸の谷間にべっとりと付いた精液を指で掬うと、美味しそうに舐め上げた。

「くそっ……次は、絶対クリアして見せる」

 リファに敗北した俺は部屋に戻り、露天商に声を掛けた。
 淫魔に対抗する為のアイテムを揃えてる店で、俺はそこでとあるアイテムを購入した。
 部屋に戻った俺は早速購入したアイテムを取り出した。

「淫魔の乳房……」

 淫魔のおっぱいを模したアイテムだ。これで射精我慢の訓練をすることで、淫魔と戦っても簡単に射精しないちんぽを手に入れることができるらしい。
 俺は早速ちんぽを挿入し、特訓を始めた。

「うっ……気持ちいい」

 柔らかさと弾力をどうやって再現しているのかがわからないが、自分の手では到底再現することができない快感がちんぽに叩き込まれてくる。
 だが所詮は作り物。リファのおっぱいはもっと気持ち良かった。こんな作り物に勝てないようでは、到底リファのおっぱいには勝てない。

「これはリファのおっぱい……これはリファのおっぱい」

 俺は仮想リファのおっぱいと想像し、射精我慢の訓練に励む。
 だが、俺は女性のおっぱいというものを少々侮っていたかもしれない。正直、こんなに気持ちの良いものだとは思っていなかった。ちんぽ全体をすっぽりりと覆う大きさ。大福のような柔らかさ、スライムのような重量感に打ち据えられる感覚は、あっという間に射精感を呼び起こす。

「あぁ……くそっ……やばい……」

 瞬く間に射精感がこみ上げてきた俺は、必死で筋肉をフル活用して我慢する。だが、一度疼いてしまったちんぽはもう止められず、尿道に精液が送り込まれるのを感じた俺は、唇を噛んで瞑目した。

「くそっ……イクっ……♡」

 どぴゅるるるるぅ……♡ どぴゅ……♡ どぴゅ……♡ どぴゅ…………♡

 自分が吐き出してしまった精液を見つめ、俺は悔しさで涙がこぼれた。今の俺のちんぽの実力はこんなにも弱い。根性さえあれば射精なんてしないと思っていたが、そんなことで我慢できるような事象じゃなかった。

「これは、本気で対策を練らないとな」

 外の世界に出た時、淫魔と戦っても生きていけるように。俺は本気で修行を開始した。


    ※※※
 
「長かった……」

 俺が再び淫魔の塔を訪れたのは、最初の朝鮮から3カ月後だった。
 その間、俺はあの淫魔の乳房を使ってひたすら射精我慢の訓練を続けた。ようやく10分以上我慢できるようになったので、俺は淫魔の塔に再び挑戦することにしたのだ。

 扉を開ける。
 最初の挑戦の時と同じく、メイド姿の淫魔、リファが姿を現した。

「お待ちしておりました。マーティン様。前回来られた時よりも、たくましい顔つきになられましたね」
「世事はいい。さっさと試しのパイズリを」
「かしこまりました。では、こちらへ」

 俺は案内されるままリファの前に立った。

「それでは、早速始めますね。射精してしまったらゲームオーバーですよ」
「わかっているさ」

 リファが柔和に微笑んで、おっぱいをさらけ出す。相変わらずの爆乳だ。ちんぽをそこに挿入し、試練が始まる。

「どうですか? 今回は我慢できそうですか?」
「ああ、今回は自信がある」
「では、期待しております」

 ずりゅ……ずりゅ……ずりゅ……ずりゅ……

 以前と同じように、ゆっくりとしたパイズリ。この試しのパイズリをクリアできなければ、淫魔と実戦経験を積むことはできない。今回は本当に自信がある。対策も考えてきた。いけるはずだ。耐えきってみせる。

「ふふ、確かに前回よりは耐えられそうですね。特訓、頑張ったのですね」
「どうだ。お前にこのちんぽをイカせられるか?」

 俺はにやりと笑い、リファを煽る。お前のおっぱいなんて気持ち良くないぞ。そういう意味を込めて言った。だが、この余計な一言がリファに火を着けてしまったらしい。
 リファは眉を顰めると、呆れたように溜め息を吐いた。

「はぁ……まったく、この程度で勝った気になるなど。最近の冒険者は駄目ですね」
「な、何?」
「マーティン様。私が気付いていないとでもお思いですか? 淫魔への耐性をつけるポーションを服用されていますね?」
「な、なぜそれを……」
「淫魔の鼻は敏感なんです。淫魔のフェロモンを打ち消す成分を含んだポーションの香りが、先ほどから鼻について仕方ありません」
「だ、だとしてもそれがどうした。冒険者たるもの、装備品やアイテムを駆使して敵を倒すものだ。俺は不正なんてしていないからな」

 そう。俺は射精我慢の特訓をしたが、結局アイテム無しでは最後まで10分我慢できなかった。最早アイテムに頼るほかなかったのだ。アイテムを使って特訓をしたところ、射精を我慢できた。それでここに勇んで来たわけだが、あっさりとリファに見抜かれ俺は狼狽した。

「かまいませんよ? ただ、そんなアイテムを使ったところで、淫魔のおっぱいには勝てないということを教えて差し上げます」

 そう言うとリファは両手でおっぱいを捧げ持つと、力を込めて弛ませた。

「うわっ……」

 確かに走った快感の電流。ちんぽに甘い痺れが広がり、おっぱいの感触をダイレクトに伝えてくる。

「淫魔のテクニックを思い知らせてあげます。さて、まずは射精させるための準備ですね。こうしておっぱいを交互に擦り合わせて刺激を与えていくと……あ、ほら。ふふ」
「ば、馬鹿な……そんなはず」

 ぬちゃぬちゃぬちゃぬちゃ……

 響き渡る確かな水音。リファは唾液を一切使っていない。それなのにおっぱいの谷間から水音が響きわたるということは――

「もう、おつゆを漏らしてしまってる、ということですよ」
「そんな……ポーションの効果がもう切れたのか?」
「違いますお。ポーションはあくまで淫魔のフェロモンを打ち消す者。おちんちんの耐久力を高めるためのものではありません」
「くっ……くそっ……あぁぁ……じんわりと気持ちいいのが広がってくる……♡」
「そうでしょう。このパイズリをして耐えられた冒険者はいません。私を煽ったこと後悔しながらイってくださいませ♡」
「耐える。俺は耐えるんだ……耐えて立派な冒険者に……」
「なら、私がその夢を打ち砕いてあげましょう。水音が大きくなってきました。もう準備は十分ですね。ここからは仕上げです。トドメを刺してあげます」

 そう言うとリファはおっぱいを中心に寄せてちんぽを思いっきり圧迫した。そして、次の瞬間、激しく胸を上下させちんぽを打ち据えていく。

「あああああああああああああああああああああ……♡」
「ほら、負けちゃいなさい♡ 負けろ♡ お前みたいなザコちんぽが淫魔に勝てるわけないだろ。自分の情けなさを噛みしめながら無様にイケ。ほら、出せよ。びゅるびゅる出せ♡」
「あぁぁぁぁぁぁ……俺は、俺はぁぁぁぁぁぁ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ……

 きつい罵声を浴びせられながら、俺は絶頂させられた。

「はい、私の勝ちです。自分のスキル欄に新しい項目が増えていることでしょう。あなたの冒険は終わったのです♡」
「へ、ふぇ……?」

 俺はスキル欄を見る。すると……

 ・おっぱいドランカーになった。
 ・マゾになった。
 ・貢ぎ癖がついた。
 ・早漏になった。

 様々なマイナススキルを習得してしまった。こんなスキル持ちでは淫魔になど絶対に勝てない。それどころか――

「ふふ、これからたっぷりお金と精を貢ぎにきてくださいね。マーティン様♡」

 リファの怪しい笑みに、俺はちんぽをフル勃起させるのだった。

【完】
Ya
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おっぱいマゾに落とされる話

バトルファック部で練習に励む俺、小島和也は部内ランキング1位を目指していた。
 だが、うちの部には最強のクイーンがおり、いまだかつて彼女をイカせた男はいない。高橋瑠々。ルル先輩と呼ばれている彼女は、バトルファックの全国大会に出場している猛者だ。俺も1年生の頃に1度だけ対戦させてもらったが、あえなくイカされて敗北した。それ以来、ルル先輩と対戦する機会はなかったのだけど、今度の部内ランク戦でルル先輩との対戦が決まっている。
 俺はルル先輩の試合を観戦しながら、研究する。

「くそっ、あぁぁ……気持ちいい」
「ふふ、いいよぉ。遠慮しないで。おもらししたいんでしょ? 素直になっちゃお?」
「あぁぁぁぁ……♡」

 綺麗にパイズリ固めが決まっている。ああなってしまったら、もう男に勝ち目はない。KO率100%を誇るルル先輩のパイズリだ。脱出は……難しいだろう。
 既に男子は1度射精させられている。2度目の射精はKO負けだから、このパイズリで勝負が決まるだろう。

「もう焦らしは十分かな。よし、仕上げ~♪」

 ルル先輩は余裕の笑みでおっぱいを寄せると、激しいパイズリで男子のちんぽを打ち据える。
 男子部員はじたばたと足をばたつかせていたが、徐々に抵抗が弱まっていくのを感じる。獲物を捕らえたかまきりが捕食するように、淡々とおっぱいでちんぽを咀嚼していくルル先輩。

「あぁぁぁぁぁぁっ……♡ い、イクぅ…………♡」
「どうぞ~♪」

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー……ぴゅる…………ぴゅるるるる……………

 男子部員は激しく体を痙攣させていたが、やがてばったりと体を倒した。ルル先輩は射精したちんぽをおっぱいを擦り合わせて咀嚼している。その度に男子部員が「あんっ……♡」と喘いでちんぽに残った精液を吐き出していた。勢いのある射精だったが、ルル先輩のおっぱいから精液が溢れることはなかった。やはり凄まじい乳圧だ。あのおっぱいと正面からやり合うのは自殺行為だな。

 試合を終えたルル先輩が俺を見つめると、こちらへ向かって歩いてくる。
 
「次のランク戦はカズくんとか~。ふふ、楽しみだわ~」
「俺も楽しみです。ルル先輩。俺はあなたに勝って、この部で1位になる」
「ううん、それは無理。だってカズくんは私に負けちゃうから。楽しみだなぁ。カズくんが必死にイカセてくださいっておねだりしてくるの♡」
「俺もルル先輩が快感によがる姿を早く見たいです」

 互いに煽り合い、士気を高める。俺がルル先輩と対戦が組まれるのは最早必然だった。俺はルル先輩以外の女性部員に全て勝利してきたし、残すはルル先輩だけなのだ。入部したての頃は後れを取ったが、今なら負けない自信がある。
 ルル先輩は全国大会では勝てていない。つまり、ルル先輩に勝てば全国大会に出場する目安になる。俺は将来プロ入りを狙っている。スカウトにアピールする為にも全国大会には出ておきたい。
 はっきり言ってルル先輩のおっぱいは強力だ。全国でも3本の指に入るのではと噂される爆乳に捕まったらひとたまりもないだろう。ならば、その対策はきっちりやるべきだ。そう考えた俺は、ルル先輩対策をしっかりやってきた。あのおっぱいにさえ捕まらなければ、勝機はある。現にルル先輩が全国大会で敗れたケースは全てバック挿入だった。ルル先輩は背後に回り込まれると脆い傾向がある。

「絶対にルル先輩に勝つ」

 俺は静かに闘志を燃やしながら、その日の練習に励んだ。


 翌日。ルル先輩と対戦する日だ。俺はよく眠れたし、最高のコンディションでその日を迎えた。
 俺は登校前に鏡の前で瞑想する。思い返せば、高校に入学した頃の俺はかなり天狗だった。中学時代からバトルファックでは結果を残していたこともあり、高校でも俺に勝てる女子はいないと思っていた。
 だが、高校に進学して最初の対戦でルル先輩にこってり搾られた。中学ではいなかった爆乳使い。体が発達する高校生からは、中学ではいなかった巨乳の女子選手が多くひしめいていた。俺はルル先輩に敗れたことで、今の実力じゃおっぱいを武器にする選手に勝てないと思い知ったのだ。
 それから俺は真剣に練習に取り組むようになった。だから、ルル先輩には感謝している。あの日、俺を変えてくれたルル先輩には。だからこそ、今日ルル先輩に勝って、成長した俺を証明しなければならない。

「来たわね」

 部室に行くと、既にルル先輩は待機していた。
 改めてルル先輩の体を見る。まず目を引くのはやはりおっぱいだろう。高校でも3本の指に入ると称されるおっぱいは大きさも勿論だが形も美しい。あのおっぱいに捕まれば男である限り、敗北は必至だろう。そして引き締まった腰。それから大きなお尻。改めて見ると素晴らしいプロポーションだ。とろそうな顔をしているが、その顔に騙されてはいけない。彼女は間違いなく超高校級の美少女なのだから。

「お待たせしました。早速やりましょうか」
「そうこなくっちゃ」

 お互い既に臨戦態勢は整っている。衣服を脱ぎ捨て、リングの上に上がる。
 
「それでは、始め!」

 審判の合図と同時に、試合が始まる。

 ルル先輩はおっぱいを抱えて俺を上目づかいで見据える。ルル先輩の得意の誘惑術だ。超高校級のおっぱいを抱えて色目を使う。大抵の男はこのポーズをされるだけで隙が生まれる。だが、俺はルル先輩のことは研究しつくしている。ルル先輩がこのポーズを取ってくることも予測済みだ。
 俺は構わずルル先輩にタックルを仕掛ける。

「えっ……?」

 面食らうルル先輩を余所に俺は直前でバックステップを踏む。タイミングをずらしたことでルル先輩は俺の動きについてこれなかった。俺は素早くルル先輩の背後に回り込み拘束することに成功する。

「しまった」
「後ろを取ればこっちのもんです」

 俺は背後からルル先輩のクリトリスを指で責める。

「ひゃんっ……!? あぁぁぁぁん……」

 ルル先輩の試合は何試合も見て研究してきた。ルル先輩はやはり背後から責められるのを嫌う傾向にある。おっぱいを活かせないのは当然あるだろうが、意外に責められるのに慣れていないからだと俺は分析している。ルル先輩が負けた試合はどれも受け身に回ってからあっという間にイカされているからだ。攻撃力は高いが防御力は低い。それがルル先輩なのだろう。

「あんっ……うぅぅぅ……あっ……そ、それは……」
「ほら、先輩の股から愛液が次々と漏れてきますよ。感じてるんですね。すぐにイカセてあげますよ」
「ひゃんっ……」

 ルル先輩は地面に腕を突いてお尻を高く突き上げてくる。お尻を振りながら、快感に必死に耐えているようだ。俺はかまわず責め続ける。だが、思っていたよりもルル先輩が耐えている。俺の目算では今頃1回はイカせられていたはずなのに。

「あぁぁぁぁん……いい加減に、しなさい……!」
「うわっ……」

 不意にお尻を大きく突き上げたルル先輩の動きに対応が遅れた。俺の指がクリトリスから外れた。それを確認したルル先輩がすぐさま体を捻り、足を使って俺の首を刈り取った。地面に叩きつけられた俺は、ルル先輩の太腿に首を絞められながら動きを封じられる。

「甘いわね、カズくん」
「むぐっ……」
「ん~? 何言ってるかわからないよ~? まあ、こっちに聞けばいいか~。はぁむ」
「んぐぅっ……⁉」

 ルル先輩の太腿に顔を締められながら、俺のちんぽはルル先輩の口の中に導かれた。

「んちゅ……じゅるるる……んくっ……じゅるるるるる……」

 完璧な締め技からのフェラ。ルル先輩にこんなことができるなんて思ってもみなかった。ルル先輩はこれまでの試合でフェラを披露したことはあまりない。やはり自慢のおっぱいを用いた戦い方をしていただけにこれは予想外の責めだ。
 だが、俺だってこのまま黙ってやられるわけにはいかない。俺は顔の位置をずらしてルル先輩のまんこの辺りまで持っていく。
 俺は舌先を伸ばしてルル先輩のクリトリスを舐め上げる。

「んんっ……⁉」

 突然の反撃に驚いたのか、太ももの締め上げの力が増す。だが、これぐらいの締め技は慣れている。俺はかまわず舌でクンニを続ける。図らずもシックスナインのような体勢になり、舌技の応酬が続く。

「んぁっ……」

 先に痺れを切らしたのはルル先輩だった。口からちんぽを解放し、太腿の締めを解放した。だが、すぐさま体を反転させ、俺に覆いかぶさってくる。

 ふにょん。

 おっぱいだ。ルル先輩の最も自信のある武器、おっぱいで俺の顔を挟み込まれる。
 太腿から解放されたと思ったら今度はおっぱいか。まあちんぽを挟まれたわけじゃないし、なんとかなるだろう。
 だが、俺の思惑とは裏腹に責め手を封じられてしまった。なぜならルル先輩は俺の手が届かないように体を離しながら俺におっぱいを押し付けてきているからだ。なら俺のすることはひとつ。

 れろ。

「んっ……」

 俺はおっぱいの谷間から顔をなんとか乳首の方までずらし、舌で乳首を舐め上げた。俺を拘束していると言ってもやはり女性の腕力では俺の頭を完全に固定することは難しい。そう思ったのだが、俺はすぐにおっぱいの谷間に顔を戻されてしまった。

「まったく、油断も隙も無い。ふふ、でもこれでどうしようもないでしょ~」
「んぐっ……」

 鼻いっぱいにおっぱいのフェロモンを吸い込んだ俺は、脳が解かされていくのを感じる。まずい。これはルル先輩が得意としているぱふぱふだ。ぱふぱふしながら手コキでイカされてきた男たちは数知れない。

「じゃあ、私のお手てと勝負ね~♪」

 ルル先輩の繊細な手が俺のちんぽを包み込み、優しく扱き始める。
 おっぱいでぱふぱふするのも忘れない。しっかりとおっぱいの谷間に顔を挟み込んでいるので脱出は不可能。それどころか、このままでは鼻と口におっぱいが密着して窒息させられかねない。

 しこしこしこしこ……しこしこしこしこ……しこしこしこしこ……

「むぐぅ……♡」

 酸素が薄くなっていくなか、俺は必死で酸素を求めて口を動かす。だが、鼻に吸い込んでくるのは女性の甘いフェロモンばかり。それを吸い込むたび、俺の思考力は低下していった。

「あ……あぁぁ……あ……♡」
 
  びゅる……♡ びゅく……♡ びゅく……♡ びゅるるる……♡

「あ♡ 出た出た♡ カズく~ん、出てるよ~笑」
「へ……?」

 気付けば俺は射精していた。射精感の全く感じない射精だった。おっぱいで窒息させられそうになり、視界が真っ白になったと思ったら俺は射精していたのだ。

「ほらほら、私のおっぱい、すっごいでしょ~」
「むぐっ……」

 イッた後もおっぱいで顔を締められ、俺は視界がブラックアウトしていった。

 ぺちんぺちん

「……っ⁉」
「あ、起きた。おはよ~カズくん」
「なっ、しまった」

 俺はおっぱいで窒息させられ少しの間意識を失っていたようだ。そして気が付くと俺はルル先輩に膝上パイズリの体勢に持ち込まれていた。

「こうなっちゃった男の子がどうなっちゃうか、カズくんも知ってるよね~」
「くっ……」

 俺は自分の運命を悟る。

「それじゃあいくよ~」
「うっ……あぁぁぁぁ……」

 ちんぽが一気に幸せな状態に陥る。乳圧の強い爆乳に挟まれた俺のちんぽは、瞬く間に射精感がこみ上げてくる。

「あぁぁぁ……くそっ……やばい……」

 俺が諦めて瞑目したその時、おっぱいの動きが止まった。

「ダーメ。そんな簡単にイカせてあげないよ? 言ったじゃない。カズくんが甘えながらイカせてくださいって懇願してくるのが見たいって♡」
「なっ……」

 ルル先輩は嗜虐的な笑みを浮かべていた。どのみちこの体勢に持ち込まれた時点で最早勝ち目はない。ならさっさとトドメを刺せばいいのに獲物で遊ぶ猫のように目を細めていた。

「くそっ……」
「ふふ、早くおねだりした方がいいよ~。我慢すればするほど苦しくなるだけだよ」
「誰が……!」

 バトルファックを志す者として、相手にイカせてくれと懇願することなどそんなことはプライドが許されない。そんなことをしてしまったらバトルファッカーとして死んだも同然だ。
 ルル先輩がこんな対応をするのなら話は別だ。俺は隙を伺ってこの体勢から脱出を試みるだけだ。

「ふふ、いつまでもつかな~」

 ルル先輩はおっぱいの乳圧を緩ませながら、たゆんたゆんとちんぽを優しく愛撫してくる。凄く気持ちいいが、この程度の微弱な刺激では射精には至らない。快感だけが蓄積していき、俺の精神力を削ってくる。

「くそっ……あぁぁぁぁ……」
「ほらほら~、もう諦めちゃいなよ。諦めて素直になろ? おちんちんはこんなに正直なのに。イキたいよぉ~ってびくびく鈴口がぱくぱく開いてるよ♡」

 谷間を緩めている所為で顔を出した俺の亀頭を眺めながらルル先輩が笑う。
 悔しい。悔しいのに気持ちいい。どうしたらこの地獄から脱出できるんだ。俺はタイミングを見計らっては腹筋を使って体を弾ませるが、そこはしっかりタイミングを合わせて乳圧を強めるルル先輩。
 どれくらい時間が経っただろうか。ついに俺は頭がおかしくなりそうなほど快感が蓄積していた。

「あぁ……♡ も、もう無理……♡ ルル先輩、い、イカセて……♡」
「あら。あらあらまあまあ♡ あれだけ威勢が良かったのに。もうダメなの?」
「も、もう無理だ……♡」
「ふ~ん。ダ~メ♡」
「えっ……な、なんで」

 俺が困惑した表情を浮かべるとルル先輩は嗜虐的な笑みで俺を見た。

「言ったじゃない。甘えながら可愛くおねだりしてくれなきゃイカセてあげない♡」
「そ、そんなぁ……あぁぁぁぁぁ……♡」
「ほらほら~、どうするのぉ? このままイケないまま試合終わらせちゃう?」
「………………」

 俺は逡巡する。このまま制限時間を迎えれば俺は1-0で負けるがバトルファッカーとしての尊厳を保つことができる。だが、正直俺の脳は限界を訴えていた。これ以上我慢させられたらどうにかなってしまう。答えはすぐに出た。

「お願いします、ルル様ぁぁぁぁぁぁぁ♡ お願いですからイカせてぇぇぇぇぇぇぇ♡ そのおっぱいでぶっこ抜いてくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ♡」

 周囲の部員がドン引きするぐらいの奇声を発しながら、俺はルル先輩に懇願した。

「ふふ、よく言えました~♡」

 ルル先輩がおっぱいを寄せる。それだけの俺のちんぽは歓喜の涙を流す。次の瞬間に繰り出される激しいパイズリ。限界まで我慢していた俺のちんぽは一瞬で敗北汁を吐き出した。

「イッちゃえ♡ マ~ゾ♡」
「ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ……

「勝負あり。勝者高橋瑠々」

 俺はランク戦でルル先輩にKO負けを喫した。その後、俺は部内でおっぱいマゾというレッテルを貼られ、陰口をたたかれるようになった。それだけじゃない。俺は巨乳選手に滅法弱くなってしまい、連敗に連敗を重ねてしまった。部内のランキングもぐんぐん下がり、俺のプロへの夢は完全に閉ざされてしまったと言っていい。

「は~い、おっぱいマゾのカズくんはまたおっぱいに負けま~す♡ は~い、どっぴゅん♡」
「くそっ……イックぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡


【完】
Ya
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射精スイッチ

バトルファック部の女子部員が行っている賞金を懸けた射精我慢ゲーム。負ければ料金を支払わなければいけないが、勝てば今まで敗れた男が積み立てた金が全額貰えるという神イベントだ。
 その金を賭けた射精我慢ゲームに俺は挑もうとしていた。俺には金がいる。父親の仕事が上手くいかず、学費を払えなくなったのだ。とりあえずこの1年の学費さえ払えれば、俺は卒業できる。その学費を用意する為、俺はバトルファック部が主催する射精我慢ゲームに勝たなければいけないのだ。

 放課後、俺はバトルファック部が射精我慢ゲームを開いている教室へと向かう。大人気の為、事前予約制になっている。俺は1週間も前から予約を取り、今日ここへ来ている。

「いらっしゃい。坂本くんですか?」
「はい、坂本です」
「予約確認できました。中へお入りください」

 俺は生唾を飲み込むと、教室の中へと入る。中にはバトルファック部の女子4人が待機していた。みんなとてつもなく可愛い。
 俺を迎え入れてくれた女子は1年生だろう。リボンの色が黄色だ。案内されるまま席に座らされた俺の目の前に用紙が1枚差し出される。

「ようこそ、バトルファック部へ。まずはその用紙に必要事項を記入してください」
「わかった」

 俺は言われた通り、用紙に必要事項を記入していく。

「なぜ金が欲しいかって言う質問があるんだが?」
「一応賞金の使い道を書いていただいておりまして。私たちの企画に挑戦していただく方がどのような目的で参加しているかのアンケートですね。でも、内容によっては部員たちが手加減してくれるかもしれませんよ」
「わかった」

 俺は正直に学費の為と記入した。全てを記入し終えた俺は女子に用紙を手渡した。

「はい、ありがとうございます。……ええっと、学費の為、とは?」
「親父の仕事が上手くいっていなくてな。学費が払えないんだ。だから俺はこのゲームに勝って、賞金を手に入れなくちゃならない。この学校に残る為に」

 俺は洗いざらい正直に事情を話した。これで女子たちが少しでも手加減してくれれば儲けものだ。俺にはもう恥も外聞もない。なりふり構ってはいられないのだ。

「なら、我慢して賞金ゲットしないといけませんね」

 おしとやかな雰囲気の女子が俺に微笑みかけてくる。彼女は3年生だ。リボンの色が緑だからな。先輩になる。

「それでは早速、ルールを説明します」

 1年生と思しき女子が、ルールの説明を開始する。

「勝負は10分です。10分以内に坂本先輩が射精を我慢できれば勝利。射精してしまったら負けです。1度にチャレンジできる権利は4度まで。もちろん1度でやめてしまってもかまいませんし、4度までチャレンジしていただいてもかまいません。それは先輩の自由です。ただし、挑戦1度に付き参加費として1万円を徴収いたします。これが積立金となりキャリーオーバーが発生していくのです」

 大丈夫だ。軍資金は4万円。バイトで貯めてきた。チャレンジできるのは限界の4度までできる。

「1度のチャレンジで同じ女子とゲームはできません。必ず別の女子を指名してください。女子によって手コキ、フェラ、足コキ、パイズリとプレイ内容が変わります」
「ルールはわかったよ。早速始めてもいいかな」
「はいもちろんです。では今日お相手を務める女子を紹介します」

 1年生女子の合図で女子たちが順番に俺の前に並んだ。最初に俺にルール説明をしてくれていた女子が胸に手を添える。

「私は1年生の神野です。手コキを担当します」

次いで、また1年生の女子が歩み出る。

「私は水本です。フェラを担当します。よろしくお願いします、坂本先輩」

 その次は見知った顔だった。俺のネクタイと同じ赤色のリボンをしている。
 
「あたしは2年の杉本。知ってるよね、坂本」
「杉本、お前バトルファック部だったのか」
「まあね。あたしは足コキを担当するから。よろしくね」

 最後に大人っぽい3年生の女子が柔和に微笑みかけてくる。

「私は平等院と言います。僭越ながらパイズリを担当いたします。よろしくお願いしますね。坂本くん」

 一通り挨拶も済んだところで、俺はズボンを脱ぐように促される。

「脱いだぞ」
「ありがとうございます。それではまず誰を指名しますか?」

 神野さんに問われ、俺は考える。3年生の先輩のパイズリはまず耐えられないだろう。パイズリはバトルファックの花形の大技。そんなのと勝負するのは無謀というものだ。本気で勝ちにいくのなら、1年生を選ぶのが妥当だろう。1年生ならまだまだ腕が未熟だろうし、勝機もあるように思う。

「それじゃあ、君を指名するよ」
「私ですか」

 考えをまとめた俺は1年生の神野さんを指名した。種目は手コキ。この手コキを10分我慢すれば俺の勝ち。賞金が手に入る。
 俺は1万円を神野さんに渡すとスタンバイした。

「それでは失礼しますね。タイマーは私の手がおちんちんに触れた瞬間からスタートです」
「が、我慢してやる」
「坂本ー、頑張れー」

 茶化すように杉本が声援を送ってくる。そうこうしているうちに神野さんの手が俺のちんぽに触れた。華奢な手だ。とても小さい。女の子らしく少し汗ばんでいる。神野さんは俺の竿を指先でいい子いい子するみたいに撫でながら俺の目をじっと見てくる。

「どうですか、先輩。私の手。気持ちいいですか?」
「確かに神野さんの手は気持ちいいけど、これじゃ射精はしないかな」
「まあまだ調べてるところですからね」
「調べる? 何を?」

 俺が聞き返すと神野さんは初めて笑みを見せた。

「射精スイッチです♡」
「射精スイッチ? なんだそれ?」
「知りませんか? 男の人はこの射精スイッチを押されたら絶対に我慢できずに射精しちゃうんです」

 聞いたことはない。もしそんなものが本当にあるのだとしたら、射精スイッチを女子に見つけられる=敗北ということになる。だがにわかには信じがたい。今も絶えず神野さんの手は俺の竿を撫でているが微妙な快感が伝わってくるだけだ。ここから一気に射精に導かれるようには到底思えないが。

「それじゃそろそろ手コキ始めていきますね」
「ああ、耐えるぞ」
「がんばってイカせますね」

 神野さんはその小さな手で俺の亀頭から竿を包み込むと、ゆっくりと上下に扱き始めた。

「うっ……」

 やはり竿を撫でられていた時とは違い、竿を扱かれると気持ちいい。だがいつもより感じやすい気がする。これはさっき神野さんが竿を撫でてゆっくり感度を高めていた効果か。俺も神野さんが何を狙っていたかぐらいはわかる。だから油断はしていなかったつもりだが予想以上に気持ちいい。

 ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ……

「なっ……」
「えっちな音が鳴ってますね」

 馬鹿な。こんなに早く俺が我慢汁を漏らすはずがない。俺は不思議に思ってちんぽを見た。そこで俺は驚愕する。

「ああ、気付かれてしまいました」
「これは……」

 汗だ。神野さんの手から大量の汗が噴き出てきている。その汗の水音でえっちな音が響いているのだ。

「恥ずかしいです。私、凄く汗っかきで。すぐに汗を掻いちゃうんですよ。でも、おかげでこうやって手コキをしている時にえっちな音を出せるようになったんです。結構気持ちいいって評判なんですよ」
「うっ……」

 ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ……

 ダメだ。聴覚からどうしても水音を意識して興奮してしまう。いやがおうに興奮を高められた俺のちんぽは熱くなるのを止められず、感度を増していく。

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ……

 水音に更に粘りが混じった音が加わった。その音で、俺は何が起こったのかを察する。

「あっ、出てきましたね、我慢汁。ふふ、気持ち良くなってくれているみたいで嬉しいです」

 いつもより明らかに数倍早く、俺は我慢汁を漏らしていた。神野さんは余裕の笑みでちんぽ全体に我慢汁を塗り広げていく。手慣れた様子でちんぽを扱う神野さんを見ながら、俺は歯を食いしばった。

「さて、仕上げますね。それじゃ押しますね、射精スイッチ」
「なっ……」

 神野さんが射精スイッチを押すと宣言した。それすなわち、勝利宣言にほかならない。
 俺は歯を食いしばってその衝撃に備えた。

「ほら、私の目見ててください。先輩のイク時の顔、ちゃんと見ててあげますから♪」
「あぁぁぁ……♡」

 俺は気付けば神野さんの言葉に従っていた。神野さんと目が合う。優し気な笑みで唇を紡いだ。

「押します。ポチっと。さあ、イってください♪」
「あぁぁぁぁぁぁ……♡ い、イクぅぅぅぅぅぅぅぅ…………♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♡

 びゅっく……びゅく……びゅく……びゅー……びゅー……ぴゅる…………ぴゅるるるる……………♡

「ふふ、いっぱい出しましたね、先輩♡」
「ああ、くそっ……」
「時間は3分12秒。ふふ、先輩、ゲームは私の勝ちです」

 飛び散った精液を指で掬いながら神野さんが微笑んだ。5分も我慢できなかった。
 これがバトルファック部。想像以上に手ごわい相手だ。

「さあ、どうします。まだ挑戦されますか?」
「する! 俺は絶対賞金を手に入れなきゃいけないんだ!」
「それでは私以外の女子を指名してください」

 俺は1万円を支払い次の女子を指名した。

「私ですね……」

 俺が指名したのは水本さん。フェラ担当の1年生女子だ。当初の作戦通り、1年生と勝負するのが俺が勝利する為には近道だろう。だが、神野さんは想像以上に強かった。全然我慢できずあっさりとイカされてしまった。今度は気合を入れて我慢しないとな。

「フェラは口以外の使用を禁止されてますので。口だけで、おちんちんをはむはむしますね」

 水本さんは大人しそうな女子で、少しおどおどしているようだった。人見知りなのだろうか。
 俺に断って水本さんが俺のちんぽを咥えて、タイマーが押される。ゲームスタートだ。

「んちゅ……じゅるる……あむ……れろ……」

 水本さんがゆっくりと口を前後に動かし始める。舌先で俺の裏筋やカリ首を抉ってくる。舌が長いのか竿が舌に包み込まれているような感覚があって気持ちいい。
 だが、これなら我慢できる。俺はそう確信した。
 確かに気持ちいい。だが、このフェラではイカない。不思議とそういう直感があった。
 やはり1年生だからまだまだ技術は未熟なのだろう。
 俺は余裕の笑みで水本さんのフェラを受け続ける。下を見れば水本さんが俺の目を見つめながら一生懸命口を前後に動かしている。

「悪いけど、耐えるよ」
「んちゅ……ちゅぱぁ……じゅるるる……んっ……」

 ただ無言でひたすら口を動かす水本さんの健気さには頭が下がる思いだが、俺はこのゲームに勝利しなければならないのだ。これが普通のプレイなら、彼女の健気さに負けて射精してあげたいところだが、俺にも負けられない事情がある。

「じゅちゅ……んんっ……ダメです、イカせられそうにないです……」

 悔しそうに眉を顰める水本さん。俺は苦戦しているっぽい水本さんの様子を見て、勝利を確信する。どうやら彼女にはこれ以上の技はないらしい。ならあとはこの前後運動に耐えるだけで賞金がゲットできる。
 タイマーを見る。7分が経過したところだった。あと3分。耐えられる。だが油断はしない。このまま残り3分、耐えきってみせる。

「ねえ、ダメだよぉ、水本さん」

 不意にゲーム中の俺たちに杉本が口を挟んできた。

「じゅるる……えっ⁉」
「手加減、してるでしょ。坂本くんの目は誤魔化せてもあたしの目は誤魔化せないぞ~」
「うぅ……」
「ちゃんとやらないと部長に言いつけるよ?」
「わ、わかりました……」

 泣きそうな顔になった水本さんはしぶしぶといった様子で俺に向き直る。

「ごめんなさい先輩。杉本先輩に怒られちゃったんでイカせちゃいます……」

 申し訳なさそうに水本さんがそう言ってくる。

「ちょ、どういうこと」
「先輩の事情を聞いて同情しちゃったんです……だからわざと負けてあげようかと」

 手加減してくれていたのか。
  
「いや、耐えるよ。今から本気出してももうイカせられないでしょ。もう2分だし」
「えっと、すみません。多分、イカせられちゃうと思います」
「なんだって……?」
「時間もないので失礼しますね。あぁむ……れろれっろぉ……じゅちゅるるるる……うぇあ……あむ……れろれろれろぉ……」
「うっ、うあぁぁぁぁぁ……」

 俺は突然の快感にたまらず腰を突き上げる。
 な、なんだこれ。いきなり弱い部分を徹底的に責められ始めた。
 驚いた俺は水本さんの目を見つめる。

「先輩のおちんちんのぃぉ……じゅるるる……弱点はぁ……んくっ……調査済です……♡」
「き、気持ちいい……♡ あっ、気持ちいい……♡」
「射精スイッチ押しちゃいますね♡ じゅちゅるるるるる……じゅっちゅ……じゅっちゅ……じゅっちゅ……♡」
「あぁぁぁぁぁぁ……や、やばい……♡ そ、それはぁ……♡」

 竿に舌を巻きつけ、扱くように吸い上げられる。何かを押されたかのように意思に反して精液がせりあがってくる。

 びゅるるるるるる……♡ びゅくびゅくびゅくびゅくぅぅぅぅ……♡ びゅるるる……♡ びゅる……♡ びゅる……♡

「んんっ……⁉ んっ…………♡ んっ…………♡ んんっ…………♡ じゅるるるるぅ……♡ じゅるる……ごっくん……♡」
「あっ……♡ あっ……♡ あっ……♡ あぁぁぁぁ……」

 俺の目を見つめながら目の前で精液を飲み干した水本さんは申し訳なさそうに頭を下げた。

「すみません先輩、イカせちゃいました……」

 タイマーは9分30秒。俺の負けだ……あとたった30秒だったのに。

「あーあ、また負けちゃったね~、坂本くん。どうするー? まだ挑戦するー? それとも諦めるー?」
「す、するに決まってるだろ」
「じゃああたしと平等院先輩、どっちを指名する?」

 俺は思案する。
 杉本とはクラスメイトだ。できれば体の関係は持ちたくない。

「平等院先輩を指名する」
「かしこまりました」

 平等院先輩が柔和な笑みで制服を脱ぐ。俺は1万円を渡して待機する。
 立膝を付いた平等院先輩がその爆乳を捧げ持つ。谷間が開かれ、ギンギンに勃起した俺のちんぽを挟み込む。

「うあぁ……♡」

 とぷとぷとぷ……

 一瞬で俺は我慢汁を漏らした感覚を味わった。なんだこれ。これがおっぱいの中なのか。凄すぎる。圧倒的な幸福感に支配された俺は射精することしか考えられなくなってしまう。

「ふふ、私のおっぱいに包まれた殿方はみなさん一瞬で我慢汁を漏らされます。そして射精スイッチは我慢汁を漏らしたら押せちゃいます。この意味、わかりますよね?」
「うぁ……うあぁぁぁぁ……♡」
「思いっきり、ぶちまけてください♡」

 ゆっくりとおっぱいが上下する優しいパイズリ。俺の漏らした我慢汁がローションの代わりになっておっぱいの威力を増す。おっぱいの中の温度は温かく、まるでおねしょするような感覚で俺は――

「あなたの負けです♡」
「あああああああああああああっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 とんでもない量の精液がちんぽから噴き出した。まるで噴水のように高く打ち上げた精液は重力に従って平等院先輩のおっぱいの上に落ちた。射精したちんぽをおっぱいで咀嚼し、残った精液を絞り出した平等院先輩はずちゅりとちんぽをおっぱいから引き抜いた。

「ふふ、私のおっぱいに挟まれたおちんちんは1分持ちません。しかたのないことです。気を落とさないでください」
「うぅ……」
 
 記録は25秒。30秒すら持たせられなかった。あんなの無理だろ。気持ち良すぎる。

「挑戦はする……! 杉本、準備しろよ」

 できればクラスメイトとはしたくなかったがしかたない。俺は1万円を支払い杉本を指名した。

「待ってました~。言っとくけどあたしに手加減なんて期待しない方がいいよ? あたしは坂本くんに退学してほしいから♡」
「な、なんだと」
「だって首席の坂本くんがいなくなればナンバー2のあたしが首席だし。本気でイカせるから覚悟して。じゃあ仰向けに寝転んで」

 杉本の種目は足コキだったな。足コキはかなり難しいプレイだ。絶対に我慢してやる。
 杉本の指示通り、俺は仰向けに寝転がる。
 こうして見上げると、杉本の足は長くて美脚だった。俺は生唾を飲み込む。

「足コキしてあげようかと思ったけど、今までの坂本くんの様子を見てたら踏んであげるだけで十分かな」
「なに?」
「いっくよー。えいっ」

 ふにゅ

「あっ……♡」
「あはは、可愛い声出しちゃって。何? 踏まれて気持ちいいの? いいよ、もっと踏んであげる。それそれ~」

 杉本は俺のちんぽを踏みにじるようにぐりぐりと足を動かしてくる。その感覚は今まで味わったことのないような快感で、俺は思わず喘いだ。

「ああっ……♡」
「ほらほら~、同級生に足蹴にされるってどんな気分? いいよ~抵抗しても。できないだろうけど♡」
「くそっ……」

 俺はやめさせようと杉本の足を持つ。だが、俺の腕の力では杉本の足を動かすことはできなかった。それどころかすべすべの足の手触りが俺を更に興奮させ、我慢汁を溢れ出させていく。

「あぁぁぁっ……♡ 足の裏、気持ちいい……♡」
「いいのぉ? 我慢しないで? 負けたら退学だよ~。最後は同級生の足に踏まれて負けちゃうんだ。情けなーい」
「あぁぁっ……♡ く、くそっ……♡ こ、こんなので……あああっ……♡」

 ぐりぐりと踏みにじられるのが気持ちいい。女子にちんぽを足蹴にされるという屈辱的な光景なのに、背徳感が俺を絶頂へと誘っていく。

「あたしに負けた男の子ってみんなマゾになっちゃうみたいなんだよね~。いい機会だからさ、坂本くんもマゾに落としてあげるよ。女の子の足で踏まれてイっちゃたりしたら、正真正銘マゾだもんね」
「絶対に耐える……!」
「あははは、無駄無駄。平等院先輩が何て言ったか覚えてる? 射精スイッチを押す準備は、我慢汁が出た時点で完了してるの」
「っ……⁉」
「ほらイッちゃえ。無様に精子びゅーびゅー飛ばして、退学になっちゃえ♡ これでトドメ♡ ほらイケ、マゾ♡」

 杉本が足を振り上げる。そして勢いよくちんぽを踏みつける。射精スイッチを押すように。その光景が俺はとてもゆっくりに見えた。交通事故に遭う瞬間に全てがゆっくりになるというあの現象に近いかもしれない。俺は自分がイク瞬間を、負ける瞬間をたっぷりと味わいながらその時を受け入れた。

 むにゅっ……!

「あああああああああああああああんっ……♡ イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 またしても噴水のように天高く打ちあがった俺の射精は、教室の床一面に飛び散った。あまりにも長い射精。
 タイマーは5分を少し回ったところだった。
 負けた。完敗だ。俺は自分の人生が終わったのを噛みしめながら、女子たちを見た。

 くすくすくす……

 女子部員たちがみんな笑っていた。俺を見下しながら笑っていた。

「はーい、チャレンジ失敗~。中卒で人生がんばってね~w」

 くすくすと笑われながら、俺は教室を後にした。
 俺の股間はピンっとテントを張っていた。

【完】
Ya
yangxuexiao@126.com
Re: fanbox 豆と虎小说集
仅镜像
サキュバスと射精我慢ゲーム

俺は加藤拓也、しがないサラリーマンだ。毎日働いて帰宅してコンビニで買った弁当で晩御飯を済ませる。家に帰っても誰かが待っていてくれるわけではなく、なんの生産性のない毎日だ。
 帰りにコンビニでエロ本を買って、帰宅する。風呂に入って、エロ本を見ながらベッドに入る。エロい体をした女優たちが痴態を晒している。モテた試しのない俺は一生女と関わることがないのだろう。

「はぁ……1度でいいからセックスしてえ」

 俺のつぶやきは虚空に消えていく。なんて虚しいんだ。
 適当にスマホを弄っていると、不意に広告が出てきた。

『童貞を卒業できるかも⁉ 童貞限定ゲーム!」

 気になった俺は広告を読む。ゲームにクリアしたら童貞を卒業できるというものだった。明らかに怪しい。

「はっ、こんなので童貞卒業できるなら苦労しねえっての」

 口ではそう言ったが俺は童貞を卒業したくてたまらなかった。男友達と飲みに行けば未だに童貞なことを弄られるし、毎回惨めな思いをしている。気が付けば俺は広告の「挑戦する」ボタンをタップしていた。

「あっ」

 本能的にタップしてしまった。まあいいか。騙されても。どうせ金を使うところなんてないんだ。快楽に金を使って何が悪い。
 するとスマホの画面が眩く光り始めた。突然のことに俺は驚き周囲を見回す。何が起こったのかわからないまま、俺はスマホを投げ出した。スマホは光り輝き、画面の中から空中に魔法陣が映し出された。その魔法陣から人間が出現した。

「な、なんだなんだ⁉」

 俺は驚きで腰が抜けてしまい、わなわなと震えるばかり。

「初めまして、お兄さん。お兄さんが私を呼んだの?」

 そこにはなんともエロい恰好をした美少女が立っていた。これはサキュバスのコスプレだろうか。尻尾と翼がある。

「い、いや、お、俺はただ広告のボタンをタップしただけで……」

 女子と話した経験のない俺はしどろもどろになりながらそう答える。

「それ、私を呼び出すボタンだよ。性に飢えてる人のところに出現するようにしといたからね。お兄さんはセックスしたいの?」
「え? あ、いや……」

 俺は顔を真っ赤にして俯く。セックスしたいかと問われた瞬間、俺のちんぽは勢いよく反り返った。

「あ、やっぱりセックスしたいんだね。おちんちんもう勃起しちゃってるし」
「うぅ……」
「じゃあ、しよっか」
「へ⁉」

 あまりにも気軽にそう言うので俺は思わず素っ頓狂な声を出してしまった。

「広告見たでしょ? お兄さんがゲームに勝ったら私とセックスさせてあげる」
「……ほ、本当に?」
「本当だよ」

 今まさに有り得ない現象が起こっているにも関わらず、俺の頭の中はこんな美少女とセックスできるのかということでいっぱいだった。

「私はリシア。サキュバスだよ。よろしくねお兄さん」
「お、俺は加藤拓也です。よ、よろしく」

 リシアと名乗ったサキュバスが手を差し出してきたので握手を返す。お、女の子の手ってすべすべだあ。

「てか、サキュバスって言ったか? マジで言ってる?」
「うん、マジだよ。人間にこんな芸当できると思う?」
「無理だな」

 一瞬で理解させられた。サキュバスはこんなに可愛い見た目をしているが悪魔だ。ゲームというのもきっとそれ相応のリスクが付きまとうはず。

「そ、それでゲームって何をするんだ」
「射精我慢ゲーム。私がお兄さんのおちんちんを責めるから、お兄さんは射精しないように我慢するの」
「ま、マジで?」
「うん、マジだよ」

 こんな美少女にちんぽを責めてもらえるのか。これゲームに負けてもおいしすぎないか。金を払ってこちらから頼みたいぐらいだ。でも、ゲームに勝って童貞も卒業したい。

「で、でも俺童貞だし。このゲーム俺は不利じゃないか」 
「うん。だからハンデを上げるよ。私は足以外ではおちんちんに触れない。足でお兄さんを責めるから、お兄さんはお射精を2回しないよう我慢する。1回はイってもいいから頑張れるんじゃない?」
「1回イってもいいの?」
「いいよ。制限時間内に1回しかイカなかったらお兄さんの勝ち。私と好きな時にセックスできる権利を手に入るよ」
「え? セックスって1回じゃないの?」
「ん? お兄さんが勝ったらいつでも私とセックスできるよ」

 なにそれ。おいしすぎないか。

「もし、負けたら?」
「負けたらお兄さんには私が好きな時に精液を搾れるようにしてくれればいいよ。勿論、死なないように搾るから安心して」

 勝っても負けても俺はこのサキュバスとエッチなことができる? そもそもゲームの内容がエッチだし。でもどうせなら勝ちたい。勝って童貞を卒業したい。

「よし、その勝負乗った」
「そうこなくっちゃ。安心して。すっごく気持ち良くしてあげるから♡」

 蠱惑的に微笑むリシアに、俺は思わず見惚れた。女とろくに会話したことのない男が、サキュバスとはいえこんな美少女とエッチができるんだ。夢ではなかろうかと俺は自分の頬を抓る。

「いてっ」
「ふふ、これは夢じゃないよ」

 現実であることを確かめた俺はズボンとパンツをずり下ろした。

「あ♡ 可愛いおちんちん。勃起してもそんなサイズにしかならないんだ」
「……やっぱり、小さい?」
「小さいね。すっごく弱そうなおちんちん。でも、可愛いよ♡」

 俺は股を開いて座りながら待機する。

「それじゃあ、10分我慢出来たらお兄さんの勝ち。1回まではイってもいいからね♡」
「ああ」
「それじゃあ、ゲームスタート♪」

 リシアの綺麗な足が伸びてくる。リシアは股を開いて俺に股間を見せつけるように誘惑してくる。

「勝ったら、お兄さんのおちんちん、ここに挿入れれるね♪」

 リシアは両足の裏で俺のちんぽを挟み込んで上下に動かし始めた。

「あっ……♡」

 俺はあまりの快感に思わず声を漏らす。き、気持ちいい……。足でされるのってこんなに気持ちいいのか。俺は視界に飛び込んでくるリシアの割れ目を凝視する。勝てばあそこに挿入れられる。絶対に勝ってやる……!

 俺は鋼の意思を抱き、精神を集中させた。
 
リシアのすべすべの足が上下に動いている。足の扱いは難しいはずだが、リシアはまるで手を動かすみたいに簡単に足を操っている。

「うっ……」

 足の裏で竿を挟んでいるのだが、まるでオイルでも塗ったかのように滑りがいい。俺は驚愕してリシアを見る。

「ふふん、凄いでしょ。サキュバスは体内からいつでも潤滑油を出せるんだよ」
「き、気持ちいい……」

 かなり滑りが良くなったはずだがリシアの足は俺のちんぽを外れずにしっかりと扱いている。時々亀頭部分を足の裏で撫でられるのもまた気持ちいい。気を抜けば一瞬で射精してしまいそうだ。俺は鋼の意思で耐える。

「あ、あれ。もうそろそろ出してもいい頃なんだけど。お兄さん童貞だし、私の足に耐えられるはずないんだけどなぁ」
「あぁぁぁ……」

 それまでゆっくりだったリシアの足の動きが加速する。
 気持ちいい……が、まだ耐えられる。俺はこのゲームに勝ってセックスするんだ!

「ほらほら、我慢しなくていいんだよ。気持ちいいでしょ? 童貞に我慢できる快感じゃないんだから」
「あっ……♡ あぁぁぁぁ……♡ そ、そこはぁ……♡」
「こうやって、両方の足の裏でおちんちんの裏筋の部分をごしごししてあげると気持ちいでしょ?」

 裏筋は俺が自分でオナニーする時でも刺激する俺の弱い部分だ。
 流石に弱点を刺激されては俺も我慢汁を漏らすのを止められなかった。

「あっ、きたきた。お射精の前の準備汁♪」
「あっ……♡ くっ、くぅ~……♡」
「私の出す潤滑油も気持ちいけど、自分で出す我慢汁はもっと気持ちよくなれるよ。だって我慢汁って射精を手伝うお汁だもんね。自分で射精に追い込むお汁出しちゃったらお兄さんにもう勝ち目はないよ」

 リシアの言うとおり、我慢汁を亀頭に塗り広げられるとそれまでの快感が倍になったような錯覚が起こった。リシアは足を巧みに使い俺の亀頭を可愛がる。これがサキュバスのテクニック。熟練度が違いすぎる。いや、人間の女のテクニックを味わったことはないけどな。言ってて悲しくなってきた。

「うわっ、5分過ぎちゃった。意外にしぶといね、お兄さん」
「俺の、セックスへの執念を舐めるんじゃねえ」
「どや顔で言ってるけどかっこ悪いよ、お兄さん」

 少し引きつった笑みを浮かべながら足を動かすリシアに、俺はどんどんと追い詰められていく。
 流石にサキュバスの本気の足コキを我慢できるほど、俺のちんぽの耐久力は高くない。徐々に押し寄せてくる射精感を噛み殺しながら、俺は少しでも射精を後へ後へと押し流す。
 それでも、リシアが仕上げとばかりに竿と亀頭を同時に足で扱き始めた瞬間に、俺の我慢は一瞬で崩壊した。

「あぁぁぁぁぁっ……!」
「いいよ、ほら、出して♪ 私の足に負けちゃお♡」
「くそっ……♡ あぁぁぁぁ……イクっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「あ、出た出た♡ いただきます」

 リシアは、足で飛び散った精液を掬うと指でなぞり口へと運んだ。

「んじゅちゅ……♡」

 いやらしく指を舐めとったリシアはタイマーを見た。

「ん、おいし♡ でも、1回目にちょっと時間使いすぎちゃったかな」
「はぁ……はぁ……へへ、あと1回は絶対に我慢してやるぜ」
「ふふ、それはどうかな」
「何っ」

 そう言うとリシアは俺を抱きしめてきた。俺の顔をおっぱいに埋め、ぱふぱふ攻撃をしながら耳元で囁く。

「すぐに搾り取ってあげるね♪」
「んがっ……んぐぅ……」

 俺は抗議するがおっぱいの谷間に圧殺されているので声を出せない。
 リシアは更におっぱいを顔面に押し付けながら言った。

「挿入れてあげる。いくよ……んんっ……んあぁぁ……あ……は、入ったよ♡」

 え? やばい、ちんぽが温かいものに包まれてすっごく気持ちいい。愛液でぐしょぐしょなのかねばねばの液体がちんぽに絡みついてくる。そしてこの締め付け。間違いない。これはリシアのおまんこだ!

「ほら、動いて……お兄さんのたくましい腰振りを見せて」

 俺は言われるまでもなく激しく腰を振った。念願のセックスだ。絶対に中出ししてやる。

「ああん……♡ あん……♡ んあぁぁぁ……♡ あぁぁぁぁぁっ……♡ しゅ、しゅごい……♡ お、おにいさん、は、はげしい……ああんっ……♡」

 俺は顔にとんでもなく大きな肉厚を感じながら無我夢中で腰を振った。

「いい……♡ お兄さんの腰振り……しゅごい……♡ あ、そこはダメ……♡ あぁぁぁぁぁっ……♡」

 一瞬にして射精感がこみ上げてくる。足コキの時とは感度が段違いだ。これがおまんこの中なのか。

「ちょーだい……♡ お兄さんの一番大切なもの、ぜんぶちょーだい……♡ お願い……♡ しゅき、お兄さん……♡」

 その言葉がとどめになった。俺はリシアの言葉に導かれるようにちんぽが脈動する。精液が尿道に送り込まれ、俺は絶頂した。

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「んぐっ……♡ んぐっ……♡ んんっ……♡ んぁぁ……♡」
「あんっ……♡ あんっ……♡ ふ、ふふ、ふふふ……♡ 私のかーち♡」
「へ……?」

 リシアが俺をおっぱいから解放する。とんでもない量の射精だ。今までこれほどの射精は味わったことがない。当然だ。おまんこの中だったのだ、から……?
 俺は目を疑った。おっぱいから解放された俺の視界に飛び込んできたのは、床にちらばった大量の精液だった。

「ど、どういうことだ」

 驚いて俺はリシアを見る。

「私の作戦勝ちだよ。お兄さんにはね、素股、してあげてただけだよ?」
「素、素股⁉」
「そ。言ったでしょ。サキュバスは体内から潤滑油を出せるって。お股を潤滑油で濡らして疑似おまんこを作ったってわけ。あとはおまんこだと勘違いしたお兄さんが、必死に腰を振って勝手にお射精しちゃったってわけね」
「そ、そんなぁ……やっと、やっと童貞を卒業できたと思ったのにぃ……」

 おっぱいで視界を奪われ、言葉で騙された俺の負けだった。タイマーは8分。おまんこだと思ったら我慢する気がなくなってしまった。1回目より早い射精だった。

「というわけでゲームは私の勝ちね。お兄さんには今後私の食料になってもらいまーす」

 まあいいか。童貞は卒業できなかったが、これからはこのサキュバスに毎日搾ってもらえるんだ。そう考えると悪くない。俺は童貞卒業を諦め、これから始まる搾精ライフに思いを馳せるのだった。

【完】
Ya
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バトルファック道場の師範は女子高生②

バトルファックの道場破りからしばらく経った。私は道場破りを返り討ちにしたということで界隈ではちょっとした話題になったのだけど、あまり注目されるのは得意ではない。だが、母から道場を引き継いだ身。この道場をもっと盛り上げていきたいという気持ちもある。
 だから、注目されるのも道場の為と思って自分に言い聞かせている。
 こんな私だが、まだ高校3年生の若輩者。周囲の力を借りなければ、道場経営なんてやってはいけない。幸い、広末さんという心強い味方がいてくれるおかげで、私はなんとかやっていけている。

 そんな私も当然だが昼間は高校に通っている。本来であれば将来の進路に頭を悩ませる時期ではあるのだが、私は進路が決まっているので気楽なものだ。
 
「よお、水本」
「平田くん、おはよう。なにか用?」

 通学中に目の前に立ちはだかった男子、平田雄介はクラスメイトだ。野球のエースピッチャーだが、朝練はいいのだろうか。

「何って、この俺が声を掛けてやったんだぞ。もっと嬉しそうにしろよ」
「別に平田くんに声を掛けられたからといって特別に嬉しいことがないもの」
「おいおい、学校中の女子がわーきゃー言ってる存在の俺相手にそんなこと言っていいのか。強がらなくていいぞ。そういうのは寒い」
「はぁ、とことん自信家ね。まあ確かに投げてる時のあなたはかっこいいものね。女子が色めきだつのもわかるわ」
「だろ?」
「それで、何の用? 用がないのなら私はもう行くけど」

 私がそう言うと平田くんは私を見て舌なめずりをした。

「だからよ、もうすぐ最後の夏の大会だからな。お前を俺の専属マネージャーにしてやろうと思ってその任命にきたのさ」
「悪いけど無理。家の事情で部活をしている時間はないの」
「そっか。まあ家の事情なら仕方ないか」

 意外と物分かりがいい。もっと強引に迫ってくると思ったけれど。

「じゃあよ、俺と付き合ってくれよ。それならいいだろ」
「付き合う? 私と平田くんが。なぜ?」
「そりゃ俺がお前のことを気に入ってるからだろ。それにお前も俺のことかっこいいとは思ってるんだろ?」
「投げてるときはね」

 こういうナルシストな部分は気持ち悪いけど。まあそれでもピッチャーはこれぐらい自分に自信があるほうがいいのかな。野球に関して私はよく知らないけど。

「だったら付き合おうぜ」

 こうなった時の男子は面倒くさい。振られるなんて微塵も思ってないからだ。変に振って逆恨みされても面倒だし。
 私は考えた末に、ある提案をする。

「今日の体育の授業、男女合同でするよね?」
「ああ、バトルファックだっけか」
「それで私と試合して勝ったら付き合ってあげる」
「本当か?」
「ええ、本当よ」

 正直、素人に負けるはずがないのだけど、平田くんは私が素人じゃないって知らないからちょっとずるいかな。でも私は男の子と付き合ってる余裕はない。

「へへっ、セックスには自信あるんだよ」
「へえ、結構経験あるんだね」
「あったりまえよ。野球やってるとモテるからな」
「そんなこと告白した女の子に自慢するようなことじゃないと思うけど」
「いいんだよ。俺が勝ったら付き合ってくれるんだろ? 今更撤回はしないよな」
「ええ。男ではないけど二言はないわ」
「なら、決まりだ。せっかくだ、学校まで一緒に行こうぜ」

 機嫌を良くした平田くんは、鼻歌混じりに歩き始める。
 おめでたい男子だ。もう勝った気でいるなんて。私は肩を竦めながら彼の後に続く。

 体育の時間がきた。
 先生が好きな相手とペアを組むように指示を出す。私と平田くんは示し合わせていた通り、真っ先にペアを組んだ。

「絶対に勝つぜ」
「私も負けなわいわ」

 互いに用意されたマットの上で向かい合う。ルールは普通の試合とは違い、何度絶頂してもかまわない。1度以上絶頂した後にギブアップを宣言した方の負けだ。授業なので、より長い時間相手と交わるのが目的だからこのルールが採用されている。イカせまくってさっさとギブアップを取ろう。

 先生の笛の音が鳴り響き、一斉に試合が始まる。ギブアップを宣言した方の負けなので、審判はいない。セルフジャッジだ。
 平田くんは素人の男子らしく、勢いよく私に迫ってくる。私はそのタックルをひらりと躱すと、ステップを踏み彼の後ろに回り込んだ。

「なにっ⁉」

 平田くんは驚いている。無理もない。素人だと思っていた女子が巧みなステップを披露したのだから。素人の男子の動きは読みやすい。だからこうして簡単に背後に回り込むことができる。私はすぐに平田くんの太腿に手を伸ばし、指で優しくマッサージを始める。

「うおっ……」

 平田くんには今、ぞわりとした感覚が奔ったはずだ。このマッサージは男性の射精を促す効果がある。血液の巡りをよくしてやることで、早く射精してしまうのだ。そうとは知らない平田くんは私のマッサージを受けながら強がる。

「へっ、せっかく後ろを取ったのに、こんな責めしかしないんじゃ、たいしたことはねえな」
「それはどうかしら。ほら、自分のおちんちんを見てみたら?」
「なに? ば、馬鹿な……⁉」

 平田くんが驚愕の表情を浮かべる。平田くんのおちんちんからは既に我慢汁が漏れていた。無理もない。このマッサージだけで我慢汁を漏らしてしまう素人男性がほとんどだからだ。競技経験者なら、こんな簡単にマッサージをさせてはくれない。相手が素人だからこそできる芸当だ。
 私はそっと亀頭の部分に指を添えると、我慢汁を掬った。その粘液を中指に塗り広げると、そのまま平田くんのアナルを貫いた。

「うおっ……!」

 初めての快感だったのだろう。驚きで目を見開く平田くん。私は我慢汁の滑りを利用してお尻の穴を抉っていく。慣れた手つきですぐに前立腺を探り当てると、指で刺激を開始した。

「うあぁぁぁぁぁっ……!」
「どう? お尻の初めてを奪われた気分は? 気持ちいい?」
「なんだ、これ……? こんなの、初めて……だ」
「いいこと教えてあげる。こうやって前立腺をいじめながらおちんちんを扱くとね」
「あぁぁぁぁぁっ……♡ や、やばい……♡」
「少しずつしか精液が出ないから、何度でもイケちゃうんだよ♡」

 耳元でそう囁いてやると、平田くんはぶるりと体を震わせた。
 右手で前立腺を刺激しつつ、左手でおちんちんをゆっくりと扱く。たったこれだけの責めに素人男性は耐えられない。
 私は平田くんの右耳をそっと甘噛みすると、トドメの言葉を囁いてやる。

「いっぱい出していいよ♡」
「うっ……くぅぅぅぅ……♡」

 びゅくびゅくびゅく……♡ 

 前立腺を刺激している為、少量の精液が溢れ出てくる。

「ほらほら、もっと出るでしょ♪」

 私は絶えず、前立腺とおちんちんを同時に刺激する。

「や、やめっ……」

 びゅるるるる……♡ びゅく、びゅく、びゅく……♡

「まだまだ出るはずよ」

 しこしこしこしこ……びゅるるる……♡ びゅく、びゅく、びゅく……♡

「ちょ、タンマタンマ。やばいって、漏れちゃうって……!」
「ならギブアップする?」
「し、しねえ……! 絶対しねえ!」
「なら漏らしちゃいなさい」

 私は手のひらに精液をたっぷり着けて平田くんの亀頭をこねくり回す。

「うああああああああああっ……♡」

 ぶしゅっ……! ぷしゃっ……ぷしゃっ……しゃっ……しゃっ……しゃっ……!

 平田くんは歯を食いしばりながら潮吹きの快感に耐えている。長い潮吹きが終わる頃には平田くんはぐったりして崩れ落ちた。

「バトルファックの公式試合だったらこれでKOだね」
「まだだぞ……俺はまだギブアップはしねえ……」

 そう息巻きながら、平田くんは私を見据える。
 やれやれ。これでギブアップしてくれたら楽だったんだけど。仕方ない。徹底的にイカせるとしよう。
 立ち上がった平田くんに、私は向かっていく。
 
 「平田くん、気持ち良くいっぱいぴゅっぴゅできて良かったね」
「まだまだこれからだぜ」
「私も気持ち良くしてほしいから、平田くんに責めさせてあげる」
「なんだと……?」

 私は無防備にマットに腰を下ろした。これは実力差をわからせる為の作戦だ。平田くんに隙に責めさせて私をイカせられないとわからせれば、彼の心を折ることができるだろう。

「舐めやがって」

 平田くんは私のこの行動を余裕と見たのか、少し腹を立てたようだ。こうして相手を冷静じゃなくすのもバトルファックにおいては有効だ。怒りに支配されている状態では、まともに女の子を感じさせることはできない。
 素人男性はいきなりおまんこに指を突っ込んできたり、おっぱいを揉んできたりするけど、正直そんな責めじゃ女の子をイカせることはできない。やはり女の子は体全体が性感帯と呼ばれるだけあって、全身を責めながら弱い部分を探り当てる技術が男には必要だ。素人の男性はまずそれができない。なのでいくら責めさせても恐れることは何もないのだ。

「お望み通りイカせてやるよ」

 平田くんが迫ってくる。さあ、おまんこに手が伸びるかおっぱいに手が伸びるか。私が彼の動きを目で追っていると、驚いたことに彼の手は私の顔に伸びてきた。

「っ……⁉」

 そのまま平田くんの顔が近づいてきたかと思うと、不意に唇を奪われた。

「んんっ……」

 予想していなかった反撃に、私は対応が遅れてしまう。いつもだったらキスは基本技だから私も得意にはしているのだけれど、この不意打ちに私はすっかり動揺していた。勢いのままに押し倒され、強引に唇を奪われる。舌を口内に捻じ込まれ、歯茎を舐められ舌を絡めとられる。主に私の口内でのキス責めに、私は不覚にもときめいてしまった。こんな風に強引に唇を奪われたのは初めての経験で、頭がフリーズしてしまったのだ。

「んちゅ……♡ ちゅぅ……ちゅぱぁっ……♡」

 たっぷりと平田くんの唾液を飲まされた私は、とろんとした目で平田くんを見つめる。長いまつ毛が目に覆いかぶさり、その美しい顔を際立たせる。

「ちゅぱぁっ……好きだ、水本」
「っ……⁉」

 目をしっかりと見据えた平田くんの告白に、私はまたしてもときめいてしまう。さっきから平田くんにペースを乱されている。こんなこと、広末さんにだってないのに。素人の平田くんなんかに。
 私はなんだか負けた気分になり、股を擦り合わせる。股の奥がじんわりと疼き始め、湿り始めたのだ。素人の平田くんなんかに感じさせられている。
 平田くんの手が私の体に触れた。そっと優しく撫でるように愛撫してくる。

「あっ……」

 私は思わず声を漏らした。こんな風に声を漏らしたのは初めての経験だった。いつもは演技の喘ぎで男性の官能を刺激してきた私だけど、今回ばかりは悔しいが本気で声を漏らしてしまった。
 このままじゃまずい。
 そう考えた私は手を伸ばして平田くんの胸板に触れた。

「おっ……なんだ。イカせてほしいんじゃなかったのか」
「……うるさいなぁ」
「予想外に感じてるみたいだな。言ったろ。お望み通りイカせてやるって」
「イカないし……」
「うっ……乳首責めか。やっぱりお前バトルファック経験者だろ」

 流石にバレたか。

「経験者だろうが、負ける気はないけどな」

 そう言うと平田くんは私の秘部に手を伸ばしてくる。優しく指でクリトリスを刺激してくる。

「あぁん……」

 触り方が上手い。巧いのではなく上手いのだ。決して技術が卓越しているわけではない。ただ、慈しむように労わるように優しく触れてくれる。それだけで女の子は嬉しくなってしまうものだ。そして平田くんの触り方はそういう触り方なのだ。彼が本当に私に大切に触れてくれているのが伝わってきて、私は思わず赤面してしまう。

「へへっ、こんなに濡れてくれて俺は嬉しいぜ。俺は、お前を気持ち良くしてやりてえよ」

 触り方が優しすぎる。こんな触り方ができるのは、ただ経験を積み重ねたからだけではないだろう。彼は本当に私のことが好きなのだ。私はてっきり彼の装飾品に加える気としか思っていなかったけど……流石にわかる。蔑ろにする相手に、この触り方はできない。

「あんっ……♡」
「俺に残された射精数は恐らくあと一発。この一発に全てを懸けるぜ」

 そう言うと、平田くんは反り立ったイチモツを私の中へと挿入してくる。

「んんっ……♡ あっ……」

 熱く滾ったイチモツが挿入されたことで、私は反射的に膣を締めてしまう。いつもなら膣のコントロールはたやすいはずなのに。今日は制御できない。

「うっ……さすがの締め付けだな。ちょっとでも油断したらすぐにイッちまいそうだ」

 平田くんはゆっくりと腰を動かし始める。
 まずい。このまま続けられたら恐らく私はイカされてしまうだろう。私はバトルファッカーとしての矜持を見せる為に下から腰を押し出す。

「おっ……うぁ……下からも突き上げられるのかよ」
「ふぁぁぁぁぁ! うん……まあね……あぁぁぁぁ……!」
「くそっ! けど、俺も引けねえ。俺はもうこの1回に懸けてるんだからな」
「あぁぁぁぁん! 平田くんの、おっきい……! 熱い……!」
「その熱さが俺の想いだ! 好きだ、水本!」

 ぱんぱんぱんぱん……ぱんぱんぱんぱん……ぱんぱんぱんぱん……!

 激しい腰振りの応酬が行き交い、お互い息を乱れさせる。
 次第に私の嬌声が大きく頻繁になっていき、追い詰められているのがわかる。

「あぁぁぁぁん! うそっ……イッちゃう……イカされちゃう……あぁぁぁぁっ!」
「イってくれ! 俺でイってくれ! 水本っ……!」
「ふぁぁぁぁ! 平田くんのおちんちん気持ちいい! あぁぁぁん!」

 膣内がひくつき、イク前兆を伝えてくる。
 私はもう止められない絶頂の波を感じながら平田くんにすがりついた。

「平田くんもイって。平田くんの欲しい! 平田くんのちょーだい!」

 それはバトルファッカーとしての意地だった。素人にイカされるわけにはいかないというプライド。そしてそれは平田くんの心に刺さったようだった。

「おい、それはずるいって……あぁぁぁっ! くそっ! イクっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 大量の精液が私の膣内に注がれていくのを感じる。強がってはいたが平田くんも限界だったのだろう。相当我慢した証拠がこの大量の精液だ。私は満足げに微笑むと、押し寄せる波に身を委ねた。

「イクぅぅぅ……! あぁぁぁぁ……! イク……イク……イク……あぁぁっ♡ イッちゅう……♡ ダメ……ダメ……あぁぁぁぁぁっ♡」

 私は目をきゅっと瞑りながら、絶頂する。ひくひくと膣が痙攣し、中に納まった平田くんのおちんちんから残った精液を搾り出していく。 

「あっ……くっ……くぅ……♡」
「あぁん……♡」

 お互いを強く抱きしめながら、私たちは激しく絶頂した。
 長い絶頂を終えた私たちは崩れ落ちるように離れた。

「はぁ……はぁ……はぁ……俺の、負けだ。もう出せねえ。ギブアップだ」

 悔しそうに平田くんがそう溢した。だが私はその言葉を否定する。

「ううん、私の負けだよ。参りました」

 初めて男性にイカされたのだ。ここは負けを認めなければ女が廃る。
 
「それじゃあ」
 
 平田くんが目を輝かせる。

「うん、今日からよろしくね。平田くん。ううん、雄介くん」
「……よっしゃああああああああああ!」

 体育館に平田くんの絶叫が響き渡った。


【おまけ】

 雄介くんと付き合うことになった。あの試合はルール上、先にギブアップした雄介くんの負けになったけど、勝負に負けたのは私だった。彼と体を交えた結果、私は本気で彼に好意を抱いてしまった。悔しいけどこの気持ちに嘘は吐けないから仕方ない。

 そして、今日は雄介くんの最後の夏。野球の試合を見に来ていた。
 2アウト満塁逆転サヨナラのピンチ。1点リードの9回裏。カウントはフルカウント。次の1球で全てが決まる。キャッチャーのサインに首を振る雄介くん。次の瞬間、雄介くんが大きく振りかぶり、ラストボールを投げ込んだ。
 金属音が響き渡り、ボールは真夏の空へと消えていく。外野を転々とする間にサヨナラのランナーがホームを踏んだ。ボールの行方を見つめていた雄介くんは、空を見上げると目を拭った。

 試合後、私は雄介くんを出迎えた。

「お疲れ様」
「悪いな。甲子園、連れていってやれなかった」
「最後は真っすぐだったね。自分で選んで投げたんだ」
「これで最後かもしれねえって思ったら、自分の一番自信のあるボールを投げたかったんだよ。結果綺麗に打ち返されちまったけどな。かっこわりぃ」

 帽子で顔を伏せる雄介くんの肩に、私はそっと手を置いた。

「そんなことない。やっぱり投げてる時の雄介くんはかっこよかったよ」

 その言葉を聞いた雄介くんはにっとはにかむと、私の頭をくしゃっと撫でた。

「野球はこれで終わりだ。これからは俺も穂影の道場に通うよ。穂影に負けたままは悔しいからな」
「ふふ、いつでも相手してあげる」

 私の道場に、新人門下生が増えるのはそれからすぐのことだった。
Ya
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おっぱいからは逃げられない


バトルファック部の俺、谷口良太は負けられない相手と体育の授業でバトルファックの試合をすることになった。
 事の発端は2時間前に遡る。

「やっぱり優子ってすっごいよね。雑誌の表紙で見かけたら刺激強すぎって思うもん」
「まあ、おっぱいには気を使ってるから当然よ。それが私の仕事だし」
「グラドルが同じクラスにいるってだけで鼻が高いよ。どうやったらそんなにおっぱい大きくなるの?」
「まあ、色々よ。流石に企業秘密。教えられないわ」
「でもほんと凄い。バトルファックとかも強そう」
「そうね。少なくとも同年代の男子に負ける気はしないわ」

 クラスで女子たちが雑談に興じていただけだと思った。だが、聞き捨てならない言葉が聞こえてきた俺は思わずそちらを見てしまう。
 度会優子。グラビアアイドルをしているクラスメイトだ。グラドルとして人気が高く、雑誌でもよく彼女のグラビアは見かけていた。
 とにかくおっぱいがでかい。ただでかいだけじゃなく形も整っていて美しいことから神乳と呼ばれている女子だ。確かに高校生離れしたおっぱいは素直に凄いと認める。だが、バトルファックの素人に負けるほど、競技経験者は甘くない。

「おー、強気の発言ですなぁ。じゃあさ、バトルファック部の男子にも勝てると思う」
「愚問ね。バトルファック部だろうとなんだろうと、負ける気はしないわ」

 俺は我慢ならず立ち上がった。

「そいつは聞き捨てならねえな。流石に素人には負けねえぞ」
「あら、気に障った。それはごめんなさい。事実を言ったつもりだったのだけど、気に食わなかったかしら」
「事実じゃねえ。そこまで言うなら俺とバトルファックしてみるか」
「谷口くんと? やめておいたほうがいいわ。恥をかくわよ」
「なんだ、口だけか? 逃げるんだったらあんまり調子に乗ったこと言わねえほうがいいぞ」
「はぁ……そこまで言われては仕方ないわね。私は嘘つきではないもの。いいわ、今日の体育の授業は確かバトルファックだったわね。私とペアを組みましょう。それで文句ないでしょ」
「ああ、望むところだ」

 度会の友人の女子が心配そうに彼女に耳打ちする。

「だ、大丈夫なの、優子」
「心配いらないわ。むしろ、彼の心配をしてあげたほうがいいんじゃないかしら」

 どこまでも口が減らないらしい。俺は体育の授業で目にもの見せてやると心に誓ったのだった。

 そして今、俺は度会とマットの上で向かい合っている。
 教師が授業の説明を始める。

「よし、全員ペアを組んだな。今日は初めての実戦形式の授業だ。勝敗はそんなに意識しなくてもいい。制限時間は自由に試合して構わない。それでは始め」

 教師の合図を受け、各マットでそれぞれ試合が始まるが俺と度会だけは睨み合っていた。

「で、どうするの?」
「教師の言った通りでいいんじゃないか。制限時間内、自由に試合をする。それでどっちが強いかはっきりするだろ」
「そうね。本当にいいのね?」
「くどいな。さっさと始めるぞ」
「わかったわ」

 そう言うと度会は手で隠していたおっぱいを曝け出した。生で見る度会のおっぱいはとんでもないでかさだ。それでいて美しい。まさに理想のおっぱいだ。確かにあのおっぱいは脅威だと思う。だが、おっぱいが大きいからと言ってバトルファックで勝てるわけではない。おっぱいを扱うにも技術が必要なのだ。素人の度会にその技術があるとは思えない。

「どうしたの? 来ないの?」
「焦るなよ。今に押し倒してやるよ」

 度会は再びおっぱいを手で捧げ持つと、前傾姿勢を取った。度会の手がめり込み、その柔らかさを伝えてくる。
 思わず視線を釘付けにされるその圧倒的な存在感に、俺はたまらず生唾を飲み込んだ。
 俺は頭を振り、煩悩を振り払うと度会に迫る。

「んっ……」
「抵抗しないんだな」
「バトルファック部相手にしても意味ないでしょ」
「それで勝てるとかよく言ったもんだ」

 俺は度会を押し倒すと、彼女が手で覆い隠しているおっぱいに手を伸ばした。触れると極上の弾力が返ってきた。とんでもない凶器だこれは。俺は度会のおっぱいを揉みしだく。度会は手を俺の股間に伸ばし、ちんぽを握った。そしてゆっくりと手を動かし始め、手コキを開始する。だが、やはりこの手のことには慣れていないのか然程気持ち良くはない。

「じゅちゅ……」

 俺は手コキは無視して度会のおっぱいにむしゃぶりつく。その乳首に吸い付き、吸い上げる。いやらしい音が響き、度会が小さく喘いだ。

「んっ……」

 俺は乳首を舌で転がしながら、吸い上げるを繰り返す。度会のおっぱいは大きさ、形、それからこの乳輪までもが美しい。神乳と称されるだけはある。
 俺はせっかくの機会だからとその神乳を堪能する。

「んっ、ほらね、男なんておっぱいの前ではみんな無力なのよ。バトルファック部だって例外じゃない。夢中になって私のおっぱいにしゃぶりついている様はまるでおっきな赤ん坊ね」
「じゅちゅ……だが、責めてるのは俺だぜ……」
「あなたは責めさせられているだけよ。まだ気付かないなんておめでたい人ね」
「じゅちゅ……なに?」
「あなたのおちんちん、もうぐしょぐしょよ?」
「……っ⁉」

 度会に指摘されて初めて気付く。俺のちんぽからは既に大量の先走り汁が漏れていた。それを意識すると途端に快感の波が押し寄せ、脳に警鐘を鳴らす。

「今更気付いてももう遅いわ」

 度会は先走り汁を手で掬うと亀頭全体に塗り広げ、重点的に亀頭を責め始める。亀頭を手のひらで包み込んでの早い上下運動。俺はたまらず腰を突き出した。

「ほら、イキなさい。私のおっぱいを吸いながら情けなくびゅーびゅー漏らせ」
「あぁぁぁぁぁぁっ……♡ じゅちゅる……♡」

 イク間際、俺は最後の抵抗とばかりに度会の乳首を強く吸った。だが、一度尿道に流れ込んだ精液の流れは止められず、一気に体外に放出された。

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「くっ……♡ あっ……♡ あぁぁぁ……♡」

 度会の手の隙間から勢いよく精液が飛び出し、俺がイカされたことを周囲に報せる。
 なんでだ。俺が責めていたはずなのに。こんな手コキ脅威でもなかったのに。なぜ俺はイカされている……?
 俺が混乱していると、度会は俺の頭を抱き寄せおっぱいに埋めてくる。

「うぐっ……」

 ぴゅっ……♡

 おっぱいに包まれた衝撃で、尿道に残っていた精液が飛び出した。

「ねえ、どうして真っ先に私のおっぱいに手を出したの?」

 度会の質問に俺は衝撃を受ける。
 そうだ。度会のおっぱいは脅威だとわかっていたんだ。それなのにどうして俺は度会のおっぱいに真っ先に手を伸ばした?

「それはね、谷口くん。あなたが私のおっぱいの魅力に惑わされていたからよ」

 度会がおっぱいを手で覆い隠し、その手がおっぱいにめり込んだのを見て、俺はその弾力が頭に焼き付いてしまった。あのおっぱいを味わいたいと、無意識に思ってしまった?

「男の子である以上、おっぱいの誘惑からは逃げられないのよ」

 俺にぱふぱふを食らわせながら、度会は淡々とその事実を突きつけてくる。

「むぐぅ……むぐぅ……」

 おっぱいから沸き立つ女のフェロモンをたっぷりと吸い込み、俺は脳を麻痺させられていく。思考力を奪われていく。ぱふぱふは素人が扱えるほど簡単なおっぱい技だ。男の頭をおっぱいに埋めて揺らすだけでいい。たったそれだけで、男はメロメロにされてしまう。現に俺も度会のおっぱいにメロメロだった。すっかり抵抗する意思を奪われ、ただぱふぱふを味わい続けた。

「そろそろ、仕上げるわね」

 そう言うと度会は俺をおっぱいから解放した。久しぶりに味わう光のある世界に、俺は目が正常に機能しないのを感じる。視界がぼやけて前がはっきりと見えない。何かが迫ってると感じた時にはもう遅かった。俺は度会のおっぱいタックルを顔面にもろに受けて吹っ飛んだ。大の字に寝そべる俺の股の間に度会が素早く体を滑り込ませてくる。そして、膝の上に俺の腰を持ち上げ、その神乳で俺のちんぽを挟み込んだ。

「うあぁ……♡」
「もう先走りがこんなに漏れてるし、すぐに終わるわね」

 先述のぱふぱふで既に先走りを漏らしていた俺のちんぽはおっぱいに包まれただけで射精しそうになってしまう。

 びゅくびゅくびゅく……♡

 実際に、俺は脳がイカされているので正常に機能せず、まったく射精を堪えることができなかった。少量ではあるが確かに精液が俺のちんぽから漏れるようにどろどろと流れた。まだ挟まれただけなのに。俺は脳に痺れが広がっていくのを感じながら、何も考えられなくなっていく。

「あら、もう出したの。早いわね。バトルファック部で早漏って、大丈夫なのかしら」

 度会はゆっくりとおっぱいを揺らしながら俺のちんぽを責めていく。そしてたったそれだけの動作で、俺のちんぽは音を上げてしまう。

 びゅく、びゅくびゅくびゅく……♡

 またしても少量の射精。圧倒的な快感の波は押し寄せないが、脳イキを何度も繰り返しているような、そんな感覚。既に俺は夢見心地で口をあわあわさせながら涎を垂らしていた。まるでオネショするみたいに、情けなく精液を漏らし続ける。

 びゅくびゅくびゅくびゅく……♡

「あら、また漏らしたの。情けないわね。まだパイズリというほど擦ってないわよ?」

 夢の中でオネショする夢を見ているような、幸せな感覚。抗うことが馬鹿馬鹿しいような、そんな感覚に支配されながら、俺は射精を続けた。

 びゅくびゅくびゅくびゅく……♡

「はぁ、ここまで搾ったらもう抵抗できないだろうし、さっさと仕上げましょうか」

 溜め息を吐いた度会は両手でしっかりとおっぱいを寄せて、乳圧を強めた。
 
「谷口くん、今から仕上げのパイズリをするから、我慢しないで思いっきりびゅーびゅーしていいわよ。まあ、我慢なんてできないだろうけど」

 ちんぽが乳肉にめり込む。ちんぽの形に合わせて全てを包み込む乳肉の圧倒的幸福感に俺は敗北を悟った。
 度会が激しくおっぱいを擦り合わせる。圧倒的重量感の塊に打ち据えられた俺のちんぽは一溜りもなくあっさりとおっぱいに屈服し、爆ぜた。
 
 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡
 
 先ほどまでの漏らすような射精と違い、勢いよく尿道から飛び出した精液は、宙高く飛んで俺の顔にまで飛来した。自分の精液で顔をべとべとにしながら、俺の意識は暗闇に引きずり込まれていった……

 意識を取り戻した俺に待っていたのはまさに地獄のような日々だった。
 俺が失神したので教師が俺たちの試合を中断させたらしい。度会の友達の女子たちが大興奮して学校中に噂を広めた為、俺が度会にのおっぱいにKO負けした事実はすぐに学校中の生徒が知るところとなった。
 バトルファック部の恥さらしと部員たちから叱責を受け、それ以降練習に参加しても女子から徹底しておっぱいで責められるようになった。女子のおっぱいを見るたびに度会のおっぱいを思い出してしまうようになった俺は、その後、バトルファックの試合で1度も勝つことができず、高校を卒業と同時に競技から引退した。

 そして現在は度会が載った雑誌や写真集を買い漁り、あの敗戦を思い出してしこる毎日だ。俺は今も、度会のおっぱいに負け続けている。
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BFワールドカップ

4年に一度開かれるバトルファックの祭典。それがバトルファックワールドカップだ。通称WBFC。今年の日本代表選手として選ばれた俺、日野昇は武者震いしていた。予選の最後に対戦するのはロシア代表の選手だ。日本代表の男子はかつてこのWBFCでたった1度だけ頂点に立ったことがある。だがここ最近は強さの影はなく、予選敗退を繰り返している。女子は本戦まで勝ち進み奮戦しているのだから、男子だって負けてはいられない。今大会の代表選手は男女それぞれ3人いる。そしてその男女が予選リーグに別れ、総当たり戦を行い上位2名が次へと勝ち進む。
 そして、俺は次の試合に勝てば1次予選通過という大一番だった。そして相手は世界ランクは下の格下相手。既に彼女の予選敗退は決まっており、消化試合だった。順当にいけば勝てるだろうが、油断は禁物。無難に勝って次のステージへと駒を進めなければ。
 リングに上がった俺は対戦相手のアーリャという女性を見る。

「よろしくねー、ノボル。サムライとやれるなんて楽しみだよ」

 にこやかに手を差し伸べてくるアーリャの手を握り返し、俺も挨拶を交わす。

「よろしく、アーリャ。侍の意地を見せる為にも、君に勝つよ」
「ふふん、そうはさせないよー。わたしは予選敗退が決まっているけど、勝ちにいくからね」
「望むところだ」

 握手を交わした俺たちは所定の位置につく。
 改めてアーリャを見る。色白く美しい肌に思わず見とれてしまう。日本人とは違う雪のように白い肌に細腰のスタイルは、美を極めた存在のように強く印象づく。おっぱいも大きく、均衡のとれたスタイルだ。そして彼女の吸い込まれるようなブルーの瞳。その瞳で見つめられると言いようのない感情が昂ってくる。

「始め!」

 審判の合図を皮切りにアーリャはタックルを仕掛けてくる。俺はそれを正面から受け止める。

「うっ……」

 胸板に押し付けられたアーリャのおっぱいが俺に僅かな快感を与えてくる。だが、俺はアーリャのタックルを受けても倒れず、逆に押し倒して見せた。

「きゃっ……」

 アーリャが小さく悲鳴を上げて仰向けに倒れた。日本男子たるもの、正面から戦うべし。これぞ武士道。日本代表が侍と呼ばれる所以である。他国の代表選士であれば、先ほどのようなタックルは躱して背後に回り込むのが定石。だが、日本代表はそんな戦い方をしない。相手の責めをしっかりと受け、それを返すスタイルだ。強靭なちんぽと精神力を併せ持たなければできない戦法。
 俺は押し倒したアーリャのおっぱいを揉みしだき、秘部に手を伸ばした。

「ひゃんっ……たくましいカラダ。さすがサムライ」

 俺の責めを受けて喘いだアーリャだが、彼女もただ責めを受け続けているわけではなく、攻めに転じ始める。

「ちんぽは凄いけど、こっちはどうかな」
「なに? あぁ……」

 アーリャは俺の乳首に狙いを定めて、指で弾いてきていた。小さな快感だが、あまり味わったことのないような快感が乳首から体全体に広がっていく。だが、この程度の快感は些事だ。日本にも乳首を責めてくる女子はいる。乳首責めは決定打に欠けるという弱点がある。故に乳首責めは続けさせておくというのが定石だ。その間にこちらは相手をイカせることができるのだから。

「いい反応。この様子だとじっくり乳首を責められたことはなさそう」

 アーリャは舌なめずりをしながら俺の乳首を指でこねくり回していく。

「乳首で良けりゃ好きに責めさせてやるよ。その間に俺はお前をイカせるだけだ」

 相手の責めを受けたうえで勝つ。それが武士道。俺はアーリャの乳首責めを受けながらアーリャの秘部を責め続けた。

 かなりの時間が経過した。アーリャはまだイっていない。そして一方俺は――

「あっ……あぁ……」
「ふふ、どうやらわたしの勝ちみたい。君のテクなら耐えきれるかもと思ったけど、ギリギリだったよ」
「なっ、なぜ……あっ……」

 俺は信じられない思いでアーリャを見ていた。アーリャが指摘した通り、日本人の選手はその戦闘スタイルからしてちんぽの耐久力を高めているタイプが多く、守備型の人間が多い。故に他国の代表選手と比べて責めが弱いという弱点があり、俺も例に漏れずそのタイプだった。
 だからちんぽの耐久力には自信があった。だが、アーリャはちんぽには目もくれず、乳首を徹底的に責めてきた。そして今、俺の乳首はかなり敏感になっており、アーリャの指で弾かれる度に悲鳴を上げている。こんなにも長い時間乳首を責められたことがなかった俺は、乳首責めの真の恐ろしさをわかっていなかったのだ。

「ふふ、形勢逆転だね。覚悟して、サムライボーイ」
「あぁぁっ……おぅ……くそっ」

 いつしか俺の手はアーリャを責めることができずに、ただ、アーリャに覆いかぶさりながら四つん這いになっていた。アーリャの指に乳首を弾かれる度、俺の体を支える腕ががくがくと震えた。

「あとちょっとで決壊するね。じゃあ、これでどう? れろれろれろぉ……」
「あぁぁぁぁぁっ……!」

 ついに俺の腕が折れ、体が崩れ落ちた。

「ちょっと、重いよ」

 アーリャは俺の乳首を指で弾きつつするりと俺の体の下から抜け出すと、俺の背後を取った。
 俺は体を返され、仰向けの状態で大の字にされた。

「よいしょ……それじゃ、仕上げに入るねー」
「うあっ……おおぅ……」

 アーリャはその豊満なおっぱいで俺のちんぽを挟んだ。手を使っていないのに凄い乳圧だ。ちんぽが圧迫されるのを感じながら、俺は身悶えた。

「いくよー」

 アーリャは宣言と同時に、指で俺の両方の乳首を弾きながら上下運動を開始した。

「うあぁぁぁぁっ……!」

 手を使わないパイズリ。アーリャの乳圧があるからこそなせる技だ。そしてそのパイズリが与えてくる快感は些細なものだ。この技の真の恐ろしさは、その乳首責めの方にあった。

「ほらほら、乳首を、こうやって弾かれながら、パイずられるのやばいでしょー、頭馬鹿になっちゃうねー」
「あぁぁぁぁぁっ……やばい、これ、やばい……!」
「私は乳首責めの専門家なの。バトルファックには向いてないけど、強い相手にはこうやって無類の強さを発揮するんだよ」
「くそっ……気持ちいい……あぁぁぁぁっ、射精ちまう……♡」

 些細な快感を与えてくるパイズリだが、乳首責めによって高められた射精感の伴ったちんぽを射精に導くには十分な刺激だった。耐久力の高いちんぽもこうして乳首責めから崩されれば脆いということがよくわかった。乳首責めの使い手と侍ファッカーは相性が最悪だったのだ。

「ほら、出せ。負けろ。この乳首の快感に負けろよ。ほら、ほらほらほら……!」
「あぁぁぁぁぁっ、で、射精るっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 言い訳のできないくらい大量の精液を巻き散らし、俺はアーリャに敗北した。

「はい、終わりー♡ 予選落ちおめでとう、サムライボーイ♡」
「くっ、くっそー……」

 俺は目を腕で覆いながら、悔しさのあまり唇を噛むのだった。

 アーリャに敗れて予選敗退した俺は、残りの2人の日本代表選手の試合を応援することにした。
 1次予選を勝ち上がり、2次予選に勝ち進んだ日本代表選手は2人いる。そして今から行われるのはそのうちの1人、高城陽太と、中国代表のシン・イーという選手だ。
 長身ですらっと背が高く、足の肉付きが良い。足が長く、美脚の持ち主だ。高城さんもこの試合で負けたら敗退が決まってしまう為、絶対に負けられない一戦だ。

「よろしく」
「よろしく」

 短い挨拶と握手を交わし、互いに所定の位置につく。
 審判の「始め!」の合図を受けて試合が始まった。

 互いにタックルは仕掛けずに、距離を詰めてキスの応戦を始めた。

「んちゅ……」
「じゅちゅ……」

 キスをしながら互いに胸板に指を這わせて、下腹部へと手が伸びていく。シン・イーがちんぽを、高城さんがまんこに触れたことで、相互愛撫が始まる。キスの応戦が続く中、互いに手コキと手マンの応酬が繰り広げられる。それにしても凄い、あのシン・イーという選手、高城さんよりも腰の位置が高い。身長は同じぐらいなのに。あの美脚は要注意だな。俺がそう分析している最中、動きがあった。

「ちゅ……うっ……」

 高城さんが少し怯んだ。どうやらキスと相互愛撫の軍配はシン・イーの方に上がったようだった。腰を引いた高城さんのちんぽから手を離したシン・イーは太腿でちんぽを刺激し始めた。

「あっ、うっ……」

 明らかに効いている。シン・イーは高城先輩の肩を両手で固定して、太腿でちんぽへの責めが続く。

「わたしの足、気持ちいいか?」
「まだまだ、平気さ」
「なら、もっとたっぷりと味合わせてやろう」

 そう言うと、シン・イーは太腿での責めをやめ、高城さんの足を払った。綺麗に足を払われた高城さんは仰向けにリングに沈んだ。そしてシン・イーは手早く高城さんの足を掴み、その美脚でちんぽをいじめ始める。

「あぁぁぁ……くぅ……」
「こうやって足のわたしの裏でちんぽをいじめてやる。そのままスペルマを巻き散らすといい」
「だ、誰が。こんな足早くどかして……うあぁぁぁぁぁ……」
「無駄ね。この体勢になった時点でお前の負けだ。諦めるいい」

 手慣れた様子で足を機械的に動かすシン・イー。だが、その長い足の前後運動を止めることは叶わず、次第に追い詰められていく。俺は高城さんの敗北を悟り溜め息を吐いた。この状況から高城さんが逆転するのは不可能だ。シン・イーの手で足を固定され、足でちんぽを責められる。完璧な男殺しだ。この体勢では男は女にまったく反撃することができない。なんとか脱出しようと腹筋を使って上体を起こしているが、足から齎される快感にうまく力が入らない様子だ。
 そして、案の定、高城さんの限界が訪れる。

「ほら射精せ。わたしの足に屈服した証を見せろ」
「くそっ……あぁぁぁぁ……くそっ、くそぉぉぉぉぉぉぉっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 シン・イーの美脚にあっさりと敗北した高城さんは悔しそうに崩れ落ちた。

「勝負あり! 勝者、中国代表シン・イー」

 場内から歓声が沸き起こる。美脚を活かした責めに、観客も興奮した様子だった。これで男子の日本代表はベテランの鈴木焔さんを残すのみとなった。
 だが、ここから鈴木さんは快進撃を見せる。2次予選も勝ち上がった鈴木さんは本戦リーグでも順調に勝ちを重ね、最終戦に勝てば優勝というところまできたのだ。これで男子の日本代表が勝てば16年ぶりの快挙となる。だが、対する相手は皮肉にも日本代表だった。そう、女子の日本代表だった。

「鈴木さんとまさかこの舞台で戦えるなんて光栄です」
「まさか君みたいな若手と優勝を争うことになるなんてな。どちらが勝っても日本の優勝だ。それを嬉しく思う。だからこれは、男子と女子の威信を懸けた戦いだな」
「そうですね。確かに。女子が勝ちます」
「君のような小娘に負けてやるわけにはいかないな」

 女子の日本代表でここまで勝ち残ったのは、新進気鋭の若手選手、杉山未来だった。小柄だがベテランのようなテクニックを持っていることで国内でも優秀な成績を収めている期待の若手選手だ。一方の鈴木焔さんは、かつてこのWBFCで優勝を果たした唯一の日本人選手だ。16年前、この人はWBFCの頂点に立った。だが、その後はワールドカップ年に怪我をしてしまい今大会は優勝した時以来の出場だ。

「それでは、決勝戦。日本代表鈴木焔vs日本代表杉山未来、始め!」

 審判の合図で試合が始まる。鈴木さんと杉山は目で通じ合っているかのように絡み合った。軽くキスを交わし、それぞれ互いの体を愛撫し始める。

「私、侍ファッカーってかっこいいって思うんです。どんな責めも正面から受け止めて、相手の技を受けきって勝つ。そんな日本のバトルファックが大好きです」
「それが俺たちの誇りだからな。他国からすれば馬鹿な戦い方だとは思う。だが、それが俺たち侍の姿だ」
「だから、私も侍として鈴木さんの魂を引き継ぎますね」

 そう言うと杉山は正面から正々堂々鈴木さんの愛撫を受け止める。長年の経験と技術が詰め込まれた渾身の愛撫を受けながら、杉山はすました顔で愛撫を返す。

「くっ……や、やるな」
「ふふ、ありがとうございます。でも、そんなに強がらなくてもいいですよ。私の手コキを受けて我慢できた男の人はいませんから♡ 鈴木さんも、疼いてきちゃったでしょう? たまたまがきゅっ、きゅって持ち上がってきましたよ」

 全てを見透かすような優しい微笑みで、鈴木さんを見つめる杉山。馬鹿な。あの鈴木さんが追い詰められている? 国内どころか世界でも負け知らずだった鈴木さんが? ポーカーフェイスを貫いてはいるが、杉山が指摘した通りその額に汗が浮かんでいるのを俺は見逃さなかった。
 杉山は優しく玉を揉み解し、慣れた手つきでちんぽを扱いている。まるで男のちんぽをイカせるのなんて簡単とでも言うように聖母のような微笑みで男を見つめ、男が自分の手に屈する瞬間を今か今かと待っている。俺も杉山とは一度だけ対戦したことがあるが、シックスナインの体勢に持ち込まれて彼女のフェラテクに屈して敗北の白濁液を口内に注いだが。杉山は体格も小柄だしスタイルも普通なのにこの優勝を決める場に立っている。それは彼女のテクニックが凄まじいことのなによりの証左だ。
 大学を卒業したばかりの小娘が、いったいなぜこれほどのテクニックを持っているのだろうか。

「ほら、聞こえますか鈴木さん? 私の手の中でおちんちんが負けちゃうって泣いている声が。もうすぐですね。あとちょっとで負けちゃいますね♡」
「くぅ……おう……まだだ。まだ負けはしない」

 その手の動かし方は滑らかで、傍から見ていても思わず見惚れるほどだ。気付けば俺のちんぽはフル勃起していた。それどころか我慢汁がつーっと漏れているのがわかる。杉山の手コキを見ているだけで、俺はこうなってしまったのだ。それほど、杉山の手コキテクは洗練されていた。
 鈴木さんの腰が突き出され、爪先がぴんっと伸びきった。男が射精を我慢する為にする最後の抵抗だ。俺は勝敗が決したのを悟った。

「あっ♡ もう無理ですか? 射精ちゃいます? もう負けますか? いいですよ、思いっきりびゅーってしちゃってください♡」
「こんな小娘にこの俺が……あぁぁ……無念……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 凄い勢いで杉山の手の隙間から精液が噴射した。凄い量と飛距離を打ち出した射精は、杉山の手コキがどれほど凄まじかったのかを物語っていた。

「女子の勝ちですね♡」
「くそ……」
 
 敗れた鈴木さんは杉山にしなだれかかかると、深く溜め息を吐いた。

「負けたよ。完敗だ。手も足も出なかった」
「いいえ、やっぱり私の手コキをちゃんと受けてくれたからです。私は鈴木さんを尊敬します」
「君のような強い若手が出てきたのなら、日本の未来は安泰だ。これからの日本を頼むよ」
「はい、任せてください」
「俺はこの大会で引退すると決めていたから、最後に引導を渡してくれてありがとう。これで心置きなく引退できる」
「鈴木さん……そうだ、私の手コキに負けたくなったらいつでも言ってください。鈴木さんなら、いつでもサービスしますよ♡」

 そう小悪魔っぽく微笑む杉山に鈴木さんのちんぽがピンっと勃つのを、俺は見逃さなかった。
Ya
yangxuexiao@126.com
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彼女との初陣

俺は清水大翔。大学生だ。俺には保育園の頃からの幼馴染がいて、つい最近そいつと付き合うことになった。要するに彼女ができたのだ。
 そして、今日はその彼女と運命の初デートだ。初デートのはずなのだが、俺たちは世のカップルがまず訪れないであろう場所に訪れていた。

「へぇ、結構部屋お洒落だね」

 ラブホテルの室内を見回しながら、俺の彼女の飯田朱莉が言う。

「そうだな。ちょっとした贅沢してるみたいだ」
「ふふーん、私たちの初戦にふさわしいお部屋だね」

 上機嫌で朱莉が微笑む。
 そもそも、初デートの真昼間っからどうしてラブホテルなんかに訪れているのかというと、デート場所で揉めたことから始まった。

「絶対にぴれモンの映画見たい!」
「いやいや、こんな子供っぽい映画つまんねえだろ。他のにしようぜ」
「じゃあ、勝負して決めようよ」
「勝負? なんの勝負するんだよ」

 なにやら考えがあるのか目を輝かせている。
 
「ふふん、えっちで先にイッた方が負けってのはどう?」
「ぶふっ!」
「わっ、汚っ!」

 とんでもないことを口走った朱莉の前で俺は盛大にお茶を噴き出した。
 
「げふっ、げふっ、何言い出すんだ」
「恋人になったんだし、えっちするのぐらい普通じゃん」
「それはそうだが、だからって……」
「あっれぇ~、大翔ひょっとして自信ない?」
「あん?」
 
 煽り耐性の低い俺はついついその煽りに反応してしまう。
 俺が煽り耐性がないことは幼馴染だった朱莉はよく知っているのだ。

「童貞ボーイには女の子をイカせるなんて無理かー。勝負しても勝敗は見えてるもんねー」
「お前だって処女で経験ないくせに」
「処女の方が強いに決まってるじゃん。童貞なんかすーぐイッちゃうんでしょ?」
「そこまで言われて黙ってられるか! よし、やってやろうじゃねえか!」

 というわけで、俺たちは映画に行く前にこうしてラブホテルで一戦交えることになったのだ。
 あの時は勢いでやると言ってしまった俺だが、緊張したまま今日を迎えていた。だってそうだろ。彼女と初めてするんだ。緊張しないわけがない。だというのに朱莉は余裕そうな笑みでラブホテルまで歩いてきた。なんだか心の余裕の差で既に負けた気分だった。
 一応、女をイカせるにはどうしたらいいかをネットでググったり、AVを見て勉強してきたつもりだ。朱莉がどれほど自信があるのかは知らないが、負けるわけにはいかない。

「それじゃ、お先にシャワーどうぞ」
「ああ、行ってくる」

 俺は先にシャワールームへ移動した。衣服と下着を脱いで、俺は驚愕した。俺のちんぽは既にぎんぎんに勃起していた。くそ、朱莉と致すのを楽しみにしすぎだろ。俺は煩悩を振り払うようにシャワーを頭にかぶった。集中力を高めて煩悩を振り払おうとするが、俺のちんぽは静まってはくれなかった。
 シャワーから出た俺はタオルを腰に巻き、朱莉にシャワーを交代した。ベッドで朱莉を待っている間、シャワーの音で色々妄想してしまった。ますます俺のちんぽは硬く大きく反り返っていく。

「お待たせ」

 どれほど待っただろうか。ようやくシャワーから出てて来た朱莉を見て、俺は生唾を飲み込んだ。バスタオルに体を包み込んだ朱莉は、とても色っぽく俺の目は彼女に釘付けになってしまう。

「それじゃ、さっそく始めよっか」
「あ、ああ」

 朱莉がベッドに上がり込んできてバスタオルを取る。大きなおっぱいを手で覆い隠しながら、「早くタオルを取ってよ」と促してくる。俺は言われた通り腰に巻いていたバスタオルを取り、ちんぽを朱莉の前に曝け出した。

「ふーん、それが大翔のおちんちんかー。てか、何にもしてないのにもう既にバッキバキじゃん。どんだけ期待してるのよ」
「う、うるせえ。これは武者震いみたいなもんだ。今からお前をイカせると思って興奮してるんだよ」
「それは楽しみだね。それじゃさっそく始めよっか♪」

 そう言うと、朱莉は俺のちんぽに手を伸ばしてくる。
 
「あっ……」

 朱莉の繊細な手が俺のちんぽを包み込んだ。ゆっくりと、感触を確かめるように竿の部分を撫で上げる。それだけでぞくぞくとした快感が体全身に奔った。

「可愛い声出しちゃって。すぐにびゅーってさせてあげるからね♪」

 やられっぱなしでいるわけにはいかない。俺も反撃する為、朱莉の唇を奪う。

「んちゅっ……れろれろえれろぉ……」

 これが朱莉とのファーストキスだ。相手を感じさせる為に、いきなり舌を捻じ込んだディープキスになってしまったが、これも朱莉が望んだことだ。俺は舌の設置面積を意識して朱莉の舌を舐め上げる。お互いに唾液の分泌量が多く、気持ちのいいキスだ。
 朱莉が手を上下に動かし始めた。

「ちゅぅ……あっ……」

 俺は快感で思わず声を漏らしてしまい、キスを中断する。負けてられない。俺も反撃せねば。俺は朱莉の秘部に手を伸ばして、そこに触れる。既に愛液が漏れ垂れており、俺の指はスムーズに彼女の中へと侵入できた。中指を挿入し、中で指を裏返した。

「んっ……」

 朱莉がわずかに声を漏らした。
 AVで勉強した手マンのやり方だ。俺は自信を持って、膣の中で指を動かし始める。
 だが、朱莉はそれでも余裕というように笑みを浮かべ、俺のちんぽを扱いてくる。
 やべえ。オナニーするよりずっと気持ちいい……俺は朱莉の手コキのあまりの気持ち良さに戦慄する。

「あっ、おつゆ出てきた♪ おちんちんが負けないように必死に我慢してるんだね。でも残念。もうすぐ負けちゃうよ。ほら、しこしこ~、しこしこ~♪」
「くっ……あぅ……」

 どんどん険しい顔になっていく俺とは対照的に、朱莉は勝ち誇った笑みを浮かべている。
 まずい。このままでは負けてしまう。早く朱莉をイカせなくては。
 焦った俺は指を激しく動かし始める。だが、これが逆効果だったようで朱莉は俺を罵倒し始める。

「へたくそ! 全然気持ち良くないし。もういいや、このままイカせちゃうね」
「あっ……くそっ……」

 朱莉は俺のちんぽから漏れ出ている我慢汁を亀頭と竿に塗り広げ、焦らすように手を動かす。そのあまりのせつなさに俺は体をぶるっと震わせた。

「もう我慢汁止まんないじゃん。勝負は見えたね、大翔」
「くそっ、まだまだ……!」
「無理無理、童貞じゃ勝てないよ。諦めて白いのびゅーってしちゃいなよ」
「あぁぁぁ……」

 どんどんと高まっていく射精感。射精の波がじわじわと押し寄せてきているのを俺は感じていた。ぎりぎりのところで俺は堪えている。
 不意に、朱莉の手の動きが加速した。俺にトドメを刺しにきた手の動きだった。俺はその滑らかな手の動きが齎してくる快感についに我慢の壁が崩壊した。疼く金玉、尿道に送り込まれる精液。尿道を上っていく精液の勢いに、俺は自信の敗北を悟った。

「あぁぁぁぁっ……♡ くそっ……♡ イクぅ……っ♡」

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 凄い勢いでちんぽから飛び出した精液が、ベッドのシーツを汚していく。あまりの気持ち良さに失神しそうになった。

「はーい瞬殺♪ 早すぎて笑うわ。こんなに早いんならこれからも負ける気しないな」
「はぁ……はぁ……くそっ……」
「というわけで勝負はあたしの勝ち。映画はぴれモンね」
「……わかったよ」

 俺の飛ばした精液を舐めとりながら、勝ち誇る朱莉。俺は言いよう無い敗北感を味わっていた。

「また勝負しようね♪ まあ、こんなに早いなら全部私が勝つけど笑」

 これは一生こいつには勝てる気がしねえな。俺は恋愛の主導権を奪われたのを感じるのだった。
Ya
yangxuexiao@126.com
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くの一の淫術④

雄賀の忍は既に3人が討たれ、イカセ合い勝負は雌賀が有利に進めていた。情報をいち早く入手し、奇襲を仕掛けたにも関わらずこの結果は実力者を如実に表しているといって他ならないだろう。
 だが、争淫の戦いはまだ始まったばかり。ここから男の意地を見せ、雄賀の里が逆転することも考えられるだろう。

 雄賀玉隠れ十人衆、九条は標的を見つけ物陰に潜みながらほくそ笑んでいた。

「あの短い髪と妖艶な容姿……間違いない、雌賀十人衆のお海だ」

 国光よりたくされた紙に記された名前を指でなぞりながら、舌なめずりをする九条。雄賀の忍は複数の侵入経路より忍び込んだ。順調に事が運べば、十人衆をイカせた後、中で落ち合う手筈になっている。
 その為、外で襲うのは避けたい。できれば彼女が室内でひとりになったところを狙うべきだと、九条はお海の監視を続ける。
 やがてお海が小屋の中に入っていった。好機だと考えた九条は屋根裏より小屋の中へと侵入する。
 周辺を見回す限り、小屋の中にお海以外のくの一は見当たらない。決断した九条は屋根を蹴破って室内に侵入した。

「なにやつ⁉」

 突然の出来事に驚くお海だが既に手遅れだ。瞬く間に九条が体を押し倒し、馬乗りになる。

「お前は何も知らないままイカせてやろう」
「くっ、雄賀者か!」

 九条の体の下でじたばたと体を動かすお海だが、体格差がありすぎる。鍛え上げられた九条の体はびくともしない。

「無駄だ。己の運命を受け入れろ」
「くっ、卑怯な男め」
「忍の争いに卑怯は付きものよ。さあ、その熱う濡れた股を開け」

 固く足を閉じるお海だが、太い腕を有する九条の力には抗えない。徐々に股が開いていくが、最後の一線だけは超えさせないという風に固く足を閉じている。その様子に業を煮やした九条は作戦を変更する。

「ならば、俺のキステクで体の力を抜いてやればいい。その体、骨抜きにしてやろうぞ」
「や、やめ……んちゅ」

 九条はお海を押し倒した時からずっと気になっていた。彼女のぷるぷるとした艶やかな唇が。妖艶な吐息が漏れるその口に吸い付きたい衝動を抑えられなかったのだ。だが、これもくの一が得意とするところ。色気で男を誑かし、自らが得意とする土俵に持っていく。そう、キスこそがこのお海が最大限に力を発揮できる土俵だったのだ。

「じゅちゅる……んちゅぅ、ちゅぱっ……れろれろんれろぉ」
「ちゅぅ……おぅ……んんっ……⁉」

 九条は驚いていた。お海の唇に口付けた瞬間、吸盤のように、強く吸い付いて離さない。そして驚いたのはそれだけではなかった。お海の口内で分泌される唾液の量がとてつもなく多い。常人と比べることができないほどの唾液量。その圧倒的唾液量に溺れる感覚を九条は味わった。

「んちゅ……くそっ……ちゅる」
「じゅちゅっ……ちゅぱぁ……んちゅぅ」

 唇を引き離そうとすればするほど吸い付いてくる恐ろしきキス地獄。その圧倒的唾液量と巧みな舌使いによって、九条は己のキステクを発揮することなく骨抜きにされていく。馬乗りになっているのは九条の方なのに、このキス合戦を制している勝者がお海なのは誰の目から見ても明らかだった。

 ――だ、ダメだ。脳が溶かされる……

 既に九条はたっぷりとお海の唾液を飲まされて目がとろんとしていた。ちんぽがバキバキに勃起し、お海のお腹の肉をノックしているが、そこには既に大量の先走り汁が漏れており、水たまりを作っていた。

「じゅるるる……れろぉ……れろ、えおぉ……んんっ」
「うあぁぁぁぁ……じゅちゅ……あぁぁぁ……んんっ」

 幸せな感覚が九条の脳内を支配していく。最早、九条にはどうすることもできんかった。そして気付けば九条は腰を振っていた。女に全くダメージを与えることができない腰振りだ。ただ自分が気持ち良くなる為だけの腰振り。自らが漏らした先走り汁が潤滑油となって亀頭に与える快感を増幅させる。お海のお腹の肉で始めた自慰行為にお海が軽蔑した視線で九条を見下した。
 限界が近いのだと悟ったお海はトドメを刺すように貪るようにキスをする。

「じゅるるるるるっ……れろれろれろぉ……じゅちゅぱっ!」
「んんんんっーーーー……♡」

 びゅるるるるるぅぅぅぅ……♡ どくどくどくどく……♡ とろとろとろぉ……♡

 お海に唇を奪われたまま、漏らすように射精した九条は脱力してお海にしなだれかかる。

「どうだ、私のお腹でする自慰は気持ち良かったか笑」
「くっ……」

 屈辱はある。だが、そんなことよりも九条は混乱していた。なぜお海の腹の上で自慰を始めてしまったのか。何か抗いがたい欲求が体の芯から湧き上がってきて、気が付けば腰を振っていた。本能に従うままに激しく腰を振っていたのだ。

「冥途の土産に教えてやろう。私は常日頃から媚薬を摂取していてな、私の唾液には即効性のある媚薬が混ざっているのだ」

 九条の下からするりと抜け出したお海は居住まいを正すと得意げに語り出した。
 
「媚薬、だと」
 
 九条は尋常ではない量のお海の唾液を飲まされた。つまり、今九条の体の中には媚薬が効果を発揮しているのだろう。体の奥底が疼いて仕方那の無いこの感覚は、まさに媚薬を盛られた時と同じ感覚であった。

「はぁ……はぁ……くそっ……抜かったわ」
「見ろ、お前のちんぽは一度吐き出しただけでは静まらんとよ」
「くっ……」

 お海の言う通り、九条のちんぽは激しく反り立ち、興奮を主張していた。だが、九条の脳内は煩悩に支配され、まともに思考を巡らせることのできる状態ではなかった。それどころか、視界がぼやけ、お海が少し妖艶に映る。息遣いも荒く、とても自らの術を使う余裕はなさそうであった。

「さて、せっかくだ。私の得意とする術でイカせまくってやろう」

 お海は屈むと髪をかき上げた。その仕草までもが九条を興奮させるのだから媚薬の力は恐ろしい。

「あぁむ……じゅちゅ……ふふ、どーぉ? 私のぉ、唾液でぇ……おちんちんをべちょべちょにしちゃう……じゅりゅるるる」
「うおっ……あ、温かい……す、凄い」

 ちんぽに伝わる温もりに思わず九条の腰が浮く。まるで水糊の中にちんぽを突っ込んだような快感が押し寄せてくる。

「じゅるるるる……じゅちゅ……ふふ、これぞ淫術・粘極の牢よ。私の唾液はにかわのごとし。粘りはその幾十倍よ。じゅちゅるるる……」
「うわっ……や、やばいこれは……くそっ……」
「じゅっちゅ、じゅっぽ、じゅっちゅ、じゅっぽ、じゅっちゅ、じゅっぽ……」

 ちんぽ全体を水糊の中に入れたようなべたべたとした感覚。亀頭から竿に至るまで、しっかりとその粘液の中に包まれながら快感を叩き込んでくる。

「じゅりゅるるるるる……! じゅちゅぅ……んんっ、えれろぉ……んじゅるるるるるる……!」
「あっ♡ あっ♡ や、やばい……♡ これは、やばいぃぃぃぃぃぃ♡」
「んじゅちゅっ、じゅっちゅ、じゅっぽ、じゅっちゅ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽっ……!」
「あぁぁぁぁぁっ……♡ 射精っ、射精るっ!」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………

「んぐうっ……んんっ……んんっ……んっ、んっ、んっ……♡ じゅるるるる…………んくっ♡ ふふ、美味しかったわよざーこ」
「あがっ……がはっ……」
「さて、このまま一滴残らず搾りつくしてやろう」
「ひぃっ……」

 媚薬に体を支配されている九条は、まだまだちんぽをおっ勃てたまま、お海の口淫を受け続けるのであった。

 雄賀
 ・千賀国光(せんがくにみつ)
 ・獅子吼(ししく)
 ・糸師(いとし)
 ・名無(ななし)
 ・九条(くじょう)       ✕
 ・王玉(おうぎょく)      ✕
 ・蜂矢六助(はちやろくすけ)
 ・指宿(いぶすき)
 ・玄武(げんぶ)        ✕
 ・蚊沼(かぬま)        ✕

雌賀
 ・お闇(おやみ)
 ・朱音(しゅのん)
 ・なごみ(なごみ)
 ・ジェシカ(じぇしか)
 ・お海(おうみ)
 ・夕霧(ゆうぎり)
 ・雨宮(あまみや)
 ・ゆかり(ゆかり)
 ・笹鳴(ささなき)
 ・お涼(おりょう)
Ya
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彼女との初陣~続~

朱莉との初陣で完敗を喫した俺は、リベンジに燃えていた。
 次に朱莉と意見が割れることがあれば、朱莉は必ずまた勝負を持ち掛けてくるはずだ。なにせ、この間の俺はまさに瞬殺で朱莉からすれば次に勝負しても絶対に勝てると確信を持っているからだ。そこでリベンジを成功させる。それが俺のプランだった。前回は相互愛撫の末に負けてしまった。だが、男の武器はやっぱりそのたくましいペニスだ。硬く反り返ったペニスを挿入すれば、朱莉だってイってしまうに違いない。今度は絶対に挿入戦に持ち込む。それが俺の作戦だった。
 そして、その機会は思ったよりも早く巡ってきた。

「ねえ、今度の休日にぴれモンのイベントあるんだけど、一緒に行こ」
「行かねえよ。そんな恥ずかしいところ。それより野球見に行かねえか」
「えー、あたし野球のルールわかんないもん」
「わからなくても楽しいぞ。球場に行ったら意外と楽しいんだよ、これが」
「でも野球はいつだって行けるじゃん。イベントは今回だけなんだからイベントにしようよ」

 そこで俺は閃いた。これはチャンスだと。

「なら、また勝負してどっちのプランにするか決めるか?」
「いいの? またあたしがあっさり勝っちゃうけど」
「いやいや、今回は俺が絶対に勝つ」
「早漏のくせに凄い自信。大翔がいいんだったらあたしはいいわよ。その代わり負けたら一緒にイベント行ってよね」
「わかってる。朱莉こそ負けたら野球一緒に行ってくれよな」

 というわけで話がまとまった。朱莉へのリベンジの舞台は整った。後は、勝つだけだ。男のペニス、思い知らせてやるぜ。
 俺はAVを見て研究する。男にペニスを挿入された女は皆等しくよがり喘いでいた。やがて激しく体を痙攣させ、絶頂に達する。やはり男の強さはペニスにある。ペニスさえ挿入してしまえば、女なんて喘ぐことしかできないんだから。

 そして、俺たちはデートの前日にラブホテルに入った。俺は勝利を信じて野球のチケットを購入していた。絶対に負けられない戦いがここにはある。


「さあ、シャワーお先にどうぞ」
「ああ、お先にいただくよ」
「なんか余裕かましてるのむかつく。すぐにイカせてひぃひぃ言わせてやるんだから」
「俺もお前がアヘ顔晒すのが楽しみだぜ」

 そう言って俺は先にシャワーを浴びる。前回と違い、今回は心に余裕があるからか、ちんぽは通常サイズのままだ。やはり一度でも経験するというのは大事なんだな。俺はさっと体を洗い流すと朱莉にシャワーを交代した。
 ベッドで待つ間、俺は朱莉にリベンジを果たすのが待ち遠しくて仕方がなかった。
 やがて、シャワーを終えた朱莉がベッドの方に歩いてくる。前回同様体にバスタオルを巻き、恥じらう様子でベッドに上がってくる。

「それじゃさっそく始めよっか」
「まあ待て。そう焦るな」
「なによ。今更怖気づいたの?」
「ちげえよ。俺からひとつ提案がある」
「提案?」

 朱莉はきょとんとした表情で俺を見ている。
 俺は芝居がかった咳ばらいを一つ挟むと、朱莉に挿入戦を持ち掛ける。

「前回は互いの性器を愛撫するだけで勝負したが、それじゃ男が不利だ。やっぱり男はちんぽが最大の武器だ。このちんぽこそ、女をイカせる為の最大の武器なんだよ」
「何が言いたいの?」
「だから、挿入戦で勝負しよって言ってるんだ」
「要するに挿入れたいってこと?」
「そういうことだ」

 朱莉は少しだけ戸惑うように視線をさ迷わせるが、やがてゆっくりと頷いた。

「わかった。じゃあ挿入戦で決着をつけましょう」
「言ったな。男の強さ思い知らせてやる」
「じゃああたしからも提案」
「あん?」
「大翔の提案だけ聞くのは不公平じゃない。あたしの提案が飲めないなら挿入戦はなし」

 なるほど、そう来たか。確かに俺だけ提案を飲んでもらおうというのは虫が良すぎるか。

「わかった。なんだよ、言えよ」
「ん。じゃあハンデとして大翔は2回イッたら負けってことでどう?」
「それ、俺にハンデをくれるってことか?」
「そうだけど」
「舐められたもんだな」
「だって、前回の大翔かなり早漏だったし、あんなに早くイカせちゃったら勝負になんないじゃん」
「くっ、言い返せねえ」

 早くイカされてしまったのは事実なので、俺は口を噤むしかない。

「勝負は正常位と騎乗位の2本勝負。どっちかがイクまで続けて、1回でもあたしがイケば大翔の勝ち。それでいいわね?」
「悔しいが今回はその条件飲むぜ」
「あと、ゴムはしてよね。それから私は初めてなんだから、挿入れたらちょっと痛みが引くまで動くのは待ってよね」
「わかってるよ。痛いんだったら無理して動かねえから」
「なら、いい」

 こうして互いの了承が得られたので、俺たちは挿入戦をすることになった。


 俺のちんぽは既に勃起していた。朱莉を鳴かせられると思えば、興奮が抑えられなかった。朱莉はコンドームの袋を破り、俺のペニスにコンドームを装着してくれる。

「じゃあ最初は正常位で勝負しよっか」

 朱莉はそう言うと仰向けに寝転び、ゆっくりと股を開いた。
 
「望むところだ」

 俺は朱莉に覆いかぶさり、見つめ合う。

「じゃあ、挿入れるぞ?」
「うん、来て」

 俺はゆっくりと朱莉の中へとちんぽを挿入していく。

「んっ、いっ……」

 すぐに朱莉が痛みに顔をしかめたので、俺は処女膜を破ったのだと実感する。

「だ、大丈夫か?」
「う、うん、思ったよりは痛くなかったかも」
「そうか。痛みが引くまでは動かずにいるよ」
「ありがとう。もう大丈夫。動いていいよ」
「……え?」
「だから動いていいって。思ったよりも痛みはないし……なんなら、ちょっと気持ちいいし」

 朱莉の言葉に俺は固まった。もう動いていいと言われ、俺は危機感を募らせていた。
 なぜなら俺は朱莉の中のあまりの気持ち良さにちんぽをびくびくと振るわせていたからだ。

 なんだこれ。こんなのどうやって動くんだ。気持ち良すぎる。朱莉の中がきゅっと締まってきていてヒダがちんぽに食いついてきて、余すことなく包み込まれる感覚は未知の快感だった。

「ん? どうしたの?」
「あ、いや……」

 訝しんだ朱莉が俺を見る。
 まずい。これ以上怪しまれたら俺が感じているのがバレちまう。
 俺は深呼吸するとゆっくりと腰を動かし始める。気を抜けばすぐにイってしまう。俺は慎重に腰を振る。

「んっ……ふーん、そうやってゆっくり責める感じか。焦らして一気にピストンしてあたしをイカせる気だね」
「あ、ああ。そういうことだ。責めには緩急が必要だからな。なんでもかんでも激しくすればいいってもんでもねえよ」
「ん……わかってるじゃない」

 なんてことを言ってはみたものの、俺はイかないように必死だった。少しでも激しくしたら射精ちまう。俺は表情に出さないように意識しながら慎重に腰を振っていく。だが、こんな責め方をしていてもじり貧だろう。こんな責めじゃ、朱莉をイカせるのは不可能だ。傍から見ればさぞ情けない腰振りに映ることだだろう。腰を引きながらの腰振りなんて情けなくて屈辱的だ。それすなわち俺のちんぽは朱莉のまんこに屈している証拠なのだから。
 朱莉は下から俺を見上げているから、俺の腰振りがいかに情けないかはわかっていないが。

「んんっ……確かに気持ちいけど、こんなんじゃあたしはイカないよ? もっと激しく突いてよ」
「ま、まあ、そう焦るな。勝負は始まったばかりだろ」
「もしかして激しくしたら射精るからわざとゆっくりしてたりして」
「……そ、そんなわけないだろ」
「え? 図星?」
「いや、違う」

 図星を突かれて俺は激しく動揺した。朱莉はただ冗談で言ったつもりだったのだろう。俺がいっぱいいっぱいだということに気付き、軽蔑の目を向けてくる。

「やっぱり早いじゃん。もういいや、さっさと搾ろう」
「ま、待て!」
「あたし膣トレしてるから。ちょっとだけ締めて下から動いてあげる」

 そう言うと朱莉は膣を少しだけ締め、股を横に動かし始める。

「あぁぁぁぁぁっ……♡」

 俺は自分のちんぽが追い詰められていくのを感じながら覚悟を決める。どうせイカされるのなら、せめて強く腰を振ろう。俺は歯を食いしばり、激しく腰を振る。
 だが……

「くそっ……♡ くっそぉぉぉぉぉぉぉぉっ……♡」

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 俺は朱莉を抱きしめながら体を痙攣させる。

「あっ♡ 射精てる」

 俺のちんぽの脈動から、俺がイッたのを確認した朱莉はにやりと笑って俺の耳に囁いた。

「はい、1回目♪」

 あっさりと朱莉のまんこに屈した俺は、ゆっくりと膣からちんぽを引き抜く。ゴムの中に大量の精液が吐き出されていた。

「それじゃ、2回目は騎乗位だね。はい、ゴム変えるよ~」

 朱莉は俺のちんぽのゴムを付け替える。俺はイッたばかりだが、勃起は治まらず、それどころかびくびくと震えていた。

「はーい、仰向けに寝転んでー」
「あ、ああ」

 朱莉に押し倒された俺に朱莉が馬乗りになる。

「それじゃ挿入れるよー……んっ……入った」
「うっ……・あぁぁ……」

 上から体をゆっくりと落とし挿入する朱莉。そのあまりの気持ち良さに、俺は体を震わせた。
 1度イッたにも関わらず、俺のちんぽはすぐに劣勢を伝えてくる。
 おまんこってこんなに気持ちいいものなのか……
 俺はおまんこの性能を侮っていたことを後悔しながら歯を食いしばる。

「ふふっ、この体位って、なんだかあたしが大翔を犯してるみたいだね」
「くっ……」
「さっきはイカせるのに緩急が必要って言ったけど、大翔にはそんなの必要ないわね。激しくしてあげるだけで十分。大翔の早漏ちんぽにはね」
「ま、待て」
「待たない♡」

 そう言うと朱莉は激しく腰を振り始める。とても初めての挿入戦とは思えないほど、巧みな腰使いだった。ただ乱雑に激しく腰を振っているだけ。その様子が、まるで朱莉に犯されているような、逆レイプされているような錯覚を起こし、ますます俺を興奮させる。

 ぱんっぱんっぱんっぱんっ……ぱんっぱんっぱんっぱんっ……ぱんっぱんっぱんっぱんっ……

「ほらほら、さっさと射精しちゃいなよ。この早漏ざこちんぽ」
「あぁぁぁぁぁっ……♡ や、やばい……♡ くそっ……♡ お、俺だってまだ……」

 そうして俺は最後の抵抗とばかりに朱莉のおっぱいに手を伸ばす。そのおっぱいを手で鷲掴んだ瞬間、まるで電流でも流れたように、体中に快感が奔った。

「えっ……♡ あっ……♡ あぁぁぁぁぁぁっ……♡ 射精るっ……♡」
「ほらイケ♡ 1滴残らず吐き出せ。びゅーって!」
「あぁぁぁぁぁぁぁっ……射精るぅぅぅぅぅっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「あっ……♡ あっ……♡ あぁぁぁ……♡」

 俺はびくびくと体を痙攣させながら、激しく絶頂した。
 朱莉は俺がイってるのを勝ち誇った笑みを浮かべながら、腰を振り続ける。
 全ての精を吐き出した俺はぐったりと脱力した。

「うわぁ、めっちゃ射精てる……出しすぎでしょ、大翔」
 
 1回目より大量の精液がゴムの中に吐き出されていた。

「くっ、くっそぉ……」
「私の勝ちだね。いやあ、今日も早かった早かった。さすがの早漏ちんぽだったよ」

 にやにやとしながら勝ち誇ってくる朱莉に俺は何も言い返すことができなかった。

「どうせ大翔のことだから、ちんぽを挿入れたら勝てると思ってたんだろうけど、AVの見過ぎだね」
「うっ」
「馬鹿だなぁ。おまんこは男の精を搾る為の物なんだから、挿入れたらおまんこが勝つに決まってるじゃん」
「…………」
「それにしても早かったなぁ。そうだ。早すぎた罰として、あたしがイケるまで大翔のちんぽ使わせてもらうから」
「ひぃっ……」

 それから朱莉がイクまで、俺は3度も発射してしまった。女の強さを思い知らされた俺は、もう朱莉に逆らう気力を完全に打ち砕かれてしまったのだった。

 余談だが、俺が野球のチケットを買っているのを知った朱莉は、ぴれモンのイベントに行った後、野球観戦に付き合ってくれた。野球がナイターだったから時間が被っていなかったのだ。その結果、朱莉は野球観戦にハマったらしく、また行こうと言われた。結果的に俺が負けて良かったのかもしれない。この飴と鞭の使い分けが上手い朱莉に、俺は一生頭が上がらないだろうなと苦笑するのだった。
Ya
yangxuexiao@126.com
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新人との開幕戦

バトルファックのプロリーグ戦が今年も開幕した。
 プロ入り5年目を迎えた俺、佐久間健一の開幕戦の相手は新人の選手に決まった。開幕戦を明日に控え、俺は神社に優勝祈願に向かい、あとはいつものようにトレーニングに励んだ。午後からは明日の試合に向けた顔合わせがあるので、俺は会場に向かった。

 会場入りすると既に俺の対戦相手の新人選手は既に会場入りしているようだった。俺が時間に遅れてきたわけではない。恐らく相手の選手がきっちりとした性格なのだろう。
 俺は着替えを済ませ、カメラの前に立つ。
 記者の一人が、早速質問を開始する。

「いよいよ開幕戦を明日に控えた今のお気持ちをそれぞれ教えてください」
「今年もいよいよ始まるなという気持ちです。5年目になりますが、毎年この開幕戦だけは武者震いが止まりません」

 俺は淡々と答える。対戦相手の選手はやや緊張した表情だが、落ち着いているように見える。下着姿は若々しさはあるが魅力的で、大きな胸と引き締まった腰のくびれ、そして大きな桃尻とスタイル抜群の選手だ。名前は水城夏帆。水城はマイクを手に取ると意気込みを語り始めた。

「ようやくプロのスタートラインに立てたんだなという思いです。まず勝って若さの売りである勢いに乗る為にも、開幕戦は必ず勝ちたいと思います」

 物怖じしない性格なのか、堂々とそう言い放つ新人に俺は感心していた。普通は新人選手は先輩に胸を借りるつもりでという無難な発言が多い。だがこの子はしっかりと勝つと言い切った。プロ向きの性格なのかもしれない。
 記者が質問を続ける。

「佐久間選手はデビューから4年連続開幕戦を勝利で飾っていますが、今年も自信はありますか?」
「それは勿論です。僕にとって開幕戦は1年で最も大事な試合ですから、当然意識はあります。今年も当然勝ちますよ」

 そう。俺は未だデビューから開幕戦での黒星がない。これはバトルファックのプロリーグにおいての記録だ。4年連続というのはたいしたことのない数字に思えるかもしれないが、それだけ新人がデビュー戦を勝利で飾るというのは難しいものなのだ。そして、ルーキーイヤーに良い成績を収めた選手も、翌年は成績を落とすなんてことはざらにある。俗に言う2年目のジンクスというやつだ。まあ、これは2年目になると研究されるからで、ここを乗り越えられない若手は伸び悩む。

 記者が質問を続ける。

「水城選手は高校では無敗のチャンピオンでしたが、プロでやっていく自信はありますか」
「ありますね。プロと言っても所詮は男性なので……私と戦ったら我慢できずに白いのびゅーびゅー漏らしちゃうと思います」
「強気ですね。相手は開幕戦4年連続勝利の記録を持つ佐久間選手ですが、自信はあるということでしょうか?」
「はい。佐久間選手の記録は私が塗り替えます。そして、佐久間選手の記録は明日で途切れます」
「佐久間選手、水城選手は凄い自信ですが、どうですか?」

 若いというのはいいものだ。己の力を過信してプロに飛び込んでくる。かつては俺もそうだった。開幕戦こそ勝利したが、俺はプロの壁にぶつかった。だが、その壁を乗り越えてきたからこそ今がある。俺はマイクを手に取る。

「若さですかね。自分にもこういう時期がありました。まあ明日はプロの厳しさというのを教えてあげたいと思います。高校チャンピオンかなんだか知りませんが、そんなにプロは甘くないぞというのを体でわからせてあげようかと」
「それは楽しみですね。こんなこと言ってる佐久間さんが明日情けなく負けちゃうところも、みなさん楽しみにしておいてください」

 笑顔でカメラに手を振る水城。これを最後に記者会見は終了した。互いにファイティングポーズを取っての写真撮影を終えた俺は控室に戻った。
 しばらくすると控室がノックされた。マネージャーかと思ってドアを開けると明日の対戦相手の水城夏帆だった。

「さっきはどうも」
「……何の用だ」
「えっと、忠告に来たんです」
「忠告だと?」
「はい。明日本気で来ないと、本当に無様にイカせちゃいますよ?」
「ふん、お前みたいな小娘にイカされるほど、俺は弱くねえよ」
「うーん、信じてないですね。私は全力のあなたを倒したいんですよ。だから本気を出してくれないと困ります」
「お前に俺の本気を引き出せるとは思わないな」
「だったら試してみますか?」

 水城は悪戯っぽく微笑む。

「試すだと?」
「はい、私が佐久間さんが本気を出す相手かどうか。10分ください。それで佐久間さんをサクっと抜いちゃいますから」
「そんな短時間で俺を抜けるわけないだろ」
「だったらやってみましょうよ。それとも小娘にイカされるのが怖いですか?」

 安い挑発だ。だが、あえて乗ってやるのもいい。ここで俺が勝てばこいつの勢いを削ぐことができる。それはそれで明日の戦いを有利に運べるというメリットがある。

「いいだろう。やってみろよ」
「それじゃ失礼して」

 そう言うと水城は俺の下着を脱がした。そして、ぱくりと俺のちんぽを咥えた。

「んちゅ……じゃあこのフェラで私の実力証明しちゃいますね。あむ……んじゅ……」
「ふん、すぐにプロを舐めてたことを思い知ることになる」
「じゅちゅ……んちゅぱぁ……れろれろれろぉ……」

 実際大したことないフェラだと思った。水城は空いている手で俺の乳首を責めてくる。この程度の実力でよくあそこまでの大口が叩けたものだ。若気の至りというのは恥ずかしいな。

「じゅる……んじゅちゅ……じゅるる……」

 3分ほど過ぎたところで、異変が起き始めた。

「じゅちゅる……じゅる……じゅるる……」
「うっ……」

 じんわりとちんぽに快感が広がっていくのを感じる。馬鹿な、こんなに早く感じさせられるなんて想定外だぞ。

「じゅちゅ……あんむ……れろれろれろぉ……」
「あっ……」

 思わず声が漏れる。俺の弱い部分を的確に突いてくる水城のフェラに、俺はいつしか足を踏ん張りながら、必死に快感を堪えていた。
 激しくするわけでもなく、ただ淡々と口を動かす水城。その決して速くはないフェラに、俺のちんぽは参りそうになっている。その事実が信じられない俺は、歯を食いしばりながら堪えていた。

「じゅちゅ……あ♡ しょっぱい♡ お汁、出てきちゃいましたねぇ……じゅちゅ……もうお射精の準備してるんですかぁ……」
「くっ……」
「じゅるるるる……じゅっちゅ……んんっ……おちんちん、びくびく震えてる……じゅるるる……」
「あっ……あぁぁぁぁ……」

 相変わらず一定のペースで俺のちんぽをしゃぶる水城に、俺は追い詰められていた。ちんぽがびくびくと震え、金玉がきゅっと持ち上がっている。これは射精直前の前兆だ。俺はもう今にもイカされそうになっていた。限界ぎりぎりのところで、俺は歯を食いしばって耐えていた。だが、その我慢の時間も終わりを告げようとしていた。金玉から尿道に精液が送り込まれる感覚が奔った。

「じゅるる……ん、じゅちゅ……」
「あぁっ……♡ くそっ……♡」

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「んんっ⁉ んんっ……んんっ……あぁむ……じゅちゅるるるる…………ふふっ♡ 見てくらさい、佐久間さん。こんらに出ましたぁ♡」
 
口を開いて俺から搾り取った精液を舌で転がす水城。どう考えても10分持たなかった。それどころか……

「んくっ……ふふ、5分ですか。10分もいらなかったですね、佐久間さん♡」
「くっ……」
「これでわかったでしょう? プロとか関係ないです。佐久間さんが男って時点で簡単にイカせられるんですよ? それがわかったら明日本気で勝ちにきてくださいね? 無様を晒したくないのなら」

 そう言って水城は控室を出て言った。俺は明日の試合、本気で臨むことを決意するのだった。
 
 いよいよ開幕戦だ。リングに上がった俺は、余裕の笑みを浮かべる水城を睨みつけた。
 昨日は恥を掻かされた。今日水城に勝って、汚名返上しなくては。
 あのフェラテクは脅威だ。シックスナインに持ち込まれたら勝ち目は薄いだろう。なら、持ち込まさなければいい。あの舌テクを考えるにキスも分が悪い。相互愛撫か挿入戦に持ち込むのがいいだろう。
 俺は方針を固め、水城と向かい合う。

「始め!」

 ゴングが鳴り試合が始まる。

「昨日は世話になったな」
「いえいえ。すっきりできたようでなによりです」
「礼は今日、たっぷりさせてもらう」
「それは楽しみです」

 水城は無防備に立っている。俺が何をしようと何も脅威ではないという風に、余裕しゃくしゃくの笑みで俺を見下していた。
 舐めやがって。
 俺は地を蹴り勢いよくタックルを仕掛ける。

「はやっ⁉」
「お前が遅いんだよ」

 俺は正面からのタックルを決めた。油断していた水城は俺のタックルの速度に対応できず、正面からもろに食らわせることに成功した。

「うっ……びっくりしたぁ、タックル早すぎでしょ」
「これがプロだ。あまりプロを舐めるなよ」

 速度、フィジカル、テクニック……全てがアマチュアとは比べ物にはならない。水城がアマチュアの感覚でいるのなら、それはプロを舐めすぎというものだ。
 俺はその豊満なおっぱいを揉み、しゃぶる。舌先で乳首を転がしながら中指をまんこの中に挿入する。

「あっ……あぁぁぁ……」

 水城が艶めかしい声を漏らす。俺は挿入した指でGスポットを探り当てると、得意の指テクで刺激を開始する。

「えっ……うそっ⁉ 早い……」
「プロならこれぐらいは朝飯前だ。お前のGスポットを見つけることなんてのはな」

 俺はしゃぶっていた乳首から口を話し、そのまま腹を伝って股間に舌を這わせていく。

「えっ……うそっ……あぁぁぁぁぁっ……」

 乳首は空いている指で弾きながら、舌先はクリトリスへ。俺の得意とする三点責めだ。

「うそっ……気持ちいい……あんっ⁉ あぁぁぁぁっ……」

 水城が快感で身を捩り、涙を浮かべる。俺は責めを休めることなく手を、舌を動かし続ける。
 5分ほどその三点責めを続けると、膣の中が収縮し始めた。手応えを感じた俺は、仕上げにかかる。

「ほら、昨日の威勢はどうした。防戦一方じゃねえか」
「うぅぅ……あぁぁぁぁ……まずい……そ、そこはぁ……」

 最早快感に身を任せるといった具合に水城が体を反る。

「ほら、イケよ。これは昨日の礼だ。思いっきり気持ち良くしてやる」
「あんっ……あぁぁぁぁぁぁぁっ……♡」

 水城の体が激しく痙攣する。クリトリスが膨張し震えている。まるで電流が流れたように体を震わせる水城を見た審判が手を上げる。

「一本! スコア1-0。リード佐久間」

 あっさりと俺にイカされた水城は信じられないといった目で俺を見てくる。

「はぁっ……はぁっ……こんなにあっさりイカされるなんて……」
「わかったか? これがプロだ」

 そう言って俺は絶頂の余韻が残っている水城の体を反転させる。水城はまだ力が入らないらしい。

「なっ、なにを⁉」
「すぐに勝負を決めてやるよ」

 俺はそう言って水城の桃尻を掴むと、自身のちんぽを挿入していく。
 勝負は2ポイント選手。俺がこの挿入戦で水城に勝てば、試合は終わる。
 そして、バックは男が最も有利な体勢。この体位で負けることなんて万に一つもなかった。……ないはずだった。

「あぁぁぁぁぁぁぁっ……!」

 果たして、悲鳴を上げていたのは俺の方だった。

「ふふっ♡ 気持ちいいですか佐久間さん。私の中は♡」

 勝ち誇った笑みで俺を見下してくる水城に、俺は驚愕の表情を浮かべる。
 なんだこのまんこは。挿入れた瞬間膣が俺のちんぽを中へ中へと吸い込んでくるような。密着感が凄い。

「私のおまんこ、バックから挿入れるのを凄い気持ちいいみたいなんです♡」
「なにっ……⁉」
「私、今までバックの挿入戦で負けたことないんですよね。それとも勝てますか、プロの男の人なら」

 挑発してくる水城。俺の脳は警鐘を鳴らしている。この体位での挿入戦は不利だと。だが、バトルファックのプロである以上、一度挿入したまんこから途中で引き抜くのはタブーとされている。なによりプロの男としてのプライドが許さない。ここは挿入戦で勝つしかない。

「望むところだ」
「ふふっ、そうこなくっちゃ♡」

 俺は激しい腰振りで水城をイカせにかかる。だが、水城の中は予想を遥かに超える気持ち良さで、あっという間に精子がこみ上げてくる。前後運動でちんぽを動かすたびに、カリ首の部分をヒダが抉ってきて圧倒的な快感をもたらすのだ。それからこの締め付けが絶妙で俺が一番感じる締め具合で俺のちんぽを受け止める。極めつけはこの桃尻だ。大きく弾力のある桃尻は腰を打ち付ける度に乾いた音を響かせ、視覚的にも俺を興奮させてくる。この恐ろしい水城の体のスペックの前に俺のちんぽはあっさりと限界を迎えた。

「あぁぁぁぁぁっ……! く、くっそぉぉぉぉぉぉぉっ……♡」

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「あっ♡ 射精てる♡ もう射精たんですかぁ? いくらなんでも早すぎません? 童貞みたいですね笑」
「くっ……♡」
「あーあ。プロの人でもやっぱりバックで挿入れたらすぐに射精ちゃうんですねえ。ちょっとがっかりです」

 最後にお尻をパンっと俺に打ち付けたその衝撃で、俺は残った精液を追加で吐き出してしまう。

 どぴゅ♡

「一本、1-1。スコアドロー」

 ダメだ。この挿入戦では勝ち目がない。俺が射精後の脱力感に苛まれているところを、水城は容赦なく俺を押し倒した。

「くそっ……!」
「でも、本気を出してくれたのは伝わりましたよ。あの三点責めはすっごく気持ち良かったです」

 ここで賛辞の言葉。それ即ち、水城の勝利宣言だ。

「だから私もちゃんと本気で佐久間さんをイカせてあげますね♡」

 そう言うと水城はその豊満なおっぱいで俺のちんぽを挟んでくる。しかし手は用いず、手は俺の両乳首を捉えた。

「あっ……」
「昨日ちょっと刺激しておきましたから。乳首も気持ちいいですよね。私おっぱいおっきくて乳圧すんごいから、こうやって手を使わなくてもパイズリできちゃうんですよ♡」

 水城は体を前後に動かし始める。その動きに連動して、俺のちんぽを挟んだ水城のおっぱいも揺れる。しっかりと体中を掛けた前後運動なので、おっぱいの圧力も増し、ちんぽに爆発的な快感を与えてくる。俺のちんぽは通常より大きいはずなのに、水城のおっぱいの前ではすっかり覆い隠されてしまった。
 抵抗しようにも乳首を刺激されているので力が入らない。水城の必殺の形が完璧に決まっていた。ここでイカされたら俺の敗北が決まる。冗談じゃないと俺は必死で抵抗しようともがくが、体は乳首とちんぽの快感に跳ねるばかり。まったく思い通りに動いてはくれない。

「ほらほら、どうですかー、これ。すっごく気持ち良くないですか? 高校では大好評だったんですよ。これしてあげたらみん-んなあっという間に参りましたって言って白いのびゅーって噴き上げちゃうんですよ?」
「あぁぁぁぁっ……くそっ、くそっ……♡」
「それにこれって私が楽なんですよね。私は楽ができて男の子は負けちゃう……コスパ最強だと思いません?」
「や、やばい……あぁぁぁぁっ……♡」
「先輩の記録が途切れる足音近づいてきましたか? 敗北まであと少しですよ♡ 良かったですね♡」
「まだだ……まだ負けるわけには」
「いいえ、先輩は負けます。新人の私に無様に負けちゃいます♡ 観客のみなさんも待っていますよ? 先輩が敗北の証を噴き上げるのを。新人の私が新たな歴史を作るのを」

 水城の言う通り観客の期待の視線を感じる。今まさに起きようとしているジャイアントキリングを心待ちにしているファンの視線に、俺は屈するものかと歯を食いしばる。それでも抗えない射精の衝動は徐々にこみ上げてくる。

「ふふ、そもそも体の構造上男は射精するようにできてて、女はそれを搾り取るようにできてるんですから男の人に勝ち目はないんですよ。ほら、もう射精ますよ? 先輩のちんぽがびくびくって震えて膨張して、金玉がせりあがってきました。もうおしまいです。ほら、射精せよ。新人の女の子に無様に負けろ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡
 

 耐えがたきを耐えた俺のちんぽがついに決壊する。射精の勢いはおっぱいの乳圧に殺された。

「一本! そこまで! 2-1で勝者水城夏帆!」

 審判が勝ち名乗りを上げ、試合が終わる。俺は水城の言う通り無様に敗北射精してしまった。
 そして間もなく勝利者インタビューが始まる。

「勝利おめでとうございます、水城さん」
「ありがとうございます」
「相手は4年連続開幕戦勝利の佐久間選手でしたが」
「まあ余力を残して勝てたかなと思います」
「佐久間選手はプロの厳しさを教えると意気込んでいましたが」
「んー、まあ高校時代とあまり変わらなかったですねw」
「見事な逆転勝ちでした」
「はい。やっぱりプロなんでスピードとかテクニックとかは凄かったですけど、ちんぽの耐久力は大したことなかったですね。だって2回とも多分3分くらいですよね? あまりに早すぎて童貞かなと思いました」
「確かに2度の射精はかなり早かったですね。どうですか? プロでやっていける自信がついたんじゃないですか?」
「プロとはいえやっぱり男の人は男の人なんだなって。全然楽勝だと思います」
「次の試合も頑張ってください」
「はい、ありがとうございます。頑張ります」

 屈辱的な勝利者インタビューを受けた俺のちんぽは固く反り返っていた。

 【後日談】

 開幕戦で敗れた俺はそこから成績が振るわず黒星に黒星を重ねた。それどころかイップスになってしまったらしく、女性に責められるとあっさり射精してしまう心因性の早漏になっていまうというプロのバトルファッカーにとって致命的な弱点を抱えてしまった。
 結局、シーズン中に途中休養をした俺はそのまま早漏が治らずそのシーズン限りで現役を引退した。

 一方水城は以降毎年のように開幕戦の勝ちを重ね、俺の連勝記録なんてあっさりと抜き去ってしまった。未だに水城は開幕戦で負けていない。そして、俺がかつての記録保持者だということは人々の記憶から忘れ去られるのだった。
Ya
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想い人の復讐

俺には好きな人がいる。俺の片思いで叶わぬ恋なのだが。
 小熊里香。1つ年下の後輩だ。部活が同じで知り合ったのだが、俺は彼女の無邪気で頑張り屋なところを好きになった。
 だが、小熊には彼氏がいる。嬉しそうに彼氏ができたと報告してきた時の小熊の笑顔はとても綺麗で、俺は複雑な気持ちになったのを覚えている。
 小熊が幸せなら、俺はそれでいい。できれば俺がこの手で幸せにしたかったが、こればっかりは仕方がない。
 俺が物思いに耽っていると、不意に部室のドアが開いた。

「おう、小熊。おはよう」
「……おはようございます。先輩」

 おかしい。いつもなら元気いっぱいに挨拶を返してくる小熊に覇気が感じられない。

「おい、どうしたんだ小熊。そんなに泣きそうな顔して」
「先輩……」

 今にも泣きだしそうな顔で、小熊は部室の席に座る。

「何があったんだ? 俺で良ければ話聞くぞ」

 さすがに尋常ではない様子の小熊を見て放っておけるほど、俺は小熊に無関心ではない。それどころか好きなのだから、彼女の悩みを解決してやりたいと思うのが男心というものだろう。

「私、振られちゃいました……」

 ぽつりと溢すように小熊はそう言った。
 この時、俺はなんとも酷いことに心の中が明るくなるのを感じた。俺は最低な男かもしれない。好きな子の失恋の話を聞いて、舞い上がってしまったのだから。

「振られたって、彼氏にか?」
「はい……」
「なんで……」

 押し黙って小熊が俯く。何か言いにくいことでもあるのだろうか。ここはそっとしておいてやるのがいいのかもしれないが、俺は小熊が好きなんだ。小熊が落ち込んでいるのなら慰めてやりたい。俺は覚悟を決めて小熊に聞く。

「小熊。俺はお前の力になってやりたい。どんなことでも笑わないし、絶対にお前の味方になってやる。だから事情を話してくれないか?」
「先輩……わかりました。話します」

 小熊はひとつ大きく深呼吸をして目を見開く。

「その……お恥ずかしながら気持ち良くないと言われちゃいまして」
「気持ち良くない? 一体何が」

 俺はピンとこない。小熊が恥ずかしそうにしていることから気付くべきだったのかもしれないが、恋人をそんな理由で振るとはこの時思わなかったのだ。

「……えっちです」
「……えっ?」

 俺は困惑した。小熊がもう初体験を済ませていたことにも驚いたし、えっちが気持ち良くないから彼女を振るなんてことも考えられなかった。

「……やっぱり、男の人ってえっちが上手くない子のことは嫌いですよね……」
「そんことはない!」

 俺はきっぱりと言い切った。

「それは、お前の彼氏が特別だっただけだ。俺には考えられないけどそういうのを重視する男も中にはいるんだろうな。でも、全てがそういう男ばっかりじゃない。少なくとも俺はそんな理由で彼女を振ったりなんかしないね」
「先輩……彼女いたことないじゃないですか」
「うっさい。もしいたらってことだよ」

 小熊が涙を拭いながら微笑んだ。笑ってくれた。それだけで、俺は話を聞いて良かったと思った。

「ありがとうございます。先輩、元気出ました」

 小熊が頭を下げてくる。

「まあ、元気出たなら良かったよ。小熊ならまたすぐにいい人が見つかるよ」

 ここで俺が前に出れないのは本当にヘタレだなあと思う。

「あの、先輩。ひとつ頼みたいことがあるんですがいいですか?」

 不意に、小熊が真剣な目で問うてくる。

「ああいいぞ。小熊の頼みならなんだって聞いてやるさ」
「私とえっちしてくれませんか?」
「おう、えっちね。いいぞ……って、はあっ⁉」

 俺は衝撃で腰が抜けそうになった。えっちって言ったのか? 俺の耳がついにおかしくなったのか?

「す、すまん。俺の聞き間違いのようだ。もう1回言ってくれ」
「えっちしてくれませんかって言いました」
「あっれぇ、聞き間違いじゃない、だと」

 振られて自暴自棄になったのか、それとも手っ取り早くインスタントに心を癒したいのか、小熊は俺とえっちをしたがっている。

「その、だってこのままじゃ悔しいじゃないですか。えっちが下手って言われたまま振られるなんて……だから先輩とえっちして、上手になりたいんです! あいつを、見返してやりたいんです!」

 そういうことか。俺でえっちを練習して元カレを見返す。えっちの腕を認められれば、元カレともやり直せると考えているのだろう。
 だったら、俺の答えは決まっている。

「わかったよ。やろう。小熊をとてつもないテクニシャンに育て上げて、彼氏を見返してやろう」
「はい! ありがとうございます!」
「でも、どうやって彼氏とえっちするんだ? 気持ち良くないと思われているなら、えっちに応じてくれないんじゃないか?」
「それは大丈夫です! 来月に保健体育の授業でえっちの実戦授業があるんですが、出席番号順なんで私元カレとペアなんです」
「なるほど。そこで彼氏を骨抜きにして見返してやろうってことか」
「はい! なので期間は1か月。よろしくお願いします」

 俺たちは文芸部だ。部員は俺と小熊の2人だけ。旧校舎に部室があるので、放課後になるとここには誰も来ない。中から鍵も掛けられる。絶好の練習場所だった。

「それじゃ始めましょうか」

 小熊がそう言うと制服を脱ぎ始める。俺は顔を背けるかと思ったが、生唾を飲み込みながらガン見していた。好きな子の下着姿を前にして興奮が抑えられずたまらず勃起した。

「あっ、先輩もうおっきくなってる」
「小熊が綺麗だからだよ」
「えへっ、ありがとうございます」

 そう言って小熊は俺の胸に飛び込んでくる。

「先輩ってえっちの経験あるんですか?」
「さっき小熊の言ったえっちの授業だけだな」
「じゃあ、ほぼ童貞さん、なんですね」
「うっ、ま、まぁそうだな」
「だったら。先輩を気持ち良くできないと、到底元カレには勝てないですね」
「そ、そうかもな」
「じゃあ、こうしましょう。お互いイカせ合いをして、先に相手をイカせた方が勝ちっていうのは」
「ああ、いいぞ」
「じゃあ、勝負開始ですね」

 そう言って早速小熊は俺にキスをしてくる。最初はフレンチキスを数度繰り返し、俺を熱のこもった目で見つめてくる。それだけで俺は彼女に見惚れてしまうのだが、彼女はお構いなしに次のキスで舌を捻じ込んできた。

「んちゅ……ちゅぱぁ」
「うっ……」

 気付けば、小熊は俺の股間をまさぐっていた。すぐに俺のちんぽを見つけ出すと上下に扱き始めた。小熊が俺のちんぽを扱いている。それだけで興奮が抑えられない。だが、テクニックは確かにないのかもしれない。ちんぽを握る強さも弱いし、リズムも一定な手コキだ。これじゃ男は確かに気持ち良くないだろう。
 俺も反撃を試みる。小熊の普通サイズのおっぱいを片手で揉みながら、余った方の手でクリトリスを刺激する。

「んんっ……あんっ……あぁぁぁぁ」

 気持ちよさそうな小熊の声を聞いて、俺はもっと気持ち良くしてやりたいと感じる。
 俺は乳首を舐めながらクリトリスの刺激を続ける。

「あんっ……先輩、気持ちいい……挿入れてほしいです」
「わかった。挿入れるぞ」

 俺は小熊に乞われた通り、ちんぽを挿入する。

「おう……」
「んんっ……」

 小熊の中は凄く気持ち良かった。膣の締め具合が程よく、ヒダが絡みついてくる。前後運動を開始すると、抜く動作の時にカリ首に何かが引っかかり、快感を与えてくる。

「うっ、小熊の中気持ちい……」
「本当ですか……あんっ……いいですからね? 気持ち良くなっちゃっても……」
「あぁぁぁ……や、やばいな小熊の中……めっちゃ気持ちいい」
「先輩の白いの欲しいです。ください。先輩、私の中に白いのください」
「くっ……くそっ……あぁぁぁっ……♡ 射精るっ♡」

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁ……♡」
「あんっ……えへへ、射精てる♡ 先輩、私の中で射精してる……♡」

 俺は小熊の中からちんぽを引き抜くと、ぐったりとその場にへたり込んだ。

「おいおい、小熊の中って名器なんじゃねえのか。やばいくらい気持ち良かったんだが」
「えへへ、先輩を気持ち良くできて嬉しいです。でも、おまんこはスペックが高いだけだから、私のテクニックだけでイカせたわけじゃないですよね」
「ま、まあそうかもな」
「私とえっちしてみてどうでしたか? 何か気付いたことがあったらアドバイスください」

 こうした向上心は偉いと思う。こういう真面目なところが小熊のいいところだよなあ。
 俺は頷いてアドバイスを始める。

「まず手コキだが、もうちょっと強く握った方がいいと思う。あれじゃ刺激が弱すぎて男は一生射精できない」
「そうなんですか? でも男の人のおちんちんは繊細だから丁重に扱わなくちゃダメだって見たんですけど」
「あれは弱すぎるな。もうちょっと力を入れた方がいい。あと扱くスピードも緩急をつけたりした方が男は気持ちいいし、顔をじっと見つめられるのとかも興奮するな。ちんぽの扱き方は色々あるから、この一カ月、俺のちんぽで試すといいよ」
「ありがとうございます! 1カ月よろしくお願いしますね!」

 こうして俺と小熊の特訓が始まった。この幸せな1カ月を、俺は噛みしめて過ごそうと思う。


   ※※※

 私は小熊里香。1か月前、彼氏に振られた。理由はえっちが下手だったから。そんな元カレを見返したくて、私はえっちの特訓を頑張った。先輩には私の特訓に付き合わせて申し訳ないと思っている。だから一刻も早く私が上達して、少しでも先輩を気持ち良くしてあげようと思った。
 最初のうちはなかなかイカせられなかったけど、最近は先輩をイカせてあげることができている。自分で言うのもなんだけど、私の腕は随分上達したと思う。そんな先輩との特訓も昨日で終わった。

「……よし!」

 私は自分の頬を叩いて気合を入れると、ベッドルームへ向かった。今日が私の特訓の成果を発揮する日だ。保健の授業のえっちの実践授業。私のペアは皮肉にも元カレ。ここで元カレをイカせまくって、私を振ったことを後悔させてやるんだから。
 ベッドルームに入ると、既に元カレは裸で待機していた。

「はんっ、せっかくのセックスの実習なのに、相手がお前とかはずれだわ」
「悪かったわね」
「まあ、せいぜい頑張れよ。へたくそなりによ」
「…………満足させてあげるわよ」
「お前にか? 無理だろ」
「じゃあ、勝負だね。時間内に私がイカせたら私の勝ちね」
「いいぜ。だったら好きに責めさせてやるよ」

 先輩にも勘違いされているみたいだけど、私はもうこの男のことは吹っ切れている。こんな最低な男、こっちから願い下げだ。だったら、なんでリベンジしたいのかって? それは私の女としてのプライドが許さないからだ。初めてを穢されたことへの、ささやかな復讐といっていい。

「それじゃ、始めよっか。時間勿体ないし」
「おう、さっさとこいよ」

 ベッドで余裕を見せながらふんぞり返ってる元カレの胸に私は飛び込んだ。そして、そのたくましい胸板に咲く二つの蕾を指で弾いた。

「なんだ、キスはしねえのか」
「私を嫌っている人とのキスは嫌」
「セックスはするのにか? おもしれえやつだな」

 キスは女の子にとってとても大事だ。セックスはできてもキスだけは好きな相手としかしたくない。私にはもう好きな人がいる。

「乳首なんて責めても全然気持ち良くねえよ」
「それはわからないよ? こうやって刺激を続けてれば、そのうち気持ち良くなってくるかもよ?」
「ないね。俺はそんなマゾ野郎じゃねえんだ」

 そう豪語する元カレだったが、小一時間乳首を指でカリカリしていたら、不意にせつなげな溜め息を漏らすようになった。

「あっ……」
「んー? 今声出た? 乳首、気持ち良くないんじゃなかったの?」

 私は精一杯の嫌味を込めて元カレを煽る。

「は? 気のせいだろ? こんなの、全然感じてなんか……あぁ……」
 
 私に煽られた元カレはムキになって反論してくるが、その途中で私が乳首を指で弾くと、せつなげな声を漏らした。
 結構長い時間乳首だけを刺激し続けてきたからか、元カレの乳首は開発されつつあった。

「ふーん、気持ち良くないんだ。だったらこのまま乳首責め続けても問題ないよね?」
「あ、当たり前だろ」

 そう言った元カレの顔からは余裕が消えていた。むしろ、初めての快感に戸惑いを隠せない、そんな表情だ。

「そろそろいいかな」
「あん?」
「んれろぉ……れろれろれろれろぉ……」
「ああっ……♡」

 クリーンヒットだった。今まで乳首を責めてはいたが、指で刺激していたにすぎない。そこに乳首舐めを加えたことで感度の高まった乳首に新たな刺激が生まれ電流が奔ったかのような快感が流れる。私の目論見通り、元カレは相当気持ちいいようで身を捩りながら声を漏らし始めた。

「あぁぁっ……う、嘘だろっ……あぁっ……♡」

 既に元カレのちんぽからは射精の前兆である我慢汁がどばどばと溢れ出してきていた。私は勝利を確信し、そこで初めておちんちんを握った。左手で金玉を揉み解しながら、右手でちんぽを扱く。溢れ出た我慢汁を塗り広げながら、先輩で練習した手コキを披露する。
 男は金玉を持ち上げられると射精しやすくなる。先輩が教えてくれたことは本当だったらしい。瞬く間におちんちんが震え、溢れ出てくる我慢汁の量が増していく。射精はもうすぐそこだ。
 私は乳首を舐めながら手コキを続け、上目遣いで元カレを見る。

「うっ……くそっ……♡」

 その瞬間、元カレのおちんちんが膨張し、びくびくと震えた。
 私は勝利を確信し、仕上げに手を速く動かす。

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 一際大きく腰を突き出した元カレのおちんちんから勢いよく精液が飛び出してくる。言い訳のできないぐらいの大量射精。私はあっさりとイカせてやったことで溜飲が下がる思いだった。

「はぁっ……はぁっ……お前、上手くなったじゃねえか」
「…………」
「いいぜ、やり直してやるよ。俺と復縁したくて練習したんだろ」
「お断り」
「は?」
「あんたみたいな最低男、こっちから願い下げよ。もう二度と私に話し掛けないでね」
「ちょ、ふざけんなよお前」
「自分で乳首を弄りながら手で扱くの気持ちいいらしいわよ? これからは新しい恋人の右手と末永くお幸せに」

 私は言いたいことだけ言ってベッドルームを後にした。
 大勝利だ。ここまで爽快な気持ちになれるとは思わなかった。
 それもこれも先輩のおかげだ。早く放課後にならないかな。先輩に会って早くお礼が言いたい。


    ※※※

「先輩、やりました!」

 部室に飛び込んできた小熊のVサインを見て、復讐が上手くいったのだと理解した。同時に、小熊との特訓の日々も終わったのだと。役得だった。この一カ月は本当に充実していた。だから俺も笑顔で小熊の背中を押そう。

「良かったな。もう別れるなよ」
「はい、今度お付き合いする人とは絶対に別れません」
「え?」
「先輩、私と付き合ってください」

 俺は口をぽかんと開けたまま固まってしまった。告白されたのか? 俺が?

「な、なんで? お前は彼氏と復縁したんじゃ」
「先輩、あんな最低男のことなんてとっくにふっきれてます。ただ、女の意地を見せたかっただけですよ」
「そ、そうか」
「先輩は私とえっちする時も優しくしてくれたし、いつも傍で支えてくれました。先輩が気持ちいいって言ってくれるのも私好きなんです。だから、これからも、先輩と肌を重ねる関係でいたいです」

 真っすぐな小熊の想いに、俺は思わず涙ぐんでしまう。
 諦めていたはずの恋。それが成就しようとしている。
 俺は返事の代わりに小熊を強く抱きしめた。

「大事にする」
「先輩……んちゅ」

 幸せなキスを交わして、俺たちは恋人同士になった。
 それからますますえっちの腕が上達した里香に、俺は毎日骨抜きにされるのだった。
Ya
yangxuexiao@126.com
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バトルファック部に入部した唯一の男子です

 春。新しい高校に入学する出会いの季節。俺、久保浩人は熱心な部活の勧誘の中をひっそりと歩いていた。
 俺は生まれつき影が薄い。こういう熱気に当てられると気分を害するから早く立ち去りたいのだが、この影の薄さはこういう時に役立ってくれる。誰にも捕まることなく、この部活勧誘の波の中を通り抜けることができるのだから。

「ねえ、そこの君。一緒にバトルファックやらないかな」
「…………」
「ちょっ、なんで無視するのよ」
「えっ? 俺ですか?」

 まさか俺に声を掛けているのだと思わず、素通りしようとしてしまった。馬鹿な。俺の影の薄さをもってしても見つけられてしまうとは。

「ねえ、一緒にバトルファックで汗を流そうよ」
「バトルファック?」
「そう、男女のプライドを懸けた熱いスポーツだよ!」
「スポーツですか……」
「む。嫌そうな顔。スポーツは嫌いかな?」
「まあ、好きではないですね」
「お願い! 入部して! 男子部員が全然いなくて困ってるの!」

 ごり押しだな。だが、俺は残念なことに押しに弱い。それもこんな可愛い先輩に頼まれるとどうも。俺は思わず首を縦に振ってしまう。

「わかりました。入部します。部活には今日の放課後からいけばいいですか?」
「え? いいの?」
「はい。先輩の熱に負けました」
「やった! うん、今日の放課後にベッドルームに来て!」

 そう言うと先輩は勧誘に戻っていった。


 そして放課後。俺は先輩に言われた通り、ベッドルームに来ていた。
 ノックをして部屋に入ると女子が1人いた。

「あの、今日からバトルファック部に入部した久保浩人ですよろしくお願いします」
「へえ、あんたが。うん、話は効いてるよ。こっち来なよ」
「はい、失礼します」

 今朝の先輩とは違うけど、この先輩も可愛い。こんなに可愛い人ばっかりだと緊張してしまう。
 先輩の隣に腰を掛けると、先輩は少しだけ俺の方に身を寄せてきた。スカートから覗く健康的な太腿が俺の情欲を掻き立てる。俺は思わずごくりと生唾を飲み込んだ。

「あたしは黒瀬美奈。よろしくね。浩人」
「いきなり名前呼びですか」
「ダメだったか? 同じ部活の仲間だから親しみを込めて名前で呼んだんだが」

 ダメじゃない。むしろ、こんな可愛い女子に名前で呼ばれるなんて夢のようだ。

「いえ、大丈夫です」
「あたしのことも名前で呼んでいいからな」
「わかりました、美奈先輩」
「それにしても……なかなかいい身体じゃないか」

 そう言って美奈先輩は俺の胸板を制服の上から撫でてくる。

「そ、そんなことないと思いますよ。俺、なんの運動もしてない陰キャですから」
「そうか? あたしはいい筋肉の付き具合だと思うが。私好みの体をしている。筋肉が付きすぎた体ってのはどうも」
「ちょっと、先輩。くすぐったいです」
「いいじゃないか。これも先輩と後輩のコミュニケーションだ。お前も気になるなら触ってもいいぞ」
「えっ⁉」

 この先輩はいったい何を言ってるのだろうか。こんないかがわしいことを平然とやってのけるなんて。
 だが、男として女子の体には興味がある。先輩は触っていいって言ってるんだし、ちょっとぐらい。
 俺は生唾を飲み込むと、先輩の太腿を撫でる。すべすべの肌で男の肌とは全然違う。

「どうだ?」
「すべすべで気持ちいいです」
「そうか。もっといろんなところ、触っていいぞ」
「い、いいんですか」
「ああ、好きなところを触っていい」
「それはその、お、おっぱいもいいんですか」
「いいぞ。ほら、ここか」

 そう言うと美奈先輩は制服のボタンを外し始めた。衣服に締め付けられていた胸がその圧迫から解放され、ブラジャーがあらわになる。

「ごくり……」

 大きい。高校生とは思えないぐらい大きなおっぱいだ。俺はゆっくりとおっぱいに手を伸ばす。ブラジャー越しではあるがおっぱいの重量感は凄まじいものだった。

「す、すご」
「ほら、もっと中まで手を入れて」
「は、はい」
 
 俺は言われるままブラジャーの中に手を突っ込む。手に伝わってくるおっぱいの温もりの安心感のなんと落ち着くこと。俺は気付けば夢中になっておっぱいを揉んでいた。
 そして気が付けば、美奈先輩の手が俺の股間の上に乗っていた。

「ふふ、こっちの方も既にがちがちだな」
「あ、いや、これは」

 俺は恥ずかしさのあまり目を背ける。

「み、美奈先輩、それ以上触られると……」

 気持ちいい。ズボン越しなのにちんぽをさわさわされているだけで、俺の興奮は高まっていってしまう。

「ほら、見ろ。もうズボンに染みができたぞ。早いな」
「う……うう……」
「あたしがすっきりさせてやろうか?」
「え……?」

 それは即ち筆おろしをしてくださるということでしょうか。俺は戸惑いを隠せず、狼狽する。

「ほら、そこに寝転がれ」
「は、はい」

 俺は先輩に押し倒され、手慣れた様子で俺のズボンを脱がしていく。瞬く間に俺のちんぽは先輩の前に曝け出された。

「ほう。なかなか立派なものを持っているじゃないか」
「う…うう」
「まあ、可愛がってやるさ。ほら挿入れるぞ?」
「あんっ……あぁぁぁぁ……」

 初めて挿入れる女子の中はとても温かく、包み込まれるような幸せな感覚だった。

「ほら、動くぞ」
「ちょっ、待っ……あぁぁぁっ……♡」

 俺の制止の声を待たず、先輩は腰を振り始める。そのれはAVで見るような激しい腰使いで、とても童貞の俺が耐えらえるものじゃなかった。

「ちょっと、先輩、やばい、やばいです! このままじゃ射精ちゃいますっ!」
「もう射精るのか? 早いなぁ。だが、あたしは早い男は好きだぞ♡ 扱いやすいからな」

 俺の訴えも無視され、美奈先輩は更に腰をグラインドさせながら俺をイカせにかかる。
 その動きに俺のちんぽは一気に高められ、あっさりと限界を迎えてしまう。

「あぁぁぁぁぁっ……♡ イクぅっ……♡」

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「はは、射精てる射精てる♡」
「あぁ……あぁ……あぁ……♡」

 美奈先輩は楽しそうに腰を振り続ける。

「ちょっ、先輩⁉ もう射精てます。もうイキましたから……!」
「何を言ってる。バトルファックに降参の文字はないぞ」
「へえっ⁉」
「ほら、このまま一気にお前のちんぽをたっぷり犯してKOしてやる。覚悟しろ」

 そう言って美奈先輩は腰を振り続ける。そして、敏感になった俺のちんぽはすぐに限界を迎えてしまう。

「ひぎぃっ……あぁぁぁ……また射精ちゃう……やばいですって……あぁぁぁっ……♡」
「ほら、射精せ。敗北ザーメンを打ち上げろ」
「あぁぁぁぁぁっ……♡ イクっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 搾り取られている。美奈先輩に犯されている感覚が確かにあった。犯されるってこんなに気持ちいいのか……

「ほら、まだまだいくぞ。あたしをイカせるまで終わらないからな」
「ひぃっ……」

 美奈先輩の宣言に俺は戦慄する。既に2度の射精で俺のちんぽは美奈先輩に打ち負かされている。このちんぽで美奈先輩をイカせることなんて……
 俺が頭の中で絶望しているのも厭わず、美奈先輩は後ろに体を反らせながら腰を振ってくる。最早俺の体は美奈先輩に好き放題に荒らされていた。

「あぁぁぁぁっ……くそっ……俺だって!」

 俺は根性で下から美奈先輩を突き上げる。だが、その僅かな抵抗はすぐに叩き潰される。

「ん。生意気。そんな下手くそ腰振りじゃ、あたしをイカせるなんて無理だよ」
「あぁぁぁぁっ……♡ くそっ……♡ くそぅ……♡」
「ほら、そろそろ射精るでしょ? ぜーんぶ搾りとってあげる♡ 浩人の1番大事な子種あたしに頂戴」

 そうやっておねだりされると一気に射精感が押し寄せてくる。俺は歯を食いしばって堪えようとするが、一度始まった射精を止めることなんて、誰にもできない。

「ひぎぃっ……♡」

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 その三度目の射精で、俺はとうとう抵抗する気力を失った。ぐったりとベッドに身を預け、腰を振り続ける先輩のなすがままにされるのだった。

 ……………………


「気が付いた? 大丈夫?」
「あ……先輩」

 気が付くと今朝俺を勧誘してきた先輩が俺を膝枕してくれていた。どうやら俺は意識を失っていたらしい。

「ごめんね。美奈ってば男の子を相手にすると暴走するの」
「ごめんごめん。浩人がバトルファック初心者なんて思わなかったのよ」
「もう、大事な新入部員をこんなにして。辞めちゃったらどうするのよ」
「ごめんて」

 美奈先輩を怒る先輩。

「あ、ごめんね。まだ自己紹介してなかったね。私は部長の相良優香。よろしくね」
「はい、久保浩人です。よろしくお願いします。それで、バトルファックって何なんですか? 俺何も知らなくて」
「うん、説明するね。バトルファックっていうのはえっちの勝負だよ。えっちして相手をイカせたら勝ち、イカされたら負けっていう単純なスポーツだよ」
「え、えっちですか」

 驚いた。この世にはそんなスポーツがあるのか。

「要するに、久保くんは美奈の色仕掛けに負けて美奈とえっちしちゃったの。それで徹底的に搾られたみたいね」
「はい……」
「女の子にあそこまでむちゃくちゃにされるのって男の子としては悔しいでしょ? 押し倒すのは男の特権だもんねえ」

 美奈先輩がにやにやしながら俺を煽ってくる。
 確かに悔しい。童貞じゃなければもっと抵抗できたのだろう。

「とにかく今日は帰ってゆっくり休んで。明日からの練習は私が面倒みるから。今日はごめんね」
「はい。ありがとうございました」

 それでその日は俺は家に帰ってゆっくりしながら、バトルファックについて色々調べてみることにした。
 
 次の日の放課後。俺が部室に行くと相良先輩が笑顔で出迎えてくれた。

「あ、久保くん。良かったぁ。来てくれたんだ」
「そりゃ来ますよ。あのままじゃ俺悔しくて眠れないっす」
「うんうん、そうだよね。女の子に負けっぱなしじゃ悔しいよね」
「はい。だから今日から練習頑張ります」
「うん! じゃあさっそくやろっか。久保くんは初心者だから、まずは射精を我慢する特訓から始めよう」
「わかりました」

 相良先輩に言われるままに俺は下着を脱ぎ、ちんぽを曝け出す。

「よし、じゃあ始めよっか。じゃあ、相良くんはどんな責めを受ける練習をしたい?」
「じゃあ、パイズリでお願いします。調べたらパイズリが女子の必殺技って書いてたんで。これを我慢できるようになったら女子に勝てると思うんで」
「えっ……パイズリかぁ。やめたほうがいいと思うよ? 男の子じゃパイズリは我慢できないと思うけど」

 相良先輩が苦笑する。その反応に俺は少し苛立ってしまう。

「我慢します。パイズリでお願いします」
「うん、そこまで言うならわかった。女の子の強さを知るいい機会だし。やろっか」

 そう言うと相良先輩がブラを外す。たわわな二つの果実が俺の前に曝け出される。美奈先輩のよりおっきい……
 俺はごくりと生唾を飲み込む。

「じゃあ、挟むよ」
「あっ……♡」

 相良先輩のおっぱいが俺のちんぽを挟んで瞬間、俺は満たされた気分になった。瞬時にちんぽに血液が流れ込み、がちがちに勃起する。既にちんぽからは我慢汁が漏れているのを感じた。
 馬鹿な。まだ挟まれただけなのに……

「じゃあ動くよー」
「待っ……⁉」

 相良先輩がおっぱいをゆっくりと上下に動かし始める。おっぱいの柔肉による攻撃を受けたちんぽは、瞬く間に爆ぜた。

「あぁぁぁぁぁっ……♡ イクぅぅぅぅぅぅっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡
 
 あまりにも早すぎる敗北に、俺はがっくりと肩を落とす。

「ね? 男の子じゃ我慢は無理なんだよ。バトルファックではいかにパイズリをさせないかって戦い方にしないと。パイズリに持ち込まれた時点で男の子に勝ち目はないんだよ」
「う……うう……」

 あっさりと負かされた悔しさに俺は唇を噛む。

「ほら、精力剤飲んで。次やるよ。次は普通に手で責めるから我慢してみて」
「わかりました……」

 俺は精力剤を飲み、手コキの我慢を試みる。

「手コキはどんな体勢でもできる基本技だから、これを我慢できないと話にならないからね」
「うっ……はい」

 そうは言うが相良先輩の手コキはめちゃくちゃ気持ち良かった。俺の感じるポイントを的確にとらえた正確な手コキは、とても我慢できるものじゃない。

「ねえ? どうして手コキがこんなに気持ちいいのかって思ってる?」
「えっ……あっ、いや」
「久保くんが普段こうやって扱いてるってわかるからだよ」
「あぁぁぁぁっ……♡」

 そうだ。相良先輩の扱き方はいつも俺が自分でしている時と握り方と強さが同じだった。

「同じ扱き方でオナニーすると癖になるからね。やめた方がいいよ。女の子はそういうのも見抜いちゃうから」
「くそっ……あぁっ、気持ちいい」
「ほら、こうやっていつも扱いて、白いのびゅーって出しちゃってるんでしょ? どうなの?」
「うぅぅ……あぁぁぁ、やばい」
「あれ? もう負けちゃうんだ。我慢するって言ったのに。女の子に負けて悔しかったのに。また負けちゃうんだ。しかもこんなあっさり。情けないね。こんな簡単にイカされちゃうの恥ずかしいね」
「あぁぁぁぁっ、もう……♡」
「いいよ。ほら、負けちゃえ♡」
「あぁぁぁぁぁっ……射精るっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「はい、久保くんの負けだよ」
「くっ、くっそぉ……」
「これはまだまだ特訓が必要だね。言葉責めであっさり射精我慢できないみたいだったし」
「が、頑張ります」

 まだまだバトルファック部に入ったばかり。いつか相良先輩に勝つ。俺はそう心に誓うのだった。
 勝てる、かなぁ……
Ya
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クリスマスファック

 俺は倉井裕太。25歳独身彼女なし。しがないサラリーマンだ。周囲の友人はどんどん結婚していき、俺だけが取り残されている感じで憂鬱な日々を送っている。
 今日もクリスマスイブだというのに、俺は普通に仕事で残業。帰りが遅くなってしまった。

「今年も例年と変わらずサミシマスかー。って、もうこれ古いんだっけか」

 木枯らしの吹く中、俺は身を抱きながら帰りを急ぐ。家に帰った俺は異変に気付いた。鍵が開いている。締め忘れたかな。
 だが、異変はそれだけではない。部屋の明かりがついているのだ。部屋の電気を消し忘れたなんてことは流石にない。なら、最悪空き巣の可能性というのも。
 俺は生唾を飲み込みながら恐る恐るドアを開けた。

「おかえり。遅かったじゃない」

 なんと家の中にはサンタクロースがいた。俺は自分の目を疑い、何度も瞼をこする。

「どうしたのよ、そんな幽霊でも見たような気がして」
「あ、いや、サンタがいるなーって」
「そうよ。あたしはサンタ。あなたにとっておきのプレゼントを届けに来たサンタよ」

 何が起こっているんだ。俺は目を瞬かせながら、家のドアを閉めた。

「てか、赤松じゃないか。お前、俺の家にどうやって入ったんだよ」
「そりゃ、サンタだからね。ちょっとピッキングをすればこんなドアぐらいは楽勝よ」

 どうどうと不法侵入したとのたまいやがりますか。俺は溜め息を吐きながら家の中に入る。

「それで、何の用だ赤松」
「だから、あなたにとっておきのプレゼントを持ってきたのよ」
「プレゼント?」
「うん! あたしとのゲームに勝ったらあなたの欲しいものを1つプレゼントするわ」
「まじでか」
「マジよ」

 赤松が急にどうしてそんなことを企てたのか皆目見当もつかないが……だが、欲しいものをくれるというのなら話は別だ。
 俺は赤松イブに惚れていた。大学の合コンで知り合い、ちょくちょく連絡を取り合うようになり、よく一緒に遊びに出掛けた。だが、悲しいことに俺はとんだヘタレで、彼女に告白することができなかったのだ。
 だが、チャンスは巡ってきた。なんか知らんが赤松とのゲームに勝てばほしいものを1つくれるという。俺の欲しいものはずばり、赤松、お前だ。

「ただし、条件がある」
「条件だ」

 まあ、俺の欲しいものをくれるっていうんだ。ただというわけにはいかないよな。

「あたしがゲームに勝ったらあたしのお願いを1つ聞いてもらう」
「いいぜ、乗った」

 その程度ならこの話に乗らない理由はない。俺は赤松と付き合いたいのだ。このチャンスを逃さない手はない。

「それで、ゲームの内容は?」
「それはねぇ……バトルファックよ」
「まじでか」
「マジよ」

 まさか赤松がバトルファックを提案してくるとは思わなかった。なにせ俺は高校から大学までバトルファックをしていた選手だったからだ。一方の赤松はバトルファックなんて経験したことがない。いわば初心者。このゲーム。どう考えても俺に有利なゲームだ。
 バトルファックというのは男女がえっちをして先に相手をイカせた方が勝ちというスポーツだ。素人が経験者に勝てる見込みはほぼないビギナーズラックの起きにくいスポーツだ。
 だからこそ、素人の赤松が俺にバトルファックを挑んできたことが解せない。

「いいのか、バトルファックで?」
「いいわよ。それでやるの、やらないの?」
「そりゃやるけども」

 なるほど。これは俺にわざと勝たせてプレゼントをくれるという赤松の気遣いなんだな。
 俺はそう確信し、ひとり頷く。

「じゃあさっそく始めよっか」
「おう。ルールはどうするんだ?」
「ギブアップしたら負けってルールでいいんじゃない」
「了解した」

 そう言うと赤松はサンタコスを脱ぎ始める。俺もパンツ一丁になり赤松と向き合う。
 改めて見るといい身体をしている。顔は可愛らしい美人で、おっぱいは大きい。体型もどちらかというと細身で、出るところは出ているという女性の理想の体型なのではないだろうか。
 そう言うと、赤松は上半身は下着姿で下半身はサンタコスのまま、俺ににじり寄ってくる。 
 
「キスしよ」
「ああ」

 俺は素直に赤松の要求を受け入れる。これでも俺はバトルファックの経験者。素人の赤松に好きに責めさせたところで負けることはありえない。
 そう思っていた。

「んちゅ……んんっ⁉」

 その考えは一瞬にして吹き飛んだ。赤松のキスが上手い。容赦なく舌を捻じ込んできて、俺の口内を蹂躙する。それだけではない。唾液の量が多く、おまけに舌に力が入っていない。まるで生きているかのように柔らかく這い回る赤松の舌に、俺は翻弄されてただただ受け身になっていた。

「ちゅる……ふふ、おっきくなってる」
「あっ……」

 そして気が付けば、赤松のすらりと細い手が俺のパンツの中のイチモツを捉えていた。
 赤松は俺のちんぽを手のひらで撫でまわすと、キスを再開して扱き始めた。

「うぁ……じゅちゅ……」

 頭がぼーっとする。キスで赤松の唾液を大量に飲まされている所為かもしれない。
 そして、気が付けば俺のちんぽが限界を訴えていた。
 俺は慌てて腹筋に力を入れて押し寄せる射精感を堪えようとする。だが、そんな俺の様子を見た赤松が扱き方を不意に変える。

「あぁっ……♡」
 
 俺の抵抗も虚しく、新たな刺激を加えられた限界を訴えていた俺のちんぽは、あっさりと音を上げた。

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「ん……射精てる♡ パンツの中ぐしょぐしょだね」
「あっ……くぅ……」

 俺はパンツを脱ぎ捨てて、赤松を押し倒す。
 まだ1度イカされただけだ。素人だと思って油断してしまったが、男をイカせるテクは身に着けているらしい。だったら、俺も本気を出す。
 俺は赤松に覆いかぶさると、股を開いた。

「ふふ、挿入れるの?」
「どっちが強いかすぐにわからせてやるさ」
「挿入戦なら負けないってことね。いいよ、きて♡」

 赤松は自ら股を開いて見せた。舐めやがって。
 俺は遠慮なく赤松のまんこにちんぽを突っ込んだ。

「うっ……」

 声を上げていたのは赤松ではなく、俺の方だった。
 ヒダがチンポに絡みついてくる。締め付けもキツイ。入口が特にキツく、挿入れるときにかなりの快感を味わった。

「どうしたの? きつそうな顔してるけど。挿入れたら勝てるんじゃなかったの?」
「う、うるさい。見てろ。こんなまんこすぐに慣れて……」
「ねえ、早く動いたら? 動かないんだったらあたしが動くけど」
「くっ……あ……あぁぁぁ……」

 俺は挑発されて腰を振る。だが、その腰振りはなんとも情けないことにかなりのへっぴり腰でまったく責めになっていない。こんな腰振りじゃ、赤松をイカせることなんて……

「うわ、もうイキそうなんだ」

 そんな俺の腰振りを見て赤松が嘲笑する。

「ま、まだ余裕だよ」
「だったらもっと思いっきり突いてみなよ。できないんでしょ。思いっきり突いたら射精ちゃうから」
「くっ……やってやるよ!」

 俺は挑発に乗り、思い切って激しく腰を振る。だが、それでうまくいくのなら最初から思いっきり腰を振っている。俺のちんぽはあっさりと赤松のまんこに屈した。

「あぁぁぁぁっ……あぁっ……♡ くそっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「ほら、射精た♡」

 余裕そうな赤松の笑みを片目で見ながら、俺はちんぽを震わせた。

「弱っ……次はあたしの番ね」
「うあっ……」

 射精の余韻が引かないうちに、赤松は俺を押し倒した。今度は赤松が上になった。騎乗位だ。

「あたしが腰振りの見本を見せてあげるよ」
「うっ……」

 そう言って赤松は激しく腰を振り始めた。もともと赤松の名器に完全に屈していた俺のちんぽは彼女の腰振りに一方的に蹂躙された。

「あぁぁぁっ……くそっ……また射精ちまうっ……♡」
「ほらっ、早くっ……射精せ♡」
「うあぁぁぁぁぁぁっ……♡ イクぅぅぅぅぅぅっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「はい、3回目~。弱すぎ。倉井って本当にバトルファックやってたのぉ?」
「あがっ……」

 徹底的に搾られた俺は既に戦意を失いつつあった。
 それでも俺の目に光が宿っていたのは、赤松を彼女にしたい、その一心だった。

「どう? ギブアップする?」
「だ、誰が……」
「む。まだ目に光が宿ってる。しかたないなぁ」

 そう言うと赤松はまんこからちんぽを抜いた。どろりと白濁液が漏れてくる。
 既に俺の体に力は入らず、俺は身動き一つできずにいた。赤松はそんな俺に覆いかぶさると、自らの手の指を舐めた。

「んちゅ……ふふ、最後はここでトドメを刺してあげる」
「ああっ……⁉」

 赤松が涎塗れにした指は俺のアナルを貫いていた。初めての感覚に俺は目を見開きもんどりうった。赤松の指は慣れた様子で俺の中を這い回り、すぐに前立腺を探り当てた。

「ほら、ちんぽはここで挟んであげるから、好きなだけイッちゃえ」
「あっ……あっ……あぁぁぁぁっ……♡」

 俺の尻の中で自由自在に動き回る赤松の指。その指が前立腺をしっかりと捉え、刺激を与えてくる。俺はこれまで経験したことがなかったが、バトルファックにおいて前立腺を捉えられた男は射精を我慢できないと言われている。その意味がわかった。瞬く間に射精感がこみ上げてくる。逃げようにもちんぽはおっぱいに挟まれており脱出不可。抵抗は無駄だった。

「ほらほら、どんな気分。素人にイカされるのってさあ」
「あぁぁぁぁっ……♡ くそっ……イクっ……♡」

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーー♡

 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

「あぁぁぁっ……あぁっ……あぁっ……♡」

 射精が止まらない。前立腺を刺激されている間、俺は精液を噴き上げ続けた。
 
「うわ、めっちゃ射精る笑」

 赤松が嘲笑する。俺はみじめな気持ちになりながらちんぽを震わせ続けた。

「じゃあ、仕上げっと」
 
 そう言うと赤松はおっぱいからちんぽを解放すると、手のひらで亀頭部分をこすりまくった。

「ひぎぃっ……⁉」

 俺はたまらず悲鳴を上げる。射精直後の敏感なちんぽの亀頭部分は更に敏感だ。前立腺を刺激されながらの射精は、潮吹きがしやすくなると言われている。赤松はこれを狙って……

「ほら、いっぱいびゅーびゅーしなよ。好きなだけさ」
「ギブ……ギブだからやめてくれ赤松ぅぅぅぅぅぅ!」
「よっし、あたしの勝ちぃ! じゃあ、最後のこれはサービスだよ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……!」

 悲鳴を上げながら俺は潮を噴き上げた。男にとって最も屈辱な潮吹き。それを好きな女にさせられた俺は、屈辱に塗れながら意識を失った。

 ……………………


「んぁ……あぁぁ……」
「あ、起きた。大丈夫?」

 意識を取り戻した俺は、赤松が膝枕をしてくれていることに気付く。
 そっか。俺、負けたのか。

「完敗だ。まさかこんなに強いとは思わなかった」
「あ、うん。この3年間みっちり修行したからね。テクは身につけたつもり」
「ああ、やばかった……」

 俺はさっきまでのことを思い出し、身震いする。

「それで、お願いってなんだよ」

 俺は赤松を彼女にできなかった無念を噛みしめながら聞く。すると、赤松はぽっと顔を赤らめると、目を泳がせた。

「うん、……その、あたしの彼氏になってほしいの」
「…………へ?」
「だから! あたしと付き合ってほしいの」
「……まじでか?」
「マジだよ」

 こんな夢みたいなことがあるのだろうか。

「あたしさ、大学の時あんたのこと好きだったんだよね。で、バトルファックの試合を見に行って思ったんだ。倉井を満足させるテクがあたしにはないって。だから倉井に勝てるぐらいテクを身につけたら、告白しようって」
「そうだったのか」
「それで、どうなの? 付き合ってくれるの?」

 潤んだ瞳で俺を見つめてくる赤松に俺は――

「俺の方から頼む。俺と付き合ってくれ」
「ほんと⁉」
「ああ。むしろ、俺も赤松とのバトルファックに勝ったら、お雨に付き合ってくれって頼むつもりだったからな」
「それじゃあ倉井も」
「ああ、赤松のことが好きだ」
「なにそれ……嬉しい!」

 赤松が俺の胸の中に飛び込んでくる。俺は赤松を抱きしめながら頭を撫でる。

「ふふ、これからはいーっぱい倉井のこと負けさせてあげるね」

 ほがらかに微笑む彼女の言葉に、俺は戦慄するのだった。
Ya
yangxuexiao@126.com
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田中くんの全国への挑戦物語 プロローグ

プロローグ

  田舎のバトルファック県大会で優勝した俺、田中太一は念願だった全国大会への出場を果たした。
 全国大会の行われる東京に出発する日、クラスメイトが見送りに来てくれた。

「太一、お前なら全国制覇も夢じゃないぜ。絶対優勝してこいよな!」
「田中くん、こっちで応援してるから頑張ってきてね!」

 クラスメイトたちの応援を胸に、俺は大きく頷いた。

「ああ、吉報を届けられるように頑張ってくる」

 俺はクラスメイト達に別れを告げた。そして、待ち合わせていた女子と合流する。

「遅いぞ、田中」
「悪い。クラスメイトに引き留められちまってな」

 合流した女子の名前は森中律。少し芋臭いが太い眉毛がチャームポイントだ。俺は結構可愛いと思っている。体の発育も同年代に比べて遅いようで、本人は気にしている。森中は俺と県大会決勝で戦った他校のバトルファック部員だ。全国大会には準優勝者までが出場できる。
 よって、準優勝者の森中も出場権を獲得したわけだ。目的地は同じだから一緒に行こうと話していた。

「いよいよ全国だね」
「ああ、待ちに待った、な」
「最初の目標は県勢として初のベスト8だね」
「馬鹿言うなよ。どうせ出るなら優勝が目標に決まってるだろ」

 そうなのだ。俺たちの県は過去一度たりともベスト8に進んだことがない。バトルyファックは弱い県なのだ。だからこそ、毎年全国大会の季節になれば学校中が湧くし、期待される。今年こそ、と。
 バトルファックというスポーツの人気は留まるところを知らない。プロリーグも熱を帯びているし、俺も当然プロを目指している。
 
「そうだね、優勝目指して頑張ろう。リベンジするから田中、私と当たるまで負けるんじゃないわよ」
「お前こそ、負けるんじゃねえぞ。俺たち2人で県のみんな喜ばせてやろうぜ」

 行きの新幹線で俺たちはそんな風に士気を高めながら談笑した。
 そして、そんな会話をしていたら、目的地にはあっという間に到着してしまった。

 会場入りした俺たちはすぐさま開会式に出席し、試合の準備に取り掛かる。

「初戦は私の方が先ね」
「みたいだな。森中。負けるんじゃねえぞ」
「あんたこそ。負けたら承知しないからね」

 そう言って森中は初戦に向かっていった。
 しばらくすると森中がリングに上がった。相手はいい身体をしたイケメン。試合開始早々、森中は体格差を活かされたタックルを受け、マットに沈んだ。テクニックで相手の男を翻弄しようとしているようだったが、それも封じられ打つ手がなくなったようだ。男の責めを一方的に受け、あっさりとイカされた。

「あの森中があんなにあっさり負けるなんて……」

 俺は全国のレベルを舐めていたのだと思い知らされた。俺の対戦相手は東京の女だが、果たして勝てるだろうか。

「何弱気になってるんだ、俺は」

 俺は自分の頬を張り、リングへと向かう。
 対戦相手の女子は金髪のいわゆるギャルだった。あんな軽薄そうな女子が全国大会に出てくるなんて。俺はバトルファックを馬鹿にされたような憤りを感じた。あんな女子より、絶対に森中の方が強い。
 俺は心の中で闘争心を昂らせながら、リングに上がる。

「あんたがあたしの相手? なんか弱そうだね」
「そっちこそ、バトルファックに真剣に取り組んでるようには見えないけどな」
「あたし? あたしはこれでも男ならめっちゃ食ってるから。バトルファックは趣味だよ。でも、男はみんなあたしにされるの喜んじゃうんだよ? あんたにも味合わせてあげるね」

 ギャルは悪戯っぽく笑いながらおっぱいを寄せた。
 大きい。森中はおっぱい技は使えない。大きさが足りないからだ。だが、このギャルのおっぱいなら、バトルファックの花形であるおっぱい技も使えるかもしれない。

「あたしは黄瀬亜里沙。よろしくね。アリサって呼ぶといいよ」
「俺は田中太一だ。好きに呼べ」
「たいっちね。じゃあ、たいっちも今からすぐに負かしてあげるね」
「それはこっちのセリフだ」

 審判に促され、俺はアリサと握手を交わす。

「それでは始め!」

 審判の合図を受け、俺は構える。

「うおっ⁉」

 何が起こったのかわからなかった。試合開始と同時に俺の視界は一瞬にして黒く閉ざされ、わけもわからないまま押し倒されていた。
 なんだ。一体何をされた。タックルされたのか? だとしたら早すぎる。全然動きが見えなかった。

「ふふ、やっぱり弱~い♪ 簡単に捕まえちゃったよ、たいっち?」
「むごぉ……」
 
 柔肉に視界と口を塞がれ、言葉を発することもできない俺はただじたばたと手足を動かすことしかできない。まさか、これはおっぱいか。これがおっぱい。女のフェロモンを鼻いっぱいにかぐわってくるうえに、鼻と口に柔肉が吸い付いて呼吸を奪ってくる。頬に押し付けられるこの弾力こそおっぱいそのものではないか。

「ほ~ら、さっきまでの威勢はどうしたのよ。まったく抵抗できてないけど?」

 呼吸を奪われた俺は酸欠状態に陥り、視界がちかちかとし始めた。

「そろそろかな」 

 その頃を見計らってかアリサはおっぱいから俺を解放する。一瞬にして視界が明るくなる俺だが、眩しすぎて視界が安定しない。そうこうしているうちにアリサは俺の下半身に体を滑り込ませ、必殺の形を作っていた。

「うあっ……♡」
「は~い、捕まえたよ。勝負ありだね、たいっち」

 ようやく視界が安定してきたと思ったら、下半身を幸福な感触が支配していた。
 見れば、俺のちんぽはアリサの豊かなおっぱいに覆われていた。

「くっ……」

 これは俗に言うパイズリ固めだ。プロリーグでもこの形になった男が勝ったところは見たことがない、女子選手の必殺の形。俺の県ではこのおっぱい技を使える女子がいなかった為、味わうのは初めてである。

「ど~う? ここから逆転できると思う? たいっちは」
「あ、当たり前だ。こんなのすぐに脱出して……」
「させないよ」
「ふあっ……♡」

 少しおっぱいを揺らされただけで、俺は声を漏らして腰を跳ね上げる。おっぱいを少し揺らすだけで、亀頭にカリ首に竿全てに刺激をもたらす極上の快感が叩き込まれる。
 
 ダメだ。こんなの……気持ち良すぎる。

 今までおっぱい技を受けたことのない俺にとって、その快感は想像を絶するものだった。対処法もわからないまま、俺は射精の前兆の疼きを感じてしまう。

「さてはおっぱい技受けたこと無いなー。バトルファックやってる人でおっぱいに挟まれただけでここまで腰砕けになっちゃう人もなかなかいないもん。あはっ、これは楽勝だなぁ。初戦楽な相手でラッキー。じゃ、終わらせるね」

 そう言ってアリサはおっぱいを捧げ持つ。ああ、ダメだ。こんなので擦られたら俺はきっと三擦り半も我慢できない。俺は……
 必死で歯を食いしばる。少しでも射精を遅らせようと。
 
「いっくよぉ~……それ♡」
「あぁぁぁぁぁぁぁっ……♡ イクっ……♡」
 
 どぴゅるるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 どぴゅるるるるるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ♡

 びゅるるるるぅーーーーーーーーーー♡
 
 どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ どぴゅ♡ ぴゅるるるるぅ…………♡

 だが、そんな抵抗はまったくもって無意味だった。一瞬にして俺は射精をしてしまい、敗北が確定する。

「田舎で強がってただけのザコだったね。これが全国だよ、ど田舎民♪」

 勝者のアリサに散々煽られ、俺は悔しさのあまり涙を流した。


   ※※※
 
 大会後、帰りの新幹線の中で俺と森中は終始無言だった。その沈黙を破ったのは俺だった。

「…………森中」
「……なに?」
「俺は決めたよ。バトルファック学園に行く」

 バトルファック学園。東京にある全寮制の私立校だ。全国からバトルファックの猛者が集まる学校で、バトルファックの全国大会優勝の常連校だ。

「……本気?」
「本気だ。俺たちは井の中の蛙だった。ただ田舎で強がっていただけのザコだった。これまではな。だが、これからは違う。全国に行って見えたものがある。俺はあの女に……黄瀬亜里沙に勝ちたい」
「そっか。じゃあ私も行く」
「お前ならそう言ってくれると思っていたよ。一緒に全国優勝目指そうぜ」
「うん!」

 そして俺たちはバトルファック学園への受験を決めた。
 俺の全国への挑戦はここから始まった。


続く