俺はジョー、バトルファック界の新生児や流星の如く現われた新人として注目を集めている者だ。
様々な大会に出て、優勝を頂いて来た俺に新たな対戦の報せが入ってきた。
もちろん俺はその報せを蹴る訳などなく、報せに指定された場所へと向かった。
指定された場所はとても大きな屋敷だった。
荘厳な雰囲気に圧倒されて、俺は武者震いをした。
門の前で立っていると黒いスーツを着た男が近寄ってきた。
「今回の試合の対戦相手ですね、どうぞこちらへ」
スーツを着た男に連れられ、俺は屋敷の門をくぐった。
屋敷に入ると通路の大きさが目に入った。
小さな家ならすっぽりと入るほどの広さの通路に赤い絨毯が敷かれ、
高級感を漂わせている。
そして汚れはおろか、埃一つ落ちていないその光景はまるで美術品のようだった。
通路を歩きながら屋敷を物珍しそうに見ていると、スーツの男が俺に紙を手渡してきた。
「今回の対戦相手の詳細です、よろしければご確認下さい」
この紙は相手の詳細、プロフィールや戦歴が書かれており、対戦前に一度だけ見ることが出来る。
(後で見てみるか……)
俺は紙をしまい、対戦相手のいるという部屋へと歩みを進める。
その頃―――
「そう……今回の対戦相手はつまり実力のある新人ということね」
自室にて椅子に座り、紅茶を飲み優雅にくつろいでいる少女……彼女こそが今回の対戦相手だった。
「はい、曰くニューフェイスと呼ばれる彼ならば貴女を満足させることが出来るかと」
「満足させるに足る実力……そう言われていた何人もの実力者が私の前に敗れたのかしらね」
彼女は椅子の横に立つ黒いスーツを着た男に目をやり、紅茶を注ぐ。
「貴方もかつてそう言われていたけれど、私に敗れて今に至った……」
「後輩が出来るのは勘弁して貰いたいところですが……」
対戦相手を彼女の元へ連れてきている男と彼女と談笑している黒いスーツの男、
かつては今回の対戦相手のようなバトルファックの選手であった。
しかし彼女の色香や性技に屈服し、敗北してしまい彼女に忠誠を誓う奴隷として躾けられた。
「貴方達のようなみっともない相手なら搾り殺してあげるわ
もしも貴方達を超える相手なら……潔く負けを認めるというのはどうかしら?」
「お嬢様のなさりたい様に、しかしイかせれば勝ちの試合で棄権というのは……
そちらの方面の者達は納得していただけるのでしょうかね」
黒いスーツの男は苦笑しながら言う、その様子を見た彼女は溜息を吐く。
「全く……問題はそれよ、ただの人間相手じゃイかないから困るわ。
いっそのことイったふりという演技でもしようかしら」
彼女は溜息を吐きながら、ソックスを脱ぎ始める。
「まあいいわ、貴方はなかなか面白い話し相手だったから褒美をあげる……舐めなさい」
「了解しました」
黒いスーツの男は彼女の足元に跪き、彼女の足を舐め始めた。
「ふふっ、私を楽しませてくれるといいのだけれど……」
男に足を舐めさせながら彼女は対戦相手が来るのを待ちわびている。
「ここか……」
俺は扉の前に立っていた。
ここからでも分かる今から戦う相手の気迫、俺は深呼吸して扉を開けた。
「いくぞっ!」
扉を開け、両の足で部屋へと入る。
部屋に入った瞬間にまず感じたのは脳髄を犯す甘い香り。
柑橘系のような甘酸っぱい香りで、気を抜くと理性が吹き飛びそうな程だった。
「貴方が私の対戦相手かしら?」
声の主は椅子に座りくつろいでいた。
見た目は少女……金髪のツーサイドアップと美術品のように透き通った白い肌と容姿が特徴的だった。
「ああ……俺はお前をイかせて更に名声を手に入れてやるっ!」
「お前呼ばわりなんて……私には不破柚香莉という名前があるというのに」
柚香莉は不機嫌になりながら紅茶を飲み干す。
「まあいいわ、でも私をイかせるだなんて、くすっ……可笑しな冗談」
俺の誓いを聞いた柚香莉はくすくすと笑っていた。
「何がおかしいんだよ!」
「いえ、私に敗れていった人達は似たような台詞を吐いていたのを思い出しただけよ」
柚香莉はするりと服を脱ぎながら会話を続ける。
「確かに私をイかせてこの勝負に勝てば貴方は更に有名になる……でも貴方は私に勝てないわ」
いうと柚香莉の背中から悪魔のような翼と尻尾が生え始める。
それと同時に部屋に漂う甘い香りは更に濃さを増していった。
「なん……だよ……それ」
俺は驚愕していた、なぜなら人間と戦ったことしかない俺にとっては未知の光景だったからだ。
「淫魔……サキュバスとも呼ばれているわね、それが私の正体」
淫魔……それは性技と誘惑術に長けた魔物であり、精を搾り取る存在。
本や御話の世界でしか知らないものが目の前にいるのだ。
「さあ始めましょう、私を満足させるに至る存在か確かめてあげるわ、もしも満足させるに至らないのなら……」
彼女の瞳が黄金に輝き、俺を見つめてくる。
「狂い悶えて壊れるまで犯した後にその精は全て搾り取って殺してあげる―――」
彼女の言葉に背筋が凍るような感覚と同時に彼女に屈服したいという願望を覚えたが、その感覚を捨てろ。
「さあ来なさい、最初は貴方から責めさせてあげるわ」
ベッドに寝転がり、不敵に笑う。
「淫魔相手は初めてだから怖いのかしら?それとも本当は自分から責めたことなんてないのかしら?」
「後悔するなよ……!」
図星を突かれた俺は柚香莉に圧し掛かり、唇を奪う。
「ん……うんっ……むぅ……」
柚香莉の舌と俺の舌は絡み合い、ぐちゅぐちゅという音を奏でる。
よし、今のところ俺が優勢だ!と思っていると柚香莉はこちらを見ながら妖しく笑う。
「ふふっ……んっ、ちゅっ……」
「う……っ!んぐっ……」
突如襲ってくる身体の脱力感と甘い倦怠感に、俺は責めの手を止める。
その隙を突き、柚香莉はさらに俺の口内を貪る。
「うっ……あぐっ……」
柚香莉に口内を蹂躙されるたびに脱力感と倦怠感は更に高まり、理性も舐め溶かされていく。
このまま彼女に舐め溶かされてしまいたい―――
いけない!これは危険だ!
危険を察知した俺は柚香莉の身体を引き剥がし、距離を置いた。
「あら?どうしたのかしら、もっと責めてもよかったのに」
くすくすと笑いながら自分の人差し指を舐める柚香莉。
あのまま続けていたら俺の負けだった。
キスをする前に比べ、漂う香りも更に高まっている。
導き出される答えは―――
「俺から……体力の類を奪っていたのか?」
「まあ正解ということにしておいてあげるわ」
体力を奪っていたのなら、襲ってきた脱力感や倦怠感に対して納得がいく。
しかしそうなると彼女の口での責めに対して警戒しなければならない。
それに目に映る、うねうねと動く彼女の尻尾。
あれにもなにかあると考えたほうがいいだろう。
更に彼女の膣にも口と同じ機能があると考えたほうがいい。
あるいはそれ以外になにかあるのかもしれない。
もしかしたら肌や乳にも何か隠されているのかもしれない。
「もうおしまいなのかしら?」
余裕の表情を浮かべ、髪を掻き揚げる彼女。
「まだまだぁぁぁぁぁ!!」
彼女に再接近し、責めを開始する俺。
さて、何処を狙うべきか……
1:尻尾を責める。4ページへ
2:乳や肌を重点的に責める。6ページへ
3:膣を責める。5ページへ
4ページへ
尻尾を愛撫
膣よりも脅威が少なく、かつ口の責めがそう来ないであろう尻尾を狙うことにした。
俺は彼女の背後に回りこみ、尻尾を掴む。
「……なんのつもりかしら?」
「弱点ってのは意外な所に隠されているんじゃないかって思ってなッ!」
彼女の尻尾を親指と人差し指で挟むように掴み、揉み始める。
短い毛でびっしりと覆われているそれはまるで猫の尻尾のようだった。
揉み始めたと同時に彼女は手で口を押さえ始めた。
身体もプルプルと震え、これは効いているのだと確信した。
なぜなら古今東西、尻尾は性感帯だったり弱点だったりすると聞いていたからだ。
「喰らえッ!ラストスパートだ!」
尻尾を上下に扱き、とどめの一撃をしかけたのだが……
「ふふっ、一生懸命どうでも良い所を責めて……ふふっ、可笑しいわ」
「えっ……」
彼女は感じていたのではなく、笑いを堪えていただけだった。
「うぐっ!」
尻尾で叩かれ、よろめいた一瞬を突かれ俺は彼女に押し倒されていた。
「尻尾が弱点だなんてそんなありがちなこと……まさか信じていたの?」
俺に跨り、くすくすと笑う彼女。
彼女に笑われ、俺は赤面する。
「そんなに尻尾が気になるなら体験させてあげるわ」
彼女の尻尾は俺のペニスに絡みつき、やわやわとくすぐって来る。
体験したことのない快感に俺は身悶えていた。
「どう?なかなか気持ちいいかしら?」
俺の胸板を人差し指でくるくると撫でる彼女。
俺は快感に喘ぎ、脱力していた。
「あら……そんなに乳首を立たせてどうしたのかしら?」
彼女の愛撫によって固くなり勃起した乳首を爪で摘み始めた。
「うぐっ……ああっ……」
「貴方は乳首で感じる変態だったのね、ふふ……可愛い」
いうと彼女は俺の乳首に顔を近づけ、舐め始めた。
「あぁああああああああっがぁぁあぁああああ!!!」
まるで赤ん坊が乳に吸い付くように彼女は俺の乳首を吸い始める。
彼女に吸われ、また倦怠感と脱力感が襲ってくる。
しかし先ほどのように強いものではなく、まるで毒のようにじわじわと俺の身体を侵食してきた。
そして彼女の尻尾は俺のペニスに絡みつき、ゆっくりと扱いている。
「さあ、イきなさい……情けない声を私に聞かせて……」
「づぅぅぅっ!あああああぁああああ!!」
とどめと言わんばかりに乳首を吸い、尻尾は激しく扱き始めた。
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅる~~~~~!!!!
そして俺は呆気なくイってしまった。
これが淫魔の性技……確かに人間が勝てる相手ではなかった。
しかし、彼女は責めの手を止めなかった。
「このまま死ぬまでイかせてあげる、それが貴方に相応しい最期だわ」
「がああああああああ!!!!!」
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅる~~~~~~!!!!
俺は何処で選択肢を誤ったのか、彼女はそんなことも考えさせてくれる暇も与えてはくれなかった。
彼女の性技によって俺はよがり狂わされ、幾度となく精液を吐き出させられた。
そして数十回を超えたあたりで糸が切れたかのように意識が途切れ―――
そのまま俺は息絶えてしまった。
「あら?もうおしまいかしら……?情けないわね……ふふっ」
息絶えた俺を見て、彼女はくすくすと笑っていた。
END
5ページへ
口よりも膣が危険と見た俺は、まず膣を封殺すべきだと考えた。
なぜならそれを封殺すれば、口からの責めに気をつければ体力を吸収されることはないと考えたからだ。
俺は彼女の秘部に口をつけ、舌を膣へと進入させる。
例え淫魔といえどこの責めはクるだろう、そう思った俺は勝利を確信した。
しかし、責めを受けている側である彼女は妖しく笑っていた。
「ふふふ……」
その表情を見た俺は何か重大なミスをしてしまったのではないかと思った。
しかし既に遅かった。
「づっ……」
突如、身体が火照り始めた。
それだけでなく身体が敏感になり、思考能力が無くなっていた。
身体の火照りを必死に止めようとする俺を見て、彼女はくすくすと笑っていた。
「淫魔の膣にしゃぶりついてくるなんて本当に迂闊ね……」
彼女の膣には何かあったようだ、それも見抜けずに責めるとは……迂闊だった。
「教えておいてあげる。淫魔の愛液というのは強力な媚薬のようなもの、
火照りだけじゃなくて身体も敏感になっているでしょう?このように」
秘部を俺の顔に押さえつけながら彼女は俺のペニスに指を這わせる。
「んぐっ……!」
ペニスを触られた瞬間、全身に電撃が走った。
「あと……ここはどうかしら?」
俺の腋やお腹をさするように愛撫する彼女。
まるで全身が性感帯になったような感覚に、そのままイってしまいそうになる。
「休んでいる暇はないわよ?さあ、続けなさい」
彼女は俺の顔にぐりぐりと秘部を押し付けてくる。
膣からは愛液が滴っており、淫靡な香りを漂わせていた。
「あ……」
俺はその愛液を舐め取っていた、先ほどそれがどのようなものか聞いたにも関わらず。
危険だと分かっているのだが止まらない、俺は愛液を舐め続けていたいという欲に支配されていた。
「すっかり私の蜜の虜になってしまったみたいね、好きなだけ味わいなさい」
彼女の膣の香りと愛液の味によって俺は既に恍惚となっていた。
舐めるたびにますます身体の火照りと感度は更に高まり、もう何も考えることが出来なくなっていた。
しばらくして彼女は腰を浮かせ、俺を解放した。
「触るだけでイってしまいそうね、でも貴方にはもっと気持ちよい快楽を教えてあげる」
俺のペニスの根元を尻尾で押さえつけ、彼女は自分の秘部に俺のペニスをあてがう。
「一回の射精でそのまま逝ってしまうという快楽を教えてあげる、さあ……逝きなさい」
そして彼女は腰を降ろし、秘部は俺のペニスを飲み込む。
それと同時に尻尾はペニスを解放させる。
ずぷずぷずぷずぷずぷ~~~~!!!!
「ぐああああああああっ!!」
俺のペニスは彼女の膣内の最深部まで飲み込まれ、子宮口にロックされた。
そしてそのまま射精してしまった。
びゅるびゅるびゅるびゅる~~~~!!!
射精と同時に人外の快感によって意識が飛んだ。
精液と共に様々なものが放出され、彼女に飲み干されている。
「どうかしら?限界まで敏感になったその身に刻まれた快楽は?
もしかしてもう逝ってしまったのかしら?くすくす……」
彼女の声が俺に届くことはなかった。
彼女に精も生命も吸い尽くされ、俺は息絶えた。
END
6ページへ
おそらくこれが安全かつ無難な方法だろう、そう思った俺は彼女の胸を愛撫する。
彼女の均等の取れた胸を揉みしだき、彼女に快感を与えるべく責めた。
「どうかしら?私の胸は……?」
彼女の胸は吸い付くようにもちもちとしており、ずっと触っていたくなる感触だった。
「そうだな……気持ちいいぞっと!」
俺は彼女の胸から手を離し、彼女の乳首に口を近づけしゃぶり始めた。
舌で乳首を転がして胸から離した手で彼女の腋をさわさわと愛撫する。
「ふぅん……なかなか上手じゃない……」
彼女は顔をうっすらと赤く染め、俺を褒め始めた。
「お世辞はいらないぜ?このままイかせてやるよ!」
お世辞なのか本気なのか分からないが、一気に仕掛けてやる。
そう思った俺は、より一層責めの手を強め彼女をイかせにかかった。
そのときだった。
彼女は自身の指で膣口を開き、俺に見せ付ける。
「そんな地味な手を使うよりもこっちを責めたほうが手っ取り早いんじゃないのかしら?」
「っ……!」
彼女の膣の中は襞が妖しく蠢き、愛液によって糸を引いていた。
「この膣内に入れたら瞬殺されると思っているから怖いのかしら?」
彼女は挑発的な笑みを浮かべ、俺に揺さぶりをかけて来る。
確かに彼女の言うとおり、このまま愛撫していては埒があかないのかもしれない。
だが彼女が誘っていたということ……それは罠の可能性もある。
速攻でイかせるという手でいくか、時間はかかるが確実にイかせる手でいくか。
どれがこの場においての正攻法なのか……。
1:膣に入れて速攻で決着をつけるという手を取る。8ページへ
2:このまま愛撫を続け、確実にイかせる手を取る。
7ページへ
彼女の挑発に乗ってはいけない、これは罠だ。
そう思った俺は愛撫を続けた。
「つれないのね、そういう男の人は嫌われるわよ」
彼女が何か言っているが無視をして俺はひたすら責める。
「そう……ならその気にさせてあげる、私を見なさい……」
「何……?」
言われるがままに俺は彼女を見てしまった。
すると突然、俺の身体に情欲が湧き上がって来た。
それだけじゃない、俺という存在が消えていく―――
「さあ、入れなさい」
「わかりました」
彼女の絶対遵守の命令に従い、俺はペニスを彼女の膣に入れていた。
ずぷずぷずぷずぷずぷ~~~~~!!!!
彼女の魔眼に魅了された男は彼女にペニスを打ち付けていた。
黄金の瞳―――それこそが最も注意すべきものだった。
普段は魔眼として利用することはほぼ無いのだが、屈服しない相手を無理矢理屈服させる為に利用することがある。
魅了にかかった者は、彼女の意のままとなってしまう。
この男もいまや彼女を楽しませるだけの人形となっていた。
「なかなか悪くないわね、もう少し強くてもいいわ」
「分かりました」
更に強い力を与え、柚香莉にペニスを打ち付ける。
既に何度も射精をしているということを男は知らない。
そのまま柚香莉を楽しませるためだけにペニスを膣内で扱き、精を吐き出す。
飽きられ搾り取られて死ぬか、全て搾り取られ衰弱するのが先か。
それが男の行き着く先であった。
END
8ページへ
ここはあえて彼女の挑発に乗ろうと考えた、なぜならこのまま愛撫を続けていても埒があかないと思ったからだ。
(淫魔の膣……まるで虎の巣に入る気分だな……)
俺は深く深呼吸をし、彼女の膣へと自身のペニスを挿入した。
ずぷずぷずぷずぷずぷ~~~~~!!!!
彼女の膣の中はとても湿っており、肉壁や襞が俺をイかせるために俺のペニスへ絡みつく。
そして蟻地獄のように奥へ奥へと引きずり込まれた。
「づづっ―――」
思わずイきそうになるが歯を食いしばり、耐える。
そんな俺を見て、彼女は妖しく笑う。
「頑張るのね、どれだけ耐えるのか見せてもらおうかしら」
「ああっ……見せてやる、よっ!」
俺は彼女に腰を打ちつけ、ペニスで膣内を激しく擦る。
快感に喘いでいたらどんな攻撃が来るか分かったもんじゃない、故にひたすら攻撃することが大事なんだ。
俺のペニスが膣の最深部を叩く、硬い感触が伝わってきた。
(これは……子宮口か……?)
子宮口にペニスをひたすら打ちつけていると、彼女はその度に喘いでいた。
「んっ……その程度なのかしら?ふふっ、んぅっ……」
どうやら彼女の弱点は子宮口のようだ、弱点を掴んだ俺はそこを重点的に責め始めた……そのときだった。
膣内が激しく蠕動運動を始め、膣内が締まり始めた。
子宮口はぱくぱくと口を空けてペニスに吸い付こうとしていた。
「はぁっ……んぐっ……なかなかやるわね……、私も、そろそろイきそうよ……」
その言葉を聞いた俺は責めの手を止めた。
(イきそう―――だと?)
彼女のその台詞を聞いて疑問が浮かんできた。
淫魔と呼ばれる彼女がそんな簡単にイくというのか?
終始一貫して冷静を貫いており、態度を変えなかった彼女が子宮口を責められ快感に喘いでいる。
彼女の台詞を演技と取るか素と取るか。
演技なのかもしれない、しかし演技でないのならばこれは最大のチャンスではないか。
弱点に俺の必殺技である乱槍穿打を打ち込めば彼女は恐らくイくだろう。
しかしこれが演技だった場合、必殺技を打ってきたらカウンターか彼女の切り札が来るかもしれない。
それを予感させるように締まる膣内とペニスに吸い付こうとする子宮口。
逃げ場を失わせて子宮口に吸い付かせて先ほどのキスのように体力を奪うかもしれない。
今体力を奪われ、蕩けさせられたら恐らくイってしまうだろう。
今なら膣からペニスを抜こうと思えば抜けるがどうするべきだろうか。
1:逃げはしない、必殺技を叩き込む。10ページへ
2:一旦膣から逃げて対策を練る。9ページへ
9ページへ
だんだんと締まる膣がペニスに快感を与えてくる。
逃げ場を奪い、子宮口をペニスに吸い付かせ精を吸収してくるだろう。
そう読んだ俺は一旦膣からペニスを抜いて対策を練ることにした。
勢い良くペニスを引き抜こうとしたときだった。
「あら?どこへ行くつもりかしら?」
彼女は足を俺の腰に絡ませ、かにばさみを仕掛けてきた。
「な……、イきそうだったはずじゃ……」
彼女の顔はさっきとはうって変わって余裕の表情を浮かべていた。
「貴方が興醒めするようなことをするから醒めてしまったわ……
この期に及んで逃げようと考えるだなんて……」
彼女は膣を巧みに操り、俺がイかないギリギリの快感を与えてなぶってくる。
「その程度でこの先通用すると思っているのかしら?
逃げるというのは戦略ではあるけれど、使ってないものがあるんじゃないかしら?」
ゆらゆらと足を動かし、俺に腰を振らせる彼女。
しかし、幾ら腰を振ったところで今の彼女には通用しなかった。
「それを見せないでどうするのかしら?それを見せる最大のチャンスだったというのに……」
彼女の言葉にカチンと来た俺はそれを使おうとしたが、それを読んだ彼女は言葉を続ける。
「今使おうと考えたのかしら?今使ったところで私に通用するはずがないし、
そもそも貴方にそれを使わせる気はないわよ?」
彼女の方へと引き寄せられ、彼女に密着する形になってしまった。
こうなってしまったら俺の必殺技はもう使えない。
これを逆転する方法が見つからない。
詰みだ―――
暗くなったジョーの顔を見て、柚香莉は溜息をつく。
「はぁ……呆れた、そう簡単に負けを認めるなんて本当に興が醒めたわ。
本当につまらない男ね、貴方は」
柚香莉の膣がジョーをイかせるべく締まり、子宮口はペニスに吸い付いてきた。
「もういいわ、このままイかせてあげる」
子宮口はちゅうちゅうとペニスを吸引し、肉壁はジョーのペニスを締め付けながら蠕動運動を行う。
それによってジョーは快感に達し―――
どぷっ、どぷどぷどぷどぷどぷ~~~~~~~!!!!
敗北の証を柚香莉の膣へと吐き出していた。
射精と同時にジョーは異変に気づく。
射精が止まらないのだ、精液がペニスから出続けている。
「おっ……がぁっ……これは……!?」
「止まらないでしょう?私の膣で精液を吸いだしているのよ」
肉壁と襞がジョーのペニスから精液を汲み上げるように激しく揉みしだき、子宮口で精液を吸いだす。
それによってジョーの射精は止まることを知らずに、出し続けていた。
「か…はっ……」
だんだんと意識が朦朧としていき、目の前が真っ白になっていった。
「そろそろ逝ってしまいそうかしら……?いいわよ、別にそのまま逝っても」
「があああああああああああああああああああ!!!」
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるびゅる~~~~~~~~!!!!
最後の一滴まで柚香莉に搾り取られ、糸が切れたかのようにジョーは柚香莉に倒れ掛かる。
意識が切れる前にジョーが見たもの、それはつまらなさそうな表情を浮かべる柚香莉の顔だった。
END
10ページへ
ここで逃げたらここから先、戦っていく相手に対して通用しない。
そう、俺は彼女に試されているんだ。そう思った俺は真っ向から勝負を挑んだ。
彼女の必殺技が炸裂する前に彼女をイかせればいい、至ってシンプルな答えだ。
俺は深呼吸をし息を整え、腰に力を入れて激しく突き始めた。
「いくぞぉぉぉ!乱槍穿打ァッ!」
彼女の膣の中をペニスで穿ち、子宮口目掛けて何度も打ち続ける。
その度に彼女の子宮口が俺のペニスに吸い付き、甘い快楽を与えてくる。
(これに捕らわれたら終わりだ……でも何度も打ち続けてやるっ!)
子宮口を激しく打ち付けられ、柚香莉は快感に喘いでいた。
「くっ、わたしが……イくっ!?」
「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は更にピストンを早め、激しく彼女の中を貪る。
すると彼女の膣がきつく締まった。
「っづっ……おぉっ!」
思わずイきそうになったが、なんとか気合で耐える。
「はぁっ、くっ!わたしが……っ!嘘っ!」
彼女は絶頂し、体を軽くびくびくと痙攣させていた。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
俺は肩で呼吸をしながら、彼女の膣からペニスを抜いた。
(イかせた……のか……)
「私の負けのようね、貴方の実力……とりあえずは認めてあげるわ」
服を整え、椅子に座り紅茶を啜り始める柚香莉。
試合が終了したという知らせを聞き、黒服の男が駆けつけてきた。
「おめでとうございます、まさかお嬢様をイかせるとは……さすがですね」
黒服の男が俺に拍手を贈り、彼女は何事もなかったかのように優雅に紅茶を飲んでいる。
俺にとってそれが挑発のように思えてならなかった。
そもそも、イかせたら暫くは動けないはずなのに彼女はこうやって紅茶を飲んでいる。
試合が終わって5分も経っていないのに、このようにぴんぴんしている。
彼女は手を抜いて戦っていたんじゃないのか……?という考えが頭の中をよぎっていった。
だとしたら随分嘗められている、互いが全力で戦うというのがバトルファック。
そうやって師から教えられてきた俺にとって許されざることだ。
しかし仮に手を抜いていたとしたら、今の俺は本気の彼女に勝てるのだろうか?
あの戦いも苦戦を強いられ、なんとか手にした一勝。
ここは素直に勝ったことを受け入れ、力をつけてから彼女に再戦を申し込むというのが良いのではないか。
さて、どうするか。
1:勝ちを受け入れる。そして力をつけてから再戦を申し込む。12ページへ
2:勝ちを認めない。今から再戦を申し込む。11ページへ
11ページへ
やはり彼女が手加減していたというのは許せない、いますぐに再戦を申し込むんだ。
「もしかして、さっきの試合……手を抜いていたのか?」
俺は彼女に話を切り出していた。
「仮にそうだったとしたらどうするのかしら?本気を出して相手をして欲しいと……?」
空気がピリピリと張り詰めていく感覚を感じる、しかしここで臆したらダメだ。
「ああ、随分と嘗めてくれる……そんなに本気を出すのが嫌なのか?
それとも本気出さない私は素晴らしいってか?」
俺は彼女を挑発する、それを見た黒服の男は止めに入ってきた。
「ジョー様……それ以上は……」
「下がりなさい、あと屋敷にいる者を全員外へ避難させなさい」
柚香莉は黒服の男を下がらせ、立ち上がった。
「いいわ、貴方がそれを望むなら本気で相手をしてあげる……」
屋敷の中にいる者はジョーと柚香莉だけとなった。
なぜ屋敷にいる人達を避難させたのか?その答えはすぐに明らかとなった。
「うっ……ぐああああああああああっ!?」
突如、ペニスがはち切れんばかりに腫れて体中に激しい火照りが襲ってきた。
先ほどよりも濃厚となった淫香……それを吸ったジョーは激しく悶えていた。
「どうしたのかしら?私を本気にさせたのだからもっと楽しませてもらわないと困るわ?」
彼女の黄金の瞳が煌々と輝き、俺を見つめる。
見つめられただけで気が狂いそうだ、これが彼女の……本気。
「こんなにペニスを腫れさせて……切なそうね」
柚香莉はすべすべの手でペニスを撫でてきた。
「うっがぁぁぁぁ!イッグぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
どぱっ!どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅ~~~!!!!!
ただ撫でられただけなのに全身に快感が走り、ジョーはイってしまった。
「ただ撫でただけなのにイくなんて……さっきの威勢はどうしたのかしら?」
柚香莉は手で激しくペニスを扱いてきた、その度に精液がどばどばと出ていく。
「これはバトルファックでしょう?反撃の一つもしたらどうかしら?」
「うっぐぅぅぅぅ……」
手を震わせながらジョーは彼女の乳房を愛撫する、彼の愛撫を受けて柚香莉は溜息を吐いた。
「はぁ……呆れた、こんなものが愛撫?愛撫というのはこういうものよ?」
柚香莉はもう片方の手でジョーの乳首に爪を立てた、そしてコリコリという感触を楽しむ。
ジョーの胸板に舌を這わせ、乳首をさわさわと触る。それだけでジョーは達していた。
「うっがぁあああああああ!!!ぎぃぃああああ!!」
びゅるびゅるびゅるびゅる~~~~!!!
射精をする度に命が削られていく感覚をジョーは感じた。
「た……助け……」
ジョーは地面を這い部屋から出ようとした、しかし。
『どこへ行こうというのかしら?』
目の前に柚香莉が立っていた、そしてジョーの後ろにも柚香莉がいる。
「淫魔は魔法も使えるのよ、私は分身の魔法が使えるわ
ちなみに私の友達は……幼児退行の魔法が使えたんだったかしら」
『逃げようとした罰よ、2人がかりで責めてあげる』
分身体はジョーの顔に圧し掛かっていた。
『舐めなさい、私をイかせたら本体も同様にイくのよ……頑張りなさい?ふふっ』
「ベッドじゃないというのは味気ないけど……いいわ、ここで犯してあげる」
ずぷずぷずぷずぷずぷ~~~~~~!!!
彼女の膣内は先ほどとは全く違う感触だった。
螺旋状にうねった内部はゆっくりとペニスを奥へ奥へと飲み込む。
そして触手のような襞と肉壁は変幻自在で、あらゆる方向からペニスを舐る。
異次元の快楽によって俺はあっという間に絶頂に導かれてしまった。
「うがぁあああああああああああああ!!!」
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅる~~~~~~!!!
ジョーは今までで最高の量の精を柚香莉の膣の中に吐き出す。
入れただけでイってしまったジョーの様子を見て、柚香莉は嘲笑っていた。
「あら……もう出してしまったの?情けない……くすっ」
『この程度の力量で本気の私に挑もうだなんて……阿呆以外の何者でもないわね……』
2人の柚香莉になじられ、ジョーのプライドはボロボロだった。
ボロボロになったプライドをよそに、ジョーのペニスは更に硬さを増していく。
それを見た柚香莉は更にジョーを責める。
「更に硬くして……あなたはマゾヒストなのかしら?」
『今の貴方はバトルファックの選手というより、快感に喘いで啼く豚……と言ったところね』
分身体はジョーの顔に激しく秘部を擦りつける、それを見ていた柚香莉は何かを思いつく。
「そうね……面白いことを考えたわ」
『どんなことかしら?私に教えて貰えるかしら?』
柚香莉は分身体にこっそりと提案を聞かせる、それを聞いた分身体は妖しく笑った。
『面白そうね……やってみましょうか』
「聞いているかしら?面白い遊びを思いついたから貴方に参加してもらうわ」
柚香莉はジョーに語りかけるように話を進める。
「今から淫魔の技……エナジードレインで貴方を搾り取ってあげるわ。
だから搾り取られる前に分身体をイかせることが出来たら膣から貴方を解放してあげる」
『でも今の貴方じゃ本気の私に勝てない、だからさっき戦ったレベルまで落として相手をしてあげる。
先ほど勝てたのだからこれくらいは乗り越えられるでしょう?』
「わかった……」
ジョーは快感を堪えながら彼女の遊びに参加することにした。
「それじゃ始めましょうか……くすっ」
ジョーは先ほどまで極限まで膣を締められていた為、射精することは出来なかった。
しかし突然彼女はそれを緩めた。
「なっ!?あがあああああああああああっ!!」
びゅるびゅるびゅるびゅるびゅる~~~~~~!!!
彼女の膣内に精液を吐き出してしまった、それと同時に強い脱力感がジョーを襲う。
「惚けている暇は無いわよ?命が惜しいのなら早く分身体をイかせなさい?」
そう言いながら、彼女の膣内はポンプのようにジョーのペニスから精を吸い上げる。
ジョーの体からどんどんと精気が抜け、柚香莉に吸収されていく。
吸われているという感覚がジョーを蕩けさせ、脱力させていく。
『早くしないとイかせる力も無くなってしまうわよ?それともそのまま吸われていたい?くすっ』
分身体は妖しく笑いながら秘部をジョーの口へと近づける。
ジョーの体は足からどんどんとミイラとなっていき始めている、
『先ほどの責め方はどうしたのかしら?まるで童貞みたいよ?
これじゃいつまで経っても私をイかせることは出来ないわよ』
どんなに責めても分身体の弱点を突くことが出来ない、
そうしている内にどんどんと柚香莉に精気を吸われていく。
しばらく責めたが、分身体を感じさせることすら出来なかった。
何も出来ないまま、ジョーの体は顔とペニスを残してミイラと化していた。
「時間切れね、少しは楽しませてくれると思ったのだけれど……」
『本気の淫魔相手なら……こんなところかしらね』
柚香莉は既にジョーなど眼中に無く、退屈そうな顔を浮かべていた。
「もういいわ、イきなさい」
『今度戦う機会があったら、自分の実力を弁えなさい……まあ、戦う機会があればの話だけれど』
柚香莉の膣は射精を促すようにジョーのペニスに快感を与えてくる。
本気の淫魔の責めにジョーが耐えられるはずもなく……
どぷっ、どぷどぷどぷどぷどぷ~~~~~~~!!!!
柚香莉の膣に精液を吐き出していた。
精液と共に精気も柚香莉に奪われ、ミイラとなってしまった。
これが新星と呼ばれた新人の末路であった。
END
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そうだ……ここは勝ちを受け入れよう、そして力をつけてから再戦を申し込むんだ。
「もしかして、さっきの試合……手を抜いていたのか?」
俺は彼女に話を切り出していた。
「仮にそうだったとしたらどうするのかしら?本気を出して相手をして欲しいと……?」
空気がピリピリと張り詰めていく感覚を感じる、でも今戦うつもりはないんだ。
「いや、お前が全力を出してきたら今の自分じゃ勝てないことは分かっている……だから
俺が強くなったらもう一度戦って欲しい、今度は本気で……相手をして欲しいんだ」
真顔で彼女を見つめ、今までで一番真剣な口調で彼女に宣言する。
それを聞いた彼女はきょとんとしていた。
しばらくして、彼女はくすくすと笑い始めた。
「くすっ……面白いわね……貴方……いいわよ、いつでも受けて立つわ。
くすっ……」
彼女は俺の前に立ち、そのまま唇を奪い始めた。
「ふふっ、ちゅっ、じゅっ、じゅるっ……」
(っ―――!)
彼女に口の中を貪られ、体中から力が抜ける。
それは先ほど味わったものよりも強力で、俺はその場に腰を抜かして倒れ込んでしまった。
「ふふっ、でもこの調子じゃ本気の私には勝てないわね……くすくすっ」
体が動かせなくなるほど力をごっそりと奪われた。……これが彼女の本気なのか。
「彼を送ってさしあげなさい」
「了解しました」
俺は黒服の男に担がれ、その場を後にすることとなった。
ジョーが退出してしばらくして―――
「失礼します」
白い燕尾服を着た男が柚香莉の部屋を訪ねる。
「結局イく演技をしたのですね」
男は席に着席し、苦笑しながら柚香莉に茶菓子と紅茶を差し出す。
「ええ、流石に棄権というのは彼のプライドを傷つけることになるでしょう?」
「力をつけたら再戦すると言っておりましたが……」
「あれは予想外だったわ、淫魔の力を知ってなお戦いたいだなんて……馬鹿ね」
柚香莉は口元に笑みを浮かべ、紅茶を啜る。
こんな笑みを浮かべるということはよほど気に入ったのか、面白かったのか。
とにかく彼女は楽しかったんだなと察した男は思わず笑う。
「でもああいうタイプは嫌いじゃないわよ、まるで誰かさんを思い出すわ」
ちらりと男を見やり、くすりと笑う柚香莉。
「誰のことでしょうか?」
「さあ?とにかく彼のことは期待しないで待ってることにするわ……
ところで準備は出来ているのかしら?」
「ええ、出来てますよ」
男は服を脱ぎ始める、彼もまたバトルファッカーだった。
彼女を一度だけ降参させた男―――彼もまた、彼女に認められた男であった。
「そう……今日も沢山鳴かせてあげるわ……来なさい、景康」
彼女は紅茶を飲み干し、ベッドに腰を掛ける。
淫魔形態となった彼女を見て、景康と呼ばれた男は武者震いする。
「いやぁ……いつ見ても貴女の本気というのは恐ろしい、気を抜くと貴女の虜になってしまいそうだ」
「既になっている……の間違いじゃないのかしら?」
ベッドに寝転がり、景康を挑発する柚香莉。
その姿はまるで誘いに乗ったらそのまま芯まで溶かされる、食虫植物のようだった。
そんな柚香莉を見た景康は先ほどまでの優しそうな雰囲気を押し込め、戦闘態勢へと移行する。
「さて、どうでしょうかね……ですが今日こそは一勝を頂きますよッ!」
柚香莉に向かっていく景康、そんな彼を見て妖しく笑う柚香莉。
今宵、もう一つの戦いは幕を開けた―――
「もう大丈夫です、降ろして下さい」
黒服の男に担がれてたジョーは降ろすように促す。
外はもう真っ暗だった。
門を抜け、黒服の男と別れたジョーは歩き出す。
(不破柚香莉……強い奴だったな……)
今日の戦いを振り返り、ジョーは彼女のことを考えていた。
今まで戦ってきた者たちの誰よりも強かった彼女……自分はまだまだ未熟だ。
だがいつかは届かせてみせる、そのためには数多の強敵と戦う必要がある。
「きっとこの先強い奴らがいっぱいいるだろう、でも俺は勝つんだ!」
ジョーはまだ見ぬ強敵たちのことを考え、次の戦いに備えるのであった。
To be continued(GOOD END)
原文:http://www.pixiv.net/series.php?id=445107
這文章算是一個系列 大體上是一個BF新人王到處接受委托去挑戰女淫魔的故事 相當不錯的BF文 可以的話求翻譯~