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今回作は、おおまかなプロットはとっくにできていたんですが、思い入れが強すぎたせいか妙に書きづらく、非常に間が空いてしまいました。半年近く、全く書けず仕舞いで、秋頃から漸く、ストーリーが組み立てられました。

今回の責めは言うまでもなく、うんち責めです。礼子たちは今までも聖水ではなくおしっこ、ご褒美ではなく責め苦として慎治たちを便器にしてきたわけですが、今回はその集大成です。従って黄金プレイではなく、うんち責め、女王様の尊い黄金ではなく、身の毛もよだつ、この世で最も汚いもの、他人のうんちを無理矢理食べさせられる精神的屈辱を、じっくりと味あわせることがポイントになります。そのため、今回はハードに、一気に責め潰すのではなく、贅沢に時間をたっぷりと使って責め嬲ります。
タイトルは「予告された殺人の記録」、誰もが知っていながら、殺された本人のみが知らなかった予告された殺人という、不条理の極みを描いたガルシア・マルケスの傑作です。


「レイコとシンジ 予告された殺人の記録 PART 1」

聖華祭が終了した翌日、授業は休みで終日後片付けにあてられていた。何度も肋木から突き落とされた挙句に礼子たちの凄まじい鞭に叩きのめされた慎治たちは、目覚めた時酷い状況だった。体の表面を支配する、全身がズキズキと疼くいつもの鞭の痛みに加えだけではなかった。体の中から沸き起こる苦痛、転落と四人がかりの逃げ場の無い鞭が叩き込んだ内臓までも達する衝撃が積み重なり、鉛を飲んだかのような重苦しく、体の奥底から絶えず酸っぱい毒素が込み上げて来るかのような苦痛にうめきながら、暫くはベッドから這い出すこともできなかった。休みたい、このまま寝ていたい・・・だがそんな贅沢、許されるはずがない。礼子たちからは勝手に休む事など厳禁されていたし、加えてすっかり慎治を見放してしまった両親もまた、休むなどもっての他、顔も見たくない出来損ないが一日のうのうと我が家で寝ている、などという甘えを許すつもりは毛頭なかった。「いつまで寝てるつもりなの!さっさと起きて出てってよ!」ヒステリックに怒鳴る母の声に慎治は半ば転げ落ちるようにしてベッドから這い出た。
痛みに軋む体を必死で駆り立てながら着替え、よろめくように階段を下りる慎治、土気色をした我が子の、死人のような顔色にも気付かず、振り向きもせずに母は言い放った。「もう朝ご飯食べてる時間なんかないわよ、さっさと行って頂戴!」弁当代わりにテーブルに投げ捨てられた千円札一枚を握り、慎治は追い立てられるように出て行った。フウウ・・・一歩歩く毎に痛みでギシギシと軋む体を引きずり漸く校門まで辿り着くと、丁度信次も来た所だった。信次も死にそうな顔してるな・・・互いの状況は一目瞭然、力なく笑った二人はのろのろと校門をくぐっていった。既に校内では解体・撤収作業が始まっていた。「遅かったじゃない、ほらさっさと働く!」礼子の声に軋む体を鞭打たれながら、慎治たちものそのそと手伝いを始めた。だが二人の最大の関心、聞きたいでも聞けない最大の恐怖は昨日、止めの鞭を打ち込まれた後、薄れ逝く意識の中で聞いたあの言葉だった。いつかくる恐怖の予感、それは普通の人間にとっての死の予感そのものだった。逃れるべくも無く、いつか確実に訪れる死、その恐怖以外には比肩し得るものの無い恐怖、その言葉がいつ発せられるか、いつ命じられるかとずっと怯え続けていた恐怖。その恐怖がついに礼子たちの口から発せられたのだ・・・
うんちを食べさせてやろう!確かに、確かにああ言っていたよな・・・おどおどとした視線で慎治たちは何度も礼子たちを盗み見していた。聞きたい、そんなことないよね、錯覚だよね・・・でももし聞いて自爆したら・・・自爆じゃなくても、その通り、食べさせてあげるわよ、なんて言われたらどうすればいいの・・・そんなの、そんなの・・・絶対に耐えられない・・・何も言わずにてきぱきと働き続ける礼子たちの態度に、二人はとろ火で炙られるようなジリジリとした焦燥を掻き立てられていた。何をしていてもぼんやりしていても、たった一つの光景が脳裏から消えなかった。礼子の尻の下にしかれ、その肛門から排泄されたうんちが迫り来るのを泣きながら待っている自分の姿しか。堪らなく惨めな光景だった。一方の礼子たちは上機嫌だった。最高に盛り上がった宴の余韻を楽しみながら、クラスメートとはしゃぎつつもテキパキと後片付けに勤しんでいた。慎治たちに指図するときも何時に無くにこやかだった。まるで昨日の宣告など無かったかのように振舞っていた。
そして夕刻、後片付けもほぼ終了し簡単なホームルームの後、解散が告げられた。三々五々下校していくクラスメートの中、いよいよ宣告の時か、と緊張する信次に玲子が明るい声を投げ掛けた。「ああ二人共、今日は帰っていいわよ。流石に昨日あれだけ遊んだ後だもの、疲れてるでしょう?少し休ませてあげる。」ほっと胸を撫で下ろす二人に礼子が言葉を繋いだ。「うん、このまま先帰っていいよ、未だ全身痛そうじゃない、今日はゆっくり休みなさい。私たちはちょっと打ち合わせしていくからさ。」打ち合わせ???ザラッと背骨を直接撫ぜられたような悪寒が走る。信次の顔が恐怖に歪む。玲子が優しげな微笑のまま、平然と言い放った。「昨日言った事聞こえてた?うんち食べさせてやろう、て言ってたでしょう?その計画を相談するのよ。」ひっひいいいいいいいっ!礼子も当然のように言った。「そ、どうやら聞こえてたみたいね、良かった。楽しみにしててね、いろいろあった今年、仕上げのイベントでしょう?腕によりかけて、盛大に盛り上げてあげるからね!」あううう、あううううう・・・早くも泣きべそをかく二人に、富美代がパンパン、と手を叩いた。「さ、邪魔者は帰った帰った。どうやって食べさせるか早く相談したいんだからさ!」そ、そんなあああああ!クスクス笑いながら朝子が二人の肩に手を回し、廊下へ引き摺っていく。「大丈夫よ二人共、おみそにはしないからさ。」クックックッ朝子の可愛い童顔が残酷に笑う。「だって信次たちが主役なんだからさ。心配しないでも、その時になったら・・・たーっぷりと、食べさせてあげる!」い、いやあああああ・・・泣き出した二人を追い出した4人は早速打ち合わせを始めた。

新たな苛め、慎治たちを地獄に突き落とす企みごとを相談する至福の一時だ。「さーてと」切り出したのは富美代だった。「うんちを食べさせる、て、やっとここまで来たな、て感じよね。でさ、いつやる?まさか来週じゃないよね?」意気込むように身を乗り出す富美代をまあまあ、と宥めるように朝子が笑った。「もうフミちゃんったらせっかちなんだから!幾らなんでも来週じゃ急過ぎよ。折角のビッグイベントなんだからさ、やっぱそういうタイミングでやらなくちゃね。」「タイミングかあ、それもそうねえ・・・」うーん、と考え込む富美代に笑いかけながら、朝子も興奮にワクワクしていた。「うん、だからさ、クリスマスにしようよ、連中への地獄のプレゼント、私たちへの天国のプレゼントにしようよ!」はしゃぐ二人を見て礼子たちは呆れた、というように軽く肩をすぼめた。「ったくもう二人共、ちょっと急ぎ過ぎよ。折角のイベント、ていうかさ、大事に取っといた究極の責めなんだからさ、もっとじっくりゆっくり楽しまないと損ジャン!」玲子が笑いながら制した。「何よ玲子、じっくり楽しもう、て。何か考えてるんでしょ、早く教えてよ!」
せかす朝子をあやすように、礼子が言った。「うん、勿論考えてるよ。ねえフミちゃんも朝子もさ、今までやっていない責め、ううん、うんちを食べさせるじゃなくてさ、意外に盲点、ていうか殆ど使っていなかった責めがあるって気付いてた?」え、何使っていない責めって?顔を見合わせる二人に、玲子が得意そうに言った。「やっぱ気付いてないんだ、正解はね、刑の予告よ。」「刑の予告、どういうこと?」訝しげに尋ねる富美代に礼子が答える。「フミちゃんさ、私たち今まで慎治たちをさ、刑の宣告即執行、て感じで苛めてきたじゃない?せいぜい宣告から執行までに週末を挟んだ程度かな。」頷きながら玲子も言った。「そう、でさ、月曜の朝、連中が登校してきた時の顔思い出してよ。ほらトイレで連中が逆ギレしてさ、陽子たちを怪我させた時よ。破滅させる、て宣告してやったじゃない、そうしたら月曜のあの二人の顔、げっそりやつれて土気色になってたの覚えてない?」そう言えば確かに・・・富美代と朝子が頷くのを見て礼子が続ける。「ていうことはさ、私たちが実際に刑を執行する前にたっぷりと苦しんでいた、てことよ。週明け確実に破滅が待っているんだもん、きっと精神的にはずーっと、拷問を受け続けていたようなものよね。」玲子も続ける。「分かる?拷問、ていう意味ではさ、どっちが辛いか分からないわよ。実際に私たちや舞先生に苛められている間はもう、単純に痛い苦しいだけしか感じる余裕はない筈よね。だけどハードに苛められる時間には限界があるわ。それに対してウフフ、精神的拷問には時間の制約は一切無いの。きっとあの二人、寝ても醒めても頭にあるのはもうすぐ来る破滅の瞬間のことだけ、ううん、きっと怖くて怖くてろくに眠れもしなかった筈よ。」
富美代と朝子にも、礼子たちの企みが漸く理解できた。「そうか・・・確かにうんちを食べさせられる、ていうのは慎治たちにとって、この上ない恐怖だよね。」富美代が納得したように呟いた。「それで礼子、わざと宣告したのね、これからどうやってうんちを食べさせるか相談するんだ、て。そうやってたっぷりと怯えさせるつもりなのね。」礼子が残酷に瞳を輝かせながら笑った。「ご名答。但し恐怖に怯えさせるのも、今までと少し趣向を変えてやろうと思うの。」趣向を変える?わくわくと興奮を抑えきれない富美代と朝子を満足げに見ながら礼子は続けた。「今までは何をされるか分からない恐怖に怯えさせてきたわよね?だけど今度はちょっと違う、どうやって、ていう方法についてはわからないけれど、慎治たちも何をされるか、ていうことだけは十二分に分かっているわ・・・そう、私たちのうんちを食べさせられる、てことだけはね。」「じゃあ・・・たっぷり焦らしてから食べさせてやるのね。なんか楽しみい!精一杯じらして楽しんでから食べさせてやろうね。いつ来るかいつ食べさせられるか、信次たちどんな顔して怯えるかしら、ワクワクしちゃうな!」楽しげな朝子の声に、玲子たちは顔を見合わせて苦笑する。「アハハハハッ、朝子もしかして、いつ食べさせられるか教えないで苛める、て思ってる?チッチッ、それじゃ今までの、どうやって苛められるか分からない、ていう責めと大して変わらないわ。さっき精神的拷問、て言ったよね?だけど今度の趣向はね、むしろ精神的処刑、と言い換えた方がいいかも知れないわ。」
謎をかけるような玲子の悪戯っぽい声に、富美代と朝子は首を傾げた。精神的処刑・・・どういうこと?礼子の瞳が妖しく輝いた。「そう。今度はね、いつ食べさせられるかを教えてやろうと思ってるの。慎治たちにだけじゃないわ、クラス中みんなにね、いつうんちを食べさせるか、予告しておいてあげるのよ!」予告?いつ食べさせるかを?仰天して顔を見合わせる富美代と朝子に、玲子が説明してやる。「いい二人とも、犯罪者、未だ容疑者だけど、自白したら死刑間違いなしの死刑囚にとって、拷問されて一番辛いのはどういうことだと思う?勿論責め自体も痛くて苦しくて辛いわよね。だけどそれだけじゃあないわ。一番辛いのはね、白状したら死が待っている、ていうことよ。死刑が、首吊り台のロープが目の前にぶら下がっている、てことよ。」「そう、玲子の言うとおり。拷問から逃れるには自白するしかないわ。だけど自白したら死刑が待っている、そのジレンマが辛いのよ。勿論、今更慎治たちに新たな拷問を加えて屈服かうんちかを選ばせる、ていうのも有よ。だけどそれじゃあ芸が無さ過ぎるし、あの二人もどうせいつかはうんちを食べさせられる、ていうこと位は分かっているわ、だったらさっさと屈服しちゃうでしょう?それじゃあ面白くないわ。」
玲子が大きく頷いた。「だからね、二人には違うジレンマを味あわせてやるのよ。いい、うんちを食べさせる日は宣告後100日目、正確には100日目の翌日、3月10日の土曜日よ。信次たちの誕生日プレゼントに、私たちのうんちをプレゼントするわ。それを連中にもクラスのみんなにも、前もって教えておいてやるのよ。」「ひゃ、100日?随分先ね、私焦らす、て言ったって,精々クリスマスかな、て思ったわ。」富美代が驚いたような声を上げた。「だけど」クスクスッと富美代は笑い声を漏らした。「それ、すっごく辛そう・・・蛇の生殺しもいいところよね。」朝子も頷いた。「確かに。もう私、今すぐにでも食べさせたいからさ、100日も待ったらもうジリジリしちゃうけど、その分お楽しみもたーっぷりと膨れ上がりそうよね。それに引き換え連中は」朝子の美貌に残酷な笑みが浮かぶ。「うんちを食べさせられる日までのカウントダウン、それを100日も味合わされるんだもんね。ウフフフフ、つっらそう!」
「だけど大丈夫?」富美代が尋ねた。「そんな100日も執行猶予を与えて。いくらなんでも・・・うんちだよ?さっき礼子、拷問か死刑か、て言ったけどさ、いくら慎治たちでも逃げ出しちゃわないかしら?だってうんち食べさせられるなんて、ある意味死ぬより辛いことじゃない、流石にどこかへ逃げちゃうかも知れないよ?ここまで追い込んどいてさ、いざお楽しみ、てところで逃げられたら欲求不満もいいところよ。」「大丈夫、その心配ならいらないわ。」礼子が笑った。「そうさせないように、二人の評判をどん底まで堕としてやったんじゃない。学校だけじゃなくて、家族関係も破壊してやって、ご両親にも見捨てられるように持っていったのはこのためよ。もう連中に、逃げる場所なんかどこにもないわ。」玲子が後を引き取った。「そうよ、礼子の言う通りよ。むしろもし連中が逃げ出すとしたら、予告抜きでいきなりさあ今、この場でうんちを食べなさい、て迫った時よ。そうやったらね、パニック起こして逃げ出して、怖くてもう戻れないからどこかに一生消えちゃう、てこともあるかも知れないわ。」礼子がゾクリとする冷笑を浮かべた。「そう、よく言うでしょう、カエルをお湯に入れて、熱湯だったら反射的に飛び出しちゃうけど、ぬるま湯から茹でたら逃げ出そうとしないで大人しく茹でられちゃうって。慎治たちは・・・ウフフフフ、無様なカエルよ。じっくりと茹で上げてやろうよ。」残酷な慶びにうっとりしながら礼子は続けた。「そう、死刑よ。うんちを食べさせられるなんて、ウフフフフ、人間として絶対に有り得ない事よね。そんな責めを受けた人間なんて死んだも同然よ。死刑、100日後の執行を予告された死刑よ!」自らの言葉に興奮したかのように、礼子はグッと拳を握り締めていた。背中を強烈な快感が駆け上がっていくのが分かる。礼子がビクッと軽く体を震わせると同時に、興奮と快感は玲子たち三人の体も包み込んでいた。フフフ、ウフフ、アハハハハハッ・・・もう言葉はいらない。残酷な女神は、その美しい肢体、女鹿のような肢体が生み出す究極の汚物で、犠牲者をじっくりと責め苛む企みに酔いしれていた。

翌日、そしてまた翌日。慎治たちは恐怖に怯えながら登校していた。何をされるか何を言われるか、それはもう明々白々、既に宣告されている。だがそれでも、はっきりと宣告されるのがいつなのか、その恐怖に慎治たちは怯えきっていた。週末が近づくにつれ、その恐怖はピークへと達していく。こ、今度の週末、今度の週末に食べさせる、て言われるんじゃないの・・・い、いやいやいやあああああっ!悪夢にうなされる思いは唐突に、予想もつかない形で裏切られた。11月29日の水曜日、毎月最終水曜の拡大ホームルームはいつものように和気藹々と行われていた。そして担任も退室し、生徒だけのフリータイムとなった。クラス委員の礼子が議長を努め、キビキビと残った議題を進めていく。そして最後に、全ての議題が片付き連絡事項も全て終えたのを確認した礼子が、おもむろに口を開いた。
「さあ皆さん・・・今日は重要な、とてもとても重要な発表があります。ちょっとすいません、ここのスペース、空けて貰えます?」わざとらしいほど静かに、抑えた口調で切り出す礼子に、ざわついていた教室が一気に静まり返る。最前列から縦に四列の椅子、机を移動させてポッカリと何もない空間を作った。教壇の前に出現した空間、それは裁かれるものが引き据えられる、江戸時代の白州のそのものであった。「慎治、二人ともそこに土下座。」涼しげに言い放つ礼子の足元で、慎治たちは気も狂わんばかりの恐怖と屈辱に身悶える。自分に向かって土下座させた二人を礼子はしばし見下ろしていた。一段高い教壇から、自分に向かって土下座する二人を見下ろすのは最高の光景だ。ウフフフフ慎治、いいザマね、さあ、女神の裁きを与えてあげる。礼子の足、白い上履きの更に下で床に額をめり込ませんばかりに精一杯小さく土下座しながら、慎治は恐怖に震えていた。ヒッ、と、とうとう・・・不意にやってきた恐怖の瞬間に悲鳴すら上げられない慎治、口の中はカラカラに乾き、心臓が割れ鐘のように響く。心拍は急ピッチに早まっている。並んで土下座させられている信次も、恐怖に口をパクパクと酸素不足の金魚のように痙攣させている。瞬時のうちに全身に冷や汗が滲み出ている。恐怖に打ち震える慎治たちを見下ろす礼子の瞳が輝く。礼子はいよいよ死刑宣告を開始した。教室中が静まり返る。いよいよね、いよいよ礼子やるのね。慎治を・・・とことん地獄に突き落とすのね。ヒイイイイイイッッッッッ・・・声にすらならない悲鳴と嗚咽を漏らす二人、死に逝くものの最期の一瞬のように、慎治の脳裏に様々な映像が飛び交う。処刑されるであろうトイレの映像、美しくも凶暴な、礼子の引き締まった美尻、そして教室の光景すらついさっきまでとは打って変わり、遠い手の届かない、隔絶された空間のようだ。震える慎治を見下ろす礼子の全身を快感が支配する。
ああいい、怯えているのね慎治、自分の運命に。ウフフフフ慎治、そうよ慎治は地獄に突き落とされるのよ、私に、この私にね!私の口からあの言葉が発せられたら・・・ウフフフフそれでおしまい、地獄逝き決定よ。言わないで欲しい?あの言葉だけは言わないでほしい?ダメよ慎治、宣告してやるわよ。言葉で、私の口で地獄に突き落としてあげる!鞭でもブーツでも尻でもない、肉体的暴力は一切なしで、言葉で、言葉だけで慎治を地獄に突き落とす。至福の支配感に礼子は陶然としていた。ああ気持ちいい・・・他人を裁くのって、断罪するの、てこんなに愉しいんだ・・・私、裁判官になろうかな・・・惨めな犯罪者を見下ろしながら、死刑を宣告する、楽しそう・・・死刑執行まで私自身の手でやれたらもう最高なのに・・・全身がとろけるようだ。裁きの言葉を早く言い渡したいと、口唇がムズムズしている。全身の快感が集約され、口に集まってくる。それは思いっきり唾を吐き掛ける快感に似ていた。恐怖と屈辱と哀願に醜く歪んだ慎治の顔を、真正面から見据えながらたっぷりと唾を貯め、思いっきり吐き掛けてやる快感に。唾を吐き掛けられることを十二分に分かっていながら、身動きひとつ出来ずに唾を吐き掛けられる屈辱に身を焼かれる慎治を見下ろす快感に。だが今感じている快感は、それより何百倍も大きい。唾の比ではない、人生最大の、人間として考えうる最高の屈辱を味あわせる、それを自分の口で宣告してやれるのだ。余りの快感に全身鳥肌が立ちそうだった。さあ慎治、死刑宣告よ、言葉で蹂躙し尽くして焼き尽くしてあげる、全人格を破壊し尽してあげる・・・ゴクリと唾を飲み込むと、凛とした声で礼子は死刑宣告を開始した。「かねてから予告していたとおり、矢作慎治、川内信次の両名にはいずれ極刑を与える、そう、このことは皆さんもよくご承知のことと思います。」礼子の涼しげなよく通る声が響く。アアアアアア・・・アウウウウウウ・・・ききき、きょ、きょきょ、極刑だなんて・・・ううう、う、ううう、、、い、いやいや・・・いや・・・何度となく予告され予言されたその言葉、そしてそれが遂に礼子の美しい口唇から発せられようとしている。その言葉に、慎治たちは全身を焼き焦がされるかのように身悶えている。ウフフ、ウフフフフ、そうよ慎治、精一杯嘆きなさい!地獄に突き落とされる亡者の嘆きをね!ゾクゾクゾクッ、背中を強烈な快感が駆け上がる。ねえ慎治、きっと私の次の宣告、今すぐ食べさせるか、それとも明日食べさせる、て言うのか、どっちかだと思っているでしょう?ざーんねんでした!そんな簡単には処刑してあげないからね、たっぷりと苦しむがいいわ!髪が白くなって抜け落ちて、げっそりと痩せ衰えるほどにね!
「聖華祭の間、ご存知のとおりこの二人にはトイレ掃除、ゴミ整理を命じました。普段何の役にも立たず、私たちに迷惑ばかりかけているのだから、せめて私たちの晴れの聖華祭では清掃員に徹し、少しは私たちの役に立ちなさい、と命じました。しかしながら・・・この二人が何の役にも立たず、ずっとさぼりっぱなしだったことは皆さん、よくご存知のとおりです。」う、嘘だ!さ、さぼってただなんて・・・あ、朝から晩まで、ずっとずっとこき使ってたじゃないか!だがそんな抗議、口が裂けても言える訳がない。「ここまで反省も悔悛もなく、自堕落な生活を続ける二人が更生する見込みは全くありません。従って、私たちと同じ人間として生きている資格はないものと判断します。ここまで堕落しきった二人には、最早極刑をもって臨むしかありません。私は本日この場で、皆さんの前で正式に、極刑を宣告したいと思います。」あああああ・・・あうううう・・・地獄に堕とされた亡者のように、慎治たちは呻き続けるだけだ。だがもう遅い、地獄の亡者に助けなど、存在しない、堕ちてからではもう遅いのだ。「極刑、その内容はもう皆さん、ご存知のことと思います。」ゆっくりと区切りながら、礼子はよく通る声で宣告を続ける。「その刑とは・・・人間便器の刑です。無論、毎日私たちが加えている、そして皆さんも何回かは楽しんだ、おしっこを飲ませる、といったレベルの刑ではありません。」期待と羨望に満ち満ちたクラスメートの眼差し、そして今にも泣き出しそうな慎治たちの醜く歪んだ顔に礼子は全身が震えるようだ。ゆっくりと教室を見回す礼子の美貌、その満面に笑みが浮かんでいる。「極刑、刑法では極刑とは死刑、つまり絞首刑により命を奪うことです。無論、健全な高校生の私たちが、絞首刑など実行できるわけがありません。しかし、世の中には死ぬより辛いこともあります。私たちが与える極刑もその一つ、この刑はまともな、いいえ、例え一欠けらでも人間のプライドが残っている者ならば、直ちに自殺してしまう、自殺せずにはいられないほどの屈辱を、永遠に刻み込む究極刑です。もし、慎治たちが私たちからこの刑を与えられても、尚も生き続けていたら、最早人間とはいえない存在、文字通りの人間便器に、生きながらにして成り果てたと言うことです。そう、精神的に・・・完全に、永久に、不可逆的に、二人を処刑し、人間性の全てを踏み躙り、穢し尽くすことをここに宣告します。」さあ、いよいよ宣告よ・・・

傲然と見下ろす礼子、縋り付くように弱々しく卑屈な視線で盗み見るかのように仰ぎ見る慎治。二人の視線が一瞬、絡み合った。慎治の視線は恐怖と絶望だけではなく、恥辱にも染め上げられている。いい目よ慎治、その目が見たいのよ。恥ずかしいでしょう?悔しいでしょう?みんなの前で、男子も女子も、クラスメートみーんなの前で、うんちを食べさせられる、て宣告されるんだもんね。ウフフフフ、これだけ一杯いるんだもん、直ぐに噂は広まるわよ。矢作慎治は、天城礼子にうんちを食べさせられるんだ、てね。うんち、人間の体から出るこの世で最も汚いもの、うんちを食べさせられるんだってね!学校中のみーんなに便器、人間便器、て見下ろされる屈辱をたっぷりたっぷり、味わうがいいわ。さあ、いくわよ。待ちに待ったこの瞬間、やっと愉しめるのね。再度ゴクリと唾を飲み込むと、礼子は軽く口唇を舐めた。断罪の唾に湿った口唇が美しく艶めかしく光り輝く。「矢作慎治、川内信次、二人とも面をあげなさい。」時代がかった言い方で顔を上げさせ、正座の姿勢にさせた。しっかりと顔を向けさせ自分を仰ぎ見させる。涙と鼻水でグシャグシャの顔、恐怖と屈辱と絶望のみに支配された、限りなく無様なその顔は、虐げられる惨めな者の象徴だ。礼子の大きな切れ長の瞳が放つ美しくも強い視線と、涙に曇る慎治の濁った惰弱なそれがクロスする。そして・・・慎治を真っ向から見下ろしながら、礼子は遂にその一言を発した。
「矢作慎治、川内信次、貴方たち二人を、人間便器の刑に処します。私たち人間にとって、この世で最も汚いものを食べることを命じます。そう、両名とも・・・私たちの、うんちを食べることを命じます。」きゃーっやったーっ、すっごーい!和枝たちを先陣に、教室中に歓声が響く。興奮した歓声の中、か細く陰気な声、地獄に堕とされた亡者の嘆き声が漏れていた。い、いひいいいいい・・あ、あい、あううううう・・・ひ、ひどいよ礼子さん・・・うんち、うんちだなんて・・・お願いやめてそれだけは、そけだけはあああああ・・・慎治たちの啜り泣く声が礼子に勝利の甘美な蜜を味合わせる。ウフフ、ウフフフフ、アハハハハハッ!そうよ慎治、泣いてよ泣いてよ、もっともっと泣きなさいよ!泣いたって無駄だけどね。慎治、死刑は宣告されたのよ、そして・・・慎治にできる抵抗なんか、なーんにも無いんだからね!慎治にできることはひとつだけ・・・私の、う・ん・ち・を・・・食べることだけよ!屈辱に身悶える慎治を見下ろしながら、礼子は恥ずかしさなど全く感じなかった。堂々と、誰はばかることなくよく通る声で宣言した。「うんちを食べさせる」ウフフフフ慎治どう?私はちっとも恥ずかしくなんかないわよ。だって私は責める側、拷問を加える側だものね。ククククク、責める方がずっとずっと偉いのよ、強いのよ。とっておきの人間便器の刑、たっぷりたっぷりと思い知らせてあげる。でもね慎治、この天城礼子のとっておき、楽しみに楽しみにとっておいたうんち責めよ、生易しい責めじゃないわ。ウフフフフ、うんちを食べさせる、てここで宣告して今日かこの週末かに早速食べさせられる、なんて考えているんじゃない?精々2、3日以内に処刑完了だなんてね。そんな甘い責めの・・・わけないでしょう!
スッと手を上げて狂歓を鎮めると、礼子は凛とした声で死刑宣告を続行する。「皆さん、今お聞きのとおり、慎治たちには私たちのうんちを食べさせます。そして処刑日は」一旦言葉を区切り慎治を見下ろす礼子。観念したかのように俯く慎治を見下ろす礼子の瞳は残酷に光り輝いている。ウフフフフ慎治、そうよね、そうやって何も考えないでその時を迎えて、その場でもがき苦しんでおしまい、そうしたいよね、そうするしか慎治にはできないものね。だけど・・・それすら許してあげない!「この週末の土曜日」一瞬言葉を区切る礼子、その瞬間、慎治の両肩がピクンッと痙攣した。アハハハハハッ!嘲笑う礼子。「皆さん、今週早速、うんちを食べさせて処刑する、と思いました?残念、外れです。だってそれじゃあ、慎治たちが苦しむ時間が無さ過ぎます。この世で最大の屈辱、他人のうんちを、それも自分たちを毎日毎日とことん苛めて苛めて苛め抜く、憎くて憎くてたまらない私たちのうんちを食べさせられる屈辱、その屈辱は勿論、食べさせられたあと一生二度と消えないですよね。だけど食べさせられる前も、十二分に苦しませてやらなくちゃ!いい慎治、二人ともよく聞きなさい。今この場で処刑日を、死刑執行の日を教えてあげる。その日まで、ウフフフフ、私たちのうんちを食べさせられる屈辱を、恐怖をたっぷりと味わいなさい。一日一日、ううん、一秒一秒その日がその瞬間が、自分が処刑される瞬間が近づいてくる恐怖を、ゆっくりゆっくり、たーーーっぷりと、味あわせて、あ・げ・る!」え、ええ、えええええ、そ、そんな・・・余りの恐怖に思わず顔を上げた慎治、その顔は涙と涎でグシャグシャに惨めに汚れていた。ククククク、いい顔よ慎治、それでこそ・・・苛め甲斐がある、てものよ!美しい口唇の両端がクッと吊り上り、ゾクッとするような冷酷な笑みが礼子の美しい顔満面に浮かんだ。「その日は・・・3月10日の土曜日、今から丁度100日後の週末です。」言い放った礼子はチョークを取り、黒板に四文字を大書した。3/10と。
ひゃ、ひゃ、ひゃく、にちいいい!?慎治たちの口から驚きの悲鳴が上がった。「そう、処刑日は3月10日よ。今から100日間、決して消えない恐怖に震え慄くがいいわ。」傲然と言い放った礼子は、黒板の右下に赤チョークで四角いコーナーを描いた。そして白チョークに持ち替え、その中にこう書いた。「矢作慎治、川内信次  人間廃業まであと     日」そして再び赤チョークに持ち替え、空白部分に大きく100と書き込んだ。「いい二人とも、これから毎朝、教室に入ったら一番に、このカウントダウンを更新するのよ。今日は後100日、明日には1日減って99日になるわ。その後98、97、96・・・と毎日必ず更新するのよ。必ず、自分の手でね。くれぐれも私たちに忘れてる、なんて言わせないようにね、もし忘れたり日数が違ったりしたら、ウフフフフ、泣くまで鞭で叩くわよ。」アハハッアハハハハハッ!「そしてこの数字がゼロになったら・・・3月9日の金曜日にゼロになるわ。そうしたら・・・翌日、慎治は私たちの便器になるの。ウフフフフ、私たちのうんちを食べさせられて、人間廃業するのよ。」楽しげに哄笑した礼子がクラスメートに向き直った。「さあみんな、中々お目にかかれない楽しいイベントの始まりよ。処刑日予告付のうんち責め、そう、予告された殺人の記録、ていうところかしら?辛い辛いうんち責め、そして人間廃業するその日まで、慎治たちがどれ位嘆き悲しむか悶え苦しむか・・・時間は一杯あるわ、100日間、たーっぷりじっくりゆっくりと・・・楽しもう!」そ、そんなそんなそんなああああ・・・漸く明らかになった礼子たちの企み、それは二人の想像を遥かに超えるものだった。

余りの屈辱と絶望に泣き咽ぶ慎治を見下ろす礼子の美瞳は漆黒の輝きに、残酷に煌いていた。フフ、ククク、アハハハハッ!全てを奪い尽し焼き尽くしてやるわよ慎治!どう死刑を宣告された感想は?ウフフフフ慎治の全て、踏み潰してあげるからね。私のお尻の下で、ウフフフフ、たーーーっぷりと、苦しめてあげる!知ってるわよ慎治、もう頭に幾つも十円ハゲが出来ているの。処刑までに、さあ・・・幾つハゲが増えるかしら?楽しみね。ハゲだけじゃ済まないんじゃない?頭の毛、ぜーんぶ白髪になっちゃったりしてね!笑いながら礼子は富美代に合図した。頷いた富美代がロッカーから長細い包みを取り出す。フフフフフ慎治、今日は痛いのは無し、て思い込んでるんじゃない?バーカ、こんなに興奮しちゃってるんだもん、少しは泣かせてあげないと私がおさまる訳ないじゃん。沢山は打たないわよ、だけど・・・これだけ精神ズタズタにしてやった後の鞭だもの、きっとよーく効くわよ。富美代は両手に包みを一つずつ持っていた。一つを礼子、もう一つを玲子に渡す。礼子が取り出したそれは・・・長さ1.5メートルのバギー、長乗馬鞭だった。
ヒュオンッ!礼子が軽く振っただけで金属質な風切り音が響いた。ヒイイイイッ!聞きなれた恐怖の音に、慎治たちの新たな悲鳴が上がる。れれれれれ、礼子さんんんんっ、そ、そんなそんなあああ、その鞭をここでだなんてえええっ!慎治たちはガタガタと恐怖に歯を鳴らしながら、両手で頭を抱えて縮こまってしまった。バギー、その痛さは礼子たちが振るう様々な鞭の中でも特殊なものだった。長く細い乗馬鞭、先端が硬く細いナイロンで作られた漆黒の乗馬鞭。礼子行きつけの馬具ショップで購入した、SM遊び用のまがい物ではない本物の乗馬鞭だ。馬具ショップの広告にすら「威力がありますのでご使用にあたっ
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ては十分にご注意ください」と書かれている鞭、厚い毛皮に覆われた馬にさえ格別によく効く鞭だ、毛も無く薄い皮膚しか持たない人間など、一溜まりも無い。強烈なスナップを持つ礼子たちが本気で振るえば、慎治たちの背中に一発でくっきりと蚯蚓腫れを刻み込むことは愚か、皮膚を裂き肉を弾けさせることさえ朝飯前だ。苦痛に順位をつけるのは困難だが、その痛みは礼子たち愛用の一本鞭がもたらす、打撃締付摩擦屈辱等の複合的な苦痛とは違う焼け付く激痛、痛いと言うより全身に不快感が走る感覚だ。一本鞭が様々な種類の苦痛と屈辱を自在に組み合わせて味合わせるスパイス料理だとしたら、バギーはその中で単純に痛みだけを抽出した、唐辛子のようなものだ。この鞭で打たれる激痛を、慎治は焼け火箸を押し付けられたようだと言い、信次は電気を流されたようだと言っていた。この鞭を礼子たちは責めのアクセントとして愛用していた。一本鞭で打ちのめし、感覚が鈍った慎治たちに新たな種類の激痛を与え、痛覚をリフレッシュさせる。赤く染まった背中が痣だらけになり、青黒く染まったところで鮮紅の傷を焼き付ける。そして感覚が戻ったところで再度、一本鞭で打ちのめすのが礼子たち定番の拷問メニューだった。その乗馬鞭が教室で、眼前で打ち振るわれた。礼子たちは今まで教室で本格的な鞭を振るうことは控えてきた。全員参加の懲罰用具として藤笞を持ち込んだだけだ。ベルトでは幾らでも鞭打ったが、一本鞭も乗馬鞭も、クラスメートの前では流石に見せてはいなかった。それを・・・遂に教室に持ち込んだのだ。そしてこの場ではこの長乗馬鞭が一本鞭よりも恐ろしいことは、慎治たちにも直ぐに分かった。愛用の長い一本鞭は天井が低い教室では振るいにくかろうし第一、全員退室しない限り思う存分振るうにはスペースが無さ過ぎる。名人級の鞭捌きを誇る礼子たちといえども、コントロールに気を付け注意しながら振るわねばならない。だが長乗馬鞭なら話は別、幾らでも思う存分鞭を打ち振るえる。
鞭を手にして瞳を更に妖しく燃え上がらせる礼子、慎治にとって地獄の鬼より恐ろしい、無慈悲な女神が降臨した。ああ、あああ・・・礼子はピシャピシャと軽く左の掌を長乗馬鞭で叩きながら、ゆっくりと全身を瘧のように震わせる慎治に歩み寄っていく。腰が抜けたかのように、尻餅をついた姿勢で震えながら自分を見上げる慎治を、礼子は暫し満足げに見下ろしていた。クックックッ、鞭を手にした私にすっかり震え上がっちゃって、慎治ったら可愛いんだからもう!礼子はこの素晴らしい光景を、一人の人間がプライドも何もかも失い、ひたすら自分に慈悲を乞うている惨めな姿を心行くまで楽しんでいた。いいザマよ慎治、当然よね、この鞭もウフフフフ、慎治の血と涙をたーっぷりと、吸ってるんだもんね。見ただけで全身に、この鞭の痛さが蘇っているんじゃない?スッと鞭を伸ばした。「ヒイッ!」慎治が金切り声をあげた。「安心しなさい慎治、別に鞭でリンチしよう、てわけじゃないわ。」クイッと鞭の先端で慎治の顎をこじ上げる。「ほ、本当、ほんとう・・なの・・・」涙をボロボロ溢しながら見上げる慎治を見下ろす礼子の口唇の両端がクッと切りあがり、その美貌を心臓すら凍りつかせるような残酷な冷笑が彩る。「本当よ。鞭はまたのお楽しみ。今はね、慎治に死刑を宣告している最中なのよ。死刑宣告したら、やっぱり宣告書が必要でしょう?ウフフフフ、今から死刑宣告書にサインをするわ。」
ささ、サイン・・・な、何を、何をするつもりなの礼子さん・・・悩むことは無かった、答えは直ぐに与えられた。「分からない?相変わらずお馬鹿ねえ。簡単なことじゃない、宣告書は・・・慎治の体。そしてペンは・・・この鞭よ!さあ、さっさと服を脱ぎなさい!」ヒュオンッ!礼子の鞭が宙を裂いた。あうううう、そ、そんなそんなあああああ・・・涙目で、必死に慈悲を乞うかのように、縋り付くように見上げる慎治。自分に、鞭を振るい打ち据える自分に、全てを奪い尽くした自分に縋り付くしかない慎治。その哀れさが礼子の快感を掻き立てる。ああ気持ちいい、ゾクゾクしちゃう!拷問官にして裁判官、そして処刑執行官。全ての権力を一手に握り締めたかのような最高の支配感だ。震える手でシャツのボタンを外し、Tシャツを脱ぐ慎治。急がなくちゃ、早く脱がなくちゃ、また鞭で叩かれる・・・恥ずかしいと思う余裕すらなく、ズボンを、そして安物の白いブリーフを下ろす。鞭跡に隈なく彩られた、貧弱な全身が露わになった。後夜祭で自分が、そして玲子が富美代が朝子が打ちのめした鞭跡がどす黒く変色し、全身を酷い痣で彩っているのを、礼子は満足げに見下ろしていた。「わあ、すっごーい!」「いったそう・・・礼子ったら残酷!」クラスメートの驚きの声が、何とも言えぬ賛嘆と羨望に聞こえる。ウフフフフどう、凄い鞭跡でしょう?羨ましい?みんなも鞭を使いたい?でもダーメ、鞭は使わせてあげない。鞭を振るっていいのは、ウフフフフ、私たち四人、聖華でも飛び切りの美女の、私たち四人だけの特権よ!思う存分、好きなだけ鞭を振るえること、他のクラスメートの誰にもできない、自分たちだけの特権が誇り高い礼子のプライドを大いに満足させる。
自分に命じられるままに、上半身裸になった慎治、鞭を片手に悠然と見下ろす自分。礼子の苛め心が青白い高温の炎と燃え上がる。さあ慎治、いよいよ死刑宣告書の署名と交付よ・・・「慎治、その机を縦に二つ並べて。そう、そこに仰向けに寝なさい。両手でしっかり、机の脚を握りなさい。」腹を曝け出した負け犬のポーズをとる慎治の横に立った礼子は、ツッと鞭先で軽く腹を撫でた。ビクッと恐怖に慎治の全身が震える。「いい慎治、今からこの鞭で署名よ。縛らないであげるけど、絶対に動いちゃ駄目よ。動いたり逃げたりしたら、ウフフフフ、どうなるか分かっているわよね?」ピシャピシャッと軽く腹を叩く礼子に、慎治が悲鳴を上げた。「ひっひいいいいっ!うう、動かない動かない、絶対に動かないからどうか、どうかお仕置き部屋は、鞭だけは許してえええっ!」「そう、いい子ね。」ヒュンヒュンヒュオンッ!スナップを利かせながら、礼子は慎治の上で何度か素振りをくれた。しなやかなでしかも硬い鞭が宙を切り裂き、凶悪な音をあげる。生け贄を求める神々の神託のように。さあ慎治、行くわよ!ヒョオッ!礼子の右手が閃いた。パシイッ、ヒイッ!慎治の右胸に鞭の先端が食い込むと同時に、悲鳴が上がる。スッと慎治の右横に移動した礼子が第二撃を与える。パシインッ!今度は少し長く、先ほどの着弾点のすぐ下に、真横に鞭が食い込む。うくううう・・・呻く慎治を見下ろしながら、再び慎治の足の先に戻った礼子の鞭が立て続けに閃いた。ピシッパシッピシイッ!斜めと真っ直ぐに長く、そしてまた斜めに短く。これで礼の字、偏が完成した。続いてつくり、縦に長く横に短く、そして再度縦にもっと短く鞭が食い込む。
礼子は次々と情け容赦なく正確無比な鞭を打ち込んでいく。当たっている長さは短くとも、しっかりとスナップを利かせ肉の奥深くまで鞭を打ち込んでいく。手加減なし、最大限に苦痛を与える打ち方だ。皮膚が裂け流血する寸前の強さにコントロールした、完璧な鞭を礼子は次々と打ち込んでいく。くっきりと、赤々とサインを浮かび上がらせたい、礼子の狙い通り、鋭い鞭は慎治の体内で確実に内出血、それも青痣などでは済まない、皮膚が内側から弾けんばかりの激しい内出血をもたらしていた。アウッヒイッアヒイイイッ!体の奥底まで貫き通すかのような鞭の激痛に、慎治は甲高い悲鳴を上げずにはいられなかった。仰向けに寝ている慎治からは、礼子の鞭は殆ど見えない。風切り音と同時に、激痛が襲い掛かるだけだ。悲鳴をあげながら、慎治は歯を食いしばり必死で机の脚を握り締めていた。動いちゃ・・・動いちゃだめ・・・お仕置き部屋の恐怖、一本鞭の恐怖が慎治を哀しく耐え忍ばせる。更に5発の鞭が降り注いだ。「よーし慎治、いいわよ。」ドザアッ、待ちかねたように転げ落ちた慎治は、焼け付くように痛む胸を必死で抱きしめた。そんなことをしても、激痛が引くわけではないが、そうせずにはいられなかった。だが休息の時間は短い、余りにも短い。「慎治、何のんびり休んでいるのよ、誰がもう終わり、て言ったの?」痛みに喘ぐ慎治の頭を踏み躙りながら、礼子は言い放った。「慎治の前には私の署名。だけど後ろは?そう、フミちゃんが署名するのよ。さあ早くうつ伏せになりなさい!」あうううう、そんな、そんなあああああ!だが礼子の宣告が覆る訳がない。そして礼子に負けず劣らず残酷な幼馴染が、慎治を助けてくれる筈もない。
「ウフフフフ慎治聞こえた?背中には私がサインしてあげる!」ヒョオンッ!礼子から鞭を受け取った残酷な幼馴染が鞭を鳴り響かせた。よろよろと立ち上がり、机にうつぶせになった慎治の背中を鞭先で撫でながら、富美代が宣告した。「安心して慎治、私と朝子は字画が多いからさ、カタカナで勘弁してあげる。ああ私って何て慈悲深いのかしら、感謝しなさい。ほら逝くよ!」再度鞭が宙を、九回引き裂いた。礼子に負けず劣らず鋭い鞭が、慎治の背中一杯を使ってフミヨと刻み込んだ。九発目が炸裂し、漸く許された慎治は体の前後両方から燃えるような激痛に焼かれ、体をくの字にしてすすり泣いていた。だがそこに、礼子の鞭音が響いた。ヒョオンッ!「ほら慎治、みんなに私が刻んであげた、死刑宣告書への署名をお見せするのよ。」うっううう・・・慎治は泣きながら、フラフラと立った。「うわっ!」「すっごーい!」歓声が響く。どす黒い痣の中に、くっきりと真新しい蚯蚓腫れが、薄皮一枚下に赤い血をたっぷりと滲ませながら盛り上がっていた。生き物のように、その蚯蚓腫れは輪郭をはっきりとさせていく。そして誰の目にも明らかに、「礼子」の文字が完成していた。蚯蚓腫れ、等という言い方は生温い、礼子の鞭跡はそんな言葉で言い表せるようなものではなかった。蚯蚓腫れを通り越し血膨れのように肉を、皮膚を盛り上げつつあった。プックリと太々と膨れ上がった血膨れはのたうつ蛇のような太さにまで達し、その色は薄皮一枚下で、体内であふれ出る血、未だ赤い血で、眼にも鮮やかな鮮紅色を湛えていた。ウフフフフ慎治、我ながらいい出来よ、満足満足。すっごーい、名人芸ね・・・神業的な鞭捌きを賞賛する声に頷きながら、礼子は鞭を鳴らす。みんなちゃんと見てあげてね、フミちゃんの鞭捌きも見事なものなんだから。「慎治、背中もお見せしなさい。」クラスメートに背を向ける慎治、震えながら晒されたその背中にも生々しい蚯蚓腫れが目にも鮮やかに盛り上がり、くっきりと「フミヨ」の三文字が浮かび上がっていた。
ウック、ヒックアウッ・・・体を前後から両面焼きされた慎治は余りの痛さに泣き続けていた。だが痛みよりも何よりも、人間便器の刑を宣告された屈辱と絶望のほうが遥かに大きかった。世界が崩れ落ちたかのような、人生が今この場で終わってしまったかに思えるほどの屈辱だった。いつかうんちを食べさせられる、それは容易に想像できることだった。だが実際に宣告された屈辱と絶望は、想像を絶するほどのものだった。「さあ信次、次は信次の番よ!」傍らでは信次が引き据えられ、玲子と朝子に鞭で烙印を刻まれていた。ヒュンッヒョオッ!ピシーンッパシイイイッ!ヒイイイイッピッギイイイイイッ!24発の鞭音と悲鳴の後、漸く自由に動くことを許された信次は机から転げ落ち、床を転げ回りながら泣いていた。いい出来、流石は玲子と朝子ね。自分たちに勝るとも劣らぬ出来栄えの二人のサインに満足げに頷いた礼子が、ヒュンッと鋭く鞭を鳴らした。「よーし慎治、二人ともそのまま教室一周して、みんなにしっかりと見て頂きなさい。ウフフフフ、人間便器に生きながらにして堕とされた、惨めな姿をね。体ごと死刑宣告書にされた惨めな姿をね!ちゃんとみんなにご挨拶するのよ、僕が人間便器です、この口にうんちをされる人間便器です、てね!アハハハッアハハハハッ!」う、ううう・・・そこまで・・・そこまで晒し者にするの・・・だが鞭を握った美神には、慈悲を乞うことすらできない。命じられるままに二人は教室の左右に別れ、四つん這いで豚のようにのそのそと歩き始めた。

慎治側の最初、ドア側最前列は和枝の席だった。涙を目に一杯溜めた慎治は、和枝の足元で無言のまま見上げた。「・・・」せめてもの、せめてもの意地のつもり・・・だった。だが礼子の教室に、慎治の意地が許される場所などどこにもない。「なーに慎治、黙ってたんじゃわっかんなーい!」見下ろす和枝の瞳は礼子たち同様、残酷に光り輝いていた。「ちゃーんとご挨拶しなさい、て礼子に言われたんじゃなかったの?ウフフフフ、黙ってて・・・いいのかな?」ピッと和枝が指差した先には、鞭を片手で弄ぶ礼子がいた。ひっひいいいいっっっ、いや、礼子さんに罰を与えられる・・・慎治は屈辱と絶望に全身を焼かれながら、必死で挨拶をした。「う、ううう・・・和枝・・・さん・・・慎治、です・・・人間・・・便器・・・です・・・」消え入りそうな声で呟く慎治に、和枝の冷笑が降り注ぐ。「アハハハハッ、何よ慎治、人間便器だなんて!何するのか私、ぜーんぜん、わっかんなーい。はっきり教えてよ、何するのかさ。」ちちちち、畜生、礼子さんの尻馬に乗りやがって・・・はらわたが煮えくり返る思いを飲み込みつつ、呟いた。「・・・うんちを・・・うんちを・・・食べ・・・ます・・・礼子さん、たちの・・・うんちを・・・」自分の、自分の口で言わされた、「礼子さんたちのうんちを食べます」と。「アハハハハッ!やっだー慎治ったら!よくそんなこと言えるわね、うんちを食べます、なんてさ。ねえ慎治、顔上げて、こっち向いてよ。」涙で曇る目で和枝を見上げる慎治に、同情のかけらもなく言い放った。「慎治、あとがつかえているから、ま、この位で勘弁してあげる。じゃあさ、慎治のご挨拶、確かに聞いたわよ、てハンコあげるわね。口あけて。ウフフフフ、100日後にうんちを食べる、そのお口をね。」
くうううう・・・一杯に口をあけ、和枝を仰ぎ見る慎治、何度となく取らされた痰壺のポーズだ。クチュクチュッと口一杯に唾を溜めた和枝の唇が急速に盛り上がる。ペッ!大量の唾が口の中に吐き込まれた。「はい、唾ハンコ!」教室の反対側では信次が同じく、真弓の唾を顔一面に吐き掛けられていた。この教室は礼子の教室、礼子とその友達の教室だった。和枝も真弓もこの教室の外では、他の男相手に苛めを楽しむつもりなど毛頭ない。恵まれた家庭で育った、成績にもルックスにも恵まれた、誰もが認めるいいとこのお嬢さん。だがそのいいとこのお嬢さんたちにとってこそ、この閉ざされた教室で誰の目も気にせずに、唾を吐き掛けベルトで打ち据え靴を舐めさせ、あまつさえおしっこさえ飲ませられる環境、一生今だけしか味わえないであろう、相手の人格など全く無視した苛めの極限を楽しませる環境、しかもそれは礼子たちが主導しているから、自分たちはちょっと参加しただけ、という言い訳まで用意されている環境、それはこの上なく魅力的だった。だからこそ、慎治たちの味方など誰もいない、いる訳がない。礼子や富美代だけではない、和枝も、そしてその後ろに並んでいる陽子を始めとするクラスメートたちも、皆嬉々として慎治に唾を吐き掛けたり靴を舐めさせたりして楽しむ順番を待っていた。絶望と孤独だけが満ち満ちていた。慎治の味方、仲間など誰もいない。いや、ただ一人いた、それは共に地獄に堕とされた男、唾を吐き掛けられている男、信次ただ一人だった。
くっくうううっくあああああああっ!もうだめ、もう限界だった。礼子たちを最も喜ばせてしまう、分かっていても抑えることは不可能だった。ウエッウエエエエン、ウエエエエエエエエンッ!惨めに泣き喚きながら慎治は教室を這いずり回り続けた。惨めな報告をするために。唾を吐き掛けられ、靴を舐めさせられるために。漸く教室中を回り終え、唾で顔中テラテラと光らせながら慎治たちは再び教壇の前に引き据えられた。「よーし慎治、しっかりとみんなにご挨拶してきたみたいね。いいわ今日はここまで。人間便器の刑、しかと言い渡したわよ。そしてウフフフフ、これから100日、処刑の日を指折り数えて待っていなさい。人間便器に堕して、私たちのうんちを食べさせられるその日をね、アハハハハッ、アハハハハハッ!」楽しげに高笑いする礼子につられ、教室中に笑い声が響く。その中で慎治たちだけが、顔中から汚辱の唾を滴らせながら呻き泣いていた。一頻り笑いが収まったところで、礼子が凛とした声を上げた。「じゃあみんな、以上でホームルームを終わります。慎治、さっき言ったこと覚えているわよね?これから毎朝登校したら直ぐに、このカウントダウンを更新するのよ。二人とも、分かったわね。」ヒュンッ!鋭く礼子の鞭が宙を切った。「ヒッヒイイイイッ、わ、分かりました分かりましたあああっ!」惨めな、この上なく惨めな誓いを上げさせられる二人に、再び教室が爆笑に包まれた。
そして翌日、地獄に歩いていくような気持ちで登校した二人がのろのろと教室に入った途端、ざわめきが止んだ。ウフフ慎治どうするのかしら?期待に満ち満ちた視線が矢のように突き刺さる。当然、礼子も既に登校していた。くうううう・・・震える手で慎治は黒板消しを取り、100の文字を消した。震える手で99、と書き込んだ。アハハッアハハハハッ!教室中が爆笑に包まれた。「やっだー慎治ったら!本当に書き直してる!」「もう、お便器へのカウントダウンがそんなに楽しみだったとはねえ、信じらんなーい!」「ねえ慎治、そんなに早く食べたいの?礼子さーん、焦らさないで早く食べさせてくださいよお、てお願いしてみたら?」嘲りの渦の中、辛い辛い100日が始まった。そして生殺しの100日間は、未だ始まったばかりだった。

慎治たちの屈辱は果てしなく続いた。毎朝更新させられる、自らの死へ、人間便器への転落のカウントダウン。迫りくる恐怖と、そしてその恐怖が現実となるまで、この苦痛は果てしなく続くという絶望。恐怖が終わるのはより大きな、究極の苦痛でしかない、という二重の苦痛。震えながら、心の底から助けを、救いの手を求めていた。だがそんなもの、現れる筈がない。憔悴しきった顔の慎治たちの頭には10円ハゲがあちこちにでき、若白髪まで出始めていた。15歳、まだ15歳とは到底信じられないほどの老け込みようだった。そんな二人を礼子たちは情け容赦なく責め続けた。人間便器転落へのカウントダウンを命じたからといって、他の責めを免除した訳ではない。気の向くままに鞭でブーツで、窒息責めで責め続け泣き叫ばせ、地獄を味合わせ続けた。永久とも思える苦痛の中、本物の地獄と一つだけ違うことがあった。そう、黒板の数字だけは確実に減り続けていたのだ。90台から80台へ、そして70台へと・・・慎治たちは何度も何度も、数え切れない位哀願し続けた。お願い許して・・・どうかどうか・・・うんち、うんちだけは許してください・・・なんでもするからうんちだけは・・・100回、1000回、いやもっとだろう。寝ても覚めても、片時も頭の中心から離れない恐怖。礼子のお尻の下に敷かれ、迫り来るうんちに涙を流し、悶え苦しむ自分の姿に居ても立ってもいられなかった。ひたすらひたすら礼子たちに許しを請い続ける二人。だが返答は冷笑と鞭だけだった。クリスマス、正月、そしてバレンタインと礼子を始めとするクラスメートが楽しいイベントを満喫する中、いつしか数字は10台へと突入していた。そして3月に入り春の気配が急速に高まり、教室中どことなく明るい雰囲気に包まれるのと同時に、数字は遂に一桁へと切り替わった。
「うう、ううう・・・」震える手で慎治はその日の朝、黒板に向かっていた。9・・・9・・・その後にもその前にも、何も書けない。何も付け加えられない。冷酷な時の刻みは春の訪れと共に、慎治たちの破滅の足音をも告げていた。お願い止まって、もう・・・減らないで・・・だがそんな願いが叶えられるわけがない。そして3月8日の木曜日、いよいよ数字は1となった。呆然と、何も考えられずに夢遊病者のようにふらつく慎治たち。あっという間に放課後となり、お仕置部屋から帰ることを漸く許されたとき、礼子が明るい声を投げかけた。「さあ慎治、いよいよ明日ね。明日でカウントダウン・・・とうとうゼロね!ああ待ち遠しかった。立案者の私が言うのも何なんだけどさ、この100日、ほっんとううに、待ち遠しかったわよ。ウフフフフ、慎治はどう?待ち遠しかった?それとも、早く食べたかった?ウフフフフ、早く食べさせられて、楽になりたかったでしょう?」ポロポロと慎治の目から涙が溢れた。「そ、そんな・・・そんなあああ・・・た、食べたいだなんてそんなあああ・・・うんちなんて、うんちなんて・・・ひっく、ぐすっ・・・」啜り泣きながら、最期の願いを込めて哀願した。「絶対に・・・絶対に食べたくない、食べたくないよおお・・・お願い、お願いだから・・・許してください・・・それだけは・・・それだけは・・・」慎治の涙ながらの哀願ほど、礼子を楽しませるものはない。理知的な美貌を残酷に輝かせながら、礼子は傲然と言い放った。「ウフフフフ慎治、今更何言ってるのよ。これだけ楽しみにしてたイベントよ。これだけ引っ張って・・・今更許す訳がないでしょう?ウフフフフ、楽しみにしててね。人間便器の刑、しっかり刑場も確保したし、どうやって死刑執行するか、腕によりをかけてじーっくりと考えてあるからね。」「あひいいいい・・・そんな、そんなあああああ・・・」「ま、兎に角人間便器になるのは明日じゃないんだから、それだけは確かなことよ。ウフフフフ」氷のような冷笑が礼子を彩る。「明日はみんなに最期の別れを告げる日。慎治が人間である最期の日なんだからね。特別のお楽しみを用意しといてあげる。慎治君を弔う会、人間廃業記念パーティーよ。楽しみにしといてね、主役はもっちろん慎治よ。ウフフフフ、盛大に祝ってあげるからね!そして明日が終わって週末あけたら・・・フフフフフ,月曜には生まれ変わった慎治、人間便器・矢作慎治としてみんなの前に、その姿を晒すんだからね。アハハハハッ!私たちにうんちを食べさせられた、惨めな惨めなその姿をね!アハハハハッアハハハハハッ!」
その晩、慎治は一睡もできずに悶々と身悶えていた。人間便器・・・その言葉が、礼子の声だけが何十回何百回となく頭の中で響いていた。眠れぬままに夜は明け、いつもの朝、地獄の始まりを告げる朝が来た。憔悴しきった慎治の顔を見ても、母はもう「どうしたの?」とすら聞いてくれない。穢らわしいしいものを見る、憎々しげな視線だけを投げかけ、さっさと外へ追いやるだけだった。そして教室へ入った。真っ先に目に飛び込むのは当然、たった一つだけ。黒板に書かれた数字、後1日、という数字だけだ。くっううう・・・考え・・・ちゃ、だめ・・・震える手で黒板けしを握り、その数字を消した。そしてチョークを握り、必死の思いで手を動かした。0・・・ゼロぜろ零・・・その一文字が目から脳の奥底まで焼き付いていた、と、その瞬間、固唾を呑んで見守っていたクラスメートの歓声が響いた。「すっごーい慎治、本当に書いちゃったあっ!」「よっく自分で書けるわねえそんなもの!」「全くよねえ、いくら礼子が怖い、ていったってさ、自分の死刑宣告書にサインするようなものでしょう?」一頻り歓声が響いたところで、礼子が立ち上がり両手をあげて皆を静めた。「ま、兎に角そういうことで・・・矢作慎治君、川内信次君、二人とも・・・人間便器転落、おめでとうっ!」バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!万歳三唱の後、クラス中から唱和が起こった。「人間便器、人間便器、にっん、げっん、べっん、きっ!にっん、げっん、べっん、きっ!」「あっああっああああああっ!や、やめて、やめてえっ、やべでえええええっ!」思わず耳を塞ぎ絶叫する慎治たち、だが人間便器コールはやむ気配など全くなく、延々と続いた。ハッハッハッ・・・5分近くもコールが続いたであろうか、興奮に息を弾ませた礼子たちが漸く人間便器コールをやめた時、慎治たちは何もされていないのに床にうずくまり、泣いていた。「慎治、ほらいつまでも泣いてないで、さっさと首輪つけて正座よ。」礼子の凛とした声に、泣きじゃくりながら二人は自分の首に首輪をはめ、鎖で繋がれた犬となった。「よしよし、朝のお楽しみはここまでよ。もうすぐ先生が来るからね。」間も無くやってきた担任の若月は、未だ啜り泣いている慎治たちに目もくれずに淡々と朝のホームルームを行った。そしていつものように授業は続き、あっという間に放課後となった。

そして放課後のホームルーム、異様な熱気に気圧されたかのように、若月はいつにも増してそそくさと連絡事項を伝達し、退室してしまった。さあいよいよね・・・待ちに待った・・・お祭りね!クラス中の視線が礼子たちに集中した。「OKOK・・・じゃあ・・・始めようか?」礼子の声にどっと教室が沸いた。「はーいみんな、じゃあ、まずはテーブルを後ろに片付けて。」机と椅子、そして教壇が片付けられ、教室前半分に広いスペースが生まれた。言うまでも無い、慎治たちの処刑場所だ。「よし慎治,二人とも服を脱いで裸になりなさい。」凛とした礼子の声に、条件反射のように二人は大急ぎで服を脱ぎ捨て、鞭跡だらけの貧弱な体を曝け出した。「よーし二人とも、教壇に正座。」礼子の声に急き立てられ、二人はクラスメートに向かって、並んで正座した。死刑台に上げられたような気分だ。クラスメートたちのいる場所、ついさっきまで自分がいた教室が、どこか遠い手の届かない場所、自分と無関係の場所に感じられてしまい、途轍もなく惨めだった。「さあ、二人ともまずはみんなに別れのご挨拶よ。明日玲子と私のうんちを食べさせられて、人間廃業させられる二人に、せめて別れのご挨拶をさせてあげる。」にこやかに礼子が言い放った。「ウフフフフ、みんなの瞳にしっかりと焼き付けておいて貰いなさい。在りし日の自分の姿を。慎治たちの最期の姿を。だって、ウフフフフ」凄絶な冷笑が浮かんだ。「明日になれば、私のうんちを食べるんだから。私のうんちを食べて人間廃業するんだからね。今度月曜にみんなに会う時は、うんちを食べた男、あ、違うわね、もう人間じゃないんだから、ククククク、私たちの便器に転落した、人間便器に生まれ変わっているんだものね。アハハハハッアハハハハハッ!」ひいいいい、そんな、そんなあああああ!慎治たちの悲鳴など、礼子には一切届かない。非情な宣告に沸き立つクラスメートを一旦鎮めると、礼子は二人に向き直った。「さあ始めなさい。まずは慎治からよ。分かっていると思うけど、ウフフフフ、許してとか止めてとか、そんな能の無い挨拶はしないでね。今どんな気分なのか、明日をどうやって迎えるつもりなのか、そして勿論、私たちのうんちを食べさせられることをどう考えているのか。ちゃんと自分の言葉で、しっかりと話すのよ。」
そ、そんな・・・そこまでやらせるの・・・うんちを食べる気分だなんて・・・そんなこと、言えるわけないじゃない・・・慎治はギリギリと音がしそうなほど奥歯を噛み締めた。何も言えない、一言でも言ったら、人格が崩壊してしまいそうだった。だが礼子が沈黙を許す訳がない。「慎治、どうしたのかな?お口が無くなっちゃったの、か・し・ら?」これだけ、たったこれだけ。鞭を振りかざすは愚か、声を荒げてすらいない。だがこれだけで慎治を震え上がらすには十二分だった。「アヒッ!ま、待ってお願い、言う、言う言う、言いますから・・・言いますから・・・」べそをかきながら慎治は口を開いた。もう止まらなかった。「ううう、うんち、うんちだなんて・・・そんなひどい、酷すぎるううう・・・ううう、みんな、みんな何とも思わないの・・・ぼ、僕たちを・・・少しは可哀想だとか気の毒とか・・・思わ・・ないの・・・」ブッ、クククッ、余りに予想通りの泣き言に失笑が漏れるのを、礼子がシイッと制した。今いいとこなんだから、静かに聞こうよ。「・・・お願い助けてよ・・・誰か、礼子さんを・・・とめてよ・・・ぼ、ぼくたちが・・・ぼくたちがこの100日、どれだけ、どれだけ苦しんだか・・・分かる?後生だから・・・ちょっとでいいから・・・想像してみてよ・・・」いい、いいわ慎治、その調子よ。礼子の全身を快感が駆け巡る。「うんちを・・・食べさせられる・・・これしか、これしか考えられない・・・ずっと、ずっとずっと泣いてたんだよ・・・夢の中でもずっと泣いてたんだよ・・・お、お願い見てこれを」バサバサと何度も髪を掻き分け、あちこちにできた10円ハゲを晒した。プププ、慎治禿げちゃったんだ。また笑いがもれる。
「トイレでだって・・・自分のうんちのにおい嗅いだだけで、こ、これを・・・これを食べさせられるんだなんて思っただけで・・・何度吐いちゃったことか・・・泣き崩れたことか・・・」いいよいいよ慎治、その調子!「胃に穴があきそう・・・シクシクシクシクずっとずっと痛くて、薬をいくら飲んでも全然よくならない・・・」そりゃそうよ、胃薬なんかでよくなってたまるもんですか。「夜も・・・全然眠れない・・・もう、ノイローゼだよ・・・気が狂っちゃうよ・・・」今にも大泣きしてしまいそうなのを、サルのような形相で必死に歯を食いしばって堪えながら、礼子を見上げた。「お願い・・・もう、もう十分でしょう?これだけ、これだけ僕のことを苦しめれば・・・もう十分でしょう?」フフフ、ウフフフフ礼子の心の底から笑いが込み上がってくる。来る来る来る、もうちょつとで慎治の人格、崩壊するわね。「もう十分・・・楽しんだでしょう?100日、100日も僕たちを笑いものにして、気が狂いそうになるほど苛めて・・・もう・・・十分でしょう?だから・・・だからお願い・・・うんち、うんちだけは・・・許して・・・食べさせないで・・・お願い・・・します・・・お願い・・・しますううううううう・・・」崩壊、だった。最後の最後、欠片ほどだけ残っていたプライドで、必死の思いで辛うじて保っていた自我が崩壊し始めた。一旦始まった崩壊を止める術など、あろう筈がない。いい、いけない・・・泣いちゃ・・・いけない・・・礼子さんを・・・楽しませるだけ、そんなの、そんなの・・・いや、いやいやいや・・・だが思いと裏腹に慎治の体はヒクヒクと痙攣し、嗚咽は誰の耳にもはっきりと聞き取れるようになっていく。う、ううう、ううううう・・・うえっうえっ、ひっく、うええええん・・・「い、いや、いやいやいやいや、いやだ・・・よおおおおおおっ!」遂に慎治の自我は決壊した。「い、いや、いやいやあああああっっっ!うんち、うんちなんか・・・うんちなんか、食べたくない、食べたくない食べたくない食べたくないいいいいいっっっ!」バンッ、バンバンバンッ、両手で床をバンバン叩きながら慎治は号泣していた。「いやっいやだあああああっ!うんちなんか、うんちなんか絶対食べたくないいいいっ!お願い、誰か誰か助けてっ!誰か、誰か誰かだずげでよおおおおおお!」ガッゴヅッ、額までも激しく床に打ちつけながら慎治は泣き叫んだ。大声で誰はばかることなく泣き叫んだ。だが同情も何もない、帰ってくるのは嘲笑と歓声だけだった。慎治の泣き声すら消すほどの激しさで、一斉に女の子たちの笑い声が沸きあがった。
「キャハハハハッ!慎治ったらマッジ泣き!」「バッカみたーい、泣いたって許してなんか貰えないんだよーん!」「ったく、赤ちゃんじゃあるまいし、泣けばいいだなんて思わないでよね!」笑い声の中で、礼子は色白の美しい頬を興奮に上気させていた。いい、いいもう最高!慎治の自我を崩壊させるのって、ホント最高!パンッ、と手を叩いた。パンパンパンッ、礼子の手は意識すらせずに、リズミカルな拍手を打ち出していた。パンパンパンッ、玲子もほぼ同時に拍手を始めていた。パンパンパンパンッ・・・富美代が朝子が、そして他のクラスメートたちも合流しみんなで手を打ち鳴らす。、皆の声が合わさっていく。パンパンパンパンッ「泣ーけ!泣ーけ!」ダンダンダンッ足踏みの音も加わった。「泣ーけ!泣ーけ!」パンパンッダンダンダンッ教室全体が巨大なパーカッションとなったかのように盛り上がる。慎治たちの泣き声は格好のシンバルだ。どんなにどんなに泣いても泣いても、救いの手などどこからも差し伸べられない。降り注ぐのは嘲笑だけ、自我の崩壊さえも礼子たちへの見世物に過ぎなかった。
うえっうえっうえええええええんんんっ!涙と涎をだらだら流しながら、慎治は礼子の足に縋り付いた。「うえっうえっうううううう、れ、礼子さん、礼子さん・・・礼子さんんんん!」自分を地獄に突き落とし責め苛む美少女の足に縋り付き、ペチャペチャとその白い上履きを必死で舐めた。何かしないと気が狂いそうでいてもたってもいられなかった。許しを、慈悲を乞う方法は礼子の靴を舐め足元に縋り付くしか考えられなかった。「礼子さん・・・礼子・・・さんんんん・・・お願い・・・許して・・・うんち、うんちだけは・・・食べたくないいいい!」ジーン、と礼子の体中を快感が駆け巡る。いい、いいわ慎治、私の責めで気も狂いそうなのね。私に縋らずにはいられないのね。いいわよ慎治、心逝くまで縋りつきなさい、たっぷりと私の靴を舐めなさい。その願い、思いっきり踏み躙ってあげるから。ああもう・・・最高の気分よ。残酷な支配者の快感を礼子はたっぷりと満喫していた。

極上の音楽を楽しんでいる礼子の目に、漸く冷静さが戻った。いけないいけない、つい楽しみすぎちゃったわ。まだまだ楽しい企画を幾つも考えてあるんだもん、ここで責め潰しちゃ勿体無いわ。よーし、そろそろ次のイベントに行こうっと。「慎治、なに人の足にしがみ付いているの、邪魔よ!」邪険に足を振り払い、慎治を蹴り転がすと、床に引っ繰り返って、赤ん坊のように両手両足をジタバタさせている慎治にツカツカと歩み寄り、無造作に慎治の顔を踏み付けた。ブギュッ、礼子の上履き、白い前ゴムシューズが慎治の鼻面を真っ向から踏み潰した。グヒイッ!ブタのような悲鳴が上がった。屈辱にのた打ち回る慎治の顔面を情け容赦なく踏み躙り、礼子は無理矢理正気を取り戻させた。「慎治、何のんびり寝てるの?さっさと起きて服を脱ぎなさい。信次もよ、ほら二人ともさっさとする!」凛とした声に弾かれ、あわてて飛び起きた二人はシャツとランニングを脱ぎ捨て、鞭痕だらけの貧弱な上半身を曝け出した。怯えた目で盗み見る二人に礼子が言い放つ。「どうしたのよ二人とも、私は服脱ぎなさい、て言ったんだけどな。パンツも靴下も、全部脱いで裸になりなさい。」あわわわわ・・・そ、そんなあああ・・・み、みんなの見てる前で裸だなんて・・・クラスメートの、女の子たちの見ている目の前で服を府脱がされる、顔から火が出るほどの屈辱だ。だが逆らえるわけも口ごたえできるわけもない。俯きながらズボンを、パンツを脱ぐ慎治たち、貧弱な下半身が曝け出される。
「プッ、何あれ、ちっちゃーい!」「やっだーっ、ちじこまっちゃってるっ!」「慎治なによされ、お毛々も生え揃っていないだ!」滅多に見ることのできない男の性器を見た声、恥じらいや戸惑いの声などあがらない。ただただ失笑が漏れる。無理もない、余りの恐怖と屈辱に、慎治たちの一物は小さく小さく縮みあがっていた。今この場でだけのことではない。毎日毎日大量のおしっこを飲まされているのだ。普通の男が摂取することなど、絶対に有り得ないほどの量の女性ホルモンを毎日毎日摂取させられているのだ。加えてこの上なく卑屈に精神を辱められ続ける慎治たちに、攻撃的な男性ホルモンなど出るわけがない。緩慢な整形手術のようなものだ。二人の身長は入学以来、ピタリと成長が止まり、一物も同様に全く成長せず、小学生なみの小ささだった。そして発育不良とストレスから、陰毛すら殆ど生えていない惨めな有様だった。生白い股間に小さな小さな一物、余りの小ささに、クラスメートたちも性器、というインパクトなど殆どなく、幼稚園児か何かのオチンチン、といったイメージしかもてなかった。そして小学生並みの自分の分身はまさに、慎治たちの恥辱の象徴、コンプレックスの象徴だった。その最大の恥部を曝け出され、女の子たちに嘲笑われるのだ。屈辱などという言葉では生温いほどの辱めだ。顔を真っ赤にして肩を震わせる慎治たち、だが屈辱と共に耐え難い恐怖も押し寄せてくる。は、裸、裸にされた・・・裸にされた時いつも次に来るのは・・・まさか、まさか鞭ですかああ・・・震え上がる慎治を傲然と見下ろしながら、礼子が微笑んだ。「安心しなさい二人とも、鞭じゃないから。痛いことをするつもりはないわ。」「ほ、本当ですか・・・」疑心暗鬼ながらもほっとする二人に、礼子が残酷に微笑む。「そうよ慎治、本当よ。痛くなんかないわ、だってみんなで寄せ書きをするだけだもの。」
え、寄せ書き?答えは直ぐに与えられた。「そうよ慎治、こうするだけよ。」黒いマジックを握ると、礼子は慎治の前にしゃがみ込んだ。左頬にマジックを伸ばす。「ヒッ、何するの」思わず体を逸らそうとした瞬間、礼子の鋭い叱責が飛んだ。「動かないでよ、書きにくいじゃない!」ビクッと凍りつく慎治の頬に、礼子は太いマジックを走らせた。鼻から眉間、そして口の回りとマジックを走らせて楕円形を描き、更にその上部を半円状に塗った。慎治の顔面に描かれたその模様は、和式便器、口がそのまま排泄物の受け口となる、和式便器に他ならなかった。そして額に大きく、「人間便器」と書き込んだ。ドッと笑いが漏れる。続いて細マジックに持ち替え、左頬に筆を走らせる。「いっぱい食べてね 礼子」OKOK,いい出来。「よーし慎治、サインよ、口を開けて。」大きく口を開かせ、サイン代わりに唾を吐き込んだ。続いて、マジックを受け取った玲子が右頬に書き込む。「たくさんあげるね 玲子」ペッ!続いて富美代が、礼子の下に筆を伸ばす。「しっかり食べてね 富美代」ペッ!朝子も玲子の下に書き込む。「ちゃんと味わってね 朝子」ペッ!アハハハハッ!楽しそうに笑った四人の美神は、続いて信次の顔も便器と寄せ書きで彩っていく。「よーし、さあみんなにも寄せ書きして貰いなさい。そうね、ちょっと書きにくそうだから二人とも、横になりなさい。」肩を邪険に蹴り二人を寝かせると、礼子たちは二人の鳩尾あたりに大きく書き込んだ。祝 人間便器 転落決定 回りを赤いカール模様で囲み、心得たように順番を待つ和枝と真弓にマジックを手渡した。残酷な笑い声を上げながら、クラスメートは順繰りに慎治たちの体に寄せ書きを書き込んでいく。「便器転落おめでとう!」「目指せ完食!」「ベンキマーン!」「ばっちいばっちい」「お口は便器」「感想楽しみにしてるね」「いい便器に生まれ変わるのよ」・・・酷い侮辱を一人一人書き込み、そしてサイン代わりに一杯に開かされた口に唾を吐き込んでいく。うう、ううう、ううううう・・・胸を、腹をマジックが走る感触に続いて口に唾が吐き込まれる。汚辱の唾をぐっと飲み込むと、直ぐ次の寄せ書きが始まる。
無限とも思える恥辱の時間が経っていく。「よーしいいわよ、二人とも正座。」礼子の声にのろのろと起き上がる慎治たち。「ウフフフいい出来、二人とも自分の体、見てごらん。」見たくないよそんなもの!怒りを堪えながら下を見る。ううううう、酷い・・・胸から腹まで、体の全てが侮蔑の言葉で覆われていた。「ほら顔も見せてあげる。」礼子が顔の前に鏡を突きつけた。便器マークを大きく書かれた顔、礼子たち四人の刻印が刻まれた顔、悲惨な現実が二人に突き付けられる。余りの悔しさに、二人の頬を涙が伝う。「OK,それじゃ記念撮影行こうか。」二人を中心に、様々な組み合わせで写真が取られる。転落の証拠写真、一生残る汚辱の記念だ。もうどうにでもして・・・慎治は心の中で悪態をついた。ここまで落とせば・・・さぞ満足でしょうね・・・だが礼子の責めはまだまだ終わりではない。残酷な企みにかけては四人の中でも随一の礼子、その礼子が腕によりをかけ、100日をかけて知恵を絞った残酷の宴だ。慎治の想像もつかない責めは、まだ漸く前半戦が終わったに過ぎないのだ。「はーい、じゃあみんな、場所を変えようね!」既に次の責めを知っているクラスメートがはしゃぎながら、教室を出て行く。慎治たちも礼子たちに首輪を引かれ、引き立てられていく。「ひっひいいいい・・・まだ、まだ苛めるんですか・・・一体、どこに連れてく気なの・・・」泣きそうな声を出す慎治を礼子が嘲笑った。「どこ行くのって、分かんないの慎治?バッカねえ。慎治たちが連れてかれる所なんて、お便所以外にないでしょう?」

クラス中の女の子に駆り立てられるように、トイレ、慎治たちにとってはお馴染みの、礼子たちのおしっこを毎日毎日飲まされている女子トイレへと休む間も無く引き立てられていった。途中で睦や輝代、志津子や奈々絵といった合気道部、空手部の面々も加わり総勢30人にも膨れ上がった一行は、大はしゃぎで目的地に到着した。「さあ慎治、ここで慎治に、私たちからスペシャルプレゼントをあげるわ。」トイレの中央に二人を正座させ、礼子は満面の笑みで言い放った。「ひいいいいっ、い、一体何を、あ、あうっ、まさか、まさかみんなで・・・鞭ですかあああっ!」「あら慎治、心配いらないわ、痛いことなんかしないわよ。それどころかね、とーっても、いいものをあげるだけよ。ウフフフフ、古今東西、死刑囚には最期の晩餐で好きなものを食べさせてあげることに決まっているでしょう?だからね、慎治たちにも最期の晩餐を用意してあげたのよ。フフフフフ、二人のだーいすきなものを、たっぷりとね。」ツッと礼子は並んだ個室、いつも慎治たちが便器にされる個室の一つ手前を指差した。「あそこに用意してあるわ。さあ取っていらっしゃい。」不安に怯えながら二人は左右の個室に向かった。そこにはクラスメートたちから飲まされた時のように、踏み台が用意されていた。そして踏み台の周囲を囲むように黒い布が張られている。その中央に、何かがあった。な、何だろう・・・よく見るとそれは、プラスチックの大きなボウルのようだった。「慎治、そこにボウルがあるでしょう?それを持ってきて。中を溢しでもしたら、承知しないわよ!」礼子の凛とした声が響く。ヒッ!弾かれたように慎治は幕を外し、ボウルを持ち上げた。大きなボウルの中にはなみなみと液体が満たされていた。そして持ち上げた瞬間、プーンと異臭が鼻をついた。強烈なアンモニア臭、こ、これは・・・お、おしっこ、おしっこだあああっ!思わずボウルを放り投げそうになる慎治、だがつい今しがたの礼子の警告が、その手を凍りつかせる。重いボウルを捧げ持つようにして、膝立ちで二人はトイレの中央に戻った。顎を縁にぴったりと密着させられ、正座を命じられる。鼻のすぐ下から、濃厚な尿臭が立ち込める。
「ウフフフフ慎治、それが何か、もう説明はいらないわよね?そう、それはおしっこ、私たちみんなの、おしっこよ。慎治たちの人間として最期の思い出になる、最期の晩餐だものね。みんなで心をこめて用意したのよ。」礼子の美瞳が残酷に輝く。「朝からみんなでね、そのボウルにおしっこをためていったのよ。慎治と信次、それぞれのボウルに一回ずつ、おしっこしてあげたのよ。ウフフフフ、もちろん私や玲子のおしっこも入っているわよ。どう、嬉しい?クラスみんなの、ううん、睦や志津子たちも入れて、私たちみんなの、心のこもったプレゼントよ。」うう、ううう・・・慎治の呻き声が漏れる。そう言えば確かに、今日は何か、礼子さんたちにおしっこ飲まされるのが少し、少なかったような気がしてたけど・・・こんなこと、こんなとこに貯めてたなんて・・・この場を埋め尽くした30人の美少女が二人のボウルに一回ずつ排泄したおしっこ、3リットルを優に超えるその量は、ずしりとした重みを二人の腕に伝えていた。時間がたち、発酵してより濃厚となった尿臭は、いつも飲まされている礼子たちのおしっこの、何十倍も強烈な悪臭となっていた。30人に達する女の子達の悪意と侮蔑がボウルに満ち満ちていた。あうううう、ち、ちくしょうううう、みんなして、みんなして僕のことをバカにしやがって!!!汚辱のボウルを礼子目掛けて投げつけてやりたかった。富美代にもその中身をぶちまけてやりたかった。だがそんなこと、出来よう筈がない。ち、畜生・・・飲めば・・・いいんでしょう・・・だが礼子の責めが、それほど単純な訳がない。
「慎治、覚悟はできた?だけどね、物事には順番っていうものがあるわ。最期の晩餐、召し上がる前に、最後の仕上げをしてあげる。」「そ、そんな・・・し、仕上げって・・・」礼子の満面に、冷酷な笑いが広がる。「おしっこブレンドだけだなんて寂しいでしょう?トッピングしてあげる。」跪かせた慎治の前に礼子が、信次の前には玲子が仁王立ちになる。「さあ、だーいすきな、唾トッピングよ、ペッ!」口中一杯に貯めた唾をボウルにピチャッと吐き込んだ。黄色い液体の真ん中に、白い泡の島が浮かぶ。「アハハハハッ!私からの餞別よ、いい便器になるのよ、ペッ!」続いて満面に優越と侮蔑を浮かべながら、鼻先に思いっ切り唾を吐き掛けた。ピチャッと炸裂した唾が顔を伝う。それを拭う暇すらなく、富美代が立ちはだかる。「ウフフフフ、さようなら慎治、ペッ、ペッ!」富美代の唾がボウルと額に吐き掛けられる。そして和枝、陽子・・・次々とクラスメートが別れの唾を吐き掛けていく。女の子の唾、毎日毎日吐き掛けられているが、それは決して慣れることのできない、汚辱と屈辱の象徴だった。得意げに立ちはだかる女の子の唇から吐き出される唾、その唾が自分に飛んでくるのを為す術もなく見つめる自分。この上ない屈辱、身悶えるほどの屈辱だ。それを30人に、クラスメート全員に、合気道部・空手部の同期の女の子全員にやられるのだ。例えようもないほどの屈辱だ。
吐き掛けられた唾は、それでお役御免ではなかった。ボウルに吐き込まれた唾はあちこちで白い島となっていたが、やがてその島と島は触れ合いつながり、一つの巨大な大陸と化していく。顔に吐き掛けられた唾も、顎を伝ってボウルに流れ込んでいく。毎日毎日吐き掛けられる唾、毎日毎日繰り返し繰り返し刻みつけられる恥辱、増殖しマグマのように溜まり膨れ上がっていく慎治たちのトラウマの象徴であるかのように、唾の大陸は意志のある生き物のように成長していく。最後の一人、慎治のボウルには玲子が、信次には礼子が唾を吐き込んだ時、二人のボウルは一面、白く泡立つ唾に覆い隠されていた。透明なボウル越に見える、黄褐色のおしっこの表面だけが白く覆われ、一見ビールみたいだった。だがその液体はビールなどとは比べるべくもない、屈辱のみを味合わせる汚辱の液体だった。震える手で大量のおしっこを捧げ持ち、恐怖と屈辱とやり場の無い怒りに全身を痙攣させる慎治。そんな慎治を見下ろす時間こそ、礼子がこよなく愛する一時だ。そんな慎治を更なる地獄に突き落とす、自分のたった一言、それだけで鞭も何も使わず、言葉すら荒げずに他人を地獄に突き落とせる。堪らない優越感を満喫できる瞬間だ。礼子の苛め心が青白い炎をあげて燃え上がる。
「さあ慎治、最期の晩餐、心逝くまで召し上がれ。ウフフフフ、私たちみんなが、心をこめて作ってあげた晩餐だからね、一滴残さず飲み干すのよ。」ひ、ひどい、あんまりだ・・・泣きながら二人はボウルを傾けていく。一センチまた一センチ、汚辱のおしっこが近付くたびに、臭いがきつくなる。やがてビチャッと唇が触れた。ううう冷たい・・・未だ3月、暖房も無いトイレは肌寒さが残る。そこで排泄された最初のおしっこは、既に7時間以上も冷気に晒されているのだ、冷水のように冷たい。それでいて、臭いはいつも飲まされているおしっこ、口に直接注がれるおしっこより遥かにきつかった。発酵し饐えた臭いと強烈なアンモニア臭、いかにも体に悪そうな臭いだ。誰のおしっこなのかもわからないその液体を、必死で一口目を飲み込む。ゴグッ・・・唾とおしっこが体に流れ込んでくる。冷え切った臭い液体が喉を伝い胃に流れ込んでいく。う、うう、ううう・・・ま、まずい・・・まずいいいいい・・・グビッグビッゴグッ・・・慎治は必死で飲み続けた。だが30人分のおしっこは半端な量ではない。飲んでも飲んでも減らない。半分も飲めないうちに、慎治の腹は膨れ上がっていた。「ぐふぃいいい、もう・・・飲めないよう・・・」「あら慎治、そんなこと言うの?私たちが心を込めて用意してあげた最期の晩餐が、美味しくないとでも言うの?どういうつもりなのかしら、?あ、そうか、冷めちゃって飲みにくいのね。じゃあ飲みやすいようにあっためてあげようか?これから私たちみんなで、追加のおしっこ入れて温めてあげようか?」ひいいいいっ、そんな追加だなんて、お腹が破裂しちゃうううううう!口にホースを突っ込まれるカエルのように、おしっこでお腹を破裂させられのた打ち回る自分の姿がリアルに浮かぶ。「い、いやあああああっ、の、飲みます飲みますううう!」二人は必死で飲み続けた。腹はパンパンに膨れ上がり、喉までおしっこが込み上がってくるようだ。3リットルのおしっこ一気、屈辱を味あわせるというレベルを遥かに超え、水責め拷問に近いほどの苦しさだ。舌も喉も、口の中全てが、味覚と嗅覚全てが、クラスメートのおしっこに染め尽くされていく。20分近い時間をかけ、死ぬ思いで二人は漸く、汚辱の液体を飲み干した。

「キャハハハハッ!」「飲んだ飲んだ、よく飲み干したわね!」「さっすがお便器!」歓声がトイレに響く。満足そうに見ていた礼子の瞳が悪戯っぽく輝く。「よしよし慎治、いい子で飲んだから、ご褒美あげる。大丈夫、痛くも何ともないからさ。」つかつかと隅の掃除用具入れに近づいた礼子は、中からモップを取り出した。昼休みに掃除に使われたモップは、絞られてはいるもののまだまだ相当に湿気ている。よしよし、いい感じじゃない。生贄のもとに戻った礼子が命じる。「慎治、みんなの唾が未だ乾いてないわね。ご褒美に拭いてあげる。そこに寝なさい。」え、こ、ここトイレ、トイレだよ・・・慎治が言うまもなく、肩を突かれ床に仰向けに寝かされる怯える慎治を跨ぎ、礼子が仁王立ちになる。「ウフフフ慎治、きれいにしてあげるね。」ペチャッ、モップの穂先が慎治の顔面を捉える。「いぎいいいいいっっっ」押し殺した悲鳴が漏れた。生乾きのモップは使い古された雑巾の臭い、雑菌たっぷりの悪臭と不快感たっぷりの冷たさで慎治の顔面を穢していく。「あうっあううううっ、く、ぐざいいいいいいっ!」「アハハハハハッ!何言ってるのよ慎治、唾拭いてあげてるんじゃない、感謝してよ!ほら、ほらっ!ほらほらほらっ!」笑いながら礼子は慎治の顔を蹂躙し続けた。「礼子、これもあるわよ!」振り向くと玲子が、先端に黒い吸盤型のゴムがついた棒を差し出していた。「トイレ掃除だったら、やっぱこれでしょう?」「あっ、キュッポンだ!」そう、玲子が差し出したのはトイレ掃除の代名詞とも言うべき道具、便器の詰まりを除去するための用具だった。トイレ掃除専用の、トイレでしか使われない清掃具、まさに慎治を苛めるに相応しい責め具だった。
「さっすが玲子、気が利くジャン!」キュッポンを受け取った礼子は、先端のゴムを慎治の顔面に押し付ける。「あうっあうううう、や、やめてそれだけは・・・お願い、僕の、僕の顔は・・・便器じゃないいいい・・・」ゾクゾクする興奮に礼子は上気していた。「アハハハハッ!何バカ言ってるのよ慎治、慎治は私の・・・便器に決まってるでしょう!ほらっ、ほーらほらほらほらっ!」グッと体重を腕にかけ、続いて引っ張りあげる。ギュッと空気がゴム吸盤から抜ける音、続いてポンッとゴムが戻り、空気が入る音が響いた。「キャハハハハハッ!聞こえた聞こえた!」「いったよね、キュッポンッていってるよね!」歓声が響いた。興奮しきった礼子は何度も何度も吸盤を押し付けては引き抜き続けた。キュッ、ポンッ、ギュッ、ポンッ慎治の顔が愉快な音を立てる。「ひっひいっひいいいいいいっ!」顔面をトイレ掃除される、凄まじい屈辱に慎治は情けない悲鳴を上げ続けた。続いて信次の顔面も、玲子の手でトイレ掃除されていく。屈辱の掃除タイムが終った時、二人の顔面にはくっきりと赤い輪が刻まれていた。
「ああもう最高!じゃあさ、そろそろ記念撮影させてよ、慎治が礼子のお便器になってるとこをさ!」カメラを構えた富美代が弾んだ声をあげた。「いいよ、じゃあ・・・まずはこうかな?」呆然としている慎治の顔を跨ぎ、礼子は悠然としゃがみこんだ。慎治の視界全てが礼子の紺のスカートに覆いつくされる。「ウフフフフ、明日はたっぷりとこうしてあげるからね!」組み敷く者と組み敷かれる者、強烈な構図に皆のシャッターが次々と鳴る。「OK,じゃあ次のポーズよ!」慎治を正座させ直ぐ前に後ろ向きに立ち、礼子は命じた。「慎治、お尻にキスしてよ。」くうううう、そこまで・・・止まるところを知らない礼子の恥辱責めに泣きながら、慎治は礼子のスカートに、尻の割れ目を探るように顔を押し付けた。「なーによ慎治ったら!礼子のお尻の匂い嗅いでるみたい!」朝子が手を叩いて笑っていた。「もう慎治ったら!それってセクハラよ!」富美代も笑っている。「ほんとよねえ。慎治ったら変態なんだからもう!そんなに私のお尻が好きなの?」礼子は残酷な笑いを慎治に浴びせかける。早く答えてよね、私を喜ばせる答えをね。慎治にもその意は分かる。分かるだけに・・・悔しい。はらわたが煮えくり返る思いで答えた。「は、はい・・・好き、です・・・礼子さんの・・・お尻が・・・大好き・・・です・・・」ドハアッ!トイレが大爆笑に包まれた。「アッハッハッハッハッ!そんなにお尻が好きなの、よーし、じゃあ今日は慎治の人生最期の日だし、特別大サービスで、慎治のだーいすきなこと、させてあげる!」
ツッとスカートの後ろ裾をめくると、礼子は慎治の頭を自分のスカートの中に招き寄せた。「あうっ!」スカートの中、薄暗い空間で慎治は礼子の純白のパンティ、その肛門の部分に正確に鼻を埋めさせられた。「グウップフウウウウウッ!」押しつぶされた、ブタのような悲鳴が響く。「アハハハハッ!ブタちゃんブタちゃん、私のお尻に埋まって幸せだね!」
嘲りの中、慎治はあの匂いをたっぷりと嗅がされていた。濃厚な、生命力に満ち溢れた匂い、オスの本能を掻き立てるその芳香は慎治にとって、恐怖と苦痛の記憶に直結する香りだ。窒息責めの時、おしっこ責めの時にたっぷりと嗅がされるあの匂い、礼子の花芯が、しとど濡れ興奮しきった秘所が発する芳香だ。礼子さん・・・興奮してる、僕を苛めて、こんなに辱めて・・・楽しんでる、心の底から楽しんで・・・興奮してる・・・ひ、ひどい、ひどすぎるよ・・・自分が気持ちよくなるために、ぼくをここまで・・・苛めるなんて!!!スカートの中、慎治は肩を震わせながら涙をボロボロと溢していた。
礼子の全身は、慎治の精神を徹底的に陵辱する快感に沸き立っていた。まだよ慎治、こんな30人掛かりの苛めなんて滅多にセットできないんだからさ、まだまだ許してあげない。一生の記念を刻んであげるからね。両手をあげてはしゃぐクラスメートを鎮めると、礼子は弾んだ声で提案した。「よーしみんな、折角だからさ、一人一人記念撮影しとこう!こうやってグッドガール・コレクションでさ!」言い終わると同時に礼子は両足を揃えて慎治の顔面に飛び乗った。「グッギュウッ」礼子の全体重を顔面にかけられた慎治の悲鳴が漏れる。踏まれた鼻や額も勿論痛い、だが硬いコンクリートに直に横たわっている後頭部はもっと痛い。くるみ割りのように、今にも頭がパキャッと音を立てて砕けてしまいそうだ。この上なく魅力的な笑顔でピースサインを作る礼子に、次々とシャッターが切られる。続いて富美代が乗りピッとサインを極める。そして和枝以下が続く。礼子たち以外は流石に乗り慣れていないため、横に立った礼子の手を片手でつないでバランスを保つが、それでも全員楽しそうに思い思いのポーズを極めて記念撮影を楽しむ。そして最後の二人、朝子と玲子、顔面に乗り慣れた二人が見事なポーズを極めた。全員が一巡し次の生け贄は・・・信次だ。
必死で自分に累が及ばないように祈っていた信次の儚い願いは、いとも簡単に踏み躙られる。「ウフフフフ信次,お・ま・た・せ、次は・・・信次の番よ。」頬を踏み躙りながら玲子が笑う。「慎治と同じポーズじゃ、踏み台君としても芸が無くて寂しいでしょう?ポーズを変えてあげる。」玲子は笑いながら胸に右足を乗せ、片足で立ち上がるとすかさず左足で口から鼻を踏み潰した。顔と体への仁王立ち、まさに踏む者と踏まれる者との対比だ。足の下でもがく信次を楽しみながら、悠然と顔をあげた玲子がピッと伸ばした左手の親指をあげた。「アハハハハいいじゃん玲子、こっちのポーズも楽しいよね!」はしゃぎながら朝子が続く。そして真弓以下も思い思いのポーズを極めた。両足を開く分バランスが取り易く、普段顔面に乗り慣れないクラスメートでもこのポーズなら、支えてもらわないでもしっかりと乗れた。顔と体に体重が分散される分、苦痛だけは信次の方が未だ軽い。だがその分、信次は自分の顔に、体にクラスメートが仁王立ちになるのを真下から仰ぎ見さされていた。次々と女の子の白い上履きが顔面を蹂躙していく。誰一人、可哀想だとも気の毒にとも思わずに、嬉々として顔を、胸を踏み付け楽しそうにポーズを取る。真下からだから、時折踏み躙るクラスメートのスカートの中が垣間見える。だが誰一人として、それを恥じらいもしないし気にもしない。当然のことだ、パンティを見られて恥ずかしい、と思うのは、相手が自分と同じ人間の場合だけだ。足元を這う虫けらが何を見ているかなど、気になるわけがない。そう思われているのが、信次にもよくわかる。苦痛に少し余裕がある分、余計にこの屈辱は身にしみる。その屈辱に泣きながら踏み躙られドアマットと化した我が身の運命をのろい続けていた。
苦痛と屈辱のミックスジュースだった。乗られる時降りられる時、ゴリゴリと頭をコンクリートに擦り付けられ、酷い痛みだ。乗られている時の、割れるような頭の痛さも耐え難い。だがそれでも・・・それでも慎治たちは必死で耐えていた。それしかできない、それしかできないのだ。動けば、誰か一人でも落とせば礼子さんたちに酷い罰を与えられる、血が出るまで鞭打たれる・・・何も言われなくとも明らかな現実。涙を流しながら、この地獄に耐えるしかなかった。聖華の美少女たちが満足するまで、次の責めに移ってくれるまで・・・30人、気の遠くなるような踏み躙りが漸く終った時、二人の顔は無残に腫れ上がっていた。

ハアッハアッハアアアアッ、礼子が興奮の熱い吐息を漏らした。玲子の大きな瞳も快感に潤っている。富美代の色白の頬もほんのりと紅潮し、朝子の蠱惑的な唇もしっとりと濡れていた。ああ最高、最高のパーティーね。慎治、もう処刑された気分でしょう?もう・・・これ以上の辱めなんて、考えようがないでしょう?だけど・・・まだまだこれは前夜祭、本番は・・・私の便器になるのは・・・明日なんだからね!満足しきった表情で、四人の女神は頷きあった。よーし、じゃあもう遅いし、今日はそろそろ締めにしようか!「よーし、じゃあみんな、そろそろ仕上げと逝こう!」パンパンッと礼子が手を叩いた。仕上げ?どうするのかな、未だ人間の慎治たちとの最期のお別れ、どんな締めにするのかな。期待の眼差しが礼子に集中する。「仕上げは勿論・・・唾よ。でもいつもと同じように顔に吐き掛けるだけじゃ物足りないでしょう?今日は折角30人もいるんだし、一つ豪勢に行こうよ!みんな二人の周りに並んで。」慎治たちを互い違いに、仰向けに寝かせると礼子は、二人の周りにぐるりと円を作って取り囲んだ。
「さあどうするか、分かるかな?そう、今日は顔だけじゃなくて体にも、頭の天辺から爪先まで、全身隈なく唾を吐き掛けてやろうよ!これだけ沢山いるんだもん、唾の雨を降らせてあげる。ウフフフフ、そう二人とも全身唾塗れの・・・唾人形にしてやろう!」キヤハハッ、楽しそう!歓声があがる。「さあいいみんな、じゃあいっくよおっ、ペッ!」ペッベップッデュッブップウッペッベップッデュッブップウッ・・・無数の唾を吐く音が響く。幾つもの唾吐き音が重なり連なり、狂想曲を奏でる。ベチャピチャビチャペチャッ・・・二人の顔に胸に腹に脚に腕に、間断なく唾が降り注ぐ。唾を吐き慣れたクラスメートたちは二人を取り囲んだまま巧みに唾を吐きかける。わざわざ顔を慎治たちの体の上に差し出す必要などない。思う存分狙った場所に吐き掛ける。真上を向かされた二人には、責め手のクラスメートの顔を仰ぎ見ることすら殆どできない。唾で白く塗り潰された視界に映るものはたった一つ、唾だけ。ただただ唾、それだけしか映らない。後から後から間断なく降り注ぐ。右から左から上から下から、360度全方位から隈なく降り注ぐ。裸にされているため、顔だけではなく胸も腹も脚も腕も、全身の皮膚が唾に蹂躙されていくのを、延々と味合わされる。カアッンッンンンッケホッウ、ウンッ、痰を切って吐き掛けるクラスメートもいる。ベトッピトッダラッヌルッ・・・全身を覆う唾は生き物のように動き、全身のあちこちに池と川をつくって流れ貯まる。
「アッアフッヒッ・・・」微かな悲鳴を上げることすらままならない。僅かでも口をあければ、そこにすかさず誰かの唾が着弾する。あ、ああ、あああああ・・・先ほどおしっこと共に大量に飲まされた唾、そして今全身を覆う唾。二人の体の中から外から、クラスメートの唾が責め立てる。息をすることすらままならない。鼻の下に溜まった唾を半ば吸い込むかのようにしか、呼吸すらできない。口をほんの半開きにしてしか、空気は入ってこない。集中豪雨のような唾、全身の皮膚を責め苛む唾が、まるで強力な溶解液のようだ。魔鬼雨、身も心も全てをどろどろに溶かし蹂躙しつくす魔鬼雨のように、唾は際限なく降り注ぎ二人を辱める。礼子富美代玲子朝子を始めとするクラスメートたち、殆どは難関の入試と厳しい顔採用をパスした、才色兼備の美少女たちだ。知性と美貌の両方に恵まれ、十分な経済力のある両親に大事に育てられた品の良い美少女たち。普通であれば唾を吐くことなど、考え付きもしない美少女たち。その美少女たちが唾の雨を降らせているのだ。侮蔑と優越感と、そして単純明快な快感と。はしゃぎながらおおいに唾吐きを楽しんでいる。その下で限りなく惨めな自分。惨め、余りにも惨めだ。そしてこの場を支配しているのは紛れもなく礼子たち、残酷な四人の女神だ。様々な苛めの中でもことさら唾責めが大好きな女神たち。その女神が指揮する唾地獄。放射能まみれの黒い雨よりも人間を無残に腐らせる、地獄の白い雨だ。おそらくどんな惨めな苛められっ子よりも多く、一生を通じてでもこれだけの唾を吐き掛けられた人間など、およそこの世にいないだろうと思うほど、それ程の凄まじい量の唾を吐き掛けられているのだ。まさに人間廃業する二人、うんちを食べさせられ人間便器に貶められる二人に相応しい、最期の別れの責めだった。率先して唾を吐き掛け続けていた礼子の涼しげな美貌にも、漸く満足の笑顔が浮かんできた。「よーし、止めの一撃行こう!」全員がクチュクチュと唇を動かし、唾を溜める。「せーの、ベッ!ペッ!」最大量の唾がビチャベチャビチャッと二人の顔に降り注ぐ。
やったね、と満足し興奮したクラスメートを見回した礼子が命じた。「よし、二人とも、立っていいわよ。」漸くの許しに、慎治たちはフラフラと立ち上がった。頭の天辺から爪先まで、全身どこも隈なく唾塗れだ。顔を体を最早誰が吐き掛けたとも分からぬ唾が伝い、滴っている。「アハハハハッ!慎治ったらもう全身唾だらけじゃない、怪人唾男、かしら?」嘲る礼子、「いいね、怪奇唾人間、なんてのもどう?」玲子も笑っている。「もう、二人とも怪人だ怪奇だ、て可哀想よ。せめて可愛く、唾人形、位にしたら?」富美代も笑っている。「あははははっ、そうねその方が未だ信次も嬉しいんじゃない?唾的君とかさ。」朝子も楽しげに笑っていた。嘲りと興奮の笑い、満足しきった30人の女の子、クラスメートの輪の中で、たった二人の男は肩を震わせながら、その卑屈な精神を象徴するかのように全身を小さくすぼめて泣いていた。パンパン、と礼子が手を叩いた。「よーしみんな、今日はここまで、そろそろ帰ろう。それと」哀れな死刑囚に、ゾクリとするような冷笑を投げかける。「二人とも明日は、いつもより集合時間、少し早めよ。9時に集合。ウフフフフ、遅れずに来るのよ。私たちの・・・うんちを食べるためにね!」ドッと女子トイレが沸き立った。そう、今日はあくまで前夜祭、死刑囚への最期の晩餐に過ぎないのだ。本番は、本当の責め苦は未だ始まってもいないのだった。
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皆さん遠い過去の記憶かと思いますが、文化祭の前夜祭をご記憶でしょうか。いよいよ明日から始まるハレの日を前にした、準備に追われ疲れているのに妙に高揚した気分を。PART2は、いよいよ人間便器の刑を執行する礼子たちの楽しい前夜祭、そして慎治たちの地獄巡りの3丁目です。

「レイコとシンジ 予告された殺人の記録 PART 2」

慎治たちの屈辱は果てしなく続いた。毎朝更新させられる、自らの死へ、人間便器への転落のカウントダウン。迫りくる恐怖と、そしてその恐怖が現実となるまで、この苦痛は果てしなく続くという絶望。恐怖が終わるのはより大きな、究極の苦痛が訪れるその日以外にない、という二重の苦痛。震えながら、心の底から助けを、救いの手を求めていた。だがそんなもの、現れる筈がない。憔悴しきった顔の慎治たちの頭には10円ハゲがあちこちにでき、若白髪まで出始めていた。15歳、まだ15歳とは到底信じられないほどの老け込みようだった。そんな二人を礼子たちは情け容赦なく責め続けた。人間便器転落へのカウントダウンを命じたからといって、他の責めを免除した訳ではない。気の向くままに鞭でブーツで、窒息責めで責め続け泣き叫ばせ、地獄を味合わせ続けた。永久とも思える苦痛の中、本物の地獄と一つだけ違うことがあった。そう、黒板の数字だけは確実に減り続けていたのだ。90台から80台へ、そして70台へと・・・慎治たちは何度も何度も、数え切れない位哀願し続けた。お願い許して・・・どうかどうか・・・うんち、うんちだけは許してください・・・なんでもするからうんちだけは・・・100回、1000回、いやもっとだろう。寝ても覚めても、片時も頭の中心から離れない恐怖。礼子のお尻の下に敷かれ、迫り来るうんちに涙を流し、悶え苦しむ自分の姿に居ても立ってもいられなかった。ひたすらひたすら礼子たちに許しを請い続ける二人。だが返答は冷笑と鞭だけだった。クリスマス、正月、そしてバレンタインと礼子を始めとするクラスメートが楽しいイベントを満喫する中、いつしか数字は10台へと突入していた。そして3月に入り春の気配が急速に高まり、教室中どことなく明るい雰囲気に包まれるのと同時に、数字は遂に一桁へと切り替わった。
「うう、ううう・・・」震える手で慎治はその日の朝、黒板に向かっていた。9・・・9・・・その後にもその前にも、何も書けない。何も付け加えられない。冷酷な時の刻みは春の訪れと共に、慎治たちに破滅の訪れをも告げていた。お願い止まって、もう・・・減らないで・・・だがそんな願いが叶えられるわけがない。そして3月8日の木曜日、いよいよ数字は1となった。呆然と、何も考えられずに夢遊病者のようにふらつく慎治たち。あっという間に放課後となり、お仕置部屋から帰ることを漸く許されたとき、礼子が明るい声を投げかけた。「さあ慎治、いよいよ明日ね。明日でカウントダウン・・・とうとうゼロね!ああ待ち遠しかった。立案者の私が言うのも何なんだけどさ、この100日、ほっんとううに、待ち遠しかったわよ。ウフフフフ、慎治はどう?待ち遠しかった?それとも、早く食べたかった?ウフフフフ、早く食べさせられて、楽になりたかったでしょう?」ポロポロと慎治の目から涙が溢れた。「そ、そんな・・・そんなあああ・・・た、食べたいだなんてそんなあああ・・・うんちなんて、うんちなんて・・・ひっく、ぐすっ・・・」啜り泣きながら、最期の願いを込めて哀願した。「絶対に・・・絶対に食べたくない、食べたくないよおお・・・お願い、お願いだから・・・許してください・・・それだけは・・・それだけは・・・」慎治の涙ながらの哀願ほど、礼子を楽しませるものはない。理知的な美貌を残酷に輝かせながら、礼子は傲然と言い放った。「ウフフフフ慎治、今更何言ってるのよ。これだけ楽しみにしてたイベントよ。これだけ引っ張って・・・今更許す訳がないでしょう?ウフフフフ、楽しみにしててね。人間便器の刑、しっかり刑場も確保したし、どうやって死刑執行するか、腕によりをかけてじーっくりと考えてあるからね。」「あひいいいい・・・そんな、そんなあああああ・・・」「ま、人間便器になるのは明日じゃないんだから、兎に角それだけは確かなことよ。ウフフフフ」氷のような冷笑が礼子を彩る。「明日はみんなに最期の別れを告げる日。慎治が人間である最期の日なんだからね。特別のお楽しみを用意しといてあげる。慎治君を弔う会、人間廃業記念パーティーよ。楽しみにしといてね、主役はもっちろん慎治よ。ウフフフフ、盛大に祝ってあげるからね!そして明日が終わって週末あけたら・・・フフフフフ,月曜には生まれ変わった慎治、人間便器・矢作慎治としてみんなの前に、その姿を晒すんだからね。アハハハハッ!私たちにうんちを食べさせられた、惨めな惨めなその姿をね!アハハハハッアハハハハハッ!」
その晩、慎治は一睡もできずに悶々と身悶えていた。人間便器・・・その言葉が、礼子の声だけが何十回何百回となく頭の中で響いていた。眠れぬままに夜は明け、いつもの朝、地獄の始まりを告げる朝が来た。憔悴しきった慎治の顔を見ても、母はもう「どうしたの?」とすら聞いてくれない。穢らわしいものを見る憎々しげな視線だけを投げかけ、さっさと外へ追いやるだけだった。そして教室へ入った。真っ先に目に飛び込むのは当然、たった一つだけ。黒板に書かれた数字、後1日、という数字だけだ。くっううう・・・考え・・・ちゃ、だめ・・・震える手で黒板消しを握り、その数字を消した。そしてチョークを握り、必死の思いで手を動かした。0・・・ゼロぜろ零・・・その一文字が目から脳の奥底まで焼き付いていた、と、その瞬間、固唾を呑んで見守っていたクラスメートの歓声が響いた。「すっごーい慎治、本当に書いちゃったあっ!」「よっく自分で書けるわねえそんなもの!」「全くよねえ、いくら礼子が怖い、ていったってさ、自分の死刑宣告書にサインするようなものでしょう?」一頻り歓声が響いたところで、礼子が立ち上がり両手をあげて皆を静めた。「ま、兎に角そういうことで・・・矢作慎治君、川内信次君、二人とも・・・人間便器転落、おめでとうっ!」バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!万歳三唱の後、クラス中から唱和が起こった。「人間便器、人間便器、にっん、げっん、べっん、きっ!にっん、げっん、べっん、きっ!」「あっああっああああああっ!や、やめて、やめてえっ、やべでえええええっ!」思わず耳を塞ぎ絶叫する慎治たち、だが人間便器コールはやむ気配など全くなく、延々と続いた。ハッハッハッ・・・5分近くもコールが続いたであろうか、興奮に息を弾ませた礼子たちが漸く人間便器コールをやめた時、慎治たちは何もされていないのに床にうずくまり、泣いていた。「慎治、ほらいつまでも泣いてないで、さっさと首輪つけて正座よ。」礼子の凛とした声に、泣きじゃくりながら二人は自分の首に首輪をはめ、鎖で繋がれた犬となった。「よしよし、朝のお楽しみはここまでよ。もうすぐ先生が来るからね。」間も無くやってきた担任の若月は、未だ啜り泣いている慎治たちに目もくれずに淡々と朝のホームルームを行った。そしていつものように授業は続き、あっという間に放課後となった。

そして放課後のホームルーム、異様な熱気に気圧されたかのように、若月はいつにも増してそそくさと連絡事項を伝達し、退室してしまった。さあいよいよね・・・待ちに待った・・・お祭りね!クラス中の視線が礼子たちに集中した。「OKOK・・・じゃあ・・・始めようか?」礼子の声にどっと教室が沸いた。「はーいみんな、じゃあ、まずはテーブルを後ろに片付けて。」机と椅子、そして教壇が片付けられ、教室前半分に広いスペースが生まれた。言うまでも無い、慎治たちの処刑場所だ。「よし慎治,二人とも服を脱いで裸になりなさい。」凛とした礼子の声に、条件反射のように二人は大急ぎで服を脱ぎ捨て、鞭跡だらけの貧弱な体を曝け出した。「よーし二人とも、教壇に正座。」礼子の声に急き立てられ、二人はクラスメートに向かって、並んで正座した。死刑台に上げられたような気分だ。クラスメートたちのいる場所、ついさっきまで自分がいた場所が、遥か遠くり手の届かない場所、自分と無関係の場所に感じられてしまい、途轍もなく惨めだった。「さあ、二人ともまずはみんなに別れのご挨拶よ。明日玲子と私のうんちを食べさせられて、人間廃業させられる二人に、せめて別れのご挨拶をさせてあげる。」にこやかに礼子が言い放った。「ウフフフフ、みんなの瞳にしっかりと焼き付けておいて貰いなさい。在りし日の自分の姿を。慎治たちの最期の姿を。だって、ウフフフフ」凄絶な冷笑が浮かんだ。「明日になれば、私のうんちを食べるんだから。私のうんちを食べて人間廃業するんだからね。今度月曜にみんなに会う時は、うんちを食べた男、あ、違うわね、もう人間じゃないんだから、ククククク、私たちの便器に転落した、人間便器に生まれ変わっているんだものね。アハハハハッアハハハハハッ!」ひいいいい、そんな、そんなあああああ!慎治たちの悲鳴など、礼子には一切届かない。非情な宣告に沸き立つクラスメートを一旦鎮めると、礼子は二人に向き直った。「さあ始めなさい。まずは慎治からよ。分かっていると思うけど、ウフフフフ、許してとか止めてとか、そんな能の無い挨拶はしないでね。今どんな気分なのか、明日をどうやって迎えるつもりなのか、そして勿論、私たちのうんちを食べさせられることをどう考えているのか。ちゃんと自分の言葉で、しっかりと話すのよ。」
そ、そんな・・・そこまでやらせるの・・・うんちを食べる気分だなんて・・・そんなこと、言えるわけないじゃない・・・慎治はギリギリと音がしそうなほど奥歯を噛み締めた。何も言えない、一言でも言ったら、人格が崩壊してしまいそうだった。だが礼子が沈黙を許す訳がない。「慎治、どうしたのかな?お口が無くなっちゃったの、か・し・ら?」これだけ、たったこれだけ。鞭を振りかざすは愚か、声を荒げてすらいない。だがこれだけで慎治を震え上がらすには十二分だった。「アヒッ!ま、待ってお願い、言う、言う言う、言いますから・・・言いますから・・・」べそをかきながら慎治は口を開いた。もう止まらなかった。「ううう、うんち、うんちだなんて・・・そんなひどい、酷すぎるううう・・・ううう、みんな、みんな何とも思わないの・・・ぼ、僕たちを・・・少しは可哀想だとか気の毒とか・・・思わ・・ないの・・・」ブッ、クククッ、余りに予想通りの泣き言に失笑が漏れるのを、礼子がシイッと制した。今いいとこなんだから、静かに聞こうよ。「・・・お願い助けてよ・・・誰か、礼子さんを・・・とめてよ・・・ぼ、ぼくたちが・・・ぼくたちがこの100日、どれだけ、どれだけ苦しんだか・・・分かる?後生だから・・・ちょっとでいいから・・・想像してみてよ・・・」いい、いいわ慎治、その調子よ。礼子の全身を快感が駆け巡る。「うんちを・・・食べさせられる・・・これしか、これしか考えられない・・・ずっと、ずっとずっと泣いてたんだよ・・・夢の中でもずっと泣いてたんだよ・・・お、お願い見てこれを」バサバサと何度も髪を掻き分け、あちこちにできた10円ハゲを晒した。プププ、慎治禿げちゃったんだ。また笑いがもれる。
「トイレでだって・・・自分のうんちのにおい嗅いだだけで、こ、これを・・・これを食べさせられるんだなんて思っただけで・・・何度吐いちゃったことか・・・泣き崩れたことか・・・」いいよいいよ慎治、その調子!「胃に穴があきそう・・・シクシクシクシクずっとずっと痛くて、薬をいくら飲んでも全然よくならない・・・」そりゃそうよ、胃薬なんかでよくなってたまるもんですか。「夜も・・・全然眠れない・・・もう、ノイローゼだよ・・・気が狂っちゃうよ・・・」今にも大泣きしてしまいそうなのを、サルのような形相で必死に歯を食いしばって堪えながら、礼子を見上げた。「お願い・・・もう、もう十分でしょう?これだけ、これだけ僕のことを苦しめれば・・・もう十分でしょう?」フフフ、ウフフフフ礼子の心の底から笑いが込み上がってくる。来る来る来る、もうちょっとで慎治の人格、崩壊するわね。「もう十分・・・楽しんだでしょう?100日、100日も僕たちを笑いものにして、気が狂いそうになるほど苛めて・・・もう・・・十分でしょう?だから・・・だからお願い・・・うんち、うんちだけは・・・許して・・・食べさせないで・・・お願い・・・します・・・お願い・・・しますううううううう・・・」崩壊、だった。最後の最後、欠片ほどだけ残っていたプライドで、必死の思いで辛うじて保っていた自我が崩壊し始めた。一旦始まった崩壊を止める術など、あろう筈がない。いい、いけない・・・泣いちゃ・・・いけない・・・礼子さんを・・・楽しませるだけ、そんなの、そんなの・・・いや、いやいやいや・・・だが思いと裏腹に慎治の体はヒクヒクと痙攣し、嗚咽は誰の耳にもはっきりと聞き取れるようになっていく。う、ううう、ううううう・・・うえっうえっ、ひっく、うええええん・・・「い、いや、いやいやいやいや、いやだ・・・よおおおおおおっ!」遂に慎治の自我は決壊した。「い、いや、いやいやあああああっっっ!うんち、うんちなんか・・・うんちなんか、食べたくない、食べたくない食べたくない食べたくないいいいいいっっっ!」バンッ、バンバンバンッ、両手で床をバンバン叩きながら慎治は号泣していた。「いやっいやだあああああっ!うんちなんか、うんちなんか絶対食べたくないいいいっ!お願い、誰か誰か助けてっ!誰か、誰か誰かだずげでよおおおおおお!」ガッゴヅッ、額までも激しく床に打ちつけながら慎治は泣き叫んだ。大声で誰はばかることなく泣き叫んだ。だが同情も何もない、帰ってくるのは嘲笑と歓声だけだった。慎治の泣き声すら消すほどの激しさで、一斉に女の子たちの笑い声が沸きあがった。
「キャハハハハッ!慎治ったらマッジ泣き!」「バッカみたーい、泣いたって許してなんか貰えないんだよーん!」「ったく、赤ちゃんじゃあるまいし、泣けばいいだなんて思わないでよね!」笑い声の中で、礼子は色白の美しい頬を興奮に上気させていた。いい、いいもう最高!慎治の自我を崩壊させるのって、ホント最高!パンッ、と手を叩いた。パンパンパンッ、礼子の手は意識すらせずに、リズミカルな拍手を打ち出していた。パンパンパンッ、玲子もほぼ同時に拍手を始めていた。パンパンパンパンッ・・・富美代が朝子が、そして他のクラスメートたちも合流しみんなで手を打ち鳴らす。、皆の声が合わさっていく。パンパンパンパンッ「泣ーけ!泣ーけ!」ダンダンダンッ足踏みの音も加わった。「泣ーけ!泣ーけ!」バンパンパンッダンダンダンッ教室全体が巨大なパーカッションとなったかのように盛り上がる。慎治たちの泣き声は格好のシンバルだ。どんなにどんなに泣いても泣いても、救いの手などどこからも差し伸べられない。降り注ぐのは嘲笑だけ、自我の崩壊さえも礼子たちへの見世物に過ぎなかった。
うえっうえっうえええええええんんんっ!涙と涎をだらだら流しながら、慎治は礼子の足に縋り付いた。「うえっうえっうううううう、れ、礼子さん、礼子さん・・・礼子さんんんん!」自分を地獄に突き落とし責め苛む美少女の足に縋り付き、ペチャペチャとその白い上履きを必死で舐めた。何かしないと気が狂いそうでいてもたってもいられなかった。許しを、慈悲を乞う方法は礼子の靴を舐め足元に縋り付くしか考えられなかった。「礼子さん・・・礼子・・・さんんんん・・・お願い・・・許して・・・うんち、うんちだけは・・・食べたくないいいい!」ジーン、と礼子の体中を快感が駆け巡る。いい、いいわ慎治、私の責めで気も狂いそうなのね。私に縋らずにはいられないのね。いいわよ慎治、心逝くまで縋りつきなさい、たっぷりと私の靴を舐めなさい。その願い、思いっきり踏み躙ってあげるから。ああもう・・・最高の気分よ。残酷な支配者の快感を礼子はたっぷりと満喫していた。

極上の音楽を楽しんでいる礼子の目に、漸く冷静さが戻った。いけないいけない、つい楽しみすぎちゃったわ。まだまだ楽しい企画を幾つも考えてあるんだもん、ここで責め潰しちゃ勿体無いわ。よーし、そろそろ次のイベントに行こうっと。「慎治、なに人の足にしがみ付いているの、邪魔よ!」邪険に足を振り払い、慎治を蹴り転がすと、床に引っ繰り返って、赤ん坊のように両手両足をジタバタさせている慎治にツカツカと歩み寄り、無造作に慎治の顔を踏み付けた。ブギュッ、礼子の上履き、白い前ゴムシューズが慎治の鼻面を真っ向から踏み潰した。グヒイッ!ブタのような悲鳴が上がった。屈辱にのた打ち回る慎治の顔面を情け容赦なく踏み躙り、礼子は無理矢理正気を取り戻させた。「慎治、何のんびり寝てるの?さっさと起きて服を脱ぎなさい。信次もよ、ほら二人ともさっさとする!」凛とした声に弾かれ、あわてて飛び起きた二人はシャツとランニングを脱ぎ捨て、鞭痕だらけの貧弱な上半身を曝け出した。怯えた目で盗み見る二人に礼子が言い放つ。「どうしたのよ二人とも、私は服脱ぎなさい、て言ったんだけどな。パンツも靴下も、全部脱いで裸になりなさい。」あわわわわ・・・そ、そんなあああ・・・み、みんなの見てる前で裸だなんて・・・クラスメートの、女の子たちの見ている目の前で服を府脱がされる、顔から火が出るほどの屈辱だ。だが逆らえるわけも口ごたえできるわけもない。俯きながらズボンを、パンツを脱ぐ慎治たち、貧弱な下半身が曝け出される。
「プッ、何あれ、ちっちゃーい!」「やっだーっ、ちじこまっちゃってるっ!」「慎治なによそれ、お毛々も生え揃っていないだ!」滅多に見ることのできない男の性器を見た声。恥じらいや戸惑いの声などあがらない。ただただ失笑が漏れる。無理もない、余りの恐怖と屈辱に、慎治たちの一物は小さく小さく縮みあがっていた。今この場でだけのことではない。毎日毎日大量のおしっこを飲まされているのだ。普通の男が摂取することなど、絶対に有り得ないほどの量の女性ホルモンを毎日毎日摂取させられているのだ。加えてこの上なく卑屈に、精神を辱められ続ける慎治たちに、男性ホルモンなど出るわけがない。緩慢な整形手術のようなものだ。二人の身長は入学以来、ピタリと成長が止まり、一物も同様に全く成長せず、小学生なみの小ささだった。そして発育不良とストレスから、陰毛すら殆ど生えていない惨めな有様だった。生白い股間に小さな小さな一物、余りの小ささに、クラスメートたちも性器、というインパクトなど殆どなく、幼稚園児か何かのオチンチン、といったイメージしかもてなかった。そして小学生並みの自分の分身はまさに、慎治たちの恥辱の象徴、コンプレックスの象徴だった。その最大の恥部を曝け出され、女の子たちに嘲笑われるのだ。屈辱などという言葉では生温いほどの辱めだ。顔を真っ赤にして肩を震わせる慎治たち、だが屈辱と共に耐え難い恐怖も押し寄せてくる。は、裸、裸にされた・・・裸にされた時いつも次に来るのは・・・まさか、まさか鞭ですかああ・・・震え上がる慎治を傲然と見下ろしながら、礼子が微笑んだ。「安心しなさい二人とも、鞭じゃないから。痛いことをするつもりはないわ。」「ほ、本当ですか・・・」疑心暗鬼ながらもほっとする二人に、礼子が残酷に微笑む。「そうよ慎治、本当よ。痛くなんかないわ、だってみんなで寄せ書きをするだけだもの。」
え、寄せ書き?答えは直ぐに与えられた。「そうよ慎治、こうするだけよ。」黒いマジックを握ると、礼子は慎治の前にしゃがみ込んだ。左頬にマジックを伸ばす。「ヒッ、何するの」思わず体を逸らそうとした瞬間、礼子の鋭い叱責が飛んだ。「動かないでよ、書きにくいじゃない!」ビクッと凍りつく慎治の頬に、礼子は太いマジックを走らせた。鼻から眉間、そして口の回りとマジックを走らせて楕円形を描き、更にその上部を半円状に塗った。慎治の顔面に描かれたその模様は、和式便器、口がそのまま排泄物の受け口となる、和式便器に他ならなかった。そして額に大きく、「人間便器」と書き込んだ。ドッと笑いが漏れる。続いて細マジックに持ち替え、左頬に筆を走らせる。「いっぱい食べてね 礼子」OKOK,いい出来。「よーし慎治、サインよ、口を開けて。」大きく口を開かせ、サイン代わりに唾を吐き込んだ。続いて、マジックを受け取った玲子が右頬に書き込む。「たくさんあげるね 玲子」ペッ!続いて富美代が、礼子の下に筆を伸ばす。「しっかり食べてね 富美代」ペッ!朝子も玲子の下に書き込む。「ちゃんと味わってね 朝子」ペッ!アハハハハッ!楽しそうに笑った四人の美神は、続いて信次の顔も便器と寄せ書きで彩っていく。「よーし、さあみんなにも寄せ書きして貰いなさい。そうね、ちょっと書きにくそうだから二人とも、横になりなさい。」肩を邪険に蹴り二人を寝かせると、礼子たちは二人の鳩尾あたりに大きく書き込んだ。祝 人間便器 転落決定 回りを赤いカール模様で囲み、心得たように順番を待つ和枝と真弓にマジックを手渡した。残酷な笑い声を上げながら、クラスメートは順繰りに慎治たちの体に寄せ書きを書き込んでいく。「便器転落おめでとう!」「目指せ完食!」「ベンキマーン!」「ばっちいばっちい」「お口は便器」「感想楽しみにしてるね」「いい便器に生まれ変わるのよ」・・・酷い侮辱を一人一人書き込み、そしてサイン代わりに一杯に開かされた口に唾を吐き込んでいく。うう、ううう、ううううう・・・胸を、腹をマジックが走る感触に続いて口に唾が吐き込まれる。汚辱の唾をぐっと飲み込むと、直ぐ次の寄せ書きが始まる。
無限とも思える恥辱の時間が経っていく。「よーしいいわよ、二人とも正座。」礼子の声にのろのろと起き上がる慎治たち。「ウフフフいい出来、二人とも自分の体、見てごらん。」見たくないよそんなもの!怒りを堪えながら下を見る。ううううう、酷い・・・胸から腹まで、体の全てが侮蔑の言葉で覆われていた。「ほら顔も見せてあげる。」礼子が顔の前に鏡を突きつけた。便器マークを大きく書かれた顔、礼子たち四人の刻印が刻まれた顔、悲惨な現実が二人に突き付けられる。余りの悔しさに、二人の頬を涙が伝う。「OK,それじゃ記念撮影行こうか。」二人を中心に、様々な組み合わせで写真が取られる。転落の証拠写真、一生残る汚辱の記念だ。もうどうにでもして・・・慎治は心の中で悪態をついた。ここまで落とせば・・・さぞ満足でしょうね・・・だが礼子の責めはまだまだ終わりではない。残酷な企みにかけては四人の中でも随一の礼子、その礼子が腕によりをかけ、100日をかけて知恵を絞った残酷の宴だ。慎治の想像もつかない責めは、まだ漸く前半戦が終わったに過ぎない。「はーい、じゃあみんな、場所を変えようね!」既に次の責めを知っているクラスメートがはしゃぎながら、教室を出て行く。慎治たちも礼子たちに首輪を引かれ、引き立てられていく。「ひっひいいいい・・・まだ、まだ苛めるんですか・・・一体、どこに連れてく気なの・・・」泣きそうな声を出す慎治を礼子が嘲笑った。「どこ行くのって、分かんないの慎治?バッカねえ。慎治たちが連れてかれる所なんて、お便所以外にないでしょう?」

クラス中の女の子に駆り立てられるように、トイレ、慎治たちにとってはお馴染みの、礼子たちのおしっこを毎日毎日飲まされている女子トイレへと休む間も無く引き立てられていった。途中で睦や輝代、志津子や奈々絵といった合気道部、空手部の面々も加わり総勢30人にも膨れ上がった一行は、大はしゃぎで目的地に到着した。「さあ慎治、ここで慎治に、私たちからスペシャルプレゼントをあげるわ。」トイレの中央に二人を正座させ、礼子は満面の笑みで言い放った。「ひいいいいっ、い、一体何を、あ、あうっ、まさか、まさかみんなで・・・鞭ですかあああっ!」「あら慎治、心配いらないわ、痛いことなんかしないわよ。それどころかね、とーっても、いいものをあげるだけよ。ウフフフフ、古今東西、死刑囚には最期の晩餐で好きなものを食べさせてあげることに決まっているでしょう?だからね、慎治たちにも最期の晩餐を用意してあげたのよ。フフフフフ、二人のだーいすきなものを、たっぷりとね。」ツッと礼子は並んだ個室、いつも慎治たちが便器にされる個室の一つ手前を指差した。「あそこに用意してあるわ。さあ取っていらっしゃい。」不安に怯えながら二人は左右の個室に向かった。そこにはクラスメートたちから飲まされた時のように、踏み台が用意されていた。そして踏み台の周囲を囲むように黒い布が張られている。その中央に、何かがあった。な、何だろう・・・よく見るとそれは、プラスチックの大きなボウルのようだった。「慎治、そこにボウルがあるでしょう?それを持ってきて。中を溢しでもしたら、承知しないわよ!」礼子の凛とした声が響く。ヒッ!弾かれたように慎治は幕を外し、ボウルを持ち上げた。大きなボウルの中にはなみなみと液体が満たされていた。そして持ち上げた瞬間、プーンと異臭が鼻をついた。強烈なアンモニア臭、こ、これは・・・お、おしっこ、おしっこだあああっ!思わずボウルを放り投げそうになる慎治、だがつい今しがたの礼子の警告が、その手を凍りつかせる。重いボウルを捧げ持つようにして、二人はトイレの中央に戻った。直ちに顎をボウルの縁にぴったりと密着させられ、正座を命じられる。鼻のすぐ下から、濃厚な尿臭が立ち込める。
「ウフフフフ慎治、それが何か、もう説明はいらないわよね?そう、それはおしっこ、私たちみんなの、おしっこよ。慎治たちの人間として最期の思い出になる、最期の晩餐だものね。みんなで心をこめて用意したのよ。」礼子の美瞳が残酷に輝く。「朝からみんなでね、そのボウルにおしっこをためていったのよ。慎治と信次、それぞれのボウルに一回ずつ、おしっこしてあげたのよ。ウフフフフ、もちろん私や玲子のおしっこも入っているわよ。どう、嬉しい?クラスみんなの、ううん、睦や志津子たちも入れて、私たちみんなの、心のこもったプレゼントよ。」うう、ううう・・・慎治の呻き声が漏れる。そう言えば確かに、今日は何か、礼子さんたちにおしっこ飲まされるのが少し、少なかったような気がしてたけど・・・こんなこと、こんなとこに貯めてたなんて・・・この場を埋め尽くした30人の美少女が二人のボウルに一回ずつ排泄したおしっこ、3リットルを優に超えるその量は、ずしりとした重みを二人の腕に伝えていた。時間がたち、発酵してより濃厚となった尿臭は、いつも飲まされている礼子たちのおしっこの、何十倍も強烈な悪臭となっていた。30人に達する女の子達の悪意と侮蔑がボウルに満ち満ちていた。あうううう、ち、ちくしょうううう、みんなして、みんなして僕のことをバカにしやがって!!!汚辱のボウルを礼子目掛けて投げつけてやりたかった。富美代にもその中身をぶちまけてやりたかった。だがそんなこと、出来よう筈がない。ち、畜生・・・飲めば・・・いいんでしょう・・・だが礼子の責めが、それほど単純な訳がない。
「慎治、覚悟はできた?だけどね、物事には順番っていうものがあるわ。最期の晩餐を召し上がる前に、最後の仕上げをしてあげる。」「そ、そんな・・・し、仕上げって・・・」礼子の満面に、冷酷な笑いが広がる。「おしっこブレンドだけだなんて寂しいでしょう?トッピングしてあげる。」跪かせた慎治の前に礼子が、信次の前には玲子が仁王立ちになる。「さあ、だーいすきな、唾トッピングよ、ペッ!」口中一杯に貯めた唾をボウルにピチャッと吐き込んだ。黄色い液体の真ん中に、白い泡の島が浮かぶ。「アハハハハッ!私からの餞別よ、いい便器になるのよ、ペッ!」続いて満面に優越と侮蔑を浮かべながら、鼻先に思いっ切り唾を吐き掛けた。ピチャッと炸裂した唾が顔を伝う。それを拭う暇すらなく、富美代が立ちはだかる。「ウフフフフ、さようなら慎治、ペッ、ペッ!」富美代の唾がボウルと額に吐き掛けられる。そして和枝、陽子・・・次々とクラスメートが別れの唾を吐き掛けていく。女の子の唾、毎日毎日吐き掛けられているが、それは決して慣れることのできない、汚辱と屈辱の象徴だった。得意げに立ちはだかる女の子の唇から吐き出される唾、その唾が自分に飛んでくるのを為す術もなく見つめる自分。この上ない屈辱、身悶えるほどの屈辱だ。それを30人に、クラスメート全員に、合気道部・空手部の同期の女の子全員にやられるのだ。例えようもないほどの屈辱だ。
吐き掛けられた唾は、それでお役御免ではなかった。ボウルに吐き込まれた唾はあちこちで白い島となっていたが、やがてその島と島は触れ合いつながり、一つの巨大な大陸と化していく。顔に吐き掛けられた唾も、顎を伝ってボウルに流れ込んでいく。毎日毎日吐き掛けられる唾、毎日毎日繰り返し繰り返し刻みつけられる恥辱、増殖しマグマのように溜まり膨れ上がっていく慎治たちのトラウマの象徴であるかのように、唾の大陸は意志のある生き物のように成長していく。最後の一人、慎治のボウルには玲子が、信次には礼子が唾を吐き込んだ時、二人のボウルは一面、白く泡立つ唾に覆い隠されていた。透明なボウル越に見える、黄褐色のおしっこの表面だけが白く覆われ、一見ビールみたいだった。だがその液体はビールなどとは比べるべくもない、屈辱のみを味合わせる汚辱の液体だった。震える手で大量のおしっこを捧げ持ち、恐怖と屈辱とやり場の無い怒りに全身を痙攣させる慎治。そんな慎治を見下ろす時間こそ、礼子がこよなく愛する一時だ。そんな慎治を更なる地獄に突き落とす、自分のたった一言、それだけで鞭も何も使わず、言葉すら荒げずに他人を地獄に突き落とせる。堪らない優越感を満喫できる瞬間だ。礼子の苛め心が青白い炎をあげて燃え上がる。
「さあ慎治、最期の晩餐、心逝くまで召し上がれ。ウフフフフ、私たちみんなが、心をこめて作ってあげた晩餐だからね、一滴残さず飲み干すのよ。」ひ、ひどい、あんまりだ・・・泣きながら二人はボウルを傾けていく。一センチまた一センチ、汚辱のおしっこが近付くたびに、臭いがきつくなる。やがてビチャッと唇が触れた。ううう冷たい・・・未だ3月、暖房も無いトイレは肌寒さが残る。そこで排泄された最初のおしっこは、既に7時間以上も冷気に晒されているのだ、冷水のように冷たい。それでいて、臭いはいつも飲まされているおしっこ、口に直接注がれるおしっこより遥かにきつかった。発酵し饐えた臭いと強烈なアンモニア臭、いかにも体に悪そうな臭いだ。誰のおしっこなのかもわからないその液体を、必死で一口目を飲み込む。ゴグッ・・・唾とおしっこが体に流れ込んでくる。冷え切った臭い液体が喉を伝い胃に流れ込んでいく。う、うう、ううう・・・ま、まずい・・・まずいいいいい・・・グビッグビッゴグッ・・・慎治は必死で飲み続けた。だが30人分のおしっこは半端な量ではない。飲んでも飲んでも減らない。半分も飲めないうちに、慎治の腹は膨れ上がっていた。「ぐふぃいいい、もう・・・飲めないよう・・・」「あら慎治、そんなこと言うの?私たちが心を込めて用意してあげた最期の晩餐が、美味しくないとでも言うの?どういうつもりなのかしら、?あ、そうか、冷めちゃって飲みにくいのね。じゃあ飲みやすいようにあっためてあげようか?これから私たちみんなで、追加のおしっこ入れて温めてあげようか?」ひいいいいっ、そんな追加だなんて、お腹が破裂しちゃうううううう!口にホースを突っ込まれるカエルのように、おしっこでお腹を破裂させられのた打ち回る自分の姿がリアルに浮かぶ。「い、いやあああああっ、の、飲みます飲みますううう!」二人は必死で飲み続けた。腹はパンパンに膨れ上がり、喉までおしっこが込み上がってくるようだ。3リットルのおしっこ一気、屈辱を味あわせるというレベルを遥かに超え、水責め拷問に近いほどの苦しさだ。舌も喉も、口の中全てが、味覚と嗅覚全てが、クラスメートのおしっこに染め尽くされていく。30分近い時間をかけ、死ぬ思いで二人は漸く、汚辱の液体を飲み干した。

「キャハハハハッ!」「飲んだ飲んだ、よく飲み干したわね!」「さっすがお便器!」歓声がトイレに響く。満足そうに見ていた礼子の瞳が悪戯っぽく輝く。「よしよし慎治、いい子で飲んだから、ご褒美あげる。大丈夫、痛くも何ともないからさ。」つかつかと隅の掃除用具入れに近づいた礼子は、中からモップを取り出した。昼休みに掃除に使われたモップは、絞られてはいるもののまだまだ相当に湿気ている。よしよし、いい感じじゃない。生贄のもとに戻った礼子が命じる。「慎治、みんなの唾が未だ乾いてないわね。ご褒美に拭いてあげる。そこに寝なさい。」え、こ、ここトイレ、トイレだよ・・・慎治が言うまもなく、肩を突かれ床に仰向けに寝かされる怯える慎治を跨ぎ、礼子が仁王立ちになる。「ウフフフ慎治、きれいにしてあげるね。」ペチャッ、モップの穂先が慎治の顔面を捉える。「いぎいいいいいっっっ」押し殺した悲鳴が漏れた。生乾きのモップは使い古された雑巾の臭い、雑菌たっぷりの悪臭と不快感たっぷりの冷たさで慎治の顔面を穢していく。「あうっあううううっ、く、ぐざいいいいいいっ!」「アハハハハハッ!何言ってるのよ慎治、唾拭いてあげてるんじゃない、感謝してよ!ほら、ほらっ!ほらほらほらっ!」笑いながら礼子は慎治の顔を蹂躙し続けた。「礼子、これもあるわよ!」振り向くと玲子が、先端に黒い吸盤型のゴムがついた棒を差し出していた。「トイレ掃除だったら、やっぱこれでしょう?」「あっ、キュッポンだ!」そう、玲子が差し出したのはトイレ掃除の代名詞とも言うべき道具、便器の詰まりを除去するための用具だった。トイレ掃除専用の、トイレでしか使われない清掃具、まさに慎治を苛めるに相応しい責め具だった。
「さっすが玲子、気が利くジャン!」キュッポンを受け取った礼子は、先端のゴムを慎治の顔面に押し付ける。「あうっあうううう、や、やめてそれだけは・・・お願い、僕の、僕の顔は・・・便器じゃないいいい・・・」ゾクゾクする興奮に礼子は上気していた。「アハハハハッ!何バカ言ってるのよ慎治、慎治は私の・・・便器に決まってるでしょう!ほらっ、ほーらほらほらほらっ!」グッと体重を腕にかけ、続いて引っ張りあげる。ギュッと空気がゴム吸盤から抜ける音、続いてポンッとゴムが戻り、空気が入る音が響いた。「キャハハハハハッ!聞こえた聞こえた!」「いったよね、キュッポンッていってるよね!」歓声が響いた。興奮しきった礼子は何度も何度も吸盤を押し付けては引き抜き続けた。キュッ、ポンッ、ギュッ、ポンッ慎治の顔が愉快な音を立てる。「ひっひいっひいいいいいいっ!」顔面をトイレ掃除される、凄まじい屈辱に慎治は情けない悲鳴を上げ続けた。続いて信次の顔面も、玲子の手でトイレ掃除されていく。屈辱の掃除タイムが終った時、二人の顔面にはくっきりと赤い輪が刻まれていた。
「ああもう最高!じゃあさ、そろそろ記念撮影させてよ、慎治が礼子のお便器になってるとこをさ!」カメラを構えた富美代が弾んだ声をあげた。「いいよ、じゃあ・・・まずはこうかな?」呆然としている慎治の顔を跨ぎ、礼子は悠然としゃがみこんだ。慎治の視界全てが礼子の紺のスカートに覆いつくされる。「ウフフフフ、明日はたっぷりとこうしてあげるからね!」組み敷く者と組み敷かれる者、強烈な構図に皆のシャッターが次々と鳴る。「OK,じゃあ次のポーズよ!」慎治を正座させ直ぐ前に後ろ向きに立ち、礼子は命じた。「慎治、お尻にキスしてよ。」くうううう、そこまで・・・止まるところを知らない礼子の恥辱責めに泣きながら、慎治は礼子のスカートに、尻の割れ目を探るように顔を押し付けた。「なーによ慎治ったら!礼子のお尻の匂い嗅いでるみたい!」朝子が手を叩いて笑っていた。「もう慎治ったら!それってセクハラよ!」富美代も笑っている。「ほんとよねえ。慎治ったら変態なんだからもう!そんなに私のお尻が好きなの?」礼子は残酷な笑いを慎治に浴びせかける。早く答えてよね、私を喜ばせる答えをね。慎治にもその意は分かる。分かるだけに・・・悔しい。はらわたが煮えくり返る思いで答えた。「は、はい・・・好き、です・・・礼子さんの・・・お尻が・・・大好き・・・です・・・」ドハアッ!トイレが大爆笑に包まれた。「アッハッハッハッハッ!そんなにお尻が好きなの、よーし、じゃあ今日は慎治の人生最期の日だし、特別大サービスで、慎治のだーいすきなこと、させてあげる!」
ツッとスカートの後ろ裾をめくると、礼子は慎治の頭を自分のスカートの中に招き寄せた。「あうっ!」スカートの中、薄暗い空間で慎治は礼子の純白のパンティ、その肛門の部分に正確に鼻を埋めさせられた。「グウップフウウウウウッ!」押しつぶされた、ブタのような悲鳴が響く。「アハハハハッ!ブタちゃんブタちゃん、私のお尻に埋まって幸せだね!」
嘲りの中、慎治はあの匂いをたっぷりと嗅がされていた。濃厚な、生命力に満ち溢れた匂い、オスの本能を掻き立てるその芳香は慎治にとって、恐怖と苦痛の記憶に直結する香りだ。窒息責めの時、おしっこ責めの時にたっぷりと嗅がされるあの匂い、礼子の花芯が、しとど濡れ興奮しきった秘所が発する芳香だ。礼子さん・・・興奮してる、僕を苛めて、こんなに辱めて・・・楽しんでる、心の底から楽しんで・・・興奮してる・・・ひ、ひどい、ひどすぎるよ・・・自分が気持ちよくなるために、ぼくをここまで・・・苛めるなんて!!!スカートの中、慎治は肩を震わせながら涙をボロボロと溢していた。
礼子の全身は、慎治の精神を徹底的に陵辱する快感に沸き立っていた。まだよ慎治、こんな30人掛かりの苛めなんて滅多にセットできないんだからさ、まだまだ許してあげない。一生の記念を刻んであげるからね。両手をあげてはしゃぐクラスメートを鎮めると、礼子は弾んだ声で提案した。「よーしみんな、折角だからさ、一人一人記念撮影しとこう!こうやってグッドガール・コレクションでさ!」言い終わると同時に礼子は両足を揃えて慎治の顔面に飛び乗った。「グッギュウッ」礼子の全体重を顔面にかけられた慎治の悲鳴が漏れる。踏まれた鼻や額も勿論痛い、だが硬いコンクリートに直に横たわっている後頭部はもっと痛い。くるみ割りのように、今にも頭がパキャッと音を立てて砕けてしまいそうだ。この上なく魅力的な笑顔でピースサインを作る礼子に、次々とシャッターが切られる。続いて富美代が乗りピッとサインを極める。そして和枝以下が続く。礼子たち以外は流石に乗り慣れていないため、横に立った礼子の手を片手でつないでバランスを保つが、それでも全員楽しそうに思い思いのポーズを極めて記念撮影を楽しむ。そして最後の二人、朝子と玲子、顔面に乗り慣れた二人が見事なポーズを極めた。全員が一巡し次の生け贄は・・・信次だ。
必死で自分に累が及ばないように祈っていた信次の儚い願いは、いとも簡単に踏み躙られる。「ウフフフフ信次,お・ま・た・せ、次は・・・信次の番よ。」頬を踏み躙りながら玲子が笑う。「慎治と同じポーズじゃ、踏み石君としても芸が無くて寂しいでしょう?ポーズを変えてあげる。」玲子は笑いながら胸に右足を乗せ、片足で立ち上がるとすかさず左足で口から鼻を踏み潰した。顔と体への仁王立ち、まさに踏む者と踏まれる者との対比だ。足の下でもがく信次を楽しみながら、悠然と顔をあげた玲子がピッと伸ばした左手の親指をあげた。「アハハハハいいじゃん玲子、こっちのポーズも楽しいよね!」はしゃぎながら朝子が続く。そして真弓以下も思い思いのポーズを極めた。両足を開く分バランスが取り易く、普段顔面に乗り慣れないクラスメートでもこのポーズなら、支えてもらわないでもしっかりと乗れた。顔と体に体重が分散される分、苦痛だけなら信次の方が未だ軽い。だがその分、信次は自分の顔に、体にクラスメートが仁王立ちになるのを真下から仰ぎ見さされていた。次々と女の子の白い上履きが顔面を蹂躙していく。誰一人、可哀想だとも気の毒にとも思わずに、嬉々として顔を、胸を踏み付け楽しそうにポーズを取る。真下からだから、時折踏み躙るクラスメートのスカートの中が垣間見える。だが誰一人として、それを恥じらいもしないし気にもしない。当然のことだ、パンティを見られて恥ずかしい、と思うのは、相手が自分と同じ人間の場合だけだ。足元を這う虫けらが何を見ているかなど、気になるわけがない。そう思われているのが、信次にもよくわかる。苦痛に少し余裕がある分、余計にこの屈辱は身にしみる。その屈辱に泣きながら踏み躙られドアマットと化した我が身の運命をのろい続けていた。
苦痛と屈辱のミックスジュースだった。乗られる時降りられる時、ゴリゴリと頭をコンクリートに擦り付けられ、酷い痛みだ。乗られている時の、割れるような頭の痛さも耐え難い。だがそれでも・・・それでも慎治たちは必死で耐えていた。それしかできない、それしかできないのだ。動けば、誰か一人でも落とせば礼子さんたちに酷い罰を与えられる、血が出るまで鞭打たれる・・・何も言われなくとも明らかな現実。涙を流しながら、この地獄に耐えるしかなかった。聖華の美少女たちが満足するまで、次の責めに移ってくれるまで・・・30人、気の遠くなるような踏み躙りが漸く終った時、二人の顔は無残に腫れ上がっていた。

ハアッハアッハアアアアッ、礼子が興奮の熱い吐息を漏らした。玲子の大きな瞳も快感に潤っている。富美代の透き通るように白い頬もほんのりと紅潮し、朝子の蠱惑的な唇もしっとりと濡れていた。ああ最高、最高のパーティーね。慎治、もう処刑された気分でしょう?もう・・・これ以上の辱めなんて、考えようがないでしょう?だけど・・・まだまだこれは前夜祭、本番は・・・私の便器になるのは・・・明日なんだからね!満足しきった表情で、四人の女神は頷きあった。よーし、じゃあもう遅いし、今日はそろそろ締めにしようか!「よーし、じゃあみんな、そろそろ仕上げと逝こう!」パンパンッと礼子が手を叩いた。仕上げ?どうするのかな、未だ人間の慎治たちとの最期のお別れ、どんな締めにするのかな。期待の眼差しが礼子に集中する。「仕上げは勿論・・・唾よ。でもいつもと同じように顔に吐き掛けるだけじゃ物足りないでしょう?今日は折角30人もいるんだし、一つ豪勢に行こうよ!みんな二人の周りに並んで。」慎治たちを互い違いに、仰向けに寝かせると礼子は、二人の周りにぐるりと円を作って取り囲んだ。
「さあどうするか、分かるかな?そう、今日は顔だけじゃなくて体にも、頭の天辺から爪先まで、全身隈なく唾を吐き掛けてやろうよ!これだけ沢山いるんだもん、唾の雨を降らせてあげる。ウフフフフ、そう二人とも全身唾塗れの・・・唾人形にしてやろう!」キヤハハッ、楽しそう!歓声があがる。「さあいいみんな、じゃあいっくよおっ、ペッ!」ペッベップッデュッブップウッペッベップッデュッブップウッ・・・無数の唾を吐く音が響く。幾つもの唾吐き音が重なり連なり、狂想曲を奏でる。ベチャピチャビチャペチャッ・・・二人の顔に胸に腹に脚に腕に、間断なく唾が降り注ぐ。唾を吐き慣れたクラスメートたちは二人を取り囲んだまま巧みに唾を吐きかける。わざわざ顔を慎治たちの体の上に差し出す必要などない。思う存分狙った場所に吐き掛ける。真上を向かされた二人には、責め手のクラスメートの顔を仰ぎ見ることすら殆どできない。唾で白く塗り潰された視界に映るものはたった一つ、唾だけ。ただただ唾、それだけしか映らない。後から後から間断なく降り注ぐ。右から左から上から下から、360度全方位から隈なく降り注ぐ。裸にされているため、顔だけではなく胸も腹も脚も腕も、全身の皮膚が唾に蹂躙されていくのを、延々と味合わされる。カアッンッンンンッケホッウ、ウンッ、痰を切って吐き掛けるクラスメートもいる。ベトッピトッダラッヌルッ・・・全身を覆う唾は生き物のように動き、全身のあちこちに池と川をつくって流れ貯まる。
「アッアフッヒッ・・・」微かな悲鳴を上げることすらままならない。僅かでも口をあければ、そこにすかさず誰かの唾が着弾する。あ、ああ、あああああ・・・先ほどおしっこと共に大量に飲まされた唾、そして今全身を覆う唾。二人の体の中から外から、クラスメートの唾が責め立てる。息をすることすらままならない。鼻の下に溜まった唾を半ば吸い込むようにしか、呼吸すらできない。口をほんの半開きにしてしか、空気は入ってこない。集中豪雨のような唾、全身の皮膚を責め苛む唾が、まるで強力な溶解液のようだ。魔鬼雨、身も心も全てをどろどろに溶かし腐り果てさせる魔鬼雨のように、唾は際限なく降り注ぎ二人を辱める。礼子富美代玲子朝子を始めとするクラスメートたち、殆どは難関の入試と厳しい顔採用をパスした、才色兼備の美少女たちだ。知性と美貌の両方に恵まれ、十分な経済力のある両親に大事に育てられた品の良い美少女たち。普通であれば唾を吐くことなど、考え付きもしない美少女たち。その美少女たちが唾の雨を降らせているのだ。侮蔑と優越感と、そして単純明快な快感と。はしゃぎながらおおいに唾吐きを楽しんでいる。その下で限りなく惨めな自分。惨め、余りにも惨めだ。そしてこの場を支配しているのは紛れもなく礼子たち、残酷な四人の女神だ。様々な苛めの中でもことさら唾責めが大好きな女神たち。その女神が指揮する唾地獄。放射能まみれの黒い雨よりも人間を無残に腐らせる、地獄の白い雨だ。おそらくどんな惨めな苛められっ子よりも多く、一生を通じてでもこれだけの唾を吐き掛けられた人間など、およそこの世にいないだろうと思うほど、それ程の凄まじい量の唾を吐き掛けられているのだ。まさに人間廃業する二人、うんちを食べさせられ人間便器に貶められる二人に相応しい、最期の別れの責めだった。率先して唾を吐き掛け続けていた礼子の涼しげな美貌にも、漸く満足の笑顔が浮かんできた。「よーし、止めの一撃行こう!」全員がクチュクチュと唇を動かし、唾を溜める。「せーの、ベッ!ペッ!」最大量の唾がビチャベチャビチャッと二人の顔に降り注ぐ。
やったね、と満足し興奮したクラスメートを見回した礼子が命じた。「よし、二人とも、立っていいわよ。」漸くの許しに、慎治たちはフラフラと立ち上がった。頭の天辺から爪先まで、全身どこも隈なく唾塗れだ。顔を体を最早誰が吐き掛けたとも分からぬ唾が伝い、滴っている。「アハハハハッ!慎治ったらもう全身唾だらけじゃない、怪人唾男、かしら?」嘲る礼子、「いいね、怪奇唾人間、なんてのもどう?」玲子も笑っている。「もう、二人とも怪人だ怪奇だ、て可哀想よ。せめて可愛く、唾坊や、位にしたら?」富美代も笑っている。「あははははっ、そうねその方が未だ信次も嬉しいんじゃない?唾お君とかさ。」朝子も楽しげに笑っていた。嘲りと興奮の笑い、満足しきった30人の女の子、クラスメートの輪の中で、たった二人の男は肩を震わせながら、その卑屈な精神を象徴するかのように全身を小さくすぼめて泣いていた。パンパン、と礼子が手を叩いた。「よーしみんな、今日はここまで、そろそろ帰ろう。それと」哀れな死刑囚に、ゾクリとするような冷笑を投げかける。「二人とも明日は、いつもより集合時間、少し早めよ。9時に集合。ウフフフフ、遅れずに来るのよ。私たちの・・・うんちを食べるためにね!」ドッと女子トイレが沸き立った。そう、今日はあくまで前夜祭、死刑囚への最期の晩餐に過ぎないのだ。本番は、本当の責め苦は未だ始まってもいないのだった。
Hz
hzk12340
Re: 日文
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PART4、いよいよクライマックスです。礼子たちが心から楽しみにし、慎治たちが心底恐れた人間便器の刑がいよいよ執行されます。
PART1~3はうんち責めを肉体的な責めというより、むしろ精神的な拷問として捉えてきました。このPART4では、肉体的な苦痛を中心に責め立ててみたいと思います。

「レイコとシンジ 予告された殺人の記録 PART4」


礼子は灼熱の塊がゆっくりと自分の肛門を押し広げていくのを、慈しむかのように迎え入れた。全ての音が消えた。優美なうなじを傾け、振り返るようにして自分の尻の下で怯える慎治を見下ろす。 地獄に堕ちていく顔、しっかりと見せて頂戴ね。泣きながら、恐怖と絶望に顔を歪めている顔をしっかりと見据える。うんちを食べさせられる顔、その究極の屈辱の瞬間を、たっぷりと味合わされる顔を。逃げたいよね、せめてお口を閉じたいよね、目を閉じたいよね。だけど・・・絶対ダメよ。私の手で・・・私のお尻で地獄に堕とされる瞬間、しっかりと目と口を開いて味わいなさい・・・礼子は地獄の鍵、最後の、7本目の鍵をゆっくりと開錠した。ハアアアアッ、美唇から熱い吐息が吐き出された。括約筋を解放しながら無言で息むと、生まれてこの方何千回となく慣れ親しんだ感触が、肛門に訪れた。グウッ、一瞬、体が裂けそうな感触が走る。そして舐め清められ敏感になった肛門を、熱い塊がゆっくりと押し広げていく。ハアアアアッ・・・美しい女神の口唇が、再び熱い吐息をゆっくりと吐き出す。排便の密やかな愉しみが、いつもと全く違う様相で湧き上がってくる。遠い過去の記憶、幼児が経験する原始の快感、すっきりした、さっぱりしたという爽快感と言の葉に覆い隠され、体の奥底に忘れ去られていた、その禁断の原始的快感が今、息を吹き返し、究極の凌辱という新たな力を得て、至高の快感へと昇華していく。至福の一時を心行くまで愉しみながら、礼子はゆっくりと最期の一息をいきんだ。産みの苦しみのように、体外に排泄されるのを拒むかのように肛門のすぐそこで留まっていたうんちが、ゆっくりゆっくりと圧力を増す、肛門が更に大きく押し広げられるのを感じた次の瞬間、解放の時が訪れた。押し広げられた肛門の圧力が急激に下がると同時に、ツルッと滑らかな感触が肛門を撫でていく。出・・・た!
女神の排泄を、慎治は便器と化して見上げさせられていた。開き、閉じを繰り返しつつ拡張していく礼子の下の口唇、ゆっくりと排泄を愉しむ悪魔の口唇。お願い・・・許して・・・やめて閉じて・・・おねがい・・・開かないでえええええ・・・口を大きく開けさせられ哀願すら奪われても尚、最期の最期の一瞬まで慈悲を乞い願うことをやめることはできない。うんちを食べるなんて・・・死んでもいや・・・だが口を閉じることはもっともっと恐ろしくてできない。受け損なったら鞭で死ぬまで叩く、礼子の鞭打宣告が慎治の口を、目をこじ開ける。そして最期の哀願を無情にも吹き消すかのように、礼子の肛門から今、茶褐色の塊がゆっくりと姿を現した。仰ぎ見る慎治の顔の上で、地獄の門が開かれていく。慎治の顔の上で究極の蹂躙を愉しむ礼子と礼子の尻の下で究極の恥辱に塗れる慎治。礼子の肛門と慎治の口、その距離僅か10センチの間で、天国と地獄が分かれていく。礼子の悦楽と慎治の苦悶、天上の快楽と地獄の汚辱へと、運命が分かれていく。絶望にすべてを失いつつも、慎治の目は礼子の肛門に釘付けだった。自分を責め苛み地獄へと突き落とす悪魔の口唇に。大きく、大きく広げられた口唇から、地獄の唾が吐き掛けられようとしていた。直径1センチ程にも広がった肛門の真ん中から顔を覗かせた茶褐色の塊は、急速にその姿を拡大していく。礼子の肛門を更に広く、一杯に押し広げながら、その塊は急速に太さを増していく。その塊を送り出すかのように、礼子の体内から柔らかな肉がせり上がってくる。唾を吐き掛ける礼子の上の口と、まさしく相似形となっていた。想像を遥かに超える程、大きく開かれた礼子の肛門、そこからヌラヌラと粘液に覆われた艶やかな固まりが、いよいよ姿を現した。その表面には何本もの溝が深く走り、一本の棒と言うより、幾つもの粒状の塊を無理やり繋ぎ合わせたように見える。礼子の下の口唇は途切れることなく、太い棒を吐き出し続けた。意志を持っているかのように、礼子のうんちはゆっくりと長さを増しながら、狙い誤ることなく慎治の口へと降臨していった。
ズッリュッ・・・礼子のうんちの先端が慎治の上唇に触れる。と、次の瞬間、大きな一塊、見事なバナナ状のうんちを吐き出し終えた礼子の肛門がキュッと締まる。礼子の体から断ち切られたうんちは、重力に従い慎治の口中へと滑り込んでいった。軽く10センチはある見事なうんち。健康極まりない礼子に相応しい見事なうんちだ。天上から見下ろす礼子の目に、満足気な笑みが浮かぶ。自分のお尻から降りていくうんちが慎治の口に突き刺さり、一瞬槍のように、慎治を串刺しにするのが見えた。アハハハハッアハハハハハッ!やったやった・・・私のうんちで・・・串刺しよ!そして慎治の口へ、喉へとうんちが滑り込んで行くのが見えた。さあ・・・どうなるのかしら・・・じっくり見てあげる!ミヂャッ・・・慎治の口の中にズシッと重い感触が走る。たっぷり100グラム以上ある、礼子のうんちの重さ。その重さが舌を、口の中全体を圧する。お、もい・・・次の瞬間、口の中全体に熱感が走る。な、なに・・・熱い!礼子の体温と同温の固まりが強烈な熱気を発している。おしっこを飲まされる時もいつも暖かさを感じるが、今は固体の分、余計に強烈な熱感、暖かいを通り越し、熱いに近いほどだ。そして次の瞬間・・・責め苦が訪れた。かっはあっ!口を開け放ったたまま慎治は、大きく息を吸い込んだ。その瞬間、口の中から鼻へと強烈な異臭が駆け抜けた。生々しい異臭、鼻の粘膜全てを蹂躙するかのような悪臭、それは紛れもなく排泄物、うんちの臭いだった。ぐぎいいいいいっ、ぐざいいいいいいいっ!思わず反射的に鼻から息を吐き出そうとして、慎治は口を閉じてしまった。地獄の悪臭全てを吐き出そうと思いっきり歯を噛み締めてしまった・・・最悪の反応だった。ムリュッ・・・口の中に横たわる、巨大な礼子のうんちを思いっきり噛み締めてしまったのだ。歯が柔らかい塊を押しつぶし噛み千切る感触が口中そこかしこで発生する。噛まれ、口全体で圧縮されたうんちは一本の塊からその姿を変え、慎治の歯で、あるいは自らの割れ目で分割され潰されながら慎治の口全体に広がっていく。舌に、口の粘膜のそこかしこに礼子のうんちがまとわりつく。その瞬間、慎治の口の中で原爆が炸裂した。
「グッボアアアアアッグゲエエエエエッ、ゲバッゲボッグエッゲエエエエエエエエッ!グ、グジャイイイイイイイッ!!!」強烈な異臭、などという言葉では生温い、筆舌に尽くし難いほどの悪臭が口から鼻を駆け巡る。そして舌先から舌の付け根まで更に口の中全てで凄まじい不味さの爆弾が炸裂した。どんな味、といっても表現の仕様がない程の味、臭い、という言葉をそのまま味にしたような破滅的な不味さだった。甘い辛い酸っぱい苦い塩辛い、味覚を構成するこの五味で説明のつかない味、強い苦味を感じたような気がしたが、それとて不味さにつながりやすい味としてイメージしたに過ぎない。五味の組み合わせでこの凄まじい味を表現することなど、到底不可能だ。食物の味としての五味の外側に、不味い臭いという別の種類の味覚が存在していたかのようだった。それは味覚といった感覚では済まない。多くの生物が本能的に嫌悪し忌避する排泄物の臭い、それが口の中で味覚と嗅覚に置き換えられ慎治の舌を、鼻を通って脳神経を直接責めつけたのだ。人間が耐えられるものではない、理性も何もかも、一瞬にして吹き飛ばしてしまう暴力的な不味さだ。慎治がこの100日間、そして昨日から今日にかけて何百回となく呪文のように唱えてきた唯一の儚い希望を粉々に打ち砕いてしまうほどの不味さだった。

大丈夫、うんちっていったって・・・高々臭いものを食べさせられるだけだよ・・・そりゃ臭くて嫌だけどさ、もうおしっこだって飲まされているんだしおならだって嗅がされているんだし、それがもうちょっと臭くなるだけだよ・・・鞭で血が出るまで叩かれるのにくらべりゃ、どうってことないさ・・・そんな生易しい臭さ、不味さではなかった。生物の本能を鷲掴みにする責め苦、耐える、堪えるなどどうやったって不可能なほどの責め苦だ。まだ一口たりとも飲み込んでいないのに、胃も腸も、内臓全てがキュウウ、と音を立てて縮み上がる。内臓だけではない、腕足胸腹背中、全身の筋肉全てが苦痛に痙攣し、受入拒否の大合唱を起こしている。礼子の鞭の恐怖すら吹き飛ばす全身の、神経も筋肉も何もかも全てを揺さぶる痙攣に、限界などという域を一瞬にして突破してしまった慎治は何も考えず、本能のままに駆り立てられた。口の中に入れてしまった異物、生命の危険に直結する異物を吐き出そうとする本能が慎治の全身を支配した。「クウエッゲハッ、ケパッゲッゲエエエエエエエッ!」横を向き、必死で礼子のうんちを吐き出した。茶色い塊、噛み砕かれ潰れ千切れた塊が大量に吐き出される。「グウエエエッゲッ、ゲペッゲペエエエエエッッッ・・・」幾ら吐いても吐いても、体の芯から湧き上がる吐き気は一向におさまらない。いや、もともと丸一日完全に絶食させられ胃の中は空っぽ、入っているのはつい今さっき飲まされた、礼子のおしっこだけだ。吐き出せるものすらない。しかも仰向けに厳重に固定され、動かせるのは僅かに首だけ、それも左右にしか動かせないのだ、吐くことすら至難の技だ。胃から喉が激しく痙攣し、必死で何かを吐き出そうとしても、胃の中から込み上げてくるものは礼子のおしっこだけ、それもほんの僅かしかしかなく、口の中に充満する礼子のうんちの残滓、強烈な臭さと不味さを押し流すには程遠い。それどころか、こみ上がってきたおしっこがうんちと混じりあい、余計に舌の隅々までまとわりつき絡みつき、更に濃厚な臭さと不味さで慎治を責め立てる。ビクビクビグビグ・・・慎治の全身が余りの苦しさに激しく痙攣する。ギッギシシギシギシ、革ベルトが激しく軋む。だが太い頑丈な革ベルトはどんなに慎治がもがいても、小揺るぎもしない。
「アハハハハッ、最っ高!」慎治が必死でうんちを吐き出そうともがき苦しむのを、礼子は最高の快感とともに見下ろしていた。私のうんちを食べたら、慎治、どんな反応するかしら、何度も何度も数え切れないほど想像したリアクションが今、現実のものとなっている。そしてそのリアクションは想像以上の素晴らしさだった。うんちが口に滑り込んだ次の瞬間から、慎治は全身を痙攣させ断末魔のような悲鳴をあげ、涙と涎と鼻水とを垂れ流しながら間断なく泣き叫んでいた。そんなに臭い?そんなに不味い?わたしのうんち。そりゃそうよね、なんたってさ・・・うんちなんだもんね!臭いよね、不味いよね、汚いよね!こんなものを口の中に出されたんだもん、苦しいに決まってるよね!地獄の苦しみに悶絶する慎治、いくら吐き出しても口の中から消えない臭さと不味さに悶え苦しむ慎治を愉しむ。最っ高・・・これでこそうんち責めよ。これでこそ、100日間待った甲斐があったってものよ。礼子が一番心配していたのは、慎治が耐えてしまうことだった。まさかとは思うけど、鞭で脅かしすぎたからね。慎治があっさり食べちゃったらどうしよう。ちょっと辛そうにするだけで、ごっくんとか丸呑みされたらつまんないな。そんな心配は杞憂だった。今自分の尻の下で繰り広げられている光景、全てを忘れ必死でうんちを吐き出そうともがき苦しむ慎治の姿こそが、礼子の最も見たかったものだった。自分のうんちで慎治がもがき苦しんでいる、その最高の光景に興奮しきった礼子はふと、下腹部がまた張ってきたのを感じた。ウフフフフ、来た来た第二陣。さあもっともっと・・・苦しめてあげる。処刑、て言ったでしょう?今日はそんな簡単には終わらせないわよ!苦悶する慎治を見下ろしていた礼子は、姿勢を正すと再び肛門を下に向けた。慎治、死ぬほど不味い?でもね、まだまだ出るわよ!「慎治・・・慎治!」ビシリと鞭のように鋭い礼子の声に、慎治は涙で一杯の目を上に向けた。虚ろに宙を彷徨うその目が、再び開いていく礼子の肛門に釘付けになった。「ああ、ああああああ・・・礼子・・・さん・・・ま、まさか・・・まさか・・・」「そうよ慎治、未だ終わりじゃないわよ。ウフフフフ、もっと一杯出してあげる。もっと一杯・・・食べさせてあげる!さあ口を・・・開けなさい!」
「ああああああ、うえええええええ・・・やべでもう・・・おねがいいいい・・・もう食べさせないでえええええ・・・!」どんな鞭でも聞けなかったほどの、悲痛な呻き声が礼子の嗜虐心を際限なく掻き立てる。これ見よがしに美尻を振り、肛門を慎治の口へと向けた。「さあ慎治、口を開けなさい・・・開けるのよ!」必死で哀願する慎治の口が開いていく。もはや出せるのは苦しげな喘ぎ声だけだ。嫌がる慎治、悶え苦しむ慎治を更なる地獄に突き落とす快感に、礼子の頬はピンク色に染まり、汗ばむほどに上気している。開けてる開けてる、こんなに苦しんでるのに、私の命令一つで口を開けてる。私に・・・うんちを引っ掛けられるために!もっともっと苦しめられるために。自分のうんちの威力と更なる拷問の予感、そして完璧な支配の実感に礼子の全身は粟立つ程の快感に打ち震える。「そうよ慎治、しっかり開けているのよ・・・今からもう一回、食べさせてあげるからね・・・私の・・・うんち・・・たっぷりと味合わせてあげる!あはははは、臭い臭い私のうんちを・・・もっともっと食べさせてあげる!」言い放つと同時に、礼子は肛門を思いっ切り解放した。ミュリュッ、ミリミリミリッ・・・静かな排泄音が、処刑室を支配する。5秒ほどもの間、残酷な音が奏でられた。礼子の肛門は先ほどの第一陣ほど大きくは開かなかった。やや四角く開いた肛門から、先ほどのゴツゴツした、塊に近いうんちではなくやや滑らかな、柔らかめの粘土のようなうんちが切れることなく大量に吐き出された。
ビヂャッムリュムリュムリュッ・・・柔らかな第二陣のうんちは、慎治の口の中に襲い掛かると、後から後から降り注ぐ仲間の重みに潰されながら慎治の口一杯へと広がっていく。「アグッ・・・ウグッ、グウグウウッ・・・グフウウウウウウウウウッッッ」大量のうんち、しかも柔らかく形を変えながら、慎治の口の隅々までを陵辱する礼子のうんち。あっという間に慎治の口は茶褐色の拷問具に埋め尽くされてしまう。だが残酷な美少女の排泄は、慎治の口を埋め尽くしても未だ終わらない。ムリュムリュッ・・・口を埋め尽くしたうんちが溢れ出る。いい、最高、慎治の口を埋め尽くしてやったわ・・・よし、もう少し・・・もう少し・・・出るわ・・・生涯最高の快感を満喫しながら、礼子は最後の一欠けらまでも絞り出さんと下腹部に力をこめた。出したい出したい。思いっ切り引っ掛けてやりたい・・・他人の口に自分の一番汚いものを押し込める罪悪感など、微塵も感じない。快感。支配感とか征服感とか排泄の快感とか、そんな言葉を超越したもっと原始的な、本能を鷲掴みにするほどの快感、慎治の一生全てを破壊し蹂躙し尽す快感に全身を任せながら、礼子は思う存分、慎治の口にうんちを引っ掛けてやった。もっとよ・・・もっともっと・・・思いっ切り引っ掛けてやる・・・礼子の美貌が最高の笑顔に彩られる。肉体と精神の両面を無限に充足された至福の笑顔、鞭を振るうときの残酷な笑顔ともまた一味違う、自分の力と幸運を満喫する、弾けるような笑顔だ。美貌を笑顔で埋め尽くし、高らかに笑い声をあげる礼子、その間も礼子の美尻は、地獄の責め苦を与え続けていた。先ほどよりは柔らかく十二分な粘性を持った礼子のうんちは、慎治の口の上で山のように盛り上がる。はああああっ!全てを出し終えた礼子の肛門がキュッと閉まり、最後のうんちがナイフで細く削り上げたかのように尖った尾を引きながら、慎治の顔面に屹立した。
「グエッグブッグウウウグブウウウウ・・・」慎治の悲鳴は情け容赦なく口に降り注がれる礼子のしなやかな柔らかいうんちに潰され、嗚咽へと貶められていた。柔らかな分、口の中隅々にまで礼子のうんちが密着する。汚辱に満ち満ちた熱さが舌を焼く。慎治は強烈な臭さから少しでも逃れようと、必死で息を止め、極力口から少しずつ空気を吸おうとした。だがそんな小手先が通る程度の臭気ではない。口中にわずかに残された空間を伝う間に、十二分に汚染された空気は鼻の奥に容赦なくまとわりつく。そして舌いっぱいに広がるうんちは、強烈な苦味と共に発酵した有機物特有の酸味を神経に送り込む。熱く酸っぱい臭いと味、腐敗物と直結する臭いと味が織り成す責めに、慎治の全身は激しく痙攣した。礼子の排泄が終わってから僅か数秒しか経っていない。だがそのほんの僅かな時間だけでも、100発の鞭に勝るとも劣らぬ責め苦を慎治に刻み込んでいた。「ゲッケエエエエエッ、ゲボオッゲハッゲフッゲブッゲッブウウウウウウウウッ!!!」必死で横を向き、口一杯に押し込まれたうんちを必死で吐き出した。「ウエッウペッウブッペエエエエエッッッ・・・」幾ら吐いても吐いても、舌に焼きついたうんちの味は消えてくれない。いつまでもいつまでもしつこく慎治を責め苛む。だが慎治は気づいていなかった。口からいくら吐き出しても、何の解決にもならないことを。死ぬほどの思いをして漸く吐き出したうんちは全て、用意周到に礼子がセットしていたパッドの中に落ちて慎治を再び責め苛む瞬間を待っているのだということを。

 隣の処刑室でも、玲子の美尻の下で信次が今まさに最期の瞬間を迎えんとしていた。「ウフフフ信次、そう、そうやって舐め続けなさい・・・最期の一瞬まで・・・私のうんちが出る、その瞬間までね・・・」こよなく愛する肛門舐めを楽しみながら、玲子は大きく息を吸った。ハアアアアッ・・・玲子の肉感的な唇から、熱い芳しい吐息が吐き出された。男の子たちをとろけさせる、甘く芳しい吐息。そして同時に下の唇から、同じく熱気を帯びたもうひとつの吐息が吐き出される。信次は舌の先で、玲子の肛門が急速に割れ目を拡大させていくの感じていた。そして割れ広がっていく肛門の奥から、生々しい臭気が漂っていた。おならとも違う、信次の口の中全てを腐り果てさせるかのような臭気だ。「ふうっふううううう・・・はあああああっ・・・」遥か天上から、玲子のいきむ声が聞こえる。ギュッと玲子の美尻に力が入り、続いてググッと舌先に玲子の肛門が強く押し付けられる。ザラッと舌を撫でるかのように、肛門が内側から捲れ出てくるかのように開いていく。大きく開いた玲子の肛門が押し付けられた瞬間、蛸の吸盤を押し付けられたようだと感じた。だが収縮する吸盤とは反対に、玲子の体内から肉の壁が湧き出てくるかのように感じる。あうう・・・あうううう・・・舌を責め苛むおぞましい感触、今まさに玲子の肛門からうんちが排泄されようとしている。全身を惨めさに震わせる信次に、今まさに破局が訪れようとしていた。最大限に開いた玲子の肛門に、せり出した括約筋に力がこもった。と、次の瞬間、玲子の肛門から今までの柔らかい肉壁とは違う物体が、硬い灼熱の棒が信次の口中に侵入した。がうぎいいいい・・・う、うんち・・・玲子さんの・・・うんちだ・・・何かを考える暇などない。硬い灼熱の棒は信次の舌を押し下げながら、喉の奥へと進んでいく。頬に密着した玲子の美尻の筋肉が硬く緊張している。ぐ、ぐる・・・じい・・・かなり硬めの玲子のうんちは、折れることなく信次の舌の上を滑りながら、喉の奥へと進撃を続けていた。ぴたりと口を尻で塞いだまま、玲子は情け容赦なく死刑排泄を執行する。
 ふううううっ、気持ちいい!排泄したうんちは見えなくとも、硬く太いうんちを、長く見事な一本のまま排泄できた快感が肛門から脳髄へと駆け上がる。その全てをこの100日間ずっと思い描いていた通り、見事に信次の口の中に、喉の奥へと突き立ててやった・・・!快感の洪水が押し寄せてくる。根源的な快感として全身を駆け巡る排泄の快感と、信次に一生二度と消えない汚辱を、人間が人間に与えうる最大の屈辱を味合わせてやった精神的な達成感、肉体と精神の全てをとろけさす無上の快感に玲子は恍惚としていた。そして快感と勝利の慶びを謳歌する美尻の下で、信次は呻き続けていた。うんちを食べさせられた、とうとう憎い憎い玲子の人間便器にされてしまった・・・気が狂いそうな屈辱、だが喉の奥にまで達する玲子の残酷な責め具、この世で最も臭い猿轡に、泣き声を張り上げることさえできない。だが人間便器の刑は、単なる辱めなどではない。苦痛を、極度の肉体的苦痛をももたらす。美尻の下で、いよいよ信次の地獄が始まろうとしていた。
喉の奥まで押し込まれた玲子のうんち、圧倒的な存在感の硬い棒、それは信次の口から喉を貫きながら、強烈な悪臭と不味さで責め立て始めた。くふぇ、ぐげっぐっげえええええええっ!苦しげに喘ぐ信次の悲鳴は、あっという間に断末魔の悲鳴へと変わっていく。ぐぎっぐへっぐべええええっかはっかけええええっげっげっげはああああああああああっ!!!うんちの臭さと舌を犯す不味さが、生理的嫌悪感の極致へと駆り立てる。喉の奥まで突っ込まれたうんちは、ひどい咳を誘発する。だが玲子は残酷な笑みを満面に湛えながら、信次の口を美尻でぴったりと塞ぎ、吐き出すことを決して許さない。ぐぎぇっくぶうううっぐぼっぐはっぐぼああああああああっっっ!口から喉の奥へと、玲子のうんちが上下する。喉の奥へと落ち込んでいるため、信次は噛み砕くこともできずに玲子のうんちが喉を上下するたびに、為す術も無く塗炭の苦しみを味わい続ける。くっくうううっぐぶうううううううっ!ぎっぎしっぎしぎしぎしいいいっ、信次を拘束する革ベルトが軋む。だが頑丈な革ベルトは切れるはおろか、緩みさえもせずに信次を束縛し続ける。うんちによる窒息責め,だが鼻は塞がれていないから微妙に空気が通り、中々気絶には至らない。そして信次の口から気管から鼻へと、凄まじい悪臭と不味さを焼き付けながら、玲子のうんちは残酷に信次を責め苛み続けた。
 手と足と腰を拘束された信次は、激しく痙攣しながらはピコピコと弛んだ腹を上下させた。「あははははっ、いいよ信次、楽しいダンスじゃん、もっと踊ってよ!」珍妙なダンスに声をたてて笑いながらも、玲子はうんち窒息責めから信次を解放する素振りさえ見せない。ウフフフフ、アハハハハハッ!最っ高!苦しい信次?こんなの考えても見なかったでしょう、うんち窒息責めなんてさ。アハハハハ、本物の拷問でもこういう責めは中々しないと思うわよ。こんな責めやっていいのは私たち女の子・・・ううん、私みたいな最高の女だけよ!アハハハハハハッ、たっのしいい、美人の特権よね!大好きな窒息責め、その最上バージョンともいうべきうんち窒息責めの楽しさに哄笑する玲子、そしてその美尻の下で信次は玲子の思惑通り、拷問以上の苦しさにもがき苦しんでいた。ぐげえええええええっっっっっ、ぐ、ぐる・・・じいいいいい・・・余りの苦しさ臭さ不味さに、信次の目の奥でチカチカと星が瞬く。じ、じぬじぬううううう・・・や、やだ・・こんな死に方・・・やだあああ・・・玲子の、自分を地獄に突き落としとことん責め苛む玲子のうんちで責め殺される。余りの理不尽、余りの悔しさに、断末魔の痙攣を続けながらも信次は必死で生にしがみつこうとした。いぎ・・・いぎいぎがじだいいいいい・・・うえっうくえっぐへえええええっっっ、は、はきたいばぎだいいいいいいいい・・・無意味な生に、苦痛と屈辱だけが続く生にしがみつこうとする信次、だが玲子がそう簡単に解放してくれるはずがない。無限とも思える時間もがき苦しみ続け、息も絶え絶えとなった時、漸く残酷な女神の美尻はその願いを聞き入れた。「ウフフフフ信次、たっぷり苦しんだ?もう解放して欲しい?どいて欲しい?私のうんち、吐き出したい?フフフフいいわ信次、吐き出させてあげる。」玲子がスッと美尻をあげ、信次の口を解放した。ぐえっげっ・・・えぼおっ、げひいっ、ぐうえええええっ・・・待ちに待った解放と同時に、信次は弱々しい声を上げながら嘔吐した。いつまた再開されるかも知れぬ玲子の責め、次の責め苦が来る前に何とか吐き出そうと、信次は必死で嘔吐した。うんち窒息責めで衰弱し酸素を求める体に、吐き出す動きを強いることはそれだけでも酷く苦しい。束の間の安息すら許されないのだ。全身を苦しげに痙攣させながら、信次は玲子の見事な長く太いうんちを死ぬ思いで漸く吐き出した。涙で濡れる目に、自分を地獄の苦しみに突き落としたものが見える。こんな・・・こんなもので・・・こんな汚いもので苛めるだなんて・・・悪魔め・・・だが残酷な処刑はまだまだ、始まったばかりなのだ。

 「お・・えっ、ぐげっ、かはああああっっっっ。げえええええっ・・・」自分の尻の下で喘ぎ苦しむ信次を玲子は最高の笑顔で見下ろしていた。うふふふふ、震えてる震えてる。信次そんなに不味い?「べっぶえええええっべへっべへっべへえええええっっっっっ」幾ら吐いても、口の中一杯に焼き付けられた玲子のうんちの味は、少しも和らいでくれない。全身を痙攣さながら、余りの不味さに喘ぎ苦しむ信次を見下ろしながら、玲子は自分の中の嗜虐心が、破壊衝動がとめどなく高まっていくのを抑えられなかった。「フフフ、ウフフフフ、アハハハハッ!どう信次、苦しい?不味い?許して欲しい?ダーメ、誰が許してなんかやるもんですか!さあ信次、上を向いて口を開けるのよ・・・もっともっと食べさせてやるから・・・私のうんちをね!」玲子の嗜虐心の高まりと重なり合うように、下腹部もまた最高レベルまで張り詰めてきていた。第一陣が排泄された後の、第二陣が肛門すぐまで押し寄せていた。信次の悶絶を楽しんでいた玲子に、それは次なる攻撃命令を、信次を苦しめる指令を、今すぐ下すように強く要請していた。ああいいわ・・・私のうんちが、信次を責めたがっているのね・・・いいわすぐに逝かせてあげる。逝って信次を・・・・たっぷりと苦しめておやり!玲子は一瞬、自分の体内から排泄される拷問具に対して、子供を産み落とす瞬間のような、強烈な愛おしさすら感じた。クイッと美尻を一振りし、玲子は信次に処刑再開を宣告する。肛門を信次の口の直ぐ上に持っていく。今度は数センチだが口から持ち上げて狙いを定めた。準備完了!「あうううううう・・・もう・・・ゆるじでええええ・・・」弱々しく呻く信次に最早拒絶の言葉さえ投げかけずに、玲子は一気に括約筋を緩め肛門を解放した。さあ・・・逝くわよ!
 ミュリュッミリッ・・・ミヂミヂミヂッ・・・玲子の肛門が再び、内側から押し広げられる。と同時に、微かな音を立てながら茶褐色の奔流が現れた。先ほどよりかなり柔らかい、ピーナッツバターのように滑らかなうんちが大量に排泄される。はあああっ、気持ちいい・・・ぐううううっぐええええええっっっ・・・玲子の尻の上下で、快感と苦悶が再び解き放たれた。長身の玲子に相応しい、見事な量のうんちが排泄されていく。クッ、と一旦肛門がすぼまり、一瞬排泄が途切れる。だが次の瞬間、玲子の肛門は再び押し広げられ第二波を、次なる排泄を開始する。次から次へと排泄されるうんち、自分の肛門を優しく撫でていく感触に、玲子の桜色の美唇から熱い吐息が漏れる。宿便の全てが流れ出ていくかのような、大量の排泄が玲子の快感を極限まで高めていく。ミュリュッミリッ・・・ミヂミヂミヂッ・・・玲子の肛門が直腸が、静かな音を立て続ける。その音が信次には限りなくおぞましい。放屁している訳ではない、微かな、微かな排泄音を立てているだけだ。だがその排泄音は信次の顔のすぐ上で、耳から数センチのところで発せられているのだ。ミュリュッミリッ・・・ミヂミヂミヂッ・・・ぐいいいいい、き、キタナイキタナイキタナイイイイッッッ!汚辱の音、玲子の便器にされていることを耳からも焼き付ける地獄の音楽、この世で最もおぞましい音が信次の脳裏に一生消えないトラウマとなって焼き付いていく。そしてそれは無論、責める玲子にとっては極上の天国の調べだ。
一仕切うんちをひり掛けた玲子の肛門がスッとすぼまった。アウウウ、オエッグウウウウウ・・・や、やっどおおお・・・漸く玲子がうんちを出し終えた、と信次が心の底から喜んだ次の瞬間、玲子の肛門は再び膨れ上がり、大きくその口を開いていく。ヤ、ヤベデ・・・・オネガイ・・・ヤベデグレエエエエエエエッ!茶褐色の奔流が再び溢れ出る。あのおぞましい音を立てながら。玲子の肛門があの調べを奏で続ける限り、信次の苦痛は果てることなく続くのだ。第三波を浴びせ掛けた玲子の肛門が再びキュッとすぼまった。うぶううう、おねがい・・・ごんどごぞ・・・信次の目が血走り玲子の肛門に釘付けになる。自分に地獄の責め苦を与える玲子の肛門から目を離せないでいた。キュッキュッと2、3回、玲子の肛門は小刻みに開き閉じている。もう・・・やべで・・・・その願いを飲み込むかのように、玲子の肛門が再び開いていく。うびいいいいいいい・・・信次の嗚咽を踏み潰すかのように、玲子の肛門から第四波が吐き出される。ミュリュッミリッ・・・ミヂミヂミヂッ・・・玲子の肛門は天国と地獄の音楽を奏で続ける。気持ちいい・・・とろけるような快感に全身をまかせ、美貌をうっとりとさせながら玲子は延々と排泄を楽しみ続ける。
 美尻の下で信次は地獄に喘いでいた。ニュルニュルムリュッ・・・玲子のうんちは次々と押し寄せ、情け容赦なく信次の口を侵して行く。柔らかなうんちは、先ほどの第一撃よりも更に臭かった。微かに酸味も加わった発酵臭を撒き散らしながら、舌に、口の中一杯に密着する。柔らかい分、先ほどよりもピッタリと信次の口腔に舌に纏わりつき絡みつき、灼熱の触感で責め苦を与える。密着した玲子のうんちは信次の味覚細胞の全てに、不味さの極みを、臭さの極みを焼き付け責め苛む。余りの不味さ余りの臭さに、口の中が焼け爛れるかのようだった。ぐおうううっぐっぶううううううううっ・・・本能的に信次の舌がせり上がり、玲子のうんちが体内に侵入するのを食い止めようとした。だが、その微かな反抗が更なる責め苦へと繋がった。舌がせり上がり、口の中の容積が狭くなったが、そんなことは責め手の玲子には全く関係のない話だ。 玲子は信次の喘ぎなどお構いなしに、悠然と排泄を続ける。「ウッウウウウウッウッグウウウウウウウッ!」信次の一段と悲痛な悲鳴が上がる。既に口の中は余すところなく、玲子のうんちで埋め尽くされていた。だが玲子の肛門は、すぼまってはまた開き、暫しの休憩を挟みながら第四波、第五波と拷問を終える気配すら見せずに、排泄を続ける。玲子の排泄が終わるまで数秒、たった数秒の筈。だがその数秒が信次にとって、無限の時間に等しかった。「ウウウウウウッウギッ、ヒッ、クウエエエエエエエッッッ・・・」余りの臭さと不味さに、信次の口も内臓も必死で助けを求める。吐きたい吐きたい吐き出したいいいいいい、だが玲子の肛門は信次の苦悶など意にも介さず、排泄を続ける。顔を背ければ、口を閉じれば・・・玲子に鞭で引き裂かれる!頭でそう考える余裕はない、だが残酷な玲子に今まで何千発も打ち据えられた鞭の恐怖は、信次の本能に絶対の服従を刻み込んでいた。
うう、ぐうっううっぐううううう・・・横隔膜がビクビクと痙攣し、信次の全身は激しく震えていた。余りの苦しさにギュッと握り締めた手は、爪が掌に食い込み血を流していた。泣いているのではない、だが余りの苦しさに涙があふれ出て止まらない。涙を流しながら目を白黒させて悶え苦しむ信次、だがその苦悶が更なる責め苦をもたらした。ミヂミヂミヂッ・・・玲子の排泄は止まらない。口からはみ出したうんちが、山のように積み重なっていく。だが柔らかいうんちが、高く積みあがることなどできっこない。それは直ぐに崩れ、前後左右に広がっていく。信次の頬を伝っていくものもある。そして・・・目を白黒させながら思わず仰け反った信次の動きが、玲子のうんちを鼻へと流してしまった。「ぐうううううっぐぶううううっぐっぷううううううううう!!!」信次の鼻にピットリと、柔らかいうんちが覆いかぶさった。至近距離で放たれる、排泄したてのうんちの悪臭、そして口の中からも同じ悪臭がこみ上げてくるのだ。体の中からも外からも、信次が吸える空気の全てが玲子のうんちに染め上げられていった。
 「ギイイイイッッッ、アヒイイイイイ、アバババババアアアアアッッッ!!!」断末魔の悲鳴を上げながら、玲子の美尻の下で信次は涙を流しながら悶え苦しんでいた。ビクビクと信次の腹が痙攣し上下するさまが、見下ろす玲子を大いに楽しませる。「アハハッアハハッ、キャハハハハッ!どう信次、苦しい?私のうんち、臭い?不味い?いい気味!もっともっと一杯一杯、く・る・し・め!苦しめ苦しめ!キャハハハハハッ!苦しめ苦しめえええっ!」こんなに気持ちいいの?こんなに楽しいことがあったの?信じられない!自分のうんちで信次を苦しめている、自分のうんちで信次が未だかって、見たことが無いほど悶え苦しんでいる。究極の苛め、究極の辱めを自分が与えてやったんだ・・・「はあっ、はあっ・・・はああああっっっ」熱く芳しい吐息を吐いた。この世のものとは思えぬほどの最高の悦楽に浸りながら、玲子の嗜虐心はまだまだ次なる責め苦の準備を整える、残酷な冷静さをも保っていた。ウフフフフ信次、まだまだ責め潰してはあげないわよ。もっともっと楽しませてもらうからね。ゆっくりと腰をあげると、待ちかねたように、最期の力を振り絞って信次は口一杯に詰め込まれた玲子のうんちを吐き出した。ぐええっっっうへえええええっっっげっべっべっ・・・漸く吐き出せた大量のうんちがパッドに落ちていく。その上で信次は吐き出しても吐き出しても消えない玲子のうんちの悪臭と不味さに呻き続けていた。だが責め苦はまだまだ、前半戦が終了したに過ぎないのだ。

 慎治の喘ぎが漸く少し収まったのを待ち、礼子はスッと脚を伸ばした。漆黒のブーツを履いた脚が、ブロックを横に押しやる。そして横たわる慎治の傍らにしゃがみこみ、両手両足の拘束をといてやると精根尽き果てたかに見えた慎治が拘束台から転がり出ようとした。「何よ慎治、どこに行くつもり?」ガッと情け容赦なく、礼子のブーツが慎治の胸を踏みつける。「あううう、うううううう、れ、礼子さん・・・おねがい、もう・・・いいでしょう、食べさせた、じゃない・・・ね、がい・・・口を、口をゆすがせて・・・」こみ上げる汚辱の味を堪えながら、慎治は必死で哀願した。「ウフフフフ慎治、そんなに不味い?私のうんち。そんなに早くうがいしたいの?ウフフフフ、よっぽど堪えたみたいね。だけど・・・ダーメ。だってまだまだお楽しみはこれからなんだからね。」「え、えええ・・・そんなあああ・・・も、もう許して・・・」「駄目よ。」礼子はにこやかに拒絶する。「言ったでしょう?私のうんち、全部食べさせる、て。今、慎治ったら全部吐き出しちゃったじゃない、私のう・ん・ち。だから、これから慎治はもう一回、私のうんちを味わうのよ。ウフフフフ、全部、一欠けらも残さず食べさせてあげるからね!」「あああああ、ああああああああっ!そ、そんなそんなそんなあああああっ!もう、もうだめ、できない、絶対むりだよおおお、食べ、られないよおおおおっっっ」泣き喚く慎治を見下ろす礼子の瞳が青白く燃え上がっていく。
食べられない?そりゃそうよね、何てったってうんちだものね。そう簡単に食べられるわけないよね。そんな簡単に食べられて堪るものですか。だけどね、私には魔法の杖があるのよ、不可能を可能にする魔法の杖がね。「さあ、もう休憩は終わりよ、そこで四つん這いになりなさい・・・早く!」泣き続ける慎治に、無慈悲な女神の凛とした命令が響く。慎治は喘ぎながら必死で体を起こし、四つん這いになった。「そうそう、両肘をついて足はもうちょっと後ろよ、そう、そこでいいわ。」肘をついた、低い四つん這いの姿勢を取らせると、礼子はスライド式になっている拘束台の長さを調節し、慎治の二の腕を、そしてふくらはぎを厳重に縛りつけた。這い蹲った犬のような、惨めな姿に固定された慎治。そして、ブーツに包まれた爪先で、その鼻先にパッドを持っていった。排泄したばかりのうんち、慎治の口を蹂躙した、大量のうんちが溜まったパッドを。「ぐううううう、く、くさい・・・」鼻先から、うんちの臭いが立ち上る。顔を背けようにも動ける範囲はごく僅か、逃げ場などない。顔を背けたいの慎治?ウフフフフそんなに臭いのね、私のうんち。じゃあもっと嗅がせてあげる。美味しい料理は先ず目で楽しむ、て言うわよね。私のうんちもまず、慎治の目と鼻で楽しませてあげる。
「慎治、なに顔を背けてるの?よーし、じゃあもっと辛い目に合わせてあげる。」コンコンッとブーツの爪先で慎治の顔を小突き、うんちの正面へと顔を向かせた。「慎治、絶対顔を逸らしちゃ駄目よ。」静かに命じた礼子は、慎治のこめかみからブーツを外しゆっくりと後頭部に当てた。「そのまま頭を下ろしなさい・・・下ろすのよ!」グッとブーツに体重をかける。う、ううううう、そ、そんな、うんちの中に踏み潰される・・・なけなしの力を振り絞って、慎治は必死で起き上がろうとする。だが全体重をブーツに掛けられる礼子に抵抗するなど到底不可能だ。あら抵抗するの慎治、ウフフフフいいわよ抵抗を許してあげる。耐えられるものなら耐えてごらん。礼子は抵抗を禁止すらせず、ゆっくりと楽しみながら徐々に体重をかけ踏み潰していく。1センチまた1センチと礼子のうんちに慎治の顔が近づいていく。10センチ9センチ・・・あと5センチ、ああ、もうダメ、く、首が・・・もう耐えられない・・・慎治が諦めかけたまさにその瞬間、不意に礼子のブーツが停止した。
「慎治、安心しなさい。このまま踏み潰しはしないわ。だけど絶対にそこから顔を動かしちゃだめよ。分かった?」「は、はいいいいい、分かり・・・ました・・・」よしよしいい子ね。スッと漆黒のブーツを下ろし、礼子は足元に這い蹲る慎治を見下ろした。「ウフフフフ慎治、そのまま絶対に目を閉じたり視線を逸らしちゃだめよ・・・どう慎治、今何が見える?私のうんち、よーくよく、見なさい。ウフフフフ、アハハハハッ!自分が何を食べさせられたか、しっかり見るのよ!」残酷に笑う礼子の足元で、慎治の背中が震える。大量に排泄された礼子のうんちが、慎治の目の前に広がる全てだった。最初に食べさせられた長い塊は噛み砕かれ、いくつもの小塊に分かれて転がっている。やや濃い茶色の塊は礼子の粘液を纏いヌラヌラと輝いている。そして断面の所々に未消化の食べ物の残滓が見える。それが何かなど考えたくもないが、人参、コーンの粒が幾つか見え、それが礼子の排泄物だという現実を嫌がおうにも焼き付ける。第二陣の柔らかいペースト状のうんちは、必死で吐き出そうとした慎治の嗚咽に潰れバラバラになってバッド一面に大小様々な島となって散らばっている。第一陣の塊に比べてやや色は薄く、褐色に若干の黄色と灰色を混ぜたような色だ。粘土のようにねっとりとした質感が、いかにも排泄物らしい汚さを象徴している。こちらにはすぐにそれと分かる固形物はないが、切れ目のあちこちから繊維質の糸が分かれた責め仲間を懐かしむかのように伸びている。
「あうううう・・・うえっくひっく・・・くぷうううう・・・」余りの汚さと惨めさに慎治は声をあげて泣き出した。ウフフフフいい気味いい気味。だけどこれだけじゃないのよ。礼子の口唇の両端が釣りあがる。「どう慎治、分かった?自分が何を食べさせられるか、これから何を食・べ・る・の・か?アハハハハハ、でも目で楽しむだけじゃ勿体無いわ。折角だから香りも楽しんで貰わなくちゃね。さあ慎治、そこで深呼吸するのよ。ウフフフフ勿論、鼻から吸って口から出すのよ。さあ大きく息を吸って、私のうんちの臭い、たっぷりと味わいなさい!」「ひいいいいいいい、そ、そんなそんなあああああっ!」絶叫しながら顔を上げようとした瞬間、礼子の鞭のような鋭い声が響いた。「慎治!絶対顔を動かすな、て言ったでしょう!?」ビクウっと慎治の全身が恐怖に硬直する。そ・ん・なああああ・・・慌てて下を向き肩を震わせる慎治、その惨めさが礼子の嗜虐心にたっぷりと燃料を注入する。「よーし慎治、観念したみたいね。ウフフフフ、それじゃあ、深呼吸、始めなさい。ちゃんと私のうんちを見つめながらね、しっかりと臭いを嗅ぐのよ。ウフフフフ、慎治は私に憧れてたんでしょう?じゃあ心逝くまで嗅がせてあげる。私の一番汚い臭いをね!」
そ、そこまで・・・やらせるの・・・目の前に広がるうんち、その臭いを深呼吸するだなんて・・・ダメ、絶対できない!・・・だが礼子の命令は絶対だ。震える口を閉じ、必死の思いで鼻から大きく息を吸い込む。ぐぶっええええ!脳髄を直撃するかのような、強烈な悪臭が鼻の奥へと駆け抜ける。鼻どころではない、肺の奥まで臭気が駆け抜けるようだ。ぶあっはあああっ!必死で息を吐き出した。だがすぐまた、深呼吸しなければならない。礼子の許しは未だ出ていないのだ。うううう・・・ぐざいよおおお・・・泣きながら息を吸い込む。ズズズズズ、と自分のものと大して変わらぬ臭いが再び襲い掛かる。いや、自分の排泄物をこんな至近距離で、しかも深呼吸などしたことはない。余りの強烈さに意識がクラクラしてくる。ぐざいいいい・・・礼子さん、あんな美人なのになんで・・・なんでこんなにうんちは臭いの・・・憧れの天城礼子、想いを寄せた美少女の最も汚いものを嗅がされている。悪夢、としか思えない。だがこの臭気は悪夢などではない、現実そのものだ。苦しさに喘ぎながら深呼吸を続ける。何度も息を吸う内に、臭い、いう一言でしか表せなかった臭いは様々な臭気に分かれていった。メタン臭、微かな酸っぱさ・・・その中で妙に覚えのある臭いが、特に最初に味合わされた塊から立ち上っていた。な、なんなのこの臭いは・・・それは落ち葉の匂いに似ていた。だが日差しの中でカサカサと音を立てる、乾いた落ち葉の郷愁を誘う香りなどではない。日陰の落ち葉、湿った土の上で腐蝕し形を失いつつある落ち葉の発酵した匂い、土と同化しつつある落ち葉の匂いに似ていた。生命を宿していた葉がその役割を終えて離れ、そして生命を完全に失って分解されていく匂い。死と終末を暗示するかのような匂いだった。そのイメージは慎治の屈辱をこの上なく掻き立てた。ぐ、ぐぐぐぐぐ・・・礼子さんのうんち・・・礼子さんにはいらないもの・・・礼子さんの体内でお役ごめんになって捨てられたもの・・・もう流して捨ててしまうものが・・・ぼ、僕の中に・・・入れられた・・・あひ、あひ、あひいいい・・・余りの惨めさに泣き咽ぶ慎治、その姿を見下ろしながら礼子は大きく頷いた。ウフフフフ、アハハハハッ!満足満足。よーし慎治、次の責め苦を味わうがいいわ!

「ウフフフフ慎治、堪能したかしら?私のうんちの臭い。大好きな私のうんちよ、遠慮はいらないわ、たっぷりと楽しみなさい。」返事はない。その余裕すらない。そう、もう言葉も出ないのね、じゃあいいわ。礼子は続ける。「お返事もない、てことはもう十分満喫した、てことかしら?いいわ慎治、じゃあ次は何をすればいいのか、分かっているわね?目と鼻で堪能したあとは、いよいよお食事の時間よ。さあ慎治、いいわよ、食べなさい。ウフフフフ、私のうんちをたっぷりと味わいなさい。」ゾッとするほど優しい声で、礼子が命じた。「そ、そんなあああ・・・できない、できないよおおお・・・」予想通りの慎治の哀願に、礼子の美貌が残酷な笑みに満たされる。「そう慎治、できないのね。いいわ慎治、じゃあ私が手伝ってあげる。」カッカッカッ、とヒールを響かせつつ、壁際から礼子は二つの物を持ってきた。右手には愛用の黒光りする鞭。そして左手には大型のストップウオッチだった。「慎治、よく聞きなさい、このストップウォッチ、秒針の動く音を大きくできるのよ。そして秒単位のアラームもついているの。だからね、こうやることができるのよ。」礼子がスイッチを入れると、ウオッチが時を刻み始めた。チッチッチッ・・・礼子の言うとおり、慎治にもはっきりと聞き取れる。5秒、10秒・・・そして17秒で不意に音が変わった。ピッピッピッ高い電子音に鳴る。して20秒でポーン、と一段大きな音をたてた。な、何を・・・礼子さん何をする気なの・・・疑問は直ぐに解消された。
「いい慎治、今聞いたとおり、このウオッチは20秒毎にポーン、と時を告げるわ。この音がすると同時に」礼子の右手が疾る。ヒョオッ、パシーンッ!慎治の直ぐ横で、鞭が歓声をあげた。「慎治の背中を、思いっきり鞭打つわ。」ヒュンッと繰り戻した鞭の先端を見もせずにキャッチした礼子が続ける。「今日は鞭、絶対にやめないわよ。慎治がどんなに泣いても喚いても、絶対に許さない。背中がズタズタになっても、気を失っても許さないわ。活を入れて、また直ぐに鞭で打つわ。」パンッパンッと手にした鞭を軽く鳴らしながら、礼子は残酷な宣告を続ける。「そう、慎治が本当に死ぬまで、鞭で叩いてあげる。助かりたい?死にたくない?だったら道は一つしかないわ。」ピッと鞭でパッドを指し示す。「助かる道は唯一つ。私のうんちを全部、一欠けらも残さずに食べること。それだけよ。」「い・・・や・・・そんな、そんなあああ・・・」残酷な命令を、究極の選択を宣告する快感に、礼子の全身が打ち震える。「死刑執行、て言ったでしょう?今日はいつものような苛めじゃ無いのよ。うんちを食べるか、鞭で打ち殺されるか、二つに一つ。どちらでも、慎治の好きな方を選ぶがいいわ。」「や、や、や、いやあああああああああっっっ!」「さあ・・・処刑、再開よ!」
カッカッカッ、ヒールを鳴らして間合いを調整すると、礼子は鞭を構えた。と同時に、ポーン、と電子音が響く。「さあ慎治、次から逝くよ!」礼子は軽く美唇を舐めた。嗜虐心が最高潮に達したときの礼子の癖、獲物を前に舌なめずりする猫科の猛獣のようだ。チッチッチッ・・・慎治の心臓が縮みあがっていく。「や、やだ、食べられないよおお・・・」礼子の返事はない。ピッピッピッ音が変わった、とその瞬間、礼子の右手が動いた。ヒュンッヒュンッヒュオッ、ウオッチの電子音と風切音が見事にシンクロする。「あ、ああああ、やめて・・・」ポーン、ピシーーンッ!ヒイイイイイッ!20秒を告げる電子音と高らかな鞭音、そして慎治の悲鳴が同時に木霊した。繰り戻した鞭を手に、礼子は無言のまま悠然と微笑んだ。「いたい・・・やだよ礼子さん・・・許してよ・・・」背中を反らせて哀願する慎治を、礼子は楽しげに見下ろしていた。ウフフフフ慎治、言葉は無粋、私が慎治にあげる言葉は、この鞭だけよ。さあ何発で食べ始めるかしら?残酷なウオッチは無機質な音を立てながら時を刻み続ける。チッチッチッ・・・ピッピッピッヒュンヒュンヒュォッ・・・ポーンバシ-ンッ!あああああああ!激痛に喘ぐ慎治、だが拘束台に土下座を強制されていては、手をかざすは愚か身を捩ることすらままならない。
反射的に首をあげた慎治の涙に曇った視界に、美しいクラスメートの姿が映る。鞭を手にした長身の美少女、そして漆黒のブーツの爪先が、ウオッチに合わせて時を刻んでいた。ピッピッピッ・・・ポーン、ビシイッ!鞭が炸裂した。あ、あああ・・・礼子さん・・・本当に、本当に食べさせる気・・・なの・・・ガクッと顔を落とす慎治、その惰弱な視線に究極の責め具、礼子のうんちが飛び込んだ。忘れかけていた悪臭が、おぞましい不味さが蘇る。第一陣の茶褐色の太い塊が、第二陣の粘土のようなペーストが、間近に横たわっている。紛れもないうんち、汚い、この上なく汚い、この世で最も汚いもの、他人のうんちそのものだった。幾つもの割れ目が、筋が、礼子の体内、直腸と肛門が刻み込んだ模様がおぞましい。所々に見える未消化の食べ物の痕跡が生々しさを、礼子という他人の体から、同じ人間の体から排泄されたものだという実感を掻き立てる。その表面で所々に光る粘液が、つい今しがた、体内から排泄されたばかりだという事実を誇らしげに語る。そして勿論、至近距離から立ち昇る臭気、人間の、他人のうんち以外にはありえないその臭気、逃げようのない、呪わしい限りの現実を見せ付けられた慎治の、絶望の叫びが上がった。
「だ、だめ、だめだよおおおおお・・・で、できないいい・・・ヒイイイッ!」鞭が炸裂した。ああ、あああああ・・・れ、礼子・・・さんんんん・・・絶望に喘ぐ慎治、だが逃げ場など、救いなどどこにもない。あるわけがない。ここにあるものは只ひとつ、礼子の至上の快楽のみだ。見下ろす礼子にとっては、慎治の葛藤など手に取るように読み取れる。そして慎治が屈服するに違いないことも、確信をもって読みとっている。ウフフフフ慎治、そうやって下を向いちゃえば、もうすぐお食事開始ね。さあ後何発かしら?鞭で追い込む、慎治に人生最大の屈辱を強制する、その楽しみに礼子は全身が震えるほど楽しかった。最高・・・何て楽しいの!ウフフフフ慎治、顔を押し付けてなんかやらない、踏み潰してなんかやらないからね。鞭だけで追い込んであげる。ウフフフフ、慎治が自分の意思で、私のうんちを食べるようにしてあげる。自分でお口をあけて、私のうんちに顔を突っ込むように、とことんとことん、追い込んであげるからね!
礼子の鞭、一打ち毎に、慎治の頭が一センチずつ下がっていく。最高!この鞭さえあれば、私なんでもできる。慎治にどんなことでもさせられる!支配者の残酷な悦びに身を任せ、礼子はゆっくりと責め続けた。鞭のまさに正しい使い方、巧みに手加減し、逆らえない痛みをいつまでもいつまでも与え続ける、気絶することも耐えることも許さない鞭を振るい続ける。誰もが認める美少女、礼子の残酷面を象徴する鞭は、慎治を際限なく責め苛み続けた。あ、あああ、あううううう・・・鞭の圧力に押し潰されるかのように、慎治の口はあと数センチのところにまで押し下げられていた。もう慎治の視界一杯に、礼子のうんちが迫っている。だ、だめ・・・食べちゃ、食べちゃだめ・・・うんち、うんちを食べるなんて・・・そんなことしたら・・・もう人間じゃ・・・ない・・・最期の、最期の抵抗、涙ぐましい最期の抵抗だ。そして礼子も、慎治を最終防衛線まで追い込んだことを悟っていた。
ウフフフフ、さあ慎治、あともうちょっと、とうとう最期の瞬間ね。さあこれで・・・食べるかしら?ポーン、パシイインッ!ビクッと慎治の手が震えた。だがその手は折れず、後一歩で踏み止まった。あら慎治、可愛いことしてくれるじゃない。最期の意地、てとこ?クックックッ、ほーんと、最期の最期まで楽しませてくれるわね。ポーン、ピシイイイッ!うぐううううう・・・慎治が歯を食いしばる音が漏れた。そうそう慎治、頑張ってね。もっともっと、一杯楽しませてね、どこまで耐えられるか、ゆっくり付き合ってあげるからさ!ポーン、パシイイインッ!ガク、ガクガクガク、と慎治の両手が震えている。何とか持ちこたえようとしている精神と、屈服を求める肉体との間で、首がブルブルと震えている。屈服した後の苦しみと、今この時に呻吟する痛みとが均衡する。嗅覚味覚への責め苦と痛覚への責め苦が凌ぎを削っている。そしてその葛藤に、均衡に、女神の裁きが下されようとしていた。フフフフフ慎治・・・もう限界のようね。賭けてもいい、この一打で慎治、絶対屈服するよ。私のうんちに顔を突っ込んで、豚のように食べ始めるよ・・・いよいよ慎治の全人格を打ち砕いてやる、止めを刺す予感、先ほどの排泄の快感に勝るとも劣らぬ快感の奔流が礼子の全身を駆け巡る。チッチッチッ・・・ピッピッピッ、来た・・・来た来た来た・・・ポーン、礼子の右手が閃いた。パシイイイインッ!勝利の鞭音が木霊した。

あ、ああ、あああああ・・・ボロボロと涙を流しながら、慎治は礼子のうんちを見詰めていた。ああ、嫌、食べたく・・・ない・・・だが背中が痛みに燃え上がっていた。死ぬまで鞭打つわよ、うんちを食べるか死ぬか、二つに一つよ。礼子の無情な宣告が頭の中を駆け巡っていた。礼子が本当に殺すつもりなどないことは、慎治にもわかっていた。僕が必ず屈服する、て思っているんだ・・・鞭の痛さに負けて、うんちを食べると思っているんだ・・・ひ、酷いよ礼子さん・・・その通りだった。慎治を屈服させ、屈辱の極致を味合わせる、それこそが礼子の無上の喜び。だがそれが分かっていても、慎治にできることなど何もない。幾度となく味合わされた苦痛、幾度となく味合わされた屈辱。その集大成を味合わされようとしているのだ。そして本当に殺すつもりはないとはいえ、例え気絶しても直ぐに活を入れて息を吹き返させられ、食べるまで鞭打たれることもまた、疑いようのない真実だ。だ、だめ・・・いや・・・いたい・・・礼子さんの・・・礼子さんの・・・鞭に・・・負か・・・される・・・痛みと決して終わらぬ責め苦への絶望に、慎治の惰弱な精神はゆっくりと突き崩されていく。観念したかのように、慎治は震える口を開けた。た、べるしか・・・ないの・・・ひ、ひどい・・・臨界点はすぐそこまで来ている。決壊寸前だった。の瞬間、勝利を確信した礼子の鞭が振り下ろされた。パシイイイインッ!
「ヒイイイイイッ!い、いや、もういやあああああああっ!おねがい、おねがい、食べるから、食べるからお願い、鞭は、鞭はもうゆるじでえええええっ!」遂に絶望と痛さに打ち砕かれた慎治の悲鳴が響いた。だが礼子の返答は無い。女神はゆっくりとブーツで時を刻むのみだ。チッチッチッ・・・ピッピッピッ・・・ヒユンヒュンヒョオッ!「ひいいいいいい、たたた、食べます食べます、今食べますからあああああ、アヒイイイイイッ!」パシイインッ!礼子の返答は、無慈悲な鞭のみだった。た、食べる、食べる、て言ってるのにいいいいい!ほ、本当に食べるまで、口に入れるまで、鞭をやめてもくれないのおおお!追い詰められた慎治は、ついに意を決し、目の前のパッドに口を近づける。礼子のうんちが待ち受けるパッドへ。い、一気に咥えて飲み込んじゃうんだ・・・必死で大きく口を開け、一番近くにあった大きな塊を咥え込んだ。礼子の第二陣、柔らかな灰褐色の塊を。むう、とまだ全くといっていいほど冷めていないその塊は、慎治の口に礼子の温もりを焼き付けた。そして次の瞬間、慎治が飲み込むのより遥かに早く、慎治の口に、鼻に、強烈な悪臭と不味さを叩き付けた。「あっぐうっ、ぐう、ぐううう、んっぐっ・・・げっはあああああああっ!」粘土のように、柔らかく口一杯に広がるうんち、一息に飲み込むのは余りに難しい。そして口の中に一瞬でも留まれば、破壊的な臭気責めには十二分な時間だ。
げっげええっげえええええっ・・・殆ど飲み込めずにえづく慎治、だがその間にも時は無慈悲に進んでいく。チッチッチッ・・ピッピッピッ、ポーン!バシイイインッ!女神の鞭が炸裂する。あ、ああ、あああ待って、おねがい・・・たべる・・・から・・・不味さと臭さと痛さ、最強のトリプレッツに責め苛まれ泣き喘ぎながら、慎治は再び口をつけた。今度は第一陣の硬い塊に。噛み潰され、いくつかの塊にわかれた一つを咥えた。の、みこむんだ・・・だが幾ら噛み分けたといっても、それなりの大きさがある物体を、そう簡単に丸呑みなんかできるわけが無い。飲め・・・ない・・・苦しげに口を動かす慎治は舌でしゃぶるようにしてしまった。ぐっひいいいいいい、ぐざいいいいい・・・身の毛もよだつ生臭さが口を支配する。必死で吐き気を堪えながら、思い切って奥歯で噛み砕いた。グニュッ、とその塊が崩壊し、幾つもの粒に分かれていく。口の中、舌のそこかしこを、ブニュッと礼子のうんちが撫でていく。口の中で再び、原爆が炸裂した。表面だけではない、その塊は中も断面も芯も、どの小片一つに至るまで、悪臭と不味さに満ち満ちていた。苦みと生臭さと、そして田舎の畑を思わせる発酵臭が入り乱れ、口の中を暴風のように駆け巡る。
えう、こはあああああ!耐え切れずに吐き出してしまった。余りの不味さに全身が痙攣している。胃がきゅうっと縮み上がっている。手も足もガクガクと痙攣し危うく礼子のうんちの中に顔を突っ込みそうになった。いいい、いやだいやだいやだよおおおおおおおっ!だがやめることなどできない。礼子の鞭は決して止まらず、正確に20秒に一発ずつ、慎治を打ち据え続ける。ウフフ、ウフフフフ、食べてる食べてる。アハハハハッ、また吐き出しちゃって、全然減ってないじゃない。そんなに不味い?私のう・ん・ち。あはは、あはははははっあはははははっ!いい気味!でも慎治、悠長に悶えている暇なんかないわよ。チッチッチッ・・・ウオッチは時を刻み続ける。そしてピッピッピッ・・・音が変わった。「や、やだあああああ・・・おねがい、ちよっと、ちよっとでいいから・・・まっでえええええ・・・ひいいいいいっ!」パシイイインッ!慎治の哀願になど一切お構いなく、20秒かっきりに鞭が炸裂する。悶える時間、喘ぐ時間がそのまま、鞭の時間、痛みの時間。20秒ごとに確実に訪れる責め苦は、慎治の精神を待つ恐怖で責め苛む。ウオッチの音が、じりじりと全身をとろ火で炙られるかのような焦燥感を掻き立てる。そしてその恐怖から唯一逃れる道は・・・礼子のうんち地獄。臭いと味だけではない。何よりも精神を、自分の意思で、自分の体で礼子のうんちに口を近付け、食べているという現実。屈辱などという言葉で表せるような、生易しいものではない。女の子に、クラスメートの美少女に、憧れの天城礼子に、自分の何もかも全てを踏み躙られる屈辱。身も心も全てを永久に消えない汚辱で塗り潰される屈辱。そこまでされても尚、礼子の鞭に、たった一本の鞭に逆らえない自分の情けなさ。死刑、まさしく全ての人格を破壊しつくす、死刑そのものだった。
「・・・おごっ・・・ぶえっ・・・けっけはあああ・・・」食べては吐き吐いては食べ、慎治は礼子の美尻が産み落とした地獄に悶え続けた。鼻だけではない、慎治が吸える空気は礼子に汚染された空気だけ。苦しげに吐き出す自らの息でさえ、肺の奥底までを犯し腐り果てさせるような悪臭に染め上げられ、最期の置き土産とばかりに嗅覚を犯す。苦さと生臭さと微かな酸味を中心とした、想像を絶するほどおぞましい味が味覚に二度と消えない不味さを刷り込んでいく。正確に20秒毎に背中を襲う鞭の痛みに加え、歯に、舌に粘土のように絡みつく食感が、震え上がるほどの嫌悪感を触覚に刻み込む。コツコツと床を踏み鳴らすヒールの音と鞭の風切り音、そして強烈な不味さと臭さにえずき呻く自分の情けない声が聴覚を責め苛む。涙で濡れる目の前にまだまだ大量に横たわる苦痛の源、礼子のうんちの姿とその彼方に聳える漆黒のブーツ、そして美しい顔を上気させて楽しむ礼子の姿が、例えようも無いほどの惨めさと屈辱を視覚に叩き込む。嗅覚味覚触覚聴覚視覚、礼子のうんちは慎治の五感全てを責め苛み続けた。そして全ての責め苦は力を合わせ慎治の精神に、一生二度と消えない屈辱を、他人のうんちを食べさせられているのだ、という屈辱を焼き付けていた。ウフフフフ、苦しんでる苦しんでる。いいわよ慎治、もっともっと苦しみなさい。そうじゃないと苛め甲斐がないってものよ。これだけ長い長い間準備して盛り上げてきたとっておきの責めだもの、もっともっとたっぷりと苦しんでもらわなくちゃね!

ふと礼子の脳裏に四文字の言葉が浮かんだ。阿鼻地獄。八大地獄最下層の、究極の地獄、他の七大地獄全ての責め苦を合計した、千倍にも相当する責め苦を味合わされる地獄。罪人は2000年もの時をかけて堕ちていき、殆ど永久と言える程の間、間断なく一瞬の休みも無く責め苦を受け続ける。そして阿鼻地獄と呼ばれる所以は、そこに充満する恐ろしい程の臭気、生者が吸ったらその臭いだけで消滅してしまう、という程の恐ろしい臭気にあるという。まさにピッタリじゃん。慎治は今、私のうんちの臭いをゼロ距離で嗅がされ続けているのよね。この世で最も汚いもの、他人のうんちを、それも遠目になんかじゃなくて、ゼロ距離で、ううん、体の中と外と両方から嗅がされているんだものね。鼻も舌も背中も目も耳も心も、慎治の全部全部、どこもかしこもくまなく責め苛んでやっているのよね・・・し・あ・わ・せ!想像すら出来ないほどの苦痛を与える快感を、礼子は半ば恍惚とするほど思う存分満喫していた。
その足元で、鞭の下で慎治は泣きながら、ひたすら泣きながら少しずつ、少しずつ礼子のうんちを食べ続けた。喉が胃が、全身が余りの不味さと生物的な自己防衛本能で口の中の異物を吐き出せと痙攣する。救いなどどこにもない。元来人間は鼻馬鹿な生き物であるおかげで、悪臭には少しずつ麻痺してきたような気がするが、だがその分、不味いとしか分からなかった味まで、多少の分析ができるようになってしまった。苦味と生臭みが全体を支配している。酸味もはっきりと分かるのに加え、微かに感じる甘みが嫌らしい。軟便は柔らかいムースのようだが、最初の硬便は餅と粘土の中間のような、粘り気ともろさを兼ね備えている。あああ、ううううう・・・こ、こんな味・・・感じたくない・・・礼子さん、いっそ、いっそ打ち殺してよ、いつもやってるみたいに・・・その鞭で責め潰してよ・・・無論、礼子がその気になれば20発程度で気絶させることなど簡単だ。だが残酷な礼子が、そんな願いを叶えてやるわけがない。巧みにスナップをコントロールし、高らかな音を立てて打ち据えながらも、決して深くは打ち込まない。先端のフラップのみを打ち当て刺すような痛みを刻み込むが、体の奥底にまで浸み込み内出血を引き起こす、重みのある鞭は決して打たない。皮膚表面のみを責める鞭、屈従を強いるには十二分な痛みではあるが肉体的なダメージは浅いため、何時まででも打ち続けられる鞭を礼子は打ち続ける。鞭を打ち当てる場所も少しずつずらし、決して一箇所に集中させない。ウフフフフ慎治、いつもよりずっと痛くないでしょう?だって痛くしすぎたら,うんちの味が分からなくなっちゃうものね。今日の鞭はあくまでスパイス、私のうんちの味、とことん味合わせてあげるからね。ある意味、鞭の残酷さを最大限に活かした鞭を礼子は巧みに打ち続けた。拷問の鞭ではない、アメリカ南部で奴隷農場の主人が振るう鞭、大切な財産である奴隷を傷つけ商品価値を落とさないように、苦痛のみを与え続け労働力を限界まで絞りとる鞭を礼子は振るい続けた。違うのはただ一つ、礼子が搾り取るのは労働力ではなく、苦痛と屈辱のみであることだけだ。
ウフフフフ慎治、生かさず殺さずよ。ゆっくりゆっくり嬲ってあげる。20秒に1発1分に3発。贅沢な時間をゆっくりと楽しんでいた。まさに革でできた便利な道具、もはや礼子の体の一部である鞭は、気絶することすら許さず、際限なく慎治を苦痛と屈辱の阿鼻地獄で責め苛み続けた。鞭に関しては礼子のスタミナは無尽蔵、何十発でも、いやその気になれば、何百発でも打ち続けられる。慎治のダメージが限界を超えないギリギリで責め続けることなど、礼子にとってはた易いこと。少しずつ、少しずつ慎治が自分のうんちを食べていくのを、礼子は白い頬を美しく上気させながら見下ろしていた。ウフフフフ、食べてる、食べてる・・・食べてる!最後の一欠けらまで、最後の一舐めまで・・・絶対に食べさせてやるからね!最高の征服感だ。初めて唾を吐き掛けた時の快感、初めて鞭を打った時の快感、初めておしっこを飲ませた時の快感を思い出した。どれも思い出しただけで胸がワクワクするほどの楽しさだった。だが今楽しんでいる快感は全く違う種類の快感だった。何が違うのかしら・・・そうか!慎治は自分で食べているのね・・・私のうんちを!鞭で打ち据える時もブーツで踏み躙る時も、おしっこ飲ませるときだって、いつも私が無理やり苛めていたわよね。だけど今は違う、慎治は自分で口を開けてかぶりつかなくちゃいけないのよ。自分の意思で、自分の力で食べなくちゃいけないのよね、私の・・・うんちを!
礼子は全身を震わせながら屈辱の食事を続ける慎治の惨めな姿を、改めて見下ろした。こんな汚いものを・・・こんな臭いものを食べてるのよね・・・私に屈服させられて、私の鞭に怯えながら食べているのよね・・・ビクビクッ、と全身が痙攣するほどの快感が走る。うんちなんて、他人のうんちなんて・・・想像もできないけど、そんなもの食べさせられる位なら、私だったら絶対間違いなくその場で自殺しちゃうわよ。迷わず舌を噛み切るわ。それを・・・自分じゃ絶対死んでもできないことを私は今、慎治にやらせているのよね・・・慎治の一生全てを取り返しがつかないように穢し尽くした快感。女のうんちを食べさせられた男、という永久に消えない汚辱を刻み込んでやった快感。慎治の全てを征服し尽した、まさに至高の征服感が波のように押し寄せてくる。今まで経験したことの無いほどの快感が、灼熱の洪水となって礼子の全身を駆け巡る。
長い長い時間が過ぎた。阿鼻地獄の刑期は1中劫。殆ど無限と言えるほどの時間だ。慎治にとっても無限と言えるほどの、長い長い時間が過ぎていく。美貌の満面に、溢れるばかりの笑みを浮かべながら礼子は責め抜いた。如何なる慈悲も、ほんの一欠けらの情けすらかけずに責め抜いた。処刑室に延々と響き続けた鞭音が漸く止んだ時、無限の苦悶の果てに遂に、慎治は全てのうんちを食べ終えていた。ぺろっ・・・ぴちゃっ・・・パッドの中の最後の一掬いを舐めとり、精根尽き果てた慎治はそのままパッドに顔を埋めたまま喘いでいた。「ウフフフフ慎治、よくやったわね。とうとう全部食べ尽したわね・・・私のう・ん・ち・を。」コツコツとヒールを響かせながら近づくと、礼子はブーツで後頭部を踏み付けたが、もう慎治は動くことさえできない。「アハハハハ、よっぽど堪えたみたいね。いいわ、約束通りほどいてあげる。」礼子がベルトを外してやると、殆ど虫の息の慎治が最期の力を振り絞るかのように、這いずりだした。「あら慎治、どこに行くの?」グシャッ、無慈悲なブーツが再び頭を踏み潰す。「・・・あうう・・ぐぶううう・・・ね、がい・・・吐き・・・たい・・・」必死で声を絞り出した。礼子の美唇の両端が残酷に吊り上る。
「何よ慎治、吐きたいの?バーカ、吐かせてなんかあげないわよ。折角食べさせてやったんだから、有り難く受け取りなさい。吐いたりなんかしたら、また一から責めなおすわよ。」「・・・あああ、そ・・んな・・・」慎治の涙声を聞くそぶりさえ見せずに礼子は命じた。「ほら慎治、お仕置き部屋に行くわよ。あっちでへたっていていいからさ、その代わりあと二時間は一緒にいなさい。ウフフフフ、しっかり慎治の体が吸収して、もう吐くこともできなくなるまでね。」カッカッと高らかにヒールを響かせながら、勝利の美神は歩いていく。その後ろを、人格の全てを蹂躙された慎治は虫けらのように、立ち上がることさえできずに這っていく。そして処刑室のドアを開けお仕置き部屋に戻った時、隣の処刑室のドアも丁度開いたところだった。「あ、玲子、玲子も今終わったんだ。」興奮した面持ちの玲子の後ろには、やはりもがきながら這っている信次の姿があった。「うん!もう最高!礼子もたっぷり楽しんだ?」「もっちろん!ほんと楽しかった。とっておきのお楽しみにしといた甲斐があった、て感じよ。」「ほんとそうよねえ、もう楽しくて楽しくてさ、頭の中真っ白になる位楽しかったわ!」生贄を足元に、二人の女神は至高の快感の余韻を確かめ合った。その足元でうめく慎治たちは未だ知らなかった。阿鼻地獄のもう一つの名前を。無間地獄、果てることなく無限に苦しみのみが続く地獄、という意味を。一回食べただけで終わりになる程度の地獄ではない、ということを。

お仕置き部屋では、富美代と朝子が待ちかねていた。「どう礼子、どうだった?最高?」「ねえやった?全部完食させたの?」興味津々に尋ねる二人に、礼子はピッ、と親指をあげて答えた。「もっちろん!最高に楽しかった!」「ほんとほんと、フミちゃんも朝子も、思いっきり楽しみにしといてね。泣きながら完食する信次見てるとさ、もう最っ高に興奮しちゃうよ!」礼子たちは慎治たちを部屋の片隅に寝転がらせ、息を弾ませながら最高の快楽について語り続けた。こみ上げる吐き気といつまで経っても口と鼻から一向に消えない味と臭いに呻きながら、長い長い二時間を二人はひたすら耐えていた。そして漸く、待ちに待った一言が礼子の口から発せられた。「さあてと、もう時間も十分経ったし、そろそろ行こうか。」ああよかった・・・やっと・・・やっと帰れる・・・その淡い希望の瞬間を狙い澄ましたかのように、礼子が言い放った。「ねえ慎治、安心するのはまだ早いわよ。」え、えええ、ま、未だだなんて・・・「今日は土曜日、明日の日曜もお休みよね。だ・か・ら、二人とも」ゾクッとするような冷笑を浮かべた。「明日も今日と同じ時間に来なさい。」「ひいいっそ、そんなあああああ!」「い、いやああああ、いやだあああああ、いっそ・・・いっそ殺してえええええっ!」一頻り二人が絶叫するのを楽しんだ所で、礼子がパンッと手を叩いた。「さ、二人とも分かったわね。ところでさ」クスクスッ、と悪戯っぽく笑った。「明日は・・・誰のうんちを食べさせられると思う?」だ、誰の、誰のって・・・怯える慎治の目に冷酷な幼馴染、富美代の姿が映った。「ま、まさか・・・フミちゃんのうんちを・・・食べさせられるの・・・」「さあてね、それは・・・明日のお・た・の・し・み・よ!」キャハハハハハッ、と女神たちの楽しげな笑い声がいつまでもお仕置き部屋に響き続けた。
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PART5は後夜祭に相当します。遂に人間便器の刑を執行された慎治たち、阿鼻地獄に突き落とされた彼等に加えられる止めの責め苦、そして礼子たちにとって究極の快楽の締め括りとなる責め苦はどのようなものでしょうか。肉体的、精神的両建ての拷問で締め括りたいと思います。

当初の予定では、この「予告された殺人の記録」シリーズで一応完結とする予定でした。しかしよく考えてみるとエヴァ物で始めたこの小説、原作で重要だった登場人物がまだ登場していません。そう、アスカです。些か番外編的、蛇足ではありますが、次回作ではアスカを登場させたいと思います。タイトルは「光の世紀」。キューバの亡命作家、カルペンティエールの代表作です。フランス革命当時の中米植民地を舞台に、高らかに人権を謳い上げた革命家が権力の亡者と成り果て自らが奴隷を買い漁る、革命の夢と幻滅を描いた小説です。慎治たちは何を夢見て、何に打ちひしがれるのでしょうか。

「レイコとシンジ 予告された殺人の記録 PART5」

「うう、ううううう・・・」信次は一晩中呻き続けていた。漸く解放された二人は、玲子たちの姿が消えるや否や大急ぎでトイレに駆け込んだ。吐かなくちゃ、とにかく吐き出さなくちゃ・・・げっげええええ・・・ぐ、ぐえええええ・・・喉の奥まで指を突っ込み、必死で吐き出そうと、便器に半ば顔を突っ込んだまま呻き続けた。だが二時間も待たされ、既にかなりの部分が胃を通過し消化されはじめていた。加えてほぼ一日絶食、今日も朝から口にしたものは玲子たちの糞尿だけなのだ。吐き出せるものなど胃の中に殆ど無い。幾らもがいても、口から出るのは臭い涎ばかりだった。はがあああ・・・とうとう精根尽き果て、トイレの床にへたり込んでしまった。畜生・・・吐き出すことすら・・・できないのかよ・・・肩を震わせながら信次は、玲子の言葉を思い出していた。「信次、明日もうんち食べさせるからね、晩御飯は食べちゃ駄目よ。ま、安心しなさい、私たちも鬼じゃないからさ、お昼ご飯は食べていいわよ。最も、クックックッ」笑いながら続けた。「あれだけたっぷり私のうんち食べたあとだものね、果たして体が受け付けるかしら?何か食べられるものなら食べてごらん。」礼子も追い討ちをかける。「そうよね楽しみだわ。慎治、もう一ついいこと教えてあげる。」残酷な冷笑を浮かべながら、礼子は平然と言い放った。「うんちはね、雑菌の塊みたいなものよ、とーっても体に悪いんですって。死ぬことはないにしてもさ、おなか痛くなったり熱が出たり、大変みたいよ。だけどウフフフフ、明日は絶対に来るのよ。駄目です、体調悪くていけません、なんて絶対に許さないからね。這ってでも来なさい。」
残酷な美神の言う通りだった。何か・・・食べる・・・考えただけで気持ち悪くなってしまう。胃がキリキリと痙攣するかのように痛む、水を飲むのがやっとだった。家に辿り着くなりベッドに倒れこんでしまった。やがて階下では楽しそうな夕餉の声が聞こえてきたが、家族の誰も信次のことなど気にも留めない。そのまま意識を失ってしまった信次が目覚めたときは既に真夜中、家族はすっかり寝静まっていた。はあっはあっはあっ・・・荒い息をつきながら信次は身をよじった。胃がキリキリと痛む。胃だけではなく強烈な腹痛と便意も襲ってきた。喉は焼け付くように渇いている。這うようにしてトイレに入った信次は、猛烈な下痢に襲われた。悪寒が走り全身をブルッと震わせた。ガブガブと水を飲み、必死で布団にくるまる、まるで風邪の引きはじめのようだった。だが自分を責め苛んでいるものの正体は分かり切っていた。体内に、おそらく腸のあたりに、そして既に吸収されたものは全身を駆け巡っている玲子の残酷な責め具に疑いない。畜生・・・玲子の・・・うんちのせいだ・・・あんなものを食べさせられたせいなんだ・・・玲子の美貌が、残酷に哄笑する美貌が浮かぶ。畜生・・・美人だ美人だなんてちやほやされてるくせに・・・あんな、あんな臭いものを・・・あんな穢いものを出しやがって・・・俺に・・・食べさせた・・・なんて・・・舌に鼻に、おぞましい味と臭いが蘇り、うっと吐き気に襲われた信次は慌てて再びトイレに駆け込んだ。だが胃から出るものは今しがた飲んだ水だけ。玲子のうんちなど、とうの昔に吸収されてしまっている。全身の不快感とこみ上げる屈辱に悶々と眠れぬ夜を過ごした信次は、翌朝鉛のように重い体を引きずり、階下に下りてきた。
廊下で母とすれ違う。「・・・おはよう・・・ございます・・・」消え入りそうな声で挨拶する。チラッと忌々しげに一瞥を投げかけた母が一言吐き捨てた。「汚い顔!」き、汚い・・・そんな汚いだなんて・・・一応俺、あんたの息子じゃないか・・・だが洗面所で鏡を見た瞬間、信次は我と我が目を疑ってしまった。いつもながらの生気のない、土気色の顔。だがその顔のあちこちに、吹き出物ができていた。ボリボリと掻き毟っていた腹を見ると、湿疹があちこちに浮き出ている。玲子の美尻から排泄された種が咲かせた、妖しい毒の花だった。ひ、ひどい・・・辱めだけじゃなくて・・・体の中からまで苛めるだなんて・・・信次は全身を震わせ嗚咽した。余りの仕打ちに、そして余りの恐怖に。おしっこなら幾らでも飲まされたことがある。唾なら数え切れないほど吐き掛けられた。だがどちらもこんな、内臓から蝕まれるようなことはない。飲み終わってしまえば、精々匂いが残る程度のものだ。だが、昨日味合わされた責め苦、うんちは全く違った。毒の塊、体に間違いなく有害なものだったのだ、それを身をもって理解させられていた。そして今日・・・その毒の塊をまた食べさせられるのだ、ということを。これから1-2時間後にはまた。うんち責めが待っている、ということを。

昨日と同じ動作、同じ光景、同じ溜息を繰り返しつつ、信次は校門の前で立ち竦んでいた。これから・・・また食べさせられる・・・ふと気がつくと、傍らに慎治が立ち竦んでいた。何から何まで昨日と同じだった。違うのは慎治も自分も、吹き出物だらけの酷い顔になっていることだけだ。そして待ちかねていた玲子たちに引き連れられ、二人は処刑室へと引き立てられていった。二人を床に正座させると、玲子たちは先ず、コーヒーを淹れ始めた。「ウフフフフ信次?どう、昨日はよく眠れた?「アハハハハッ!玲子ったら、眠れたわけないじゃん。この顔見てごらんよ、こーんな一杯、お顔中吹き出物だらけにしちゃってさ!顔色も悪いし、風邪引きさんみたいじゃない。一晩中うなされてたんじゃないの、どう慎治?」嘲るように尋ねる礼子の言葉に、全身を炙られるような屈辱と汚辱に耐えながら慎治が声を絞り出した。「・・・はい・・・だって、だって・・・あんなもの食べさせられたんだから・・・もう駄目、もうボロボロだよ・・・だから、もうやめてよ・・・あんなこと・・・」早くも涙をこぼす慎治を満足げに見つめながら、礼子は優しげに言った。「あんもう!泣き出すことないじゃない。安心しなさいよ慎治、優しい優しい私がそんな酷いこと、するわけないじゃない。」「そんな、食べさせないだなんて、どうせフミちゃんに苛めさせるんでしょう・・・フミちゃんのを食べさせるんでしょう・・・」答えは与えられなかった。丁度コーヒーが入ったところだった。「ま、どうでもいいじゃないそんなこと。それより慎治、コーヒーが入ったわ。椅子になって。」礼子の命令に、慎治は慌てて椅子に頭を差し入れ、礼子のクッションとして顔を差し出した。すっとスカートをなびかせながら、礼子の純白のパンティが、圧倒的な肉感を讃えた美尻が降りてくる。昨日地獄を味合わせた美尻、阿鼻地獄に自分を突き落とした美尻がゆっくりと舞い降りてくるのを、慎治は絶望に打ちひしがれながら待っていた。
ゆっくりと時は過ぎ、コーヒーカップが空になった頃、玲子が口を開いた。「どう礼子は?」「うーん、もうちょっとかな。もしかして玲子はそろそろ?」「うん。じゃあ・・・いいかな?」「OK、いいよ玲子が先攻で。」え・・・え、何、そろそろ?先攻?朝子じゃなくて、玲子が自分でまた食べさせるつもり・・・い、いや、まさか・・・自分のと朝子のと、二人分食べさせるつもりじゃ・・・玲子の美尻の下で、信次は破滅の恐怖にガタガタと震えた。嫌、そ、それだけは・・・お願いだ玲子さん、立たないで・・・自分の顔を組み敷く玲子の尻ですら、今は愛おしい。そして礼子の尻の下で、慎治は束の間の安堵を味わっていた。ああ良かった・・・とにかく玲子さんが先なんだ、礼子さんは未だなんだ・・・どうせ来るものと分かっていても、一分一秒でも命を永らえたかった。クックックッ、二人の女神が楽しげに笑うのを、亡者たちは気づかなかった。「信次、安心していいよ。さっき礼子が言ってたでしょう?慎治には食べさせないって。私も信次には食べさせないわよ。どう、安心した?」え、えええ、ほ、ほんと、ほんとに本当なの?信次は耳を疑った。「うん、本当に決まってるじゃない、私がウソなんかつくわけないでしょう?」そそそ、そんな・・・まさか・・・今度は慎治が礼子の美尻の下で震えだした。先攻なのに食べさせないなんてそんな・・・ま、さか・・・
「ウフフフフ慎治、どうやらお分かりみたいね。慎治、今日はわ・た・し・の、うんちを食べさせてあ・げ・る。」ぶひっぶびいいいいいいっ、ぞんな、ぞんなあああああ!礼子の尻の下から、押し潰された悲鳴が上がった。「アハハハハ慎治、そんなに驚くことないでしょう?思い出してご覧よ、今でこそ慎治は礼子のものだけどさ、慎治を最初に苛めたのは私、私に蹴り倒されたのが、そもそもの始まりだった、て忘れてない?転落のきっかけを作ってあげたのが私なんだしさ、大体いつもだって、しょっちゅう慎治のこと苛めてあげてるでしょう?だったらやっぱり、慎治を便器にする権利もあるわよね。」当然のように残酷な処刑宣告を言い渡す玲子に、慎治は身震いした。玲子の蹴り地獄の痛みと屈辱が蘇るが、それだけではない。玲子は確かに、普段から慎治のことも信次に負けず劣らずよく苛めていた。元々多少とはいえワル志向のある玲子にとって、坊ちゃん坊ちゃんした慎治は最も毛嫌いするタイプ、心底苛めたくなるタイプだ。同様に根はお嬢様系の礼子にとって、へたれヤンキー崩れの信次は心の底から軽蔑する、見るのも穢らわしい、といったタイプだ。それ故玲子たちは頻繁に、生贄を交換して苛めていた。富美代や朝子は各々のターゲット以外には余り興味を示さず、生贄を交換するのは10回に1回程度しかないのに対し、礼子たちは実際には4回に1回近くも、苛め相手を交換していたのだ。いやむしろ、礼子が慎治を、玲子が信次を苛めるときは責め嬲る、といったお楽しみ、お遊び的な要素も入るのに対し、礼子が信次を、玲子が慎治を責める時は嫌悪感と軽蔑が前面に出てくる分、より純粋に苦痛を与え、より辛い責め苦を味あわせる傾向すらあった。
それだけに、玲子の宣告は慎治にとって凄まじい恐怖だった。「じゃあ礼子、慎治貸してね。」「うん、いいよ。慎治、玲子と一緒にいってらっしゃい。ウフフフフしっかり玲子の便器をお勤めするのよ。」スッと二人の女神が腰を上げた、声も出せずに泣き咽ぶ慎治と半信半疑ながらも束の間の幸運を噛み締める信次、美尻の下から現れた顔は見事に明暗が分かれていた。椅子から解き放たれてもガタガタ震える慎治に、玲子が楽しそうに声をかけた。「さあ慎治、行こうか処刑室へ。ウフフフフ、たっぷりと食べさせてあげるからね。わ・た・し・の、うんち。フフフフフ、憧れの天城礼子のうんちとどっちが臭くて不味いかしら?負けないわよ、たっぷりと苦しめてあげるからね。」「そそそ、そんな、玲子さん、お願い許して・・・」泣きながら両手を合わせて哀願する慎治を楽しみながら、玲子は信次に振り向いた。「あ、信次、信次も一緒に処刑室においで。色々と手伝ってもらう事があるからね。」て、手伝って貰うこと!?怯える信次に微笑みかける。「別に怖がることないでしょう?食べさせない、て約束してあげたんたからさ。」「・・・ほ、ほんとに、本当に・・・食べさせないの・・・」「ったく疑い深いのね、本当よ本当、本当に食べさせないわよ。」玲子の言葉にほっとした信次は、玲子の機嫌を損ねぬように、いそいそと椅子から首を引き抜き、玲子に付き従った。玲子たち二人が意味ありげな笑みを交わしていたのにも気付かずに。
処刑室に入ると玲子は早速、慎治に処刑台に横たわるように命じ、漆黒のパンティを脱ぎ慎治の顔の上に跨った。「ああ信次、もっとこっちに来なさい。そう、私の真横。そこに正座していなさい。」信次が正座するのを見届けた玲子は、尻の下で震える慎治に一声かけた。「ウフフフフ慎治、人間便器の刑第二回、覚悟はいいかしら?まずはおしっこから逝くからね。」シャアアアアア、玲子の放尿音が響く。ウグッングッングッ、必死で飲み干す慎治の喉がなる。「よおし。いい飲みっぷりよ慎治、じゃあ次は、一杯うんちを食べさせてあげられるように、お尻の穴を舐めほぐして頂戴。ウフフフフ、慎治の大大だーいっきらいな私、この霧島玲子のお尻の穴をね!」勝ち誇るかのように高らかに宣告すると、玲子は慎治の口に何の躊躇もなく、自らの肛門を押し当てた。「うう、ぐっ・・・」雄大な玲子の美尻に口を塞がれた慎治がうめく。だがのんびりしている暇はない。舌を伸ばし、必死で玲子の肛門を舐め始めた。自分を責め立てる美少女の肛門を。間もなく自分に、この世で最も汚いもの、うんちを食べさせようとする肛門を。ピチャッペチャッチュバッ・・・処刑室に舐め音が響く。半ば観念したかのように、玲子の肛門を舐め続ける慎治、その姿を信次は呆然と見詰めていた。なんて・・・なんて惨めな姿なんだ・・・拘束具で床に縛り付けられた慎治、動きを、あらゆる抵抗を封じられた慎治の顔面にゆったりと腰を下ろす玲子。そしてその肛門を、自らを責め苛む美少女の最も汚い部分を必死で舐めほぐす慎治。勝者と敗者、支配者と隷属者、力と無力の全てを集約し、象徴するかのような構図だ。そしてこれを昨日・・・自分は玲子の尻の下で味合わされていたのだ。なんて・・・なんて屈辱的なんだ・・・
信次の醜い顔が歪むのを、玲子は見逃さない。そうよ信次、しっかり見ていなさい、ウフフフ信次、勘違いしているでしょう?私が今日苛めるのは慎治だ、て。ブーッ大外れ、私が苛めるのは信次、あんたの方なんだからね。ウフフフフ、どこで気付くかしら?楽しみね!「ウフフフフ信次、分かった?これが昨日の信次。私のお尻の下で信次は、こうやって苛められていたのよ。アハハハハハッ、分かった信次、こんな惨めな目に合わされていたのよ信次は。」軽蔑も露わに嘲る玲子に、信次は顔を真っ赤にして俯き肩を震わせる。「どう信次、お尻を舐めさせてる私がどんな気分か教えてあげようか?私はね、すっごくいい気分よ、もう最高!だってお尻よ?お尻の穴を舐めさせているのよ?こんなこと、普通の人間は、クラスの女の子の誰だって絶対楽しめないよね。それを私はこうやって好きなだけ楽しめるんだもん、もう震えちゃう位楽しいよ。慎治の一生全てを辱しめてやってる、て感じよね。こうやって他人を支配する、て最高に楽しいのよ、ウフフフフ、信次には一生縁がない楽しさだけどね。だって信次は支配される側、舐めさせられる側だもんね。ああ私、ほんっとうに、舐めさせる側に生まれてよかった!美人の特権、苛めっ子冥利につきる、てものよね!」ケラケラと楽しげに笑う玲子の嘲りに、信次は思わずこの場から駆け去りたくなる。だがそんなことを許す玲子ではない。「ほら信次、顔上げてしっかり見なさい。そろそろ私、いい気分になって来たんだから。ウフフフフ、これから慎治に、たっぷりと食べさせてやるからね、私のうんち。しっかり見てるのよ信次、慎治が私のうんちを食べさせられるところ。ウフフフフフフ、昨日の自分の姿をたっぷりと見せてあげる。アハハハハハ、信次、信次は私に・・・こういう目に・・・合わされたのよ・・・ほら、こういう・・・目に、ね!」慎治の舌に、信次の視線に刺激され、急速に高まった便意を玲子は一気に解放した。玲子の肛門が最大限に拡張され、中からピンク色の美しい肉がせり上がってくる。そして阿鼻地獄の尖兵、焦げ茶色の硬い、幾つもの粒が固まったようなうんちの先端がゆっくりと滑り出す。玲子の腹圧から解放された塊は落下につれて粒ごとに少しずつほぐれ、繊維質の糸を引き熱気と臭気を発散させながら慎治の口へと吸い込まれていく。

真横で残酷な処刑の光景を見せ付けられている信次は、玲子の美尻から排泄されたうんちが慎治の口に落下していく様をまざまざと見せ付けられていた。ううう・・・何て惨めなんだ・・・酷い・・・眼前で苦しむ慎治の姿に、思わず嗚咽を漏らしてしまう。それは慎治に向けられたものなのか、昨日の自分に対するものなのか信次自身にも分からない。濃厚な玲子の便臭が漂ってきた。今までの人生でさして気にも留めなかったその臭い、それが今では全く違う意味を獲得していた。その臭いは昨日の地獄と、たっぷりと味合わされた玲子のうんちの、おぞましい不味さと悪臭の記憶、玲子の残酷な狙い通り、究極の辱しめとして脳の中央に消しようもなく焼き付けられた人生最悪の記憶に直結していた。グウウウ・・・身震いするような嫌悪感と吐き気がこみ上げてくる。何もされていないのに、指一本触れられていないのに、既に十二分な責め苦だった。に、逃げたい、ここから逃げ出したい・・・叫び狂い、駆け出したい衝動に駆られる、だが玲子の命令に逆らう術などない。ムリュッ、ムリュムリュ・・・ゲウウウウウ、ウッブウウウウウ・・・微かな排泄音と同時にあがる断末魔の呻き声に、耳を覆いたくなる。こ、こんな目に・・・こんな目に遭わされたんだ・・・ポロポロと涙が溢れ出てくる。
「フフフ、ウフフフフ信次どーお、こんな目に逢わされたんだ、てこと思い出した?昨日私に、こんな目に逢わされたんだ、てこと思い出した?アハハハハ、みっじめよねえ、うんちなんか食べさせられてよくもまあ、生きていられるわよね!アハハッアハハハハッ!」哄笑する玲子に、信次は顔を真っ赤にして震えていた。耐え難いほどの屈辱に加えた、やり場のない怒りがより一層、信次を惨めにさせる。畜生、なんで、なんで平然と・・・うんちするところを見せ付けられるんだ・・・恥ずかしいとすら思わないなんて・・・平然と目の前でうんちをする玲子、自分に見せつけながら排泄を楽しむ玲子。だが玲子たちは羞恥心も常識も人並み以上に持ち合わせている。毎日のように飲ませているおしっこでさえ、決して互いがいる前ではしない。必ずトイレで飲ませている。そんな玲子がなぜ平然と目の前で排泄しているのか。単純な、誰にでも、信次にさえ直ぐにわかる。信次を人間と思っていないから。単なる苛め相手にしか思っていないから。最早古典の会田雄次、アーロン収容所の英軍女性将校の話を思い出した。日本人のことをサルか何かとしか思っていない、対等な人間だという考えはかけらもないから、トイレのドアを開け放ったままで排泄している真横で、トイレ掃除を平然とさせていた女性将校の話を。まさに玲子だ・・・俺のことを人間だ、クラスメートだなんて全く思っていないから、うんちをしているところを見られても恥ずかしいなんてかけらも思わないんだ・・・畜生・・・玲子の残酷な瞳からあからさまに浴びせられる無限の軽蔑、人種差別と言ったほうが近い、根源的な軽蔑が信次の屈辱をより一層掻き立てる。だが愚かな信次は、残酷な、そしてこの上なく聡明な玲子の企みにはまだまだ先があることを想像もできないでいた。
たっぷりと心行くまで排泄を楽しんだ玲子は、チラリと尻の下の慎治を一瞥した。ウフフフフ慎治、私のうんちも不味かった?ウフフフフ、お情けなんてないからね、私の鞭で全部、食べさせてやるわよ。だけど慎治、本当のターゲットは慎治じゃないの、信次なのよ。だから少し待っていなさい、後でゆっくり苛めてあげるからね。ふっくらとした形のよい唇を軽く舐めた。唾液に濡れた赤い美唇が艶めかしく輝き、玲子の嗜虐心が赤々と燃え上がっていく。「信次、ところでさ」大きな瞳を悪戯っぽく輝かせる。「こうやって人間便器を見物させるためだけに信次を連れてきたんだと思う?」チッチッ、舌を鳴らしながら人差し指と中指を立てて顔の前で振る。「違うのよね、信次には大事なお仕事をして貰う為に連れてきたのよ。何だと思う?」「お、お仕事だ何てそんな・・・一体何を・・・」予想だにしていなかった玲子の言葉に心臓が止まりそうになる。ま、まさか、やっぱり食べさせる気じゃ・・・「ウフフフフ、簡単なことよ。安心しなさい信次、このうんちを食べなさいなんて言わないわよ。これを食べるのは慎治のお仕事。信次のお仕事は別のことよ。分からない?じゃあヒントをあげる。信次が得意なことよ。私も大好きなこと。どう、こんなスペシャルヒントをあげたんだから、流石に分かったんじゃない?」得意・・・大好き・・・な、何だ玲子さんが大好きな責め、て・・・電流のように悪寒が走る。ま、まさか!
「ウフフフフ、分かったみたいね信次。そう、肛門舐めよ。信次のだーい好きな私のお尻、たっぷりと舐めさせてあげる。アハハ、アハハハハ!うんちしたばっかりの私のお尻、信次の舌でしっかり舐めてきれいにしてよね。私のお尻、信次のお口でウオシュレットなんかよりずっとずっときれいにしてよね。アハハハハ信次、人間便器の刑は昨日終わったからさ、今日は・・・トイレットペーパーの刑よ!アハハッアハハハハッ!」「いいいいい、いや、いやだあああああっ!そ、そな、そんなの絶対いやだあああああっっっ!」信次の絶叫が処刑室に響いた。精神的な拷問だけだと思い込んでいた信次に、見事な不意打ちだった。慎治のもがき苦しむ様をたっぷりと見せつけた後に、自分も責められる、大焦熱地獄の亡者と同じ責め苦だ。そしてその責め苦は信次に馴染みのないものではない、昨日たっぷりと味合わされもがき苦しんだ責め苦なのだ。未だ生々しい悪夢が、鮮明に甦る。顔の上に悠然と座り、肛門をピットリと押し付ける玲子の驕慢な姿、自分の全てを尻で踏み躙る玲子の姿が。玲子のうんちのおぞましい味、臭気、熱気が。慎治の口の上に積み上がり、その臭気を放っている玲子のうんちに嫌でも目が吸い寄せられる。あの味をもう一回味あわされる、身の毛がよだつ程の嫌悪感、吐き気を催すを通り過ぎ、胃が腸が肺が、全身の幾つもの内臓が踊り出すほどの苦痛が信次を襲う。
「アウウ、アウウウウ・・・おねがい、お願いだよ玲子・・・さんんんん・・・それだけは、それだけは許して・・・何でもするから、鞭でも何でも受けるからお願い・・・それだけは許してくださいいいい・・・」涙をボロボロこぼしながら、両手を合わせ必死で拝みながら信次は哀願した。今まで散々味合わされた現実、哀願こそが玲子の嗜虐心をこの上なく掻き立てる、という現実、それを骨の髄まで染み込まされていても尚、哀願せずにはいられなかった。そして信次の心の底からの哀願は当然のように、玲子の慶びの贄となるだけであった。ウフフフフいい子ね信次、盛り上げてくれるじゃない、その決して期待を裏切らないリアクション、大好きよ。玲子はゆっくりと立ちあがった「さあ信次、早く舐めてくれないとお尻が気持ち悪いんだけどな。そこに寝てくれる?」満面に美猫の冷笑を湛えながら、脅しの言葉すらなく優しい声で玲子は命じた。

うう、ううううう・・・泣きながら、信次は意志を持たぬ操り人形のようにギクシャクと冷たいコンクリートに横たわる。何のために?玲子の尻を舐めるために。辱められるために。苦しめられるために。横たわる信次の頭を、玲子の漆黒のブーツが跨いだ。ああとうとう・・・ここまで来たのね・・・ここまで貶めてやったのね・・・万感の思いで足元に横たわる信次を見下ろす。うんちを食べさせられた女の子に、今度はトイレットペーパーにされるだなんて、どういう気持ちかしら?悔しい?つらい?恥ずかしい?一杯苦しんでね信次、私はその分、一杯楽しませてもらうから!ゆっくりと腰を下ろしていった。信次の顔の上に、玲子の美尻がゆっくりと舞い降りる。だがその美尻は何時にもまして凶悪な責め具と化していた。見上げる信次の視界の全てがゆっくりと玲子の美尻に埋め尽くされていく。その中心に位置する肛門、阿鼻地獄へと自分を堕とす地獄の門から、信次は目を逸らすことすらできなかった。その口は未だ閉じきってはおらず、括約筋は相当に盛り上がったままで噴火を終えたばかりの火山のようだ。そして流れ出た溶岩のように、肛門の外側、何箇所かにわたって茶色い物体が付着している。言うまでもない、聞くまでもない。美尻が降りてくるにつれ、便臭がより生々しく強くなっていく。そして信次の口のすぐ上で玲子の尻は停止した。
「ウフフフフ信次、どうかしら、私のトイレットペーパーにされる気分は?人間便器とどっちが屈辱的かしら?ほら昨日の復習よ、鏡見てご覧よ、自分の姿をさ。」言われるままに横を向くと、鏡の中に玲子の尻に組み敷かれ、今まさにその美尻に口を蹂躙されんとする、惨めな自分の姿があった。玲子の快楽のための肛門舐め、昨日はたっぷりと排泄を楽しませるために玲子の肛門を舐めた。そして今日は排泄を楽しんだ後始末のために肛門を舐めされられる。屈辱、などという言葉では生温すぎた。「くうう、くううううううっっっ、ひどいいいい・・・ううっ、あうううううう・・・」信次の嗚咽がなんとも心地よく、玲子の耳を楽しませる。「いい声、信次の泣き声って私、大好きよ。じゃあ今度は・・・私のお尻も楽しませてね。」明るい声で言い放つと、玲子はスッと最後の数センチを降下させた。開け放った信次の口を、玲子の美尻がピッタリと塞ぐ。ずしりと信次の口に、玲子の体重がのしかかる。顔面を座り潰されながら、信次は震える舌先で玲子の肛門をまさぐった。ビトッ、舌先が襞の多い膨らみに触れた。ピグッと信次の全身が痙攣する。昨日のように圧倒的な、暴力的な不味さではない。だがその味は信次の全身、玲子のうんちに犯された全身から嫌悪感と屈辱を呼び覚ました。ぐっぐぶううう、ぐぶううううう・・・美尻の下で苦しげな呻き声が上がり、信次が全身を痙攣させるのが玲子をこの上なく楽しませる。「アーッハッハッハッ信次どう、苦しい?許してほしい?バーカ、許して貰えるわけないでしょ!ほらしっかり舐めて、私のお尻をきれいに舐め清めるのよ!きれいになるまで、絶対にどいてあげないからね!」
残酷な美神の宣告に、信次は発狂しそうな程の苦痛と屈辱だった。口をしっかりと塞ぐ玲子の尻、その尻から解放されるにはこの世で最もおぞましい玲子の肛門、それを舐め清めるしかないのだ。そして舐め清めるには自分の意志で舌を動かすしかないのだ。この世で最もおぞましく汚らわしい行為へと我と我が身を駆り立て、大事な自分の舌でたっぷりと、玲子のうんちの味を味会わねばならないのだ。し、死にたい・・・いっそ殺してよ・・・まともな人間なら、こんなことをさせられたらこの場で舌を噛み、発作的に自殺しても全く不思議ではない。だが自殺する気力すら奪い尽くされた信次は、ただただ涙を流しながら玲子に辱しめられ、苦しめられるしかなかった。ピチャピチャッ・・・処刑室に、玲子の肛門を舐める信次の舌の、哀しく惨めな音が響いている。自分の舌が立てる音、惨めに肛門を舐めさせられる音が信次の耳を侵す。気持ちよさげな玲子の吐息が聞こえる。畜生・・・俺に舐めさせて・・・楽しんでる・・・舐めさせて・・・気持ちよくなってるだなんて・・・辛くて辛くて堪らない俺の顔の上で、気持ちよくて堪らない顔をしているだなんて・・・畜生・・・玲子のお尻を、うんちを食べさせられた美少女のお尻を舐め清め悦ばせながら、信次は悔し涙を流し続けていた。
思うが侭に信次を辱しめながら、玲子は最高の気分だった。肛門舐めにももう慣れ、ゆったりと快感を楽しむことができる。全身をリラックスさせ大きく息を吐きながら括約筋を弛緩させ、信次の舌の動きをゆっくりと楽しんでいた。「そうそう、しっかり舐めてね。周りだけじゃなくて、ちゃんとお尻の穴の中まで舐めてね。」命令通り、信次が舌を尖らせるようにして肛門の中に突き刺し一生懸命舐めてくる。ツンツン、と信次の舌先が肛門を突っつく感触が少しくすぐったい。そのくすぐったさを受け入れてやると、ニュルッと信次の舌先がほんの何ミリかだけだろうが、開いた肛門の中に入ってきた感触があった。そして舌を震わせるようにし、眼下の生贄が自分の肛門の中を舐め清めているのを確かに感じ取れた。「アハハハハッ、そうそうお上手、いい気持ちよ。」ゆったりと寛ぎながら、玲子は至上の一時を満喫していた。「便器にされてトイレットペーパーにされて、信次、どう気分は?もう最悪でしょう?わ・た・し・は当然、最高に楽しいけどね!」こんなに一杯屈辱を味あわせてやっている・・・ゾクゾクするほどの苛めの楽しさ、どんな苛めっ子でも、この楽しさの万分の一も味わえていないわよね・・・信次に対してだけではない、顔も名前も存在すら知らぬ、今どこかで下らない、知性のかけらもない苛めをしている連中に対しても無限の優越感を味わっていた。うっとりとしながら、玲子は自分のうんちを口の上に乗せたままもがいている慎治に潤んだ瞳を向けた。もうお尻はすっかりきれいになった。よーし、いいわ余り待たせちゃ悪いものね。「いいわよ信次、気持ちよかったわ。」ゆっくりと腰をあげ、信次を解放してやった。「きれいにしてくれて有難う、トイレットペーパーちゃん、ペッ!」嘲りながら唾を吐き掛けると、玲子は壁にかけてあった鞭を手にし、慎治に向かった。「さあ慎治、お待ちどうさま。お食事の時間よ。」
処刑室から漏れ聞こえる音が、信次の啜り泣きから鞭音と慎治の悲鳴、そして嘔吐の苦悶に変わったのを聞いた礼子は、楽しそうに笑い声をあげた。「玲子ったら、たっぷり楽しんでるみたいね。アハハハハッ、後で私もたっぷり楽しんじゃおう、と!」富美代と朝子も楽しげに笑っていた。そしてやがて、処刑室が静かになり、次いで興奮の余韻に浸りながらもスッキリした表情の玲子、次いで顔中恥辱で真っ赤にした信次と今にも吐きそうで気息奄々とした慎治が這い出てきた。「玲子、たっぷり楽しんだ?」「もっちろん!」ピッと親指を立てて玲子が返した。「お待ちどうさま!待ちくたびれた?」「ううん、丁度いいタイミングよ、私も丁度したくなって来たとこ。」丁度?したくなって?慎治たちの背中に例えようもないほど強烈な悪寒が走る。心臓を鷲掴みにされたような恐怖が走る。ま、まさか・・・「や・・・めて・・・・」「・・願い・・・後生だから、どうか許して・・・・」二人が震えながら合掌し,哀願するのを礼子は満面に笑みを浮かべながら見下ろしていた。「ウフフフフ二人ともどうやら気づいたみたいね。」ああ、あああああ・・・泣き声があがる。ああなんて気持ちいいの、他人を泣かせるのって、本当に楽しくて楽しくてやめられない。やめて欲しい?言わないで欲しい?ダーメ、残酷な命令を下すの、て最高に楽しいんだもん!「そうよ、今度は私のうんちを食べさせてあげる。人間便器は信次、トイレットペーパーは慎治でね。玲子に抜き打ちで食べさせられたり舐めさせられたりするのと、私に予告つきでやられるの、どっちが辛い?たっぷりと食べ比べさせてあげるからね!舐め比べさせてあげるからね!アハハッアハハハハッ!」「そんなそんなあああああああっ!」「ひどいよひどいよひどいよ、あんまりだああああっ!」漸く抜け出られた処刑室に連れ戻される、そして礼子の便器にされる。余りの責め苦に泣き声を通り過ぎ、亡者の絶望の叫びが木霊した。二人が泣き叫びながら引き立てられ、重いドアがしまってからも叫び声は響き続けた。だがやがて、その声は押し潰された嗚咽に変わっていった。

漸く礼子が出てきたとき、慎治たち二人は最早虫の息だった。たっぷりとうんちを食べさせられていたし鞭も打たれていた。だがうんちに責め苛まれた内臓よりも鞭に痛めつけられた背中よりも遥かにボロボロに、精神が蹂躙し尽くされていた。文字通り身も心もボロクズのようになった二人を正座させ、美しい女神たちは一列に並んで座っていた。「ウフフフフ二人とも、思い知ったかしら?私たちのうんち。思っていたより楽だった?」礼子が尋ねた。「そんな・・・わけないでしょ・・・」慎治が呻く。「どう、二人とも人間便器に堕ちた感想は?もう慣れちゃったから平気かしら?」「な、なれるわけ・・・ない・・・」信次が搾り出す。「そう、よかった。慣れるわけないよね。二人がまともな神経で安心したよ。」思わぬ声の主に、慎治が弾かれたように視線をあげた。その弱々しい視線の先で、富美代が微笑んでいた。「だってさ、来週は私たちのうんちを食べさせるんだもん、慣れました、なんて言われたら興醒めだもんね!」朝子が楽しげに言い放った。「や、や、や、いやあああああああああっ!!!」信次の金切り声が響いた。「やだよやだよ、やだよおおおおおっ!!!」慎治の絶叫と、そして四人の女神の笑い声がお仕置部屋にいつまでも響いていた。
翌朝、慎治は虫の息だった。二日に渡って礼子たちのうんちをたっぷりと食べさせられ、トイレットペーパーに貶められ、精神はボロボロ、発狂寸前だった。幾ら手加減しながらとはいえ、二人のうんちを完食するまで百発以上も鞭打たれた背中も未だヒリヒリ痛む。だが背中と精神だけではなく、全身が、体の中から犯されていた。熱っぽさ、吐き気、下痢、腹痛・・・吹き出物も湿疹も格段に増えていた。腸内細菌の死骸だけではなく、幾ら排泄したてで腐敗していないとはいえ、うんちには未だ生きている雑菌も大量に含まれている。そしてその細菌、毒素が慎治の内臓を責め苛み続けていた。礼子と玲子、健康に恵まれた美少女二人ではあるが、体内細菌の構成などはやはり多少は違う。そのため、食べさせられる慎治にとっては、違う種類の雑菌、異なる組み合わせの毒素を食べさせられたようなものだ。二人のうんちは複雑な組み合わせで内蔵を、全身を責め立て、慎治の体内の防衛機能をやすやすと突破し、思う存分責め苦しめていた。余りの苦しさに体をエビのように丸め、ガタガタ震えている以外は何もできなかった。酷い風のときのように、深い極まりない関節痛のような痛みすらある。昨日の朝の苦しさの比ではなかった。「これでも未だ・・・学校行かなくちゃ・・・いけないの・・・」溜め息をつく、はああああ・・・うぐう・・・自らの吐息が礼子の、そして玲子のうんちで臭うようだ。胃が・腸が破壊され、何かを食べることなど到底不可能だった。もう金曜のお昼から、何もたべてないよ・・・丸二日以上絶食しているのに、空腹感など全くない。むしろ臭いガスが腹の中に充満しているような、膨満感すらあった。死にたいほどの苦しさだ。休みたい・・・せめて今日だけは寝ていたい・・・
だがそんな贅沢が許されるわけがない。遅刻したら・・・礼子さんに鞭で叩かれる・・・転がり落ちるようにベッドから這い出た。フラフラとよろけながら、聖華へと向かう慎治、その異様な姿にすれ違う人たちが奇異の目を向ける。ドアの前でたたずむ慎治の耳に、ドッと湧き上がる歓声が飛び込んできた。「キャハハハハハッ!すっごーい、信次ったらもうボッロボロじゃん!」「なんか全身、見るからにきったないわよねえ!どうだったの、なんて聞かなくてもさ、玲子たちのうんち食べさせられた、てすぐわかるよね!」「ほんとほんと!顔に書いてるようよね、ぼ・く・は・人間便器に堕ちました、ってさ!」一足先に着いた信次が、晒し者にされる歓声だった。こ、この中に・・・この中に入るんだ・・・バカにされ嘲笑われるために・・・震える手でドアを開け、俯きながら入る慎治に、一斉にクラスメートの視線が注がれた。
「あっ、慎治が来た!」「ねえ慎治、顔上げてよちょっと!見えないジャン、うんち食べさせられたお顔がさ!」恥ずかしさに真っ赤になりながら慎治が顔をあげた瞬間、ドッと教室が沸き立った。「すっごーい!慎治の顔もブツブツだらけだ!」「ねえねえ慎治、お顔が赤いのは恥ずかしいの?それとも礼子のうんちで腫れちゃったの?」歓声の中で和枝が声をあげた。「ねえねえ二人でさ、ちょっと並んでみてよ!どっちが酷いお顔か比べてみたーい!」キャハハッそれいい!最高!拍手が沸きあがり、二人は肩を震わせながら教壇の真ん中に直立させられた。「アハハハハ、二人ともきったないお顔!」「吹き出物の数は、と・・・慎治の方がちょっと多いかな」「でもさ、信次の方が赤くなってて汚くない?」好き勝手なことを言い合って盛り上がるクラスメートたち。その一言一言が凄まじい侮蔑の毒矢だ。やがてパンパンッ、と礼子が手を叩いた。
「ハーイみっなさーん、お楽しみいただけましたか?金曜に発表しました通り、この週末、私と玲子は慎治たちに人間便器の刑を執行してきました!」玲子が続ける。「そうでーす、私と礼子のうんちを一回ずつ、たっぷりと食べさせてやりました。その動かぬ証拠が・・・ご覧のこの二人の顔です!」ビッと二人を玲子が指差すと同時に、一斉に拍手喝采が沸きあがった。右手をあげ、歓声を静めると礼子が命じた。「じゃあ、折角だから、二人にご挨拶いただきましょうか。私と玲子の人間便器に成り果てた、矢作慎治君と川内信次君に!」パチパチパチ、と拍手が響いた後、教室が静まり返った。さあ慎治、何を言うのかしら。そ、そんな何かなんて・・・言えないよ・・・凍り付く慎治に、礼子が容赦なく命じる。「なーに凍り付いてるのよ慎治、よし、じゃあ私が言いやすくしてあげる。出だしはこう言えばいいのよ。僕は天城礼子と霧島玲子にうんちを食べさせられました、てね。」玲子が頷く。「そうそう信次、そうやって話しはじめたらね、素直に感想を言えばいいのよ。ウフフフフ、うんちを食べさせられた感想を、素直にね。」プフッ、失笑があちこちで漏れる。だが黙っているわけにはいかない。震える声で、二人は屈辱の報告を始める。
「・・・昨日とおととい・・・食べさせ・・・られました・・・」「玲子さんと・・・礼子さんの・・・を・・・」何を食べさせられたの?さあ言うかしら言うかしら?期待にみなが固唾を飲む。「・・・うんち・・・を・・・」「食べさせ・・・られ・・・ました・・・」「キャーッハッハッハッ!言った言った!」「うんちを食べさせられただって!」「よく恥ずかしげもなくそんなこと言えるよね!」教室中に爆笑が響く。ギシギシと唇を噛み締める二人に、更に嘲りが集中する。「ねえねえそれでさ、味はどうだったのよ?」「うんちを食べたご感想は?美味しかったの?」うっううっうううううっっっ!そんな、美味しいだなんて!情け容赦なく浴びせられる侮蔑の言葉と週末の悪夢が慎治たちの中で絡み合い膨れ上がっていく。ギリギリと音を立てそうな位歯噛みし、必死で屈辱に耐え忍ぶ慎治たち。その姿以上に礼子たちの嗜虐心を掻き立てるものはない。「どうしたの慎治、固まっちゃって。素直に答えてあげなさいよ。うんちがどんな味だったか。みんなきっと知りたいと思うわよ?だってさ、まともな人間だったら、一生に一度たりとも味わうはずがないあじだもの。誰も想像つかない味なんだからさ。ウフフフフ勿論、食べさせてあげた私だって知らない味だもの。」
そ、そんなあああ・・・自分も知らない味だなんて、あんな酷い目に遭わせておいてそれは・・・涙に濡れた目で上目遣いに、恨みに満ちた泣き顔を礼子に向けた。だがその目に映るものは、勝ち誇った笑みを浮かべる礼子の美貌だった。「さあ慎治、みんなに報告しなさい。どんな味だったか。」礼子の命令が無情に下される。「う、ううう・・・そかん・・・味だなんて・・・思い出したくもない・・・あんな・・・不味いもの・・・」プッ、と玲子が吹き出した。「不味いものって、慎治のボキャブラリーってほんと、貧弱ね。じゃあ信次に聞いてみようか。信次、みんなに報告しなさい、私のうんちのお味を。信次は大丈夫よね、あんな不味いものだなんて、そんな月並みな表現はしないわよね?」そ、そんな不味いだけじゃ駄目だなんて、じゃあどう言えばいいんだよ・・・絶望に打ちのめされる信次に、クラスメートの視線が集中する。「・・・そ、そんな・・・味だなんて・・・あんな・・・あんな臭いものの味だなんて・・・」なけなしの脳髄を振り絞って何とか言葉をひねり出そうとした瞬間、あの味が臭気がリアルに舌に、鼻に蘇った。「う、うぷっ・・・ぐっぷううう・・・や、やだよおお・・・お、思い出したくないいいい・・・あの、あの味だけは・・・嫌だよおおおおお・・・」鼻を口を抑えて呻く信次にどっと歓声が沸いた。
「キャハハハハッ!泣いてる泣いてる!」「いいよ信次、何も言わなくたって。食べたのよーく、分かったからさ!」「ほーんとほんと、食べさせられたって自分の口から言えただけでも凄いよね、うんちを食べさせられたなんてさ!」「そうよねえ、なんかさ、こうやって見てると慎治たちのお顔、もう便器にしか見えない、て感じ!」便器、和枝の発した一言に教室のボルテージは最高潮に達した。「べ・ん・き!べ・ん・き!」真弓がリズムを取りながらコールを始めると、あっという間に全員が唱和した。「べ・ん・き!」「べ・ん・き!」「に・ん・げ・ん・べ・ん・き!」「べ・ん・き!」「べ・ん・き!」「に・ん・げ・ん・べ・ん・き!」バンバンバン、と誰かが机を叩いた。ドンドンドン、と足を踏み鳴らす音も加わった。「べ・ん・き!」「べ・ん・き!」「に・ん・げ・ん・べ・ん・き!」バンバンバン、バンバンバン、「べ・ん・き!」「べ・ん・き!」「に・ん・げ・ん・べ・ん・き!」ドンドンドン、ドンドンドン・・・果てしなく続く人間便器コール、想像を絶する程の辱めに慎治は耳を塞いで教壇に突っ伏し、バンバンと教壇を叩いていた。「や、や、やああああ・・・やべでやべでやべでえええええええっ!!!」信次は全身をくねらし両腕をブンブン振り回しながら叫んだ。「いやだあああ、いやいやもういやあああああああっ!!!」二人の絶叫が嗚咽が響く。ボロボロと涙を流し腕を振り回しながら、慎治たちは喚き続けた。沸き立つクラスメートの中で、限りない屈辱を味合わされながら泣き続けていた。虐げ踏み躙られ辱めの極致を受けている慎治たちは半ば錯乱状態だった。そのちっぽけな脳髄に、微かな怒りの感情が芽生えた。その火はあっという間に燃え上がり、リビドー崩壊した二人は普段なら決して出来ないことをしでかしてしまった。

「そ、そんな、そんな、何でそんなことを堂々といえるのおおおおおっ!うんちだなんてえええええっ、礼子さんだって・・・ぼくと一緒じゃないがあああああっ!恥ずかしいこと、みんなに言ってるじゃないがあああああっ!」「ぢ、ぢ、ぢ、ぢぐじょおおおおおおおっ!うんち、うんちだなんて、うんちじだだなんで・・・何でそんなこと、みんなの前で恥ずかしげもなく言えるのおおおおおっ!」二人の逆ギレに一層教室が盛り上がったところで、礼子がスッと手をあげて皆を静めた。静かに慎治の前に立った、と次の瞬間、目にも止まらぬ速さで礼子の右手が閃いた。パシーンッ!鮮烈な平手打ちが慎治の正気を叩き起こす。隣では玲子も信次の頬を打ち据えていた。あああ・・・あうううう・・・正気に戻った二人は恐怖に竦みあがっていた。いいいいいけない・・・礼子さんに向って恥ずかしいだなんて言ってしまった・・・震え上がる慎治を、礼子はじっと見下ろしていた。この一年間で大きく成長した礼子の身長は、既に170センチを超えていた。苛められ続けたストレスで全く成長できなかった慎治との身長差は、10センチ近い。見下ろされるだけで強烈な威圧感だ。
「慎治、随分強気じゃない。」礼子が静かに口を開いた。「私と慎治が同じ?そう、じゃあ質問よ。私の顔をよく見ながら答えなさい。昨日までの私と今の私、どこか変わっているかしら?」一旦言葉を切り、礼子は美貌を輝かせながら誇らしげに見下ろす。その美貌は先週末と何ら変わりはない。「別にどこも変わってないでしょう?じゃあ慎治はどうかしら?」ううううう・・・吹き出物だらけの、赤く腫れた汚らしい顔を見下ろされた慎治は、返す言葉すらなかった。「答えられないの?じゃあいいわ、私が言ってあげる。引っ掛けた側の私は別に、どこも変わってないわ。だけど引っ掛けられた側の慎治のお顔、思いっきり汚くなってるわよ。ウフフフフ、醜さ100倍増ね。」輝く美貌と醜いあばた面、その対比は礼子が言うまでもなく、慎治にとって征服されたことの証だ。うなだれる慎治に、更に追い討ちをかける。「慎治、ところでさ、確かに昨日も一昨日もうんちを引っ掛けてあげたけど、そのうんちはどうなったのかしら?さあ答えなさい、私に食べさせられたうんちはどうなったの?」うう、ううううう・・・何も言えずに慎治は俯くだけだ、だがそんなことを許す礼子ではない。「慎治!顔をあげてはっきり答えなさい!私の目をみながら、はっきりと答えなさい。私に食べさせられたうんちは、どうなったの?」礼子の絶対の命令に、慎治はビクッと顔をあげ、礼子の美貌を仰ぎ見た。
「うう・・・あうううう・・・ど、どうなったって・・・お、おなか・・・ぼくの・・・おなかの中に・・・だつて、だって礼子さん・・・吐かせて・・・くれなかったじゃないの・・・」「そうよね、おなかの中よね。ウフフフフ慎治、ていうことは慎治の全身には、私のうんちが浸み渡っている、ていうことよね。私と玲子のうんちが。アハハハハ、慎治はね、穢されちゃったのよ、慎治の全身、うんちが浸みこんじゃったのよ。もう一生、絶対に、二度ときれいな体には戻れないのよ!アハハ、アハハハハハッ!」「そうよ信次、よく分かった?私たち、引っ掛けた側と信次たち、引っ掛けられた側。同じ人間なんかじゃなくなっちゃった、てこと、よく分かった?」笑いながら玲子は二人を見下ろした。「さあ、自分が便器に堕ちた、てことが分かったら、みんなにしっかりと、自分の口で告白してご覧。僕たちは、玲子さんのうんちを食べました、てね。大きな声で告白しなさい。」「あああああ、そんな、大きな声でだなんて・・・」「速く!」ピシリと鞭のように、玲子の命令が響いた。ビクッ、と震えながら二人は告白を始めた。
「ぼ、ぼ、ぼくだちは・・・」「玲子さんの・・・」「礼子さんの・・・」「う、うんちを・・・」「食べ・・・ました・・・」「声が小さい!やり直し!ペッ!」礼子は凛とした声で命じ、思いっ切り唾を吐き掛けた。唾を、自分を便器に貶めたクラスメートに唾を吐き掛けられながらこの上ない屈辱の自己申告を続けさせられる。「ぼくたちは・・・」「玲子さんの・・・」「礼子さんの・・・」「う、うんちを・・・」「食べ・・・ました・・・」「二人ともレイコじゃ、分からないわよ、やり直し!ベッ!」玲子が無情に命じ、唾を吐き掛けた。勝ち誇った笑顔で唾を吐き掛ける玲子に、抗議することすらできずに告白を続けさせられる。「ぼ、ぼくだちは・・・」「霧島玲子さんの・・・」「天城礼子さんの・・・」「う、うんちを・・・」「食べ・・・ました・・・」「もう一回、大きな声で!ペッ!」礼子のよく通る声と共に唾が吐き掛けられる。うう、ううう・・・唾で命令なんて・・・「ぼく・たちは・」「霧島玲子さんの・」「天城礼子さんの・」「うんちを・・」「食べ・・ました・」「もっと大きく、はっきり言いなさい!ベッ!」玲子が厳しく命じ唾を吐き掛けた。「ぼくたちは!」「霧島玲子さんの!」「天城礼子さんの!」「うんちを!」「食べました!」ぼくたちは!」「霧島玲子さんの!」「天城礼子さんの!」「うんちを!」「食べました!」全身を恥ずかしさと悔悟と悔しさに捩じらせながら、二人は大声で自らの最大の屈辱を何度も何度も告白させられた。うんちを食べさせる支配者とうんちを食べさせられる隷属者。唾を吐き掛ける強者と唾に塗れる弱者。屈辱を命じる女神と屈辱に泣き咽ぶ蛆虫。余りに見事な、有無を言わせぬほど見事な対比だった。
「よーし慎治、自分の身分、よくわかったわね?ウフフフフ、便器に堕とされた、てこと、よく分かったわね?」ペッと止めの唾を吐き掛けた礼子が尋ねた。「は、はい・・・わかり・・・ました・・・」「よーし、二人とも自分の立場が分かったところで、さっき私たちに生意気な口をきいた罰を与えるわ。二人とも、そこに横になりなさい。」ピッ、と玲子が教室の真ん中を指差した。何をするの・・・踏むの、それとも唾・・・ガタガタ、と机が寄せられ、怯え切った二人が床に横たわるとツカツカと玲子たちが歩み寄った。「ウフフフフ信次、罰として信次の最も恥ずかしい瞬間を再現してあげる。どういう姿勢でうんちを食べたか、みんなに見て貰いなさい。」タンッ、と信次の顔を跨ぎ、玲子は足の方を、隣で礼子は頭の方を向いて仁王立ちした。そしてゆっくりと腰を下ろし始めた。「あら信次、口はどうするんだったかしら?」慌てて大きく開けた二人の口のすぐ上で、玲子たちの黒いスカートが静止した。うんちを食べさせた相手を尻の下に敷く玲子たちと、うんちを食べさせられた相手を尻の下から仰ぎ見る信次たち。虐げる者と虐げられる者の姿を集約した構図に、クラスメートの歓声が沸きあがる。「キャハハハハハッ、みっじめーっ!こんだけ苛められてさ、それでも大人しく口開けちゃうんだ!」「ほーんと、よく他人のお尻の下で口なんか開けられるよね!」「絶対ありえなーい!こんなことさせられたらさ、私だったら絶対舌噛んじゃうよ!」「ていうかさ、こうやって礼子のお尻の下で口あけてるとこって、マジ便器してない?」「言えてる言えてる!さっすが信次、何やってもダメなくせにさ、人間便器だけはサマになってる、て感じ!」
心ゆくまでありとあらゆる侮蔑の言葉を投げかけるクラスメートたち。思う存分慎治たちを辱めながら、礼子はチラリと壁の時計に目をやった。そろそろクラスルームね。よし、いいわ思う存分楽しんだし、そろそろ許してあげるよ慎治。だけど、ウフフフフ。玲子も意味ありげに笑っている。「よーしじゃあみんな、そろそろ時間だわ。人間便器君からの報告は終わったところで、最後に私たちからも一言ご報告します!」ゆっくりと腰を上げながら玲子は、教室を見渡した。「今週は私と礼子のうんちを食べさせてやったよね。ということは、さあここから先はもう言わないでも分かるよね?そうでーす、来週は私たちの親友にして、とっても苛めが大好きな二人、朝子とフミちゃんのう・ん・ち・を、食べさせられるんでーす!」一段とボルテージが高まった。「スッゴーイ!やったね慎治、来週もお楽しみじゃん!」「良かったね信次、大好きなうんち、また食べられるよ!」「憧れの礼子のうんちに続いては、幼馴染のフミちゃんのうんちだってさ!」「信次、朝子をからかったの、死ぬほど後悔してない?絶対、思いっきり食べさせられるよ!」
う、うああああ・・・うああああああああ!!!声を合わせて泣き叫ぶ二人の顔の上で、礼子と富美代、玲子と朝子がハイタッチして交代した。「さあ慎治、週末の予行演習しようか。しっかり口あけて。」クールな美貌に冷笑を浮かべながら富美代が命じた。「ねえ信次、こうやって跨られたら、どうするんだった?」愛くるしい美貌を残酷に輝かせながら朝子が言い放った。ううう・・・あああああ・・・壊れた人形のように口を開ける二人の顔に、女神たちはゆっくりと腰を下ろしていく。「ウフフフフ、予告編だからね、こうしてあげる。」「フフフフフ,来週一杯嗅がせてあげるからね、この臭い、忘れるんじゃないわよ。」ファサッとスカートの裾を翻し、富美代と朝子は二人の顔の上に肛門をグッと押し付けた。「うっぶううううう!」「ぶっひいいいいいっ!」二人の押し殺された悲鳴が上がった。

翌週、全てが終わったとき、慎治たちは声を発することもできずに呻いていた。富美代の、朝子のうんちをたっぷりと食べさせられ肛門を延々と舐め清めさせられ、いつ果てるともしれぬ地獄を味合わされて。漸く、死ぬより辛い思いをして漸く食べ終わった、そして吐き気を堪えながら耐え忍ぶ食後の二時間もやっと終わりを告げたところだった。「よーし慎治、いいわ許してあげる。帰っていいわよ。」待ちわびた、心の底から待ちわびた言葉が漸く投げかけられた。ああ、あああ良かった・・・これで・・・帰れる・・・ズルッ,ズリッと出口へ向けて這って行く二人を、玲子が悪戯っぽい光を瞳に浮かべながら見ていた。「ねえ信次、今ほっとしているでしょう?これでうんちも食べた、もうここまでくれば、後は怖いものなんかないってさ?」ビクッと信次は全身を震わせた。「図星なんだ。そりゃそうだよね、うんちまで食べ終えちゃったんだもんね。安心するのも当然よね。」な、な、何を・・・恐怖に震えながら振り向いた慎治に、礼子が優しく微笑んだ。「春休みが明けたら二年生だね。来年はどんな年になるかな?楽しみだね!」
Hz
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Re: 日文
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後の最後、欠片ほどだけ残っていたプライドで、必死の思いで辛うじて保っていた自我が崩壊し始めた。一旦始まった崩壊を止める術など、あろう筈がない。いい、いけない・・・泣いちゃ・・・いけない・・・礼子さんを・・・楽しませるだけ、そんなの、そんなの・・・いや、いやいやいや・・・だが思いと裏腹に慎治の体はヒクヒクと痙攣し、嗚咽は誰の耳にもはっきりと聞き取れるようになっていく。う、ううう、ううううう・・・うえっうえっ、ひっく、うええええん・・・「い、いや、いやいやいやいや、いやだ・・・よおおおおおおっ!」遂に慎治の自我は決壊した。「い、いや、いやいやあああああっっっ!うんち、うんちなんか・・・うんちなんか、食べたくない、食べたくない食べたくない食べたくないいいいいいっっっ!」バンッ、バンバンバンッ、両手で床をバンバン叩きながら慎治は号泣していた。「いやっいやだあああああっ!うんちなんか、うんちなんか絶対食べたくないいいいっ!お願い、誰か誰か助けてっ!誰か、誰か誰かだずげでよおおおおおお!」ガッゴヅッ、額までも激しく床に打ちつけながら慎治は泣き叫んだ。大声で誰はばかることなく泣き叫んだ。だが同情も何もない、帰ってくるのは嘲笑と歓声だけだった。慎治の泣き声すら消すほどの激しさで、一斉に女の子たちの笑い声が沸きあがった。
「キャハハハハッ!慎治ったらマッジ泣き!」「バッカみたーい、泣いたって許してなんか貰えないんだよーん!」「ったく、赤ちゃんじゃあるまいし、泣けばいいだなんて思わないでよね!」笑い声の中で、礼子は色白の美しい頬を興奮に上気させていた。いい、いいもう最高!慎治の自我を崩壊させるのって、ホント最高!パンッ、と手を叩いた。パンパンパンッ、礼子の手は意識すらせずに、リズミカルな拍手を打ち出していた。パンパンパンッ、玲子もほぼ同時に拍手を始めていた。パンパンパンパンッ・・・富美代が朝子が、そして他のクラスメートたちも合流しみんなで手を打ち鳴らす。、皆の声が合わさっていく。パンパンパンパンッ「泣ーけ!泣ーけ!」ダンダンダンッ足踏みの音も加わった。「泣ーけ!泣ーけ!」パンパンッダンダンダンッ教室全体が巨大なパーカッションとなったかのように盛り上がる。慎治たちの泣き声は格好のシンバルだ。どんなにどんなに泣いても泣いても、救いの手などどこからも差し伸べられない。降り注ぐのは嘲笑だけ、自我の崩壊さえも礼子たちへの見世物に過ぎなかった。
うえっうえっうえええええええんんんっ!涙と涎をだらだら流しながら、慎治は礼子の足に縋り付いた。「うえっうえっうううううう、れ、礼子さん、礼子さん・・・礼子さんんんん!」自分を地獄に突き落とし責め苛む美少女の足に縋り付き、ペチャペチャとその白い上履きを必死で舐めた。何かしないと気が狂いそうでいてもたってもいられなかった。許しを、慈悲を乞う方法は礼子の靴を舐め足元に縋り付くしか考えられなかった。「礼子さん・・・礼子・・・さんんんん・・・お願い・・・許して・・・うんち、うんちだけは・・・食べたくないいいい!」ジーン、と礼子の体中を快感が駆け巡る。いい、いいわ慎治、私の責めで気も狂いそうなのね。私に縋らずにはいられないのね。いいわよ慎治、心逝くまで縋りつきなさい、たっぷりと私の靴を舐めなさい。その願い、思いっきり踏み躙ってあげるから。ああもう・・・最高の気分よ。残酷な支配者の快感を礼子はたっぷりと満喫していた。

極上の音楽を楽しんでいる礼子の目に、漸く冷静さが戻った。いけないいけない、つい楽しみすぎちゃったわ。まだまだ楽しい企画を幾つも考えてあるんだもん、ここで責め潰しちゃ勿体無いわ。よーし、そろそろ次のイベントに行こうっと。「慎治、なに人の足にしがみ付いているの、邪魔よ!」邪険に足を振り払い、慎治を蹴り転がすと、床に引っ繰り返って、赤ん坊のように両手両足をジタバタさせている慎治にツカツカと歩み寄り、無造作に慎治の顔を踏み付けた。ブギュッ、礼子の上履き、白い前ゴムシューズが慎治の鼻面を真っ向から踏み潰した。グヒイッ!ブタのような悲鳴が上がった。屈辱にのた打ち回る慎治の顔面を情け容赦なく踏み躙り、礼子は無理矢理正気を取り戻させた。「慎治、何のんびり寝てるの?さっさと起きて服を脱ぎなさい。信次もよ、ほら二人ともさっさとする!」凛とした声に弾かれ、あわてて飛び起きた二人はシャツとランニングを脱ぎ捨て、鞭痕だらけの貧弱な上半身を曝け出した。怯えた目で盗み見る二人に礼子が言い放つ。「どうしたのよ二人とも、私は服脱ぎなさい、て言ったんだけどな。パンツも靴下も、全部脱いで裸になりなさい。」あわわわわ・・・そ、そんなあああ・・・み、みんなの見てる前で裸だなんて・・・クラスメートの、女の子たちの見ている目の前で服を府脱がされる、顔から火が出るほどの屈辱だ。だが逆らえるわけも口ごたえできるわけもない。俯きながらズボンを、パンツを脱ぐ慎治たち、貧弱な下半身が曝け出される。
「プッ、何あれ、ちっちゃーい!」「やっだーっ、ちじこまっちゃってるっ!」「慎治なによされ、お毛々も生え揃っていないだ!」滅多に見ることのできない男の性器を見た声、恥じらいや戸惑いの声などあがらない。ただただ失笑が漏れる。無理もない、余りの恐怖と屈辱に、慎治たちの一物は小さく小さく縮みあがっていた。今この場でだけのことではない。毎日毎日大量のおしっこを飲まされているのだ。普通の男が摂取することなど、絶対に有り得ないほどの量の女性ホルモンを毎日毎日摂取させられているのだ。加えてこの上なく卑屈に精神を辱められ続ける慎治たちに、攻撃的な男性ホルモンなど出るわけがない。緩慢な整形手術のようなものだ。二人の身長は入学以来、ピタリと成長が止まり、一物も同様に全く成長せず、小学生なみの小ささだった。そして発育不良とストレスから、陰毛すら殆ど生えていない惨めな有様だった。生白い股間に小さな小さな一物、余りの小ささに、クラスメートたちも性器、というインパクトなど殆どなく、幼稚園児か何かのオチンチン、といったイメージしかもてなかった。そして小学生並みの自分の分身はまさに、慎治たちの恥辱の象徴、コンプレックスの象徴だった。その最大の恥部を曝け出され、女の子たちに嘲笑われるのだ。屈辱などという言葉では生温いほどの辱めだ。顔を真っ赤にして肩を震わせる慎治たち、だが屈辱と共に耐え難い恐怖も押し寄せてくる。は、裸、裸にされた・・・裸にされた時いつも次に来るのは・・・まさか、まさか鞭ですかああ・・・震え上がる慎治を傲然と見下ろしながら、礼子が微笑んだ。「安心しなさい二人とも、鞭じゃないから。痛いことをするつもりはないわ。」「ほ、本当ですか・・・」疑心暗鬼ながらもほっとする二人に、礼子が残酷に微笑む。「そうよ慎治、本当よ。痛くなんかないわ、だってみんなで寄せ書きをするだけだもの。」
え、寄せ書き?答えは直ぐに与えられた。「そうよ慎治、こうするだけよ。」黒いマジックを握ると、礼子は慎治の前にしゃがみ込んだ。左頬にマジックを伸ばす。「ヒッ、何するの」思わず体を逸らそうとした瞬間、礼子の鋭い叱責が飛んだ。「動かないでよ、書きにくいじゃない!」ビクッと凍りつく慎治の頬に、礼子は太いマジックを走らせた。鼻から眉間、そして口の回りとマジックを走らせて楕円形を描き、更にその上部を半円状に塗った。慎治の顔面に描かれたその模様は、和式便器、口がそのまま排泄物の受け口となる、和式便器に他ならなかった。そして額に大きく、「人間便器」と書き込んだ。ドッと笑いが漏れる。続いて細マジックに持ち替え、左頬に筆を走らせる。「いっぱい食べてね 礼子」OKOK,いい出来。「よーし慎治、サインよ、口を開けて。」大きく口を開かせ、サイン代わりに唾を吐き込んだ。続いて、マジックを受け取った玲子が右頬に書き込む。「たくさんあげるね 玲子」ペッ!続いて富美代が、礼子の下に筆を伸ばす。「しっかり食べてね 富美代」ペッ!朝子も玲子の下に書き込む。「ちゃんと味わってね 朝子」ペッ!アハハハハッ!楽しそうに笑った四人の美神は、続いて信次の顔も便器と寄せ書きで彩っていく。「よーし、さあみんなにも寄せ書きして貰いなさい。そうね、ちょっと書きにくそうだから二人とも、横になりなさい。」肩を邪険に蹴り二人を寝かせると、礼子たちは二人の鳩尾あたりに大きく書き込んだ。祝 人間便器 転落決定 回りを赤いカール模様で囲み、心得たように順番を待つ和枝と真弓にマジックを手渡した。残酷な笑い声を上げながら、クラスメートは順繰りに慎治たちの体に寄せ書きを書き込んでいく。「便器転落おめでとう!」「目指せ完食!」「ベンキマーン!」「ばっちいばっちい」「お口は便器」「感想楽しみにしてるね」「いい便器に生まれ変わるのよ」・・・酷い侮辱を一人一人書き込み、そしてサイン代わりに一杯に開かされた口に唾を吐き込んでいく。うう、ううう、ううううう・・・胸を、腹をマジックが走る感触に続いて口に唾が吐き込まれる。汚辱の唾をぐっと飲み込むと、直ぐ次の寄せ書きが始まる。
無限とも思える恥辱の時間が経っていく。「よーしいいわよ、二人とも正座。」礼子の声にのろのろと起き上がる慎治たち。「ウフフフいい出来、二人とも自分の体、見てごらん。」見たくないよそんなもの!怒りを堪えながら下を見る。ううううう、酷い・・・胸から腹まで、体の全てが侮蔑の言葉で覆われていた。「ほら顔も見せてあげる。」礼子が顔の前に鏡を突きつけた。便器マークを大きく書かれた顔、礼子たち四人の刻印が刻まれた顔、悲惨な現実が二人に突き付けられる。余りの悔しさに、二人の頬を涙が伝う。「OK,それじゃ記念撮影行こうか。」二人を中心に、様々な組み合わせで写真が取られる。転落の証拠写真、一生残る汚辱の記念だ。もうどうにでもして・・・慎治は心の中で悪態をついた。ここまで落とせば・・・さぞ満足でしょうね・・・だが礼子の責めはまだまだ終わりではない。残酷な企みにかけては四人の中でも随一の礼子、その礼子が腕によりをかけ、100日をかけて知恵を絞った残酷の宴だ。慎治の想像もつかない責めは、まだ漸く前半戦が終わったに過ぎないのだ。「はーい、じゃあみんな、場所を変えようね!」既に次の責めを知っているクラスメートがはしゃぎながら、教室を出て行く。慎治たちも礼子たちに首輪を引かれ、引き立てられていく。「ひっひいいいい・・・まだ、まだ苛めるんですか・・・一体、どこに連れてく気なの・・・」泣きそうな声を出す慎治を礼子が嘲笑った。「どこ行くのって、分かんないの慎治?バッカねえ。慎治たちが連れてかれる所なんて、お便所以外にないでしょう?」

クラス中の女の子に駆り立てられるように、トイレ、慎治たちにとってはお馴染みの、礼子たちのおしっこを毎日毎日飲まされている女子トイレへと休む間も無く引き立てられていった。途中で睦や輝代、志津子や奈々絵といった合気道部、空手部の面々も加わり総勢30人にも膨れ上がった一行は、大はしゃぎで目的地に到着した。「さあ慎治、ここで慎治に、私たちからスペシャルプレゼントをあげるわ。」トイレの中央に二人を正座させ、礼子は満面の笑みで言い放った。「ひいいいいっ、い、一体何を、あ、あうっ、まさか、まさかみんなで・・・鞭ですかあああっ!」「あら慎治、心配いらないわ、痛いことなんかしないわよ。それどころかね、とーっても、いいものをあげるだけよ。ウフフフフ、古今東西、死刑囚には最期の晩餐で好きなものを食べさせてあげることに決まっているでしょう?だからね、慎治たちにも最期の晩餐を用意してあげたのよ。フフフフフ、二人のだーいすきなものを、たっぷりとね。」ツッと礼子は並んだ個室、いつも慎治たちが便器にされる個室の一つ手前を指差した。「あそこに用意してあるわ。さあ取っていらっしゃい。」不安に怯えながら二人は左右の個室に向かった。そこにはクラスメートたちから飲まされた時のように、踏み台が用意されていた。そして踏み台の周囲を囲むように黒い布が張られている。その中央に、何かがあった。な、何だろう・・・よく見るとそれは、プラスチックの大きなボウルのようだった。「慎治、そこにボウルがあるでしょう?それを持ってきて。中を溢しでもしたら、承知しないわよ!」礼子の凛とした声が響く。ヒッ!弾かれたように慎治は幕を外し、ボウルを持ち上げた。大きなボウルの中にはなみなみと液体が満たされていた。そして持ち上げた瞬間、プーンと異臭が鼻をついた。強烈なアンモニア臭、こ、これは・・・お、おしっこ、おしっこだあああっ!思わずボウルを放り投げそうになる慎治、だがつい今しがたの礼子の警告が、その手を凍りつかせる。重いボウルを捧げ持つようにして、膝立ちで二人はトイレの中央に戻った。顎を縁にぴったりと密着させられ、正座を命じられる。鼻のすぐ下から、濃厚な尿臭が立ち込める。
「ウフフフフ慎治、それが何か、もう説明はいらないわよね?そう、それはおしっこ、私たちみんなの、おしっこよ。慎治たちの人間として最期の思い出になる、最期の晩餐だものね。みんなで心をこめて用意したのよ。」礼子の美瞳が残酷に輝く。「朝からみんなでね、そのボウルにおしっこをためていったのよ。慎治と信次、それぞれのボウルに一回ずつ、おしっこしてあげたのよ。ウフフフフ、もちろん私や玲子のおしっこも入っているわよ。どう、嬉しい?クラスみんなの、ううん、睦や志津子たちも入れて、私たちみんなの、心のこもったプレゼントよ。」うう、ううう・・・慎治の呻き声が漏れる。そう言えば確かに、今日は何か、礼子さんたちにおしっこ飲まされるのが少し、少なかったような気がしてたけど・・・こんなこと、こんなとこに貯めてたなんて・・・この場を埋め尽くした30人の美少女が二人のボウルに一回ずつ排泄したおしっこ、3リットルを優に超えるその量は、ずしりとした重みを二人の腕に伝えていた。時間がたち、発酵してより濃厚となった尿臭は、いつも飲まされている礼子たちのおしっこの、何十倍も強烈な悪臭となっていた。30人に達する女の子達の悪意と侮蔑がボウルに満ち満ちていた。あうううう、ち、ちくしょうううう、みんなして、みんなして僕のことをバカにしやがって!!!汚辱のボウルを礼子目掛けて投げつけてやりたかった。富美代にもその中身をぶちまけてやりたかった。だがそんなこと、出来よう筈がない。ち、畜生・・・飲めば・・・いいんでしょう・・・だが礼子の責めが、それほど単純な訳がない。
「慎治、覚悟はできた?だけどね、物事には順番っていうものがあるわ。最期の晩餐、召し上がる前に、最後の仕上げをしてあげる。」「そ、そんな・・・し、仕上げって・・・」礼子の満面に、冷酷な笑いが広がる。「おしっこブレンドだけだなんて寂しいでしょう?トッピングしてあげる。」跪かせた慎治の前に礼子が、信次の前には玲子が仁王立ちになる。「さあ、だーいすきな、唾トッピングよ、ペッ!」口中一杯に貯めた唾をボウルにピチャッと吐き込んだ。黄色い液体の真ん中に、白い泡の島が浮かぶ。「アハハハハッ!私からの餞別よ、いい便器になるのよ、ペッ!」続いて満面に優越と侮蔑を浮かべながら、鼻先に思いっ切り唾を吐き掛けた。ピチャッと炸裂した唾が顔を伝う。それを拭う暇すらなく、富美代が立ちはだかる。「ウフフフフ、さようなら慎治、ペッ、ペッ!」富美代の唾がボウルと額に吐き掛けられる。そして和枝、陽子・・・次々とクラスメートが別れの唾を吐き掛けていく。女の子の唾、毎日毎日吐き掛けられているが、それは決して慣れることのできない、汚辱と屈辱の象徴だった。得意げに立ちはだかる女の子の唇から吐き出される唾、その唾が自分に飛んでくるのを為す術もなく見つめる自分。この上ない屈辱、身悶えるほどの屈辱だ。それを30人に、クラスメート全員に、合気道部・空手部の同期の女の子全員にやられるのだ。例えようもないほどの屈辱だ。
吐き掛けられた唾は、それでお役御免ではなかった。ボウルに吐き込まれた唾はあちこちで白い島となっていたが、やがてその島と島は触れ合いつながり、一つの巨大な大陸と化していく。顔に吐き掛けられた唾も、顎を伝ってボウルに流れ込んでいく。毎日毎日吐き掛けられる唾、毎日毎日繰り返し繰り返し刻みつけられる恥辱、増殖しマグマのように溜まり膨れ上がっていく慎治たちのトラウマの象徴であるかのように、唾の大陸は意志のある生き物のように成長していく。最後の一人、慎治のボウルには玲子が、信次には礼子が唾を吐き込んだ時、二人のボウルは一面、白く泡立つ唾に覆い隠されていた。透明なボウル越に見える、黄褐色のおしっこの表面だけが白く覆われ、一見ビールみたいだった。だがその液体はビールなどとは比べるべくもない、屈辱のみを味合わせる汚辱の液体だった。震える手で大量のおしっこを捧げ持ち、恐怖と屈辱とやり場の無い怒りに全身を痙攣させる慎治。そんな慎治を見下ろす時間こそ、礼子がこよなく愛する一時だ。そんな慎治を更なる地獄に突き落とす、自分のたった一言、それだけで鞭も何も使わず、言葉すら荒げずに他人を地獄に突き落とせる。堪らない優越感を満喫できる瞬間だ。礼子の苛め心が青白い炎をあげて燃え上がる。
「さあ慎治、最期の晩餐、心逝くまで召し上がれ。ウフフフフ、私たちみんなが、心をこめて作ってあげた晩餐だからね、一滴残さず飲み干すのよ。」ひ、ひどい、あんまりだ・・・泣きながら二人はボウルを傾けていく。一センチまた一センチ、汚辱のおしっこが近付くたびに、臭いがきつくなる。やがてビチャッと唇が触れた。ううう冷たい・・・未だ3月、暖房も無いトイレは肌寒さが残る。そこで排泄された最初のおしっこは、既に7時間以上も冷気に晒されているのだ、冷水のように冷たい。それでいて、臭いはいつも飲まされているおしっこ、口に直接注がれるおしっこより遥かにきつかった。発酵し饐えた臭いと強烈なアンモニア臭、いかにも体に悪そうな臭いだ。誰のおしっこなのかもわからないその液体を、必死で一口目を飲み込む。ゴグッ・・・唾とおしっこが体に流れ込んでくる。冷え切った臭い液体が喉を伝い胃に流れ込んでいく。う、うう、ううう・・・ま、まずい・・・まずいいいいい・・・グビッグビッゴグッ・・・慎治は必死で飲み続けた。だが30人分のおしっこは半端な量ではない。飲んでも飲んでも減らない。半分も飲めないうちに、慎治の腹は膨れ上がっていた。「ぐふぃいいい、もう・・・飲めないよう・・・」「あら慎治、そんなこと言うの?私たちが心を込めて用意してあげた最期の晩餐が、美味しくないとでも言うの?どういうつもりなのかしら、?あ、そうか、冷めちゃって飲みにくいのね。じゃあ飲みやすいようにあっためてあげようか?これから私たちみんなで、追加のおしっこ入れて温めてあげようか?」ひいいいいっ、そんな追加だなんて、お腹が破裂しちゃうううううう!口にホースを突っ込まれるカエルのように、おしっこでお腹を破裂させられのた打ち回る自分の姿がリアルに浮かぶ。「い、いやあああああっ、の、飲みます飲みますううう!」二人は必死で飲み続けた。腹はパンパンに膨れ上がり、喉までおしっこが込み上がってくるようだ。3リットルのおしっこ一気、屈辱を味あわせるというレベルを遥かに超え、水責め拷問に近いほどの苦しさだ。舌も喉も、口の中全てが、味覚と嗅覚全てが、クラスメートのおしっこに染め尽くされていく。20分近い時間をかけ、死ぬ思いで二人は漸く、汚辱の液体を飲み干した。

「キャハハハハッ!」「飲んだ飲んだ、よく飲み干したわね!」「さっすがお便器!」歓声がトイレに響く。満足そうに見ていた礼子の瞳が悪戯っぽく輝く。「よしよし慎治、いい子で飲んだから、ご褒美あげる。大丈夫、痛くも何ともないからさ。」つかつかと隅の掃除用具入れに近づいた礼子は、中からモップを取り出した。昼休みに掃除に使われたモップは、絞られてはいるもののまだまだ相当に湿気ている。よしよし、いい感じじゃない。生贄のもとに戻った礼子が命じる。「慎治、みんなの唾が未だ乾いてないわね。ご褒美に拭いてあげる。そこに寝なさい。」え、こ、ここトイレ、トイレだよ・・・慎治が言うまもなく、肩を突かれ床に仰向けに寝かされる怯える慎治を跨ぎ、礼子が仁王立ちになる。「ウフフフ慎治、きれいにしてあげるね。」ペチャッ、モップの穂先が慎治の顔面を捉える。「いぎいいいいいっっっ」押し殺した悲鳴が漏れた。生乾きのモップは使い古された雑巾の臭い、雑菌たっぷりの悪臭と不快感たっぷりの冷たさで慎治の顔面を穢していく。「あうっあううううっ、く、ぐざいいいいいいっ!」「アハハハハハッ!何言ってるのよ慎治、唾拭いてあげてるんじゃない、感謝してよ!ほら、ほらっ!ほらほらほらっ!」笑いながら礼子は慎治の顔を蹂躙し続けた。「礼子、これもあるわよ!」振り向くと玲子が、先端に黒い吸盤型のゴムがついた棒を差し出していた。「トイレ掃除だったら、やっぱこれでしょう?」「あっ、キュッポンだ!」そう、玲子が差し出したのはトイレ掃除の代名詞とも言うべき道具、便器の詰まりを除去するための用具だった。トイレ掃除専用の、トイレでしか使われない清掃具、まさに慎治を苛めるに相応しい責め具だった。
「さっすが玲子、気が利くジャン!」キュッポンを受け取った礼子は、先端のゴムを慎治の顔面に押し付ける。「あうっあうううう、や、やめてそれだけは・・・お願い、僕の、僕の顔は・・・便器じゃないいいい・・・」ゾクゾクする興奮に礼子は上気していた。「アハハハハッ!何バカ言ってるのよ慎治、慎治は私の・・・便器に決まってるでしょう!ほらっ、ほーらほらほらほらっ!」グッと体重を腕にかけ、続いて引っ張りあげる。ギュッと空気がゴム吸盤から抜ける音、続いてポンッとゴムが戻り、空気が入る音が響いた。「キャハハハハハッ!聞こえた聞こえた!」「いったよね、キュッポンッていってるよね!」歓声が響いた。興奮しきった礼子は何度も何度も吸盤を押し付けては引き抜き続けた。キュッ、ポンッ、ギュッ、ポンッ慎治の顔が愉快な音を立てる。「ひっひいっひいいいいいいっ!」顔面をトイレ掃除される、凄まじい屈辱に慎治は情けない悲鳴を上げ続けた。続いて信次の顔面も、玲子の手でトイレ掃除されていく。屈辱の掃除タイムが終った時、二人の顔面にはくっきりと赤い輪が刻まれていた。
「ああもう最高!じゃあさ、そろそろ記念撮影させてよ、慎治が礼子のお便器になってるとこをさ!」カメラを構えた富美代が弾んだ声をあげた。「いいよ、じゃあ・・・まずはこうかな?」呆然としている慎治の顔を跨ぎ、礼子は悠然としゃがみこんだ。慎治の視界全てが礼子の紺のスカートに覆いつくされる。「ウフフフフ、明日はたっぷりとこうしてあげるからね!」組み敷く者と組み敷かれる者、強烈な構図に皆のシャッターが次々と鳴る。「OK,じゃあ次のポーズよ!」慎治を正座させ直ぐ前に後ろ向きに立ち、礼子は命じた。「慎治、お尻にキスしてよ。」くうううう、そこまで・・・止まるところを知らない礼子の恥辱責めに泣きながら、慎治は礼子のスカートに、尻の割れ目を探るように顔を押し付けた。「なーによ慎治ったら!礼子のお尻の匂い嗅いでるみたい!」朝子が手を叩いて笑っていた。「もう慎治ったら!それってセクハラよ!」富美代も笑っている。「ほんとよねえ。慎治ったら変態なんだからもう!そんなに私のお尻が好きなの?」礼子は残酷な笑いを慎治に浴びせかける。早く答えてよね、私を喜ばせる答えをね。慎治にもその意は分かる。分かるだけに・・・悔しい。はらわたが煮えくり返る思いで答えた。「は、はい・・・好き、です・・・礼子さんの・・・お尻が・・・大好き・・・です・・・」ドハアッ!トイレが大爆笑に包まれた。「アッハッハッハッハッ!そんなにお尻が好きなの、よーし、じゃあ今日は慎治の人生最期の日だし、特別大サービスで、慎治のだーいすきなこと、させてあげる!」
ツッとスカートの後ろ裾をめくると、礼子は慎治の頭を自分のスカートの中に招き寄せた。「あうっ!」スカートの中、薄暗い空間で慎治は礼子の純白のパンティ、その肛門の部分に正確に鼻を埋めさせられた。「グウップフウウウウウッ!」押しつぶされた、ブタのような悲鳴が響く。「アハハハハッ!ブタちゃんブタちゃん、私のお尻に埋まって幸せだね!」
嘲りの中、慎治はあの匂いをたっぷりと嗅がされていた。濃厚な、生命力に満ち溢れた匂い、オスの本能を掻き立てるその芳香は慎治にとって、恐怖と苦痛の記憶に直結する香りだ。窒息責めの時、おしっこ責めの時にたっぷりと嗅がされるあの匂い、礼子の花芯が、しとど濡れ興奮しきった秘所が発する芳香だ。礼子さん・・・興奮してる、僕を苛めて、こんなに辱めて・・・楽しんでる、心の底から楽しんで・・・興奮してる・・・ひ、ひどい、ひどすぎるよ・・・自分が気持ちよくなるために、ぼくをここまで・・・苛めるなんて!!!スカートの中、慎治は肩を震わせながら涙をボロボロと溢していた。
礼子の全身は、慎治の精神を徹底的に陵辱する快感に沸き立っていた。まだよ慎治、こんな30人掛かりの苛めなんて滅多にセットできないんだからさ、まだまだ許してあげない。一生の記念を刻んであげるからね。両手をあげてはしゃぐクラスメートを鎮めると、礼子は弾んだ声で提案した。「よーしみんな、折角だからさ、一人一人記念撮影しとこう!こうやってグッドガール・コレクションでさ!」言い終わると同時に礼子は両足を揃えて慎治の顔面に飛び乗った。「グッギュウッ」礼子の全体重を顔面にかけられた慎治の悲鳴が漏れる。踏まれた鼻や額も勿論痛い、だが硬いコンクリートに直に横たわっている後頭部はもっと痛い。くるみ割りのように、今にも頭がパキャッと音を立てて砕けてしまいそうだ。この上なく魅力的な笑顔でピースサインを作る礼子に、次々とシャッターが切られる。続いて富美代が乗りピッとサインを極める。そして和枝以下が続く。礼子たち以外は流石に乗り慣れていないため、横に立った礼子の手を片手でつないでバランスを保つが、それでも全員楽しそうに思い思いのポーズを極めて記念撮影を楽しむ。そして最後の二人、朝子と玲子、顔面に乗り慣れた二人が見事なポーズを極めた。全員が一巡し次の生け贄は・・・信次だ。
必死で自分に累が及ばないように祈っていた信次の儚い願いは、いとも簡単に踏み躙られる。「ウフフフフ信次,お・ま・た・せ、次は・・・信次の番よ。」頬を踏み躙りながら玲子が笑う。「慎治と同じポーズじゃ、踏み台君としても芸が無くて寂しいでしょう?ポーズを変えてあげる。」玲子は笑いながら胸に右足を乗せ、片足で立ち上がるとすかさず左足で口から鼻を踏み潰した。顔と体への仁王立ち、まさに踏む者と踏まれる者との対比だ。足の下でもがく信次を楽しみながら、悠然と顔をあげた玲子がピッと伸ばした左手の親指をあげた。「アハハハハいいじゃん玲子、こっちのポーズも楽しいよね!」はしゃぎながら朝子が続く。そして真弓以下も思い思いのポーズを極めた。両足を開く分バランスが取り易く、普段顔面に乗り慣れないクラスメートでもこのポーズなら、支えてもらわないでもしっかりと乗れた。顔と体に体重が分散される分、苦痛だけは信次の方が未だ軽い。だがその分、信次は自分の顔に、体にクラスメートが仁王立ちになるのを真下から仰ぎ見さされていた。次々と女の子の白い上履きが顔面を蹂躙していく。誰一人、可哀想だとも気の毒にとも思わずに、嬉々として顔を、胸を踏み付け楽しそうにポーズを取る。真下からだから、時折踏み躙るクラスメートのスカートの中が垣間見える。だが誰一人として、それを恥じらいもしないし気にもしない。当然のことだ、パンティを見られて恥ずかしい、と思うのは、相手が自分と同じ人間の場合だけだ。足元を這う虫けらが何を見ているかなど、気になるわけがない。そう思われているのが、信次にもよくわかる。苦痛に少し余裕がある分、余計にこの屈辱は身にしみる。その屈辱に泣きながら踏み躙られドアマットと化した我が身の運命をのろい続けていた。
苦痛と屈辱のミックスジュースだった。乗られる時降りられる時、ゴリゴリと頭をコンクリートに擦り付けられ、酷い痛みだ。乗られている時の、割れるような頭の痛さも耐え難い。だがそれでも・・・それでも慎治たちは必死で耐えていた。それしかできない、それしかできないのだ。動けば、誰か一人でも落とせば礼子さんたちに酷い罰を与えられる、血が出るまで鞭打たれる・・・何も言われなくとも明らかな現実。涙を流しながら、この地獄に耐えるしかなかった。聖華の美少女たちが満足するまで、次の責めに移ってくれるまで・・・30人、気の遠くなるような踏み躙りが漸く終った時、二人の顔は無残に腫れ上がっていた。

ハアッハアッハアアアアッ、礼子が興奮の熱い吐息を漏らした。玲子の大きな瞳も快感に潤っている。富美代の色白の頬もほんのりと紅潮し、朝子の蠱惑的な唇もしっとりと濡れていた。ああ最高、最高のパーティーね。慎治、もう処刑された気分でしょう?もう・・・これ以上の辱めなんて、考えようがないでしょう?だけど・・・まだまだこれは前夜祭、本番は・・・私の便器になるのは・・・明日なんだからね!満足しきった表情で、四人の女神は頷きあった。よーし、じゃあもう遅いし、今日はそろそろ締めにしようか!「よーし、じゃあみんな、そろそろ仕上げと逝こう!」パンパンッと礼子が手を叩いた。仕上げ?どうするのかな、未だ人間の慎治たちとの最期のお別れ、どんな締めにするのかな。期待の眼差しが礼子に集中する。「仕上げは勿論・・・唾よ。でもいつもと同じように顔に吐き掛けるだけじゃ物足りないでしょう?今日は折角30人もいるんだし、一つ豪勢に行こうよ!みんな二人の周りに並んで。」慎治たちを互い違いに、仰向けに寝かせると礼子は、二人の周りにぐるりと円を作って取り囲んだ。
「さあどうするか、分かるかな?そう、今日は顔だけじゃなくて体にも、頭の天辺から爪先まで、全身隈なく唾を吐き掛けてやろうよ!これだけ沢山いるんだもん、唾の雨を降らせてあげる。ウフフフフ、そう二人とも全身唾塗れの・・・唾人形にしてやろう!」キヤハハッ、楽しそう!歓声があがる。「さあいいみんな、じゃあいっくよおっ、ペッ!」ペッベップッデュッブップウッペッベップッデュッブップウッ・・・無数の唾を吐く音が響く。幾つもの唾吐き音が重なり連なり、狂想曲を奏でる。ベチャピチャビチャペチャッ・・・二人の顔に胸に腹に脚に腕に、間断なく唾が降り注ぐ。唾を吐き慣れたクラスメートたちは二人を取り囲んだまま巧みに唾を吐きかける。わざわざ顔を慎治たちの体の上に差し出す必要などない。思う存分狙った場所に吐き掛ける。真上を向かされた二人には、責め手のクラスメートの顔を仰ぎ見ることすら殆どできない。唾で白く塗り潰された視界に映るものはたった一つ、唾だけ。ただただ唾、それだけしか映らない。後から後から間断なく降り注ぐ。右から左から上から下から、360度全方位から隈なく降り注ぐ。裸にされているため、顔だけではなく胸も腹も脚も腕も、全身の皮膚が唾に蹂躙されていくのを、延々と味合わされる。カアッンッンンンッケホッウ、ウンッ、痰を切って吐き掛けるクラスメートもいる。ベトッピトッダラッヌルッ・・・全身を覆う唾は生き物のように動き、全身のあちこちに池と川をつくって流れ貯まる。
「アッアフッヒッ・・・」微かな悲鳴を上げることすらままならない。僅かでも口をあければ、そこにすかさず誰かの唾が着弾する。あ、ああ、あああああ・・・先ほどおしっこと共に大量に飲まされた唾、そして今全身を覆う唾。二人の体の中から外から、クラスメートの唾が責め立てる。息をすることすらままならない。鼻の下に溜まった唾を半ば吸い込むかのようにしか、呼吸すらできない。口をほんの半開きにしてしか、空気は入ってこない。集中豪雨のような唾、全身の皮膚を責め苛む唾が、まるで強力な溶解液のようだ。魔鬼雨、身も心も全てをどろどろに溶かし蹂躙しつくす魔鬼雨のように、唾は際限なく降り注ぎ二人を辱める。礼子富美代玲子朝子を始めとするクラスメートたち、殆どは難関の入試と厳しい顔採用をパスした、才色兼備の美少女たちだ。知性と美貌の両方に恵まれ、十分な経済力のある両親に大事に育てられた品の良い美少女たち。普通であれば唾を吐くことなど、考え付きもしない美少女たち。その美少女たちが唾の雨を降らせているのだ。侮蔑と優越感と、そして単純明快な快感と。はしゃぎながらおおいに唾吐きを楽しんでいる。その下で限りなく惨めな自分。惨め、余りにも惨めだ。そしてこの場を支配しているのは紛れもなく礼子たち、残酷な四人の女神だ。様々な苛めの中でもことさら唾責めが大好きな女神たち。その女神が指揮する唾地獄。放射能まみれの黒い雨よりも人間を無残に腐らせる、地獄の白い雨だ。おそらくどんな惨めな苛められっ子よりも多く、一生を通じてでもこれだけの唾を吐き掛けられた人間など、およそこの世にいないだろうと思うほど、それ程の凄まじい量の唾を吐き掛けられているのだ。まさに人間廃業する二人、うんちを食べさせられ人間便器に貶められる二人に相応しい、最期の別れの責めだった。率先して唾を吐き掛け続けていた礼子の涼しげな美貌にも、漸く満足の笑顔が浮かんできた。「よーし、止めの一撃行こう!」全員がクチュクチュと唇を動かし、唾を溜める。「せーの、ベッ!ペッ!」最大量の唾がビチャベチャビチャッと二人の顔に降り注ぐ。
やったね、と満足し興奮したクラスメートを見回した礼子が命じた。「よし、二人とも、立っていいわよ。」漸くの許しに、慎治たちはフラフラと立ち上がった。頭の天辺から爪先まで、全身どこも隈なく唾塗れだ。顔を体を最早誰が吐き掛けたとも分からぬ唾が伝い、滴っている。「アハハハハッ!慎治ったらもう全身唾だらけじゃない、怪人唾男、かしら?」嘲る礼子、「いいね、怪奇唾人間、なんてのもどう?」玲子も笑っている。「もう、二人とも怪人だ怪奇だ、て可哀想よ。せめて可愛く、唾人形、位にしたら?」富美代も笑っている。「あははははっ、そうねその方が未だ信次も嬉しいんじゃない?唾的君とかさ。」朝子も楽しげに笑っていた。嘲りと興奮の笑い、満足しきった30人の女の子、クラスメートの輪の中で、たった二人の男は肩を震わせながら、その卑屈な精神を象徴するかのように全身を小さくすぼめて泣いていた。パンパン、と礼子が手を叩いた。「よーしみんな、今日はここまで、そろそろ帰ろう。それと」哀れな死刑囚に、ゾクリとするような冷笑を投げかける。「二人とも明日は、いつもより集合時間、少し早めよ。9時に集合。ウフフフフ、遅れずに来るのよ。私たちの・・・うんちを食べるためにね!」ドッと女子トイレが沸き立った。そう、今日はあくまで前夜祭、死刑囚への最期の晩餐に過ぎないのだ。本番は、本当の責め苦は未だ始まってもいないのだった。