SM鎮守府群。加虐的な趣味に目覚めてしまった艦娘達を保護・隔離する特殊な鎮守府群。その一室。コンクリートの壁と床で四方八方を囲まれた、まるで石の牢獄のような部屋。その中央。天井から伸びる鎖に肌色の肉の塊が吊るされていた。呻き声を上げながら吊るされている肉塊。
肉塊の正体は青年男性。この鎮守府の提督だった。鎖によって、天井から両腕を吊るされつま先立ちになったされた彼。その周りを一人の少女がカツカツ、と足音を立てながら歩く。やがて、一周して満足したのか、彼の正面で立ち止まると彼へと向き直った。
少女は着ていた服をスルリスルリと器用に脱いでいく。まるでストリッパーのように、一枚一枚身に着けた布を剥ぎ、投げ捨てる。
「あははっ♡なに?着替えだけで興奮しちゃった?そんなんじゃ後が持たないよ♡今日はキツいの、シてあげるからね♡」
やがて少女は一糸まとわぬ裸体を晒す。そして、今度は傍らに置いて有った薄く綺麗な布へと手を伸ばした。極々薄い、しかし見るものを拒絶するかのような気高さを持つ神聖な布。それに腕を通し、身につけて行く。
「ふふっ♡今日のはちょっと過激だよー♡プレイと同じく……ね♡」
少女は純白の手袋へとその細腕を通す。柔らかな布が舞風の細くキメ細やかな肌を包んで行く。彼女は奥まで手を突き入れると、手を開閉させその装着具合を確かめる。
「どう?この手袋♡さらさらすべすべなんだー♡」
まるで提督へと見せつけるかのように、これみよがしに手を広げて見せる舞風。彼の肉棒は、舞風の手を連動しているかの如く跳ね、揺れる。
「それじゃあ、しっかり始める前の挨拶しよっか♡ほーら、挨拶は?マゾちんぽピクピクは挨拶には入らないよ?」
ピン、と提督の肉棒を指で弾くように弄ぶ金の踊り子。挨拶、というのは二人の間では暗黙の了解として存在しているもの。しかし、それには頭を下げるのが必須。今の彼には絶対不可能な行為であった。
「へぇ、挨拶……出来ないんだ。じゃあ覚悟してよね?挨拶出来ないならその分キツくするから、ね♡」
舞風は笑いながら提督の正面へ向かい挨拶を始める。それはある意味で儀式、というものであった。例え提督が挨拶しなかったとしても、彼女はそれを行う。
「はーい、今日は舞風の性処理ダンスコースを受講してくれてありがとうね♡ええと、今日で十四日ぶり♡た~っぷりマゾ汁溜まってるみたいだねぇ♡」
この挨拶によって、彼女はケッコン済みの秘書艦・舞風から、提督を虐げ、精を搾り取る恐怖の踊り子へと変貌する。一種のスイッチ、というものであった。
「てーとく?それじゃ今夜のダンス……始めましょうか♡二週間、たっぷり我慢した分、今日はマゾ汁たくさんビュルビュルしようねー♡」
カツリ、と大きな音を立てて、グラディエーターサンダルに包まれた舞風の脚が踏みしめられる。カツリ、カツリという音は段々と大きくなり、その間隔も短くなっていく。やがて、コンクリートの床を叩く音は強く、最高潮へと達する。そして、最高潮へと達した瞬間、舞風の細脚が風を切り、唸りを上げて提督へと飛んだ。
「そーれっ♡ワンツー♡」
バツン、という肉の塊を棒で叩いたような、サンドバッグを叩いたような音がした。舞風の脚は的確に提督の弱点……睾丸を捉え蹴り潰した。男の悲鳴のような呻き声が部屋へと反響する。舞風は笑いながら左右の脚で踊るように提督を蹴る。
「ふふっ♡ほーら、舞風と一緒に踊りましょ?舞風が提督を蹴って、提督は逃げるように踊り狂うの♡そーれそーれ♡」
舞風の言葉の通り、提督の体は痛みから逃げるようにと踊り狂う。彼には痛みに抗う方法は逃げることしかない。天井から鎖一本で吊るされた爪先立ちの不安定な体は、まるで独楽のように揺れ、回り、踊り狂う。
「逃がさないぞぉ♡まあ、鎖で吊るされてるから絶対に舞風からは逃げられないけどね♡そーれ、マゾちんぽ蹴られてバカになっちゃえ♡」
やがて舞風の蹴りは睾丸以外を捉え出す。太もも、腹、肉が柔らかく敏感な部分を狙い撃ちするかのように舞風の蹴りが飛ぶ。その度に提督は呻き声を上げ、それは肉を叩く音と共に淫猥な音楽を奏でる。
「そーれぇ♡もっとしっかり逃げないと、負ける味、体が覚えちゃうぞぉ♡いいの?」
舞風の責めは次第に苛烈になっていく。どす、どす、言う舞風の蹴りで提督の体はまるで本物のサンドバッグのようにその体を揺らす。
「あははっ♡もう負けちゃってるか♡こんなふうに自分よりも小さな女の子に蹴られて興奮するバカマゾだもんね♡」
提督の、サンドバッグの下半身は真っ赤に腫れ上がっていく。そして、腫れ上がった下半身に比例するかのように、提督の肉棒はその硬さを増す。
「あーあ、真っ赤になっちゃいましたね、提督♡そういえば提督ぅ、覚えてる?このグラディエーターサンダル……甲の所に文字のエンブレムが付いてるの♡」
舞風の言葉通り、彼女の脚を包むグラディエーターサンダルの甲の部分には左右、それぞれひとつずつのエンブレムが付いていた。そこへは、鏡に写したかのように反転された漢字が刻まれている。
「今日の二文字は『奴・隷』♡ほーら、ちゃんと逃げないと体中、奴隷の文字刻まれて更にマゾに堕ちちゃうよー♡」
そうしている間にも、舞風のサンダルに包まれた脚は提督へと奴隷の烙印を刻んでいく。叩かれ、赤変した肉へと、更に上から強く烙印を刻んでいく。提督はそれに抗う術も無く、ただただ、蹴られ、烙印を刻まれていた。
「そーれぇっ♡あははっ♡こうやって体中に奴隷の文字を付ければ、誰からでもマゾって分かるね♡どうする?明日は一日裸で過ごして、マゾの烙印、皆に見てもらう?」
提督の体は、舞風の凶悪で卑猥な踊りによって悶え、踊り狂う。体中へと変態の烙印、敗北者の烙印を刻まれながら踊らされるマゾの踊り。
「くすくす♡ほーら、お尻も終わったし、次は前かな?玉にそれぞれ一文字ずつ、『奴・隷』って刻んであ・げ・る♡」
やがて、舞風の踊りは再び提督の睾丸を捉える。左右の脚と左右の睾丸。それぞれに対応するかのように、舞風は脚を提督へと叩きつけ始めた。
「これ以上文字刻まれるのが嫌なら、そのマゾちんぽ、縮めたらやめてあげる♡でも、一回でも興奮したんだから、結局マゾちんぽには変わらないね♡」
ぐ、と舞風の脚が提督の睾丸へと食い込み、文字を、烙印を刻もうとする。しかし、柔らかい部分であり、左右に逃げるように揺れている為、上手く文字は刻まれない。
「うーん、上手く文字が付かないなぁ……そうだ提督、ゲームしよ?舞風はしっかり提督のマゾ玉に『奴隷』の文字を刻めれば勝ち♡提督は、その情けないバカマゾちんぽを萎えさせて、もっと惨めな子供マゾ包茎ちんぽに戻せれば勝ち♡」
そう言って、舞風は提督の睾丸へと更に踊りを、蹴りを食らわせる。提督は悶え、逃げるようにとその体を捩り、必死に自らの勝利を手繰り寄せようとする。
「ほーら♡早くしないとマゾ玉に烙印刻まれちゃうよー♡敗北の味、覚えちゃうよ?いいの?敗北大好きなマゾになっちゃうよ?」
舞風の蹴りは更に苛烈を極める。その蹴りは次第に提督の動きを鈍くしていく。段々と提督の声には快楽が混じり、抵抗も少なくなる。
「あははっ♡もう降参?提督、早いよぉ♡マゾちんぽ、ばっきばきに固くしちゃって、敗北快楽、そんなに良いの?本当にどうしようも無い惨めマゾだね♡」
やがて、提督は目に見えた抵抗をやめてしまう。ただただ、睾丸から与えられる快楽と苦痛に呻くようにして、敗北の味を噛みしめる。
「もうそろそろ、マゾ烙印完成するかなー?ほーら、烙印刻まれて、女の子に負ける快楽、体でしっかり覚えよう?」
バツン、バツン、という肉を叩く音の奏でる音楽は、とうとうクライマックスを迎える。玉には左右それぞれ一文字ずつのマゾの烙印が完成しようとしていた。肌へと赤く型どられたマゾの烙印。
「そーれっ♡マゾのっ♡敗北のっ♡烙印刻まれてっ♡惨めマゾに更にランクダウンしちゃえっ♡」
一際大きな音と共に、肉を叩く音が止む。提督は鎖によって辛うじて体を支えられた状態だ。そして、彼の睾丸には、赤く二文字の烙印。マゾの、敗者の、惨め極まりない烙印。
「あっははっ♡本当に惨めマゾだね♡恥ずかしくないの、提督?あ、提督は恥ずかしいのが好きなバカマゾだったね♡」
そういうと、舞風は太もものベルトから金属で出来たピンチ……いわゆる洗濯バサミを取り出す。彼女はそれを片手に、パチン、パチンとこれみよがしに開閉を繰り返しながら近づく。
「次は、コレ使って遊ぼうか♡大好きだよね、これ♡ね、提督ぅ?」
舞風は提督の股の肉棒の皮に手をかける。提督はいわゆる仮性包茎であった。日本人の大半がそうであると言う、仮性包茎。つまりは、勃起時のみに亀頭が皮から露出する状態だ。
「むむむっ!これ、勃ったままだとはさみ難いねぇ♡じゃあどうする?まずはぴゅっぴゅして小さくしよっか♡」
舞風は、その白い手袋に包まれた手を提督の前へと持ってくる。両手を使い、まるで筒のを作るかのようにして提督の肉棒の前に差し出された舞風の手。
「ほーら、舞風のおててまんこだよー♡ふふっ♡こうやって触れないギリギリの所でまんこ作ってて上げるから、惨めに腰振って、セックス頑張ってねー♡」
舞風の言葉に、提督の腰がゆっくりと動きだす。腰が、肉棒が舞風の手で作られた筒へと突き出され、惨めなエアセックスが開始される。
「あはははっ♡本当に舞風の手とセックスしてるよ♡え、こんなのが良いの?本当にどうしようもない変態さんだねぇ♡」
舞風が嘲笑すると、それを合図とするかのように提督の肉棒が跳ねる。彼の腰は必死に前後に振られ、肉棒の震えと共に、卑猥な踊りを踊り狂う。
「いやぁ、舞風もこんなダンスは勘弁だなぁ……惨めなマゾちんぽふりふりしながらのマゾダンス♡おててを使う事も許されないマゾだけが出来る踊り♡」
ふりふり、と肉棒が揺れる。肉棒は震えと硬さを増しながら、必死に快楽を貪る。あるはずの無い刺激を得ようと、出来る筈の無い射精をしようと必死に肉棒を揺する。
「おっ?射精する?射精しちゃう?いくらマゾちんぽでもエアセックスで射精は無理だとは思うけどね♡」
そう言って舞風は蔑むようにと彼を笑う。クスクス、とあざ笑うかのような笑みに、提督の肉棒は反応し更にその硬さを増していく。
「そーだ、舞風がリズム取って上げるよ♡良いでしょ?ダンスにはリズムが必要だもんね♡」
そう言うと彼女は手をそのままに、まるで本当にダンスでも踊らせるかのようにリズムを取り出す。
「あそーれ、ワンツー♡ワンツー♡もっともっと腰振ってー♡惨めな踊りワンツーワンツー♡」
その声に合わせるようにして、提督は前後に腰を振る。ヘコヘコ、とだらし無く、笑うかのような掛け声に合わせて何も無い空間へと腰を振り、肉棒を揺らす。
「ワンツー♡ワンツー♡あっれー?バカちんぽ、元気だねぇ♡どうしたの?まさかこんなので興奮するのぉ?」
やがて提督は、ただ腰を振る惨めなオブジェと化す。舞風の声に合わせ、肉棒を膨らませて腰を揺らす惨めなオブジェ。
「あっははっ♡どうする?このまま腰振りダンスだけで射精出来そうな位ちんぽ元気じゃない?このまま射精いってみる?」
不可能な提案。しかし、提督に拒否権は存在しない。ただ、彼女の言葉に合わせて腰を振ることしか出来ないのだ。
「ふふっ♡じゃあ、頑張って射精しましょー♡ほーら、お射精ワンツー♡マゾ射精ワンツー♡」
舞風のその言葉に、肉棒は更に膨らみを増し、射精の準備を行う。今にも弾けそうな肉棒。しかし最後の一歩が、トドメの刺激が足りない。
「これ、触ったらすぐにも射精しちゃいそうだねー♡じゃあ、トドメイッちゃう?」
トドメ、という言葉に戸惑う暇も無く、提督の下半身を鋭く鈍い痛みが貫く。張り詰めた肉棒と睾丸が潰れ、まるで叩き出されるかのように先から精液がほとばしる。
「そーれっ♡手でなんか射精させる訳ないじゃん♡提督見たいなマゾは脚で充分♡ほーら、蹴りで射精しちゃえ!!」
舞風の言葉と共に繰り出された蹴りは、確かに提督の膨れ上がった性感帯を貫き、蓄えられた精液を吐き出させた。慈悲など一切無い、強制的で屈辱的な射精。
「あはっ♡あはははっ♡精液、噴水みたい♡蹴られて射精するなんて、本当にマゾだねぇ、提督♡」
射精を行った提督の肉棒は当然のように、その硬さを失う。蹴り、という強烈な刺激によって半ば強制的にさせられた射精。提督の体と肉棒は凶悪で強烈な刺激によって、ぐったりとしてしまう。
「すっごい射精だねぇ……♡で・も……」
舞風は提督が吐き出した欲望の塊をその脚で床へと塗りこむようにして、踏みにじる。
「マゾ汁ちょっと出し過ぎじゃない?良いの?本当はこれ、子作りの為の大切な種だよねぇ♡こんなふうに蹴られて出して、踏みにじられて♡」
グリグリ、と中の精子を一匹残らず殺すかのようにしっかり、確実に踏み、その全てを殺す。
「あ、こっちの方が良いか♡だって、提督見たいなバカマゾの劣等遺伝子なんて、残す方が問題だもんね♡ほーら、こうやって全部殺して子孫残せないようにしないとねー♡」
徹底的に、提督の遺伝子という遺伝子を殺す舞風。その顔には今まで以上に加虐的な、極悪な笑みが浮かんでいた。
「あー提督……♡本当に面白いねぇ♡はー笑った笑った♡じゃあ、マゾちんぽが短小包茎マゾ子供ちんぽにランクダウンした事だし、先っぽにコレ……着けよっか♡」
パチン、パチン、と音を立てながら提督の肉棒へとピンチが近づく。舞風は提督の肉棒の先の皮をつまみ、まるで袋の口を止めるかのようにとピンチを近づけた。
「これ、先っぽに金属の棘がついてるからそうそう外れない特別製だよー♡ね、コレ大好きだもねー♡」
舞風の言葉の通り、ピンチの平たい部分には緩やかな棘が付いていた。それは食い込むようにして、獲物を絶対に逃さない猛獣の如き牙。
「これでマゾちんぽの先っぽ挟んだら、どんなに勃起しても包茎ちんぽからランクアップ出来なくなっちゃうねぇ♡どうする?これつけたら最後、舞風が外すまで一生恥ずかしいほーけーさんだよ♡」
段々、段々とそれは近づいて来る。しかし、提督にそれに抗う術は無い。とうとうピンチは提督の肉棒の余った皮を捉える。
「はーい、これで恥ずかしい包茎マゾちんぽのかーんせー♡あっはは♡これで提督も惨めな包茎マゾの仲間入りだねぇ♡それに……これならマゾの劣等遺伝子が外に漏れる事も無いね♡」
パチリ、と提督の先の余った皮をピンチは確実に捉える。皮は伸ばされ完全に赤みの掛かった亀頭を隠してしまう。
「さーて、どうする提督ぅ?それ、外して欲しい?でも外したらマゾ遺伝子外に漏れちゃうからなぁ♡」
舞風はまるで提督の肉棒の先から生えているかのようなピンチへと、手を近づける。そして、指で輪っかを作り人差しを使った。
「あっははっ♡いやぁ、こうなっちゃぁ、まともに勃起も出来ないねぇ♡はー、本当に面白い♡やっぱり提督は良いおもちゃだねぇ♡」
見せつけるようにと、提督の股のピンチに指で作った輪を近づけていく。提督の肉棒は迫り来る痛みに自らの身を震わせた。
「これからデコピン……いや、チンピンしてあげるから、もしかすると外れて包茎マゾチンポからランクアップ出来るかもよ?頑張ってね♡」
舞風の指が弾丸のように撃ちだされる。パチン、とピンチへと指が当たり、ブルブルと刺激と自身の重さで左右に震える。しかし、がっちりと皮に食い込んだピンチが外れる気配はない。
「一回目ー♡全然外れないね♡これじゃあ、皮だけ伸びて、本当に常時皮かむりのだらし無い包茎ちんぽになっちゃうかもねー♡」
びよん、びよんとピンチが指で弾かれる度に提督の皮も合わせて左右に伸び、揺れる。指一本で無様に弄ばれる肉棒の皮。
「どうしたのどうしたの?もしかして無理矢理勃起してピンチを外そうとしてる?ぷっ♡提督の短小マゾチンポじゃ無理でしょ♡そんなの♡」
提督の肉棒は段々とその硬さを取り戻して行く。が、ピンチは決してその牙を摘んだ皮から外す事は無い。肉棒は無理矢理押しとどめられ、まともに勃起することすら許されない。
「あははっ♡提督の可愛いチンポ、プルプル震えてる♡でも、震えるだけじゃ外れないよ?ほーら。もっと頑張って♡」
パチン、パチンとピンチへと加えられるチンピンは止まることはない。ヤジロベイや達磨で遊ぶ子供のように、舞風は提督の皮を、その先に付いたピンチを弄ぶ。
「ダメじゃない♡もっと頑張らないと♡それとも……♡もっと強くお手伝い、してあげよっか?きっとキツいけど、もっと外れ易くなるよ♡ね♡」
提督への問いかけではあるが、当然提督の意志など関係無い。戸惑う提督を無視するように、舞風は彼の前へと立つ。そして狙いを定めると、先ほどと同じように脚を打ち出した。
「そーれぇっ♡やっぱり手より脚の方が力を加えられるからね♡これならピンチも外れるんじゃない?」
そう言って無邪気に舞風は笑う。しかし、蹴られた提督は堪ったものではない。蹴られたピンチからは強烈な刺激が送り込まれる。
「あっれー?一回で外れると思ったんだけどなぁ♡これは外れるまでやるしかないね♡提督の皮が手遅れになるまで伸びるか、舞風がピンチを外せるか勝負だぁ♡」
ピンチが蹴られるのに合わせ震える。それと同時に、提督の肉棒には皮の先を引き伸ばされる痛みと、肉棒が振動する快感が同時に送り込まれる。
「うっわー♡提督のマゾチンポ、蹴られて震えてる♡ぷらぷら、まるで振り子時計見たいだねぇ♡どうする?マゾ時計として舞風の部屋に置いて上げようか?あははっ♡」
パチン、パチンと提督の肉棒へと加えられる惨めな刺激。音も痛みも先ほどの比ではない程小さく少ないが、惨めさは先程の比では無かった。
「さっきより全然痛くないでしょ?それなら耐えられるよねぇ♡まさかこんな事で強制包茎ちんぽからカウパー垂れ流しにするどうしようも無いマゾなんて居ないよねぇ♡」
挟まれ閉じられた提督の包皮からは透明な液が糸を引き垂れる。それは、蹴られ肉棒が左右に揺れるのに合わせて糸を引きながら撒き散らされていく。
「うわっ♡ちょっとなんか脚にかかったよ?きったなーい♡なんか糸引いてるし……♡」
先ほどとは違い、体では無く肉棒を踊り狂わせる提督。肉棒は左右の揺れと共に自身の震えも増して行く。それは射精の前兆でもあり、屈服の前準備でも有る。
「あーあ、これはもうだめかもねぇ♡じゃあ射精、しちゃう?皮の中に射精するマゾ射精……覚えたら大変だよ?ヤミツキになっちゃうよ?」
舞風はそう言いながらも蹴りを、踊りをやめることは無い。
「でも、既に蹴られて射精する、なんてマゾ射精覚えちゃってるから今更かぁ♡じゃあ、イッちゃえ♡包茎さん専用の、皮内射精しちゃえ♡」
パチン、と舞風が軽くピンチを蹴る。少しの音と共に提督の肉棒を刺激が貫き、先から白濁とした液が吹きだす。一回目の射精と変わらぬ程の白濁。
「あははっ♡どぷどぷーって皮の中に射精するの気持ちいい?それが包茎さん専用の射精だよー♡おめでとー♡これで提督もマゾ包茎さんの仲間入りだね♡」
吐き出された白濁は行き場も無く封じられた皮の中に溜められる。全て精液を出しきった時、提督の包皮はまるで水風船の様にふくらんでいた。
「ぷっ♡ぷよぷよしてるよ、提督♡あーあ、まるで水風船見たい♡惨めな惨めなマゾ水風船♡……でも提督?まだピンチは外れてないよ♡」
そう言って、舞風はまたピンチへと蹴りを繰り出す。蹴られ、ピンチが揺れるのに合わせて包皮で出来た水風船からピュ、と精液が噴き出るようにして漏れる。
「うっわぁ……♡マゾ水風船、ちょっと気持ち悪過ぎない?これは早く破裂させてあげないとね、提督♡」
舞風はニタリ、と凶悪な笑みを浮かべ、脚へと更に力を込める。そうして、先ほどを上回る力でピンチへと蹴りを加えて行く。
「爪先に当たるマゾ水風船、ぷよぷよしてるよぉ♡気持ち悪い感覚だねぇ♡あっはは♡こんな気持ち悪い風船は他の二つの風船と一緒に潰しちゃおうかなぁ?」
何処までも卑猥で屈辱的な遊び。舞風による脚での踊りは提督の肉棒を辱め、堕とす。皮は伸びきり、誰が見ても元は仮性包茎であったなどわかりはしないだろう。
「いやぁ、たっぷり遊んだ遊んだ♡そろそろ包茎遊びも終わりにして……トドメさしてあげよっか♡ね、提督♡」
キリキリ、と舞風の柔らかく細い脚に力が込められる。弓につがえられた矢のようにと、提督の包皮を挟んで離さないピンチへと狙いが定められる。
「いっくよぉー♡そぉ……れぇ♡」
ヒュン、と言う音と共に踊り子の脚が撃ちだされる。弾丸のように撃ちだされた脚は寸分違わず提督の包皮に喰らいついたピンチへと直撃する。その力を受けたピンチはパチン、という大きな音と共に宙を舞う。
「ナーイスキック、私ぃ♡あはっ♡ピンチが外れてマゾ水風船破裂しちゃったねぇ♡提督のマゾ精子が包茎ちんぽの先から
駄々漏れだよ♡」
提督の包皮はピンチへの度重なる刺激によってその姿を変えていた。だらしなく引き伸ばされ、ピンチによる呪縛が無くなった今でも亀頭を覆い隠す。そして先の口からはだらしなく精液と先走りを垂れ流し続ける。
「いやぁ、ピンチは弾け飛ぶ瞬間の提督の顔、最高だったねぇ♡痛みに歯を食いしばって包茎ちんぽ震わせてる顔♡」
提督のだらし無い包皮を摘むようにして弄ぶ舞風。彼女は片手で天井へと繋がれた鎖を調節する。そして提督の腕に繋がれた鎖の戒めを解き放つ。彼の腕は戒めを解かれた事で開放され、ようやく自由になる。
「じゃあ、今日も演目の最後、セックス……しようか♡ね、提督♡」
膝をつくようにして崩れ落ちた提督へと舞風が語りかける。セックス。男女の性行為を意味するそれは、彼らの間ではまた少し違った意味合いを持っていた。舞風は準備、と言わんばかりに履いていたグラディエーターサンダルを脱ぐ。
「ほーら、脚、自由に使っていいよー♡舞風の脚に腰ヘコヘコ振ってセックスしようねー♡」
手の時と同じように、提督へと舞風の脚が差し出される。グラディエーターサンダルを脱いだ、舞風の柔らかな細脚。彼は這うようにして舞風の脚へと、性交相手へと近づく。手は後ろ手組まれたままだ。
「ふふっ♡どこ使う?太もも?膝の裏?それとも……脚の裏♡提督、これ大好きだもんねー♡脚なんかとセックスするなんて恥ずかしくないの?」
提督はそう言われながらも、おずおずと性交の準備を始める。差し出された脚の、その裏へと自らの煮えたぎる肉棒を宛がい、そのまま腰を前後に動かす。
「うわぁ♡脚の裏にねちょねちょ気持ち悪いのが当たってるー♡あっはは♡本当にこんなのが良いんだねぇ♡提督……いや、もう提督なんかじゃないかぁ♡足奴隷さんだね♡」
そんな舞風の言葉を燃料に、さらに提督は腰を動かす。一切動かされない舞風の脚に縋るようにして密着しながら腰を振る。実に惨めで情けない光景。
「おおっ♡マゾ奴隷さんは器用だねぇ♡ダルダルの皮を腰を動かすだけで剥くなんて♡マゾの技術ってヤツ?普通の人なら絶対必要無い技術だよねぇ♡あはははっ♡」
コスコス、ヘコヘコと提督の腰が振られる。性交と言うにはあまりに惨めで、オナニーと言うにも無様過ぎる行為。男性としての尊厳を捨て去ったというに相応しい性遊びで有った。
「別におてて使っても良いんだよ?その時はしっかりねじ伏せて上げるからね♡拘束されてなくても、負け癖付いちゃったマゾ奴隷さんなんかには負けないからねー♡」
その言葉を聞き、少しだけ提督の手が動く。が、その動きはすぐに止まり、元の通りに後ろ手に組み直される。少し、少しだけ手を動かした瞬間、舞風の顔にはゾッとするような笑みが張り付いていた。
「あっれぇ♡どうしたの?おてて使っていいんだよー♡ねじ伏せられないように抵抗すればいいだけなんだから♡それともおてて使わない無様なセックスが良いのかなー♡」
すぐにその笑みは消えたが、笑みは確かに提督の心へと上下関係を叩き込み直した。ねじ伏せられる、その後に何が有るか彼女は言わなかった。が、きっと待っているのは……
「そうなんだぁ♡別に舞風はいいけどね♡奴隷さんが腰振り脚セックスが大好きでもね♡ほーら、そんなにこのセックス好きならもっと腰振ってぇ?」
ヘコヘコ、ヘコヘコと必死に腰を振り、快感を貪り上り詰めていく提督。口からは舌がだらし無く垂れ、まるで発情した犬のようだ。
「そーれ、ワンツー♡ワンツー♡腰振り脚ックスワンツー♡ほーら、ヘコヘコ腰振って?」
サポートと言わんばかりに掛け声を出す舞風。提督はその言葉に操られるようにして、前後に腰を振り主の足裏へと自身の欲望の塊をこすりつける。
「お?段々マゾちんぽ膨らんできたよ?射精するの?舞風の足にどぷどぷーってマゾ射精しちゃう?良いよ、射精しても♡」
擦り付けられていた亀頭が膨らみ、玉の中は欲望の液体で満たされる。一擦りする度に射精へと少しずつ近づいて行く。
「ほらほら、出しちゃえ♡足セックスで射精しちゃえ♡ほーら、ほら♡」
とうとう、提督の中に貯まった欲望が限界点を超える。玉の中からは押し出されるようにして白濁とした液体が溢れ出、肉棒の震えと共に吹き出す。
「おおぅ……♡足の下でドクドク言ってるぅ……♡舞風の足の裏、精液でべっとりだよぉ……♡」
白濁液は舞風の淡い肉色の足の裏を汚して行く。まるで孕ませるかのように足裏へと吐き出される精液。
「まだ出でるぅ♡でも、そんなに出しても足裏は妊娠しないよ?全部無駄撃ちなんだよ?そこ分かってるのかなぁ、マゾ奴隷さん♡」
どぷ、と最後の一滴が舞風の足裏へと撃ちだされる。今や、舞風の足裏は既に元の肌色の部分の方が少なくなる程汚されていた。
「あー、今日は楽しんだね♡それじゃあ、お開きにしよっか♡」
そう言うと、舞風は精液を出し切り萎えた肉棒を一回踏みつける。グニ、という柔らかい感覚に満足すると、自身の手袋で足へとこびりついた精液を拭った。
「うへぇ、べとべとぉー♡真っ白な手袋が黄みかかったマゾ汁でぐちゃぐちゃだよぉ……♡」
指を使い、精液を掬い取るようにすると、そのままそれを手袋へと擦り付けるようにして拭い取っていく。やがて、舞風の手袋は、先ほどまでの彼女の足のように精液で汚れる。
「手袋、もう使えないなぁ……こんなに汚くなっちゃったし♡でもこれ、マゾ豚さんなら使えるよね♡」
そう言いながら、舞風は足に付いた精液を全て拭い取る。そして手袋を脱ぐと、精液で塗れたそれを汚物を持つかのように二本の指で摘むと、振り子のように揺らし勢いを付ける。
「ほーら、プレゼントだよー♡マゾ豚さんにとってもステキなプレゼント♡くっさい精液塗れの舞風の手袋、おちんちんシコシコするのにでも使っていいよー♡」
舞風が手袋を挟んだ指を離すと、勢いをそのままに手袋は提督へと飛び、べチョリ、と彼の体に当たる。精液塗れの手袋を残し、舞風は踵を返すと部屋へと出ていこうとする。
「あははっ♡それじゃあ、今日の片付けはお願いね♡もし、まだ足りなかったらもう一回その手袋でシコシコぴゅっぴゅしてもいいよー♡」
舞風は最後に提督の額へと軽くキスをすると同時に、彼の玉を軽く踏みつける。そして、手袋の外れた左手の薬指に嵌る銀色のリングを愛おしそうに撫でながら部屋から出て行く。
「それじゃあ、また明日♡じゃあね、マゾ豚奴隷さん♡」
蕩けるような舞風の顔。後ろ手に無慈悲にも扉を閉める彼女の顔は完全に発情仕切っていた。股からは白い愛液が垂れ、興奮の度合いが尋常では無い事を示している。
「あっ♡垂れて来ちゃった……♡今夜は提督のちんぽ型のディルドとさっき採ってきた提督精液でオナニーだなぁ……んっ♡」
堪らず、股に手を伸ばす舞風。卑猥な水音と共に、メスの匂いが漂う。ゆっくり、ゆっくりと普段提督が使っている椅子へとたどり着くと、彼の普段着ている制服へと手を伸ばす。
「匂い……ヤバいよぉ……♡あっ……んっ♡」
扉を挟んで一部屋、この晩二人の嬌声が止まる事は無かった。卑猥なハーモニーはSM鎮守府群の一角のとある鎮守府を包む。一組の夫婦の夜は永く、明けるにはまだまだ時間がかかるようであった。
了